しかし‼️先に宣言をしておきます‼️自分はミッドナイトを死なせはしない‼️
なぜなら、ライダーがいるから‼️
体育祭後の朝
雄英体育祭が終わり、振替休日を使って体の疲れを取った翌日。いつものように通学するつもりだったが、雨模様だったためバスで行くことにした。バスに乗っていると何故か多くの視線を感じたが気のせいだと思っていたが、
「雄英の緑谷君だよね?」
出久「え?」
「優勝おめでとう‼️素晴らしかったよ‼️」
「俺も観ていて興奮したよ‼️君を見てると若い頃を思い出すなぁ。」
出久「あっ、あの…」
「何よりヒーローとして周りの生徒達も助けながら競技に参加して1位通過なんてすごいじゃないか‼️君なら立派なヒーローになれるよ‼️」
『頑張れ‼️ヒーロー科‼️』
出久「は、はい‼️」
バスに乗っている間いろんな人達から声をかけられ、体育祭優勝を祝ってくれた。すごく嬉しいけど、なにより嬉しかったのは“立派なヒーローになれる”と言われたことだ。
バスから降りると少し雨が降ってきたので、家を出るときに母さんに渡された傘をさして学校へ向かう。
天哉「おはよう緑谷君‼️」
出久「飯田君、おはよう…って、カッパに長靴⁉️」
天哉「ヒーローたるもの、天候を利用して体を鍛えるのも必要だ‼️先に行ってるよ‼️」
僕に挨拶をした後飯田君は足早に学校へ向かっていってしまった。普段ならそのまま色んな話をしながら学校に向かうのだが、
心操「…あれは追い詰められてるな。」
出久「あっ、心操君おはよう。」
心操「おはよう緑谷。」
飯田君の走り去るのを見送った後、心操君がやってきた。それに心操君の言葉は…、やっぱり理解しているんだろう。
心操「ニュースにも載ってたからな。“ヒーロー殺し”。」
“ヒーロー殺し”
最近話題になっている存在だ。夜の時間を狙ってヒーローを襲う。敵だけでなく、ヒーローも狙われ再起不能にされた者もいるという。
心操「インゲニウムがヒーロー殺しに襲われたのが体育祭の前日の夜、運ばれた時には応急処置も終わっていたらしいがしばらくは活動自粛らしいしな。」
出久「うん。飯田君、憧れのお兄さんがヒーロー殺しに襲われたから落ち着かないんだろうね。それに…」
心操「…眼鏡越しでも分かったよ。アイツのあの目、“個性を認めてもらえなかったときの俺の目”だ。」
個性を認めてもらえず、周りの全てに嫌悪感を抱いていた頃の心操君は、いつもの何かを恨むような目付きをしていたらしい。それでも僕と知り合えたことで、自信をもてるようになったって。
心操「緑谷、もしかしたら飯田を助けられるのはお前かもしれない。俺を認めて助けてくれたときみたいに。」
出久「心操君…。」
心操「お前は同年代の俺達の誰よりも多くの経験をしてるんだ。きっとお前なら出来るさ、お前は俺の“ヒーロー”なんだからな。」
心操君はそう言って僕の肩に手を置いた。こういう時、やっぱり友達の言葉は力になる。
出久「うん‼️頑張ってみるよ‼️」
心操「ああ、俺に出来ることがあったら教えてくれ。」
出久「ありがとう、頼りにしてるよ。そういえば、心操君はどうだった?やっぱり声掛けられた?」
心操「小学生とか年下に声掛けられたな。“僕もヒーロー向きの個性じゃないけど、貴方が頑張る姿をみてまた頑張ろうと思います”ってさ。」
出久「すごいじゃないか‼️僕はね…」
心操「へぇ…」
その後は通学途中にあったことを話ながら一緒に学校へ向かった。
切島「途中から聴いたから詳しくは分からんが、熱い漢の友情を感じる‼️」(泣)
徹鐵「分かる‼️分かるぞ切島ァ‼️」(泣)
後から来た切島君と教室に向かう徹鐵君を見たとき、2人とも目が赤かったんだけどどうしたんだろうか?
本当はヒーロー名まで行きたかったんですが、お待たせしていたので投稿させていただきました