個性:『ゴースト』   作:ゲイツ幻夢アーマー

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皆さんの僕アカの二次小説を見るとやっぱり凄いなぁと思います。
オリキャラだして織り混ぜたり、出久を強化したり。
まだまだ勉強しなきゃと思いました。



本編です。


続・個性把握テストと放課後の会話

???「緑谷すげぇな!」

 

???「マジでヒーローみたいじゃねぇか!」

 

???「変身ということは、発動型の個性なのか?」

 

皆の所に戻ると、僕の元に皆が一気に押し寄せてきた。

 

出久「ちょ、ちょっと待って!」

 

さすがに動揺していると

 

相澤「うるせぇぞお前ら!全員除籍になりたいのか‼️」

 

全員『……』

 

相澤先生の一喝で、皆一気に静かになった。

 

相澤「緑谷に聞きたいことがある奴は後にしろ、今はテスト中だ。次に行くぞ。」

 

そして、そのまま次のテストに移った。

ちなみに、次の種目になる前にオレ魂に眼魂チェンジしといた。

 

 

ここからダイジェスト

 

 

50m走 

 

相澤「記録、3.5秒」

 

???「緑谷はえええ!!」

 

???「走りづらそうな格好なのにな。」

 

飯田「ギリギリ勝てた……」

 

 

 

立ち幅跳び

 

 

 

相澤「記録、測定不能!」

 

???「うおおお!跳びすぎだろあいつ!!」

 

???「跳びすぎというか、あれは飛んでませんか?」

 

???「飛んでるというか、浮いてない?」

 

測定不能で一位。

 

 

握力

 

 

相澤「記録、測定不能!」

 

???「何事もないかのように目盛りを振り切ったな…」

 

???「見ろ!握力計が変形しちまって使い物にならなくなってる!!」

 

ライダーの握力は、トン単位なのだ

 

 

反復横跳び

 

 

相澤「記録、88回」

 

???「緑谷のやつ足着いてたか⁉️」

 

???「若干地面が陥没してる‼️」

 

ライダーはキック技が多いので、脚力は大事

 

 

上体起こし

 

相澤「記録、88回」

 

???「大丈夫か、障子」

 

障子「全ての手で押さえたのに、吹き飛ばされそうになった……」

 

???「切島君の硬化なら大丈夫だったんじゃない?」

 

切島「いや無理だろ。」

 

 

 

長座体前屈

 

 

相澤「記録、88cm」

 

???「また88だ…」

 

???「同じように数字だね…」

 

???「記録揃えられるんだから…逆にすげえよ。」

 

 

 

持久走

 

 

 

出久「はぁーーーーーーーーーッ‼️」

 

爆豪「クソがーーーーーーーーーッ‼️」

 

飯田「ウオーーーーーーーーーーッ‼️」

 

???「…ハァハァ…ハァハァ…なんで、あの三人…張り合ってんだ?」

 

???「ハァハァ…知らねぇ…ハァハァ」

 

僕、かっちゃん、飯田君の順番でゴール。

 

これで全てのテストが終わった。

 

相澤「んじゃ結果発表するか。まず、お前らの除籍は無しな。合理的に見て問題ないだろ。」

 

僕らの頑張りを見て、相澤先生は除籍を取り止めてくれた。

 

???「あれは冗談ではなかったんですか⁉️」

 

相澤「俺は冗談は言わんぞ。」

 

女子生徒“八百万百さん”は除籍が冗談だと思っていたらしい。あれは冗談じゃなかった。本気の目だった。

 

相澤「んじゃ峰田、お前の個性の“モギモギ”片付けるぞ。」

 

峰田「は、はい」

 

相澤先生に言われ、峰田君がモギモギの実を片付けようとすると、地面に付いていた実が相澤先生の手であっという間に取れた。

 

峰田「あれ?オイラのモギモギ、他の人じゃ手にくっついて取れねぇのに。」

 

出久「えっ?」

 

その言葉を聞いて、僕は改めて相澤先生を見る。“首に掛けたゴーグル”、“個性を消すような個性”、“ヒーロー特集で見たことのないヒーロー”……

 

出久「あっ、そうか‼️」

 

全員『⁉️』

 

突然大きな声を上げた僕に、クラスメイトの視線が集中する。

 

切島「どうした、緑谷?」

 

???「なんかあったのか?」

 

硬化の“個性”を持った切島鋭児郎君とテープの“個性”を持った瀨呂範太君が話しかけてきた。

 

出久「思い出したよ!相澤先生の個性は“抹消”!個性を消す個性、“抹消ヒーローのイレイザーヘッド”だ!」

 

そう、相澤先生のヒーロー名は、“イレイザーヘッド”。

敵の個性を消して、捕縛するヒーローだ。

 

切島「イレイザーヘッド?」

 

瀨呂「聞いたことねぇな。」

 

???「メディア嫌いのヒーローか?」

 

切島君達の後に、“電気”の個性を持つ上鳴電気君が聞いてきた。

 

相澤「そうだ。俺は相手を見て個性を発動させると、相手の個性を消すことができる。まぁ、あんまり闘わないがな。オレ、ドライアイだし。」

 

(((((((((((((((((凄い個性なのに残念すぎる!)))))))))))))))))

 

また、クラス全員の心が1つになった瞬間だった。

 

 

 

教室に戻って、諸々の連絡を受けて帰る支度をしていると

 

徹鐵「おい緑谷!」

 

心操「帰ろうぜ。」

 

徹鐵君と心操君が待っていてくれた。

 

出久「うん、帰ろうか。」

 

飯田「俺も一緒にいいだろうか?」

 

女の子「私もいいかな?」

 

出久「もちろん、いいよ。」

 

飯田君と女の子“麗日お茶子さん”が話し掛けてきて、一緒に帰ることになった。

 

 

 

それぞれの自己紹介を終えて今日の出来事を二人に話す。

 

徹鐵「んな事があったのか。」

 

心操「だから入学式にいなかったのか。」

 

出久「うん、大変だったよ。」

 

飯田「全くだ。」

 

麗日「せやねー。」

 

当事者である僕ら三人は本当に大変だった。最下位だったら除籍だもんなぁ。

 

麗日「そういえば、なんで緑谷君てあだ名が“デク”くんなん?」

 

麗日さんが唐突にあだ名の事を聞いてきた。

 

徹鐵「そういやそうだな。」

 

飯田「俺も気になっていたんだ。」

 

心操「名前の漢字をそういう風に読んだのか?」

 

麗日「あー」

 

僕は、あだ名の意味とこれまでの事を少しだけ話すことにした。

 

出久「…というわけ。」

 

心操「お前、無個性だったのか?」

 

徹鐵「マジかよ⁉️」

 

飯田「しかし、君は変身してじゃないか⁉️」

 

心・徹「「変身⁉️」」

 

麗日「そうやったんや。」

 

四人とも様々な反応をみせた。確かに昔、木偶の坊の“デク”でかっちゃんに付けられたあだ名だ。最初は嫌だったんだよなぁ。

 

麗日「でも、なんか“頑張れ”ってみたいで、私は好きかなぁ。……モチロンチガウイミデモスキヤシ////」

 

出久「デクです‼️」バッ

 

心・徹・飯「「「いいんかい⁉️」」」

 

思わず3人に突っ込まれてしまったが気にしない。このあだ名を前向きに捉えられる事ができたのだから。

 

心操「しかし変身かぁ。」

 

徹鐵「ロマンがあるぜぇ‼️」

 

飯田「うむ。あれは何度見ても興奮するものだな‼️」

 

男子の感想としてはこんな感じなんだろうなぁ。

 

麗日「デク君、テストの時と入試の時と色が違ってたけど?」

 

麗日さんがパーカーの違いを聞いてきた。

 

出久「僕の個性は、相手や状況に応じて戦闘スタイルを変えられるんだ。それに、僕の師匠達が“1つの戦い方に拘ると相手に見抜かれて隙をつかれやすい”って言ってたからね。」

 

麗日「へぇー」

 

麗日さんは僕の説明に納得してくれた。

 

飯田「しかし、緑谷君に戦い方を教えた人達は凄いな!俺も会ってみたいものだ!」

 

心・徹「「俺もだ。」」

 

麗日「私も会ってみたいなぁ!」

 

そんな話をしながら僕らは帰っていた。

またいつか会えるかもしれない師匠達を思い浮かべながら。

 

 

出久「ちなみにこのバイクも変身するときに使えるんだよ。」

 

飯・徹・心・麗「「「「えぇッ⁉️」」」」

 

 

 

ちょっと皆をドッキリさせてみた。

 

 

 




変身すくねぇー

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