個性:『ゴースト』   作:ゲイツ幻夢アーマー

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保須事件決着と騒動の黒幕

ライダーワールドの住人であるウォズの助言により、脳無の対処法が分かった出久は新たな眼魂を取り出した。

 

 

スピナー「“対処法が分かった”というが少年、あの脳無は操真晴希(指輪の少年)の力を元にして生まれたのだろう?」

 

 

E「ウィザードの力で倒すというのは理解したが、その元となっているウィザードの力が使えんのであれば対処は出来んぞ。俺の炎も効果が無いようだからな。」

 

 

ただの脳無であるのなら、エンデヴァーだけで対処できただろうが、相手は仮面ライダーウィザードの力を持つ

 

“アナザーライダー”

 

そしてウォズの話が正しければ、アナザーライダーは素になったライダーの力でしか現状倒せない。晴希がそのウィザードの力を失っている状態では何も対処法がない。だが…

 

 

“対処法があれば”話はかわる。

 

 

出久は話を聞きながら取り出した眼魂を起動し、ドライバーにセットする。

 

 

GD『アーイ』

 

 

『バッチリミナー!!バッチリミナー!!バッチリミナー!!バッチリミナー‼』

 

 

ドライバーから待機音が流れ、同時にパーカーゴーストが出現する。しかし、今まで見てきたパーカーゴーストに比べると、パーカーよりコートに近い。黒を基調とし、ルビーのような装飾を付けているパーカーゴーストは空中でポーズを取るとその横にウィザードの幻影が並ぶ。

 

 

 

 

 

 

【サバトの儀式】

 

とある男が亡くなってしまった一人娘を生き返らせるために行ったこれは、ある日大量の行方不明者を出した。しかし死んだ娘は蘇らず、記憶を全てなくし儀式に生き残り後の“指輪の魔法使い”と呼ばれる青年に託された。

青年は守り戦った。儀式により生まれた怪物“ファントム”を倒すため、彼女を守るため、そして

 

 

 

   絶望を希望に変えるために

 

 

出久「いくよ晴君!(いきますよ晴人師匠!)」

 

 

晴希「あぁ!思いっきり行け!(力を貸して父さん!)」

 

 

GD『開眼!ウィザード!』

 

『指輪の魔法!最後の希望!』

 

 

パーカーゴーストが憑依し、出久は仮面ライダーゴースト“ウィザード魂”にゴーストチェンジする。

 

 

 

飯田「緑谷君の姿が!」

 

 

轟「操真と同じに…!」

 

 

ステイン「これは…」

 

 

スピナー「おぉ…」

 

 

E「直で見るのでは圧が違う、それに体育祭でみせたものとは異なる姿か。」

 

出久は真っ直ぐ脳無を見つめ、察した晴希は出久の隣に並び共にあの台詞を言い放つ。

 

 

 

出・晴『さぁ、ショータイムだ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出久の言葉を皮切りに脳無とゴーストの対決が始まった。脳無の戦闘スタイルはウィザードの力を有しているといっても力のゴリ押しスタイル、それに対しゴーストは自身の浮遊力やウィザードのトリッキーな動きで脳無を翻弄していくスタイル。

似たような力を持っているが戦闘スタイルはまるで逆。時折魔法を使う脳無だが、それもゴーストの動きで紙一重に躱されてしまう。

 

飯田「相手が緑谷君だけだと思うなっ!」

 

 

ステイン「少年にだけ負担は掛けさせん!」

 

そしてゴーストばかりに気を取られていると、飯田とステインの瞬足組の攻撃を受ける。

 

脳無は反撃をしようとするも

 

 

轟「やらせるか!」

 

 

スピナー「ステイン達に手を出すな!」

 

 

轟の氷結とスピナーのナイフが遠距離から妨害し

 

 

E「ふんッ!」

 

 

出久「ハァッ!」

 

 

エンデヴァーの炎と出久の追撃が直撃する。

 

 

このヒットアンドアウェイの繰り返しを喰らい続け、脳無の活動時間が限界に近付いてきていた。

 

 

出久「これでフィナーレだ!」

 

 

GD『大開眼!オメガドライブ!』

 

 

出久は距離を取りロンダードを行い必殺技の態勢に入る。

 

 

出久「はぁぁぁぁぁっ!でりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

高く跳躍し脳無にキックが決まる瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界が停止した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出久を含めたその場にいる者たちの身体にノイズが走り、キックの体勢の状態で空中で停滞した出久、サポートに入っていたヒーローやヴィジランテ、とどめを刺されそうになっている脳無でさえ世界が止まっていたのだ。

 

 

 

 

 

“意識を残して”

 

 

 

 

出久「こ、これは…」

 

 

E「な、何が…」

 

 

意識ははっきりしているが動けない者と意識さえも停止している者がおり、意識を保てているのは出久と晴希、エンデヴァーにステインであり、飯田と轟、そしてスピナーは完全に停止している。

 

晴希「体が…動かない…⁉」 

 

 

ステイン「どういうことだ…⁉」

 

 

スウォルツ「ほお、意識を保てているのか。お前達は中々見どころがあるようだな。」

 

 

動揺している出久達の前に、同じく停止しているAW脳無の前にスウォルツが現れる。そして時間停止という中でも意識を持っている出久達に興味を示していた。

 

 

E「き、貴様は何者だ⁉」

 

 

スウォルツ「今の俺は気分がいいから特別に答えてやろう。

 

      俺の名はスウォルツ 

 

       いずれこの世界を統べる者だ。」

 

 

そう言うとスウォルツはAW脳無に近づき、AW脳無の身体に手を入れる。

 

『ッ⁉』

 

出久達の驚愕をよそにスウォルツは脳無からアナザーライドウォッチを引き抜く。

 

 

スウォルツ「この世界のヒーロー達ではアナザーライダー“達”には勝てないと思っていたが、まさかゴーストがいるとは予想外だったな。だがたとえライダーがいたとしてもこの世界を手に入れる計画に支障はない。それに簡単に手に入る世界など面白みもないからな。そこの少年のウィザードの能力は戻しておこう。亅

 

 

そう言い放つと、スウォルツは脳無から抜き取ったアナザーライドウォッチを握り潰した。

 

 

すると晴希の腰と指にウィザードライバーとウィザードリングが再び現れた。

 

スウォルツは晴希にウィザードの力が戻った事を確認すると、アナザーウィザードウォッチを出現させ、出久達が驚愕の中それを目の当たりにしているのを他所に、ウォッチを懐にしまった。

 

 

 

 

 

 

 

スウォルツ「また会おう。この世界の仮面ライダーウィザード、そして仮面ライダーゴースト。

 

 

スウォルツはそういって姿を消すと、

 

 

 

ドォォォォォォォォォォォォォォォン

 

 

再び時間が動き出し出久のライダーキックは脳無に直撃した。

 

 

飯田「やったぞ緑谷くん!!」

 

 

轟「やっぱりすげぇな、お前は」

 

 

スピナー「さすがステインを導いた御方だ。」

 

 

飯田達は勝利を喜んでいたが、出久達はスウォルツという存在に大きな脅威となると戦いの経験から警告音が鳴り響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




錬金術が終わったら今度はお菓子か。
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