Fate/Silverio answer   作:いろはす(*´Д`*)

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やあ、いろはすだよ。
主人公がズタボロだね……これまだ序章なんだぜ? 笑えるだろう?

では、prologue7です。

どうぞー。
あ、後半は「るんたたるんたたるんたたるん♩」を聴きながら読むのをお勧めします。


不滅の光/prologue《7》

 

 

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉおおおっっ!!」

「ッ、本当に人間かね君は! 出鱈目に過ぎるッ!」

 

 超至近距離での戦闘。鋼と鋼が火花を散らして激しくぶつかり合い、軋んだ金切り音が戦場に響く。攻めているのは、生身の人間であるシエルだ。恐ろしく尖った技量と刹那の見切り、それが弓兵の攻撃全てを受け流している。

 

 その姿は血気迫ったもの。

 身体中から血を撒き散らし、弓兵の攻撃を受け流し続けている腕などズタズタに裂けた状態で、骨が軋む音が聞こえて止まない。まだだ、こんなところで止まれない、もっと強く、もっともっともっと! と際限なく成長し続ける様は悍ましいものを感じる。

 

「っぐ、キャスター! 貴様ッ!」

「おいおい、俺を忘れてもらっちゃ困るぜアーチャー!」

 

 横合いから放たれた爆炎、それが直撃する。しかし、弓兵にダメージは見られない。どうやら、咄嗟に投影した宝具で防いだようだ。それに「ちっ、そう簡単に当たらんか」と舌打ちしつつ、次々とルーンを行使して攻撃を続けていく。

 

「面倒な……ッ! 投影開始(トレース・オン)、砕けろォッ!!」

 

 一級品の宝具の剣群をシエルの周囲に展開、さらに一部をクー・フーリンへと勢いよく射出して、それら全てを爆破し内包していた膨大な魔力を暴走させた。

 

 ──壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)。宝具を爆破、内包していた魔力を暴走させて大ダメージを与えるものだ。本来、宝具は英雄の切り札だ。それを自ら放棄するなどあり得ないが、彼の宝具は投影したもの……つまり紛い物。幾ら使い潰しても補填が効くため、遠慮なく切り捨てる事ができる。単純に強力で、初見殺しの一面も持つ技である。

 

 英霊であるクー・フーリンならともかく、普通の人間ならこれで沈むはずだ。しかし、彼は──普通ではなかった。故に、生きているはずだと確信して警戒を怠らない。さらに剣群を撃ち込み、爆破させ続ける。聖杯によるバックアップがある今、魔力消費は気にする事じゃない。

 

「っぐ、それがどうしたァッ!!」

 

 咆哮を上げて回避、回避、回避。

 さらに追撃、剣群を斬り払いながら疾風の如く突き進む。軋む体を気合入れて無理矢理動かし、死にたくなる激痛を根性でもって耐え抜く。前に進むたび骨が砕けるが気にする事じゃない。今はただ、ひたすら前へ。眼前の敵を討ち滅ぼさんが為にッ。

 

「──やはり、来るか。全く、恐ろしいな」

 

 苦笑を零す。

 かつての自分に重ねていたが、それ以上だ。こいつはさらに上を行く異常さだよ、全く面倒なことに。

 

「──ッ!!」

「ふっ、甘いッ!」

 

 心臓を狙った突き、首を断とうと振るわれる横薙ぎ、さらに続けて袈裟斬り。怒涛の連続攻撃を受け流して、横腹を蹴り上げる。骨が砕け、臓物がグチュリと潰れる感触が足に伝わった。致命傷だ、完全に再起不能に陥るものだが───

 

「が、ふッ──()だだッ(・・・)……!」

 

 ───それを上回る気合いと根性で致命傷を耐える。まだ、臓物が幾つか駄目になっただけだ、骨が砕けてバラバラになっただけだ。俺はまだ動ける。なら、ほら、問題ないだろう。

 

「は、狂ってるな……貴様」

「ッ、ぉぉおおっ!!」

 

 刀を振り抜き、弓兵の双剣を弾き飛ばす。その勢いで突進。体を吹き飛ばしながら斬り裂いた、がしかし。

 

「だから、甘いと言っている」

「ァグゥッ!?」

 

 背後からの一撃。それが腹を貫き、足を絡めとり、血の花を咲かせた。目を向けて確認をすると、地面から刀剣が生えている。いつの間にこんな仕掛けを──?

 

「ッ、坊主!!」

「ああ、返すよ。もう死ぬだろうがね」

 

 シエルを貫いていた刀剣を爆破、力が抜け落ちた体を掴み取り、ルーンを宙に踊らせるクー・フーリンへと投擲する。どしゃり、とその体をキャッチして、血の気が引いた。冷たすぎる。血を流し過ぎだ……というかそれ以前に致命傷が多すぎる。弓兵の言う通り、このままでは確実に彼は死ぬだろう。至急治療を施さなければ、すぐに彼は───。

 

「期待違いだ。その少年は、世界を救うに足る器ではない」

「はあっ、お前さん。目が曇ったか? 目だけはいいと俺は思ってたんだがよ……泥に呑まれ、そこまで堕ちたか貴様」

「なんとでも言えよ、キャスター」

「そうかい。なら、言わせてもらうがよ。よく聞け」

「ああ、どの道最期だ。聞いてやろう」

「こいつらを、あまり舐めない方がいいぞ?」

 

 ───ああ、それと言い忘れていたが……上空注意だ。強烈なのが降ってくるぞ(・・・・・・)

 

「なっ、ぐっ、なんだ───ぐぉぉおッ!?」

 

 クー・フーリンから言われた言葉、咄嗟に上空に剣を向け───真後ろ(・・・)から強烈な打撃が叩きつけられた。それを見て、クー・フーリンは声を上げて笑った。

 

「おいおい。敵の言葉に踊らされるなよ? 本当に目が曇ったみてぇだな、お前さん」

「っぐ、クー・フーリンッ! 貴様ッ!!」

 

 受け身を取りながら、着地する。そして状況確認。左腕が折れ、内臓が二つほど潰れたか……やられたな、くそ。

 

「ナイスだ。嬢ちゃん! いい一撃だったぞ!」

「はい! って、し、シエルさんは大丈夫なんですか!?」

 

 背後から一撃を加えた少女──マシュ・キリエライトはクー・フーリンに駆け寄って、抱えられたシエルの顔を覗き込む。苦痛に歪んではいるが、まだ意識もあるようで……傷も徐々に修復されているのが確認出来た。ほうっ、と安堵の息を漏らす。

 

「ぐ、キャスター。大丈夫だ、降ろしてくれ……! まだ、俺は戦える……ッ!」

「バッカだろお前。却下だ、却下。大人しく寝てろ」

「ふ、ふざけるなよ…! この程度で──ッ!? き、貴様、何を、ぐっ、し……た………」

「あ、寝ちゃいました……魔術ですか?」

「おう。こいつも通常なら気合で跳ね除けたんだろうが、満身創痍で死にかけの身じゃ抵抗すんのも難しいだろ。いや、効くまでこんなに時間掛かるとは俺も思わなかったが──こいつやっぱおかしいわ」

「はい。それには同意します」

 

 実は治癒のルーンを刻んだ際、こっそりと催眠を誘う効果を持つルーンを刻んだのだ。止めるにはコレしかなかった為、手荒になったが仕方ない。後で目が覚めたら文句言われるだろうなぁ、とボヤきながら隠れていた立香、オルガマリーにシエルを引き渡して、マシュと共に森の賢者──クー・フーリンは並び立つ。

 

「……無理しないで、と言ったのに」

「所長、こっちへ。離れておきましょう」

 

 シエルを抱えて下がる二人の姿が消えるまで見守り続け、姿が消えた瞬間、眼光鋭く弓兵を睨みつけた。体から闘志が湧き出ているようで、魔力が活性化しているのが見て取れる。

 

「んじゃ、まあ──やりますかぁ!」

「はい! マシュ・キリエライト! シエルさんの分まで頑張って、共に戦います!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そら、喰らいなぁ!」

「ふ、そんな攻撃……!」

 

 炎が舞い、剣が踊る。

 ひらひら、くるくると踊るように戦う姿は演舞のようだ。宙に描かれたルーンが光り輝いて、繰り出される多彩な魔術が戦場を彩る。それら全てを斬り裂き、爆散させるのは弓兵の鋼の剣だ。魔力の嵐が吹き荒れ、思うがままに暴れていた。

 

「せいっ!」

「ッ、ぉおお!!」

 

 クー・フーリンが作り出した隙、そこにすかさず攻撃を仕掛けていくマシュ。巨大な盾、それは振るわれるだけで脅威となる。筋力値が高いサーヴァントなら難なく対処するだろうが、弓兵の筋力値はDだ。優れた技量により対処できない事は無いが、労力をかなり費やしてしまう。

 

「ちぃッ───作動、爆破せよ(スイッチ・オン)ッ!」

「うっ──!?」

 

 マシュの足元を爆破、盾を蹴り上げるように受け流して、その勢いのまま空中に跳び上がる。そしてすぐさま双剣を投擲、爆破しつつ黒弓を投影して矢の連弾を照射。反撃を与えるチャンスを削り取っていく。

 

「ん、逃したか……流石に早いな。足の速さはキャスターになろうが健在か、忌々しい」

 

 剣を背後に連続射出。爆発が連鎖して起こり、土煙が立ち込める中からマシュを抱えたクー・フーリンが飛び出した。それを追うように矢を放つが、全て紙一重で躱されていった。

 少し距離を取った場所にて、ルーンを使い簡易的な結界を生成、そこでマシュを降ろして治癒のルーンと身体強化を施す。

 

「っと、危ねぇ危ねぇ──嬢ちゃん無事か?」

「は、はい。大丈夫です、まだやれます!」

「そいつは重畳。だが、引き際をわきまえて攻めろ。力技で攻めようとするな、相手を機微をよく見て動くんだ。嬢ちゃんなら出来るはずだ。やれるな?」

「っ、了解です!」

 

 ───とはいえ、野郎を殺せるかどうか……手段はあるにはあるが、チャンスがねぇ。どうやら、聖杯のバックアップってヤツが相当強力なものらしい。さっきから魔力をバカスカ使ってやがるのに、減る気配が微塵も見当たらない。羨ましいにもほどがあるな、おい。

 

「一か八か賭けに出るか……ってまぁ、それしかないよな、ったく。セイバーまで、あまり魔力は使いたくなかったんだがねぇ」

「……? クー・フーリンさん? どうしたんですか?」

「おい嬢ちゃん。俺が合図したら、一気に離れて坊主達のところへ行け。んで、そのままセイバーのところへ向かうんだ」

「え、で、ですが……!」

「心配すんな。必ず奴は倒す、安心してな。だから、いいな?」

「っ、分かりました!」

「おうっ、任せときな! ああ、それとコイツを持ってけ。治癒のルーンを刻んだ石だ。坊主に使ってやんな」

「あ、ありがとうございます!」

「気にすんな。それじゃあ、行きますかねぇ……!」

 

 槍を構えるが如くドルイドの杖を持ち、弓兵の元へと突貫。迫る矢を叩き落とし、回避し、ルーンで燃やし尽くす。身体強化を施した影響か、ものの数秒で距離を詰めて抉るように杖を突き出す。

 回避するも炎を纏ったソレは弓兵の肌を焦がし、じわじわとダメージを与えていく。さらに、

 

「足元注意ってなあ!!」

「なっ、ぐおっ!?」

 

 弓兵の仕掛けた罠の意趣返しをするかのように、地面から木の根を生やして足を絡め取る。動きが止まった瞬間に爆炎を叩き込み、杖で顎を打ち上げる。

 

「っし、嬢ちゃん行けぇ!!」

「っはい!!」

 

 クー・フーリンの傍らを走り抜け、マシュはシエル達の元へと向かっていく。当然、弓兵がそれを許すはずもなく拘束を解いて矢を放つが───

 

「おい、お前さんの相手は俺だろうが。無視は傷つくねぇ!」

「ぬぅ、貴様! とことん邪魔をする奴だなッ!」

「はっ、そりゃどうも!」

 

 ──クー・フーリンが矢を撃ち落とし、弓兵の進行方向に立ち塞がる。この先には行かせない。行きたかったら俺を倒してみせな、と杖を奮ってルーンを描く。

 

「一対一、俺とお前だけだ。いつかの因縁、それの続きといこうじゃねぇの!」

「ごめん被りたいな、そんな因縁! 全く鬱陶しいッ!」

「はは、そいつは俺も───!」

 

 

 

 

 ───同感だッ。

 

 

 

 

 ……いつかの因縁、いつかの戦闘、いつかの過去。それを再現するように魔術師(キャスター)弓兵(アーチャー)は激突した。

 

 

 

 

 

 〜γ〜

 

 

 

 

 

「ッ、キャスター!! お前ッ……!?」

 

 激痛、高熱、吐き気。

 倦怠感が体を支配し、少し体を動かしただけで死にそうだ。シエルは飛び起きた事で、襲い掛かってきたそれに歯を食いしばって耐えながら辺りを見渡した。──ここは、洞窟の中? 何故? 弓兵とキャスターは何処に消えた? 疑問が頭に浮かんでは消えていく。

 

 すると、背後から足音が。一人、女か? 敵対者かも知れない──とまだ頭があまり働かないまま彼は体を無理矢理動かして、近づいてきた人間を押し倒し、その細く白い首に手を掛けた……そこまで仕掛けたところで自分が盛大にやらかした事に彼は気がついた。

 

 ───ふにゅん。

 

 とても柔らかくハリがあるその山は小さ過ぎず、大き過ぎず……丁度いいそれは自分の手に吸い付くように収まっている。甘い匂いと混じり、少し汗の匂いが香ってきて鼻腔を擽ぐり、どこか胸に甘い感触が走り──って!?

 

「ひゃんっ、っんん、しぇ、シエルくん…! な、う、やめてぇ……恥ずかしいよ……!」

「ごめんなさい、切腹します」

「へっ!?」

 

 ああ、自分は何て事を! か弱い婦女子の胸を鷲掴みにするどころか、それを揉み揉みと揉みしだくなどと……! ──これはもう、腹を切って詫びるしか無いのでは? と白髪の青年が頭の中でサムズアップしている光景が広がっている。

 

「だ、駄目だよ!? 切腹とか、死んじゃうからね!?」

「大丈夫。安心してくれ、切腹して──蘇るから」

「蘇る!?」

「気合いと根性さえあれば、それも苦では無いはずッ! いざ、ご照覧あれ──ッ!」

 

 刀を抜き、震える手で腹に刃を向けて───横合いから盾で頭を叩かれた。

 

 笑顔で仁王立ちするのは、自称後輩マシュ・キリエライト。冷たい目でシエルを見つめている。

 さらに、横に並んでいるのは、ハイライトがオフになった危ない雰囲気を醸し出してフフフとにこやかに笑うオルガマリー・アニムスフィア。

 

「おや、シエルさん。起きたんですね良かったですええ本当に無事でなによりです心配していたんですからフフフ」

「シエル、シエル、シエル……私の胸じゃ駄目なのかしらケアは毎日怠っていないし貴方の好みに合わせるために調べ尽くして色々頑張っているのに貴方は巨乳好きではなかったの私の方が胸が大きいはずよねなんで藤丸なのかしら───ねえ、どうして?」

 

 怖い。

 おかしい、恐怖など感じないはず……何故体が震えているのだろうか? シエルは悪寒が止まらない。

 

「あ、あの! し、シエルくんもワザとじゃないと思うし、その、いきなり触られたのにはビックリしたけど、悪気は無いはずだからね? あの、えっと、許してあげてくれませんか?」

「ふ、藤丸……!」

 

 頬を赤く染めて、シエルをチラチラ横目で見ながらそう言って二人を宥める立香。感激したシエルは目頭が熱くなる。

 

「………先輩が気にしていないのなら、私からは何も言わないです。気をつけてくださいね、シエルさん?」

「あ、ああ。気をつけるよ」

「………」

「しょ、所長?」

「はあ、もういいです。この非常事態に何をしてるんだこの色情魔とか、思ってましたが。いまは許しましょう……あれだけ頑張ってくれた事ですし」

「も、申し訳ありません……ところで、その、ここは一体? 弓兵は? キャスターは何処にいるんですか?」

「それは、私から説明します」

「キリエライト……分かった、聞かせてほしい」

「簡潔に言うと、クー・フーリンさんに弓兵をお任せし、私たちは治療をしつつセイバーの元へと向かいました。そして、ここは大空洞の中間地点──大聖杯がある場所です」

「な、なら動かないと──!」

「駄目です」

「何故? 敵はすぐ目の前、倒せばこの異常事態は解決する。動かない理由がないだろう?」

 

 はあ、と立香やマシュ、オルガマリーはため息を吐いた。自分の姿が見えていないのか、お前は? と呆れた様子だ。

 

「シエルさん。貴方は死にかけなんですよ? 治癒もしましたが、まだ戦える段階にはありません。ですので、まだ攻め入る事は出来ないんです」

「それがどうした、死にかけ? それが動かない理由にはならない。俺は行くぞ、セイバーを斬りに」

「駄目です」

「いや、俺は──」

「駄目よ、シエル」

「しかし、ですね──」

「……私の胸、揉んだの誰だったかな……?」

「ッ、それはいま関係───」

「「「ん?」」」

「あ、ぐっ……わ、わかった。分かりました! 回復するまで、攻め入りません! これで、いいか……ッ」

「はい、上出来です」

「それじゃ、治療の続きね。横になりなさい」

「あ、私たちは周りの警戒をしようかマシュ」

「はい! 了解しました!」

 

 ───体を横にして、各々の行動する姿を見てギリッと歯噛みをする。こんなところで止まれないのに。明日のため、誰かのため、勝つために歩き続けなければならないのに。全く無様だな俺は……不甲斐ないにもほどがある。

 

 治療を受けながら、自身の未熟さに怒りが込み上がる。

 こんな体たらくでは、いつまでたっても(・・・・・・・・)追いつけない(・・・・・・)

 

 あの光に。

 あの剣に。

 あの輝きに。

 

 あの──?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は、誰に追いつきたいんだ……?」

 

 口について出たのは、自分でも理解出来ない可笑しい疑問。それはすぐに消え去り、残ったのは──煌めく明日を目指すため、という思いだけだった。

 

 

 違和感の歯車、記憶の不可思議さ、思いの不明瞭さ。それらが表に未だ出る事はなく、順調に光の翼は磨り減りながら飛翔を続ける。全ては◼️◼️に至るため。再び、天上の頂──その玉座を担うために。

 

 

 

 

 




──天上の頂、未だ遠く。しかし、着実に飛翔を続け、近づいて行く。光に焼かれながら、己にはそれしかないのだと思いながら。ただ真っ直ぐ、ひたすら前へと。

前回ドヤ顔して「勝つのは俺だと知れ」とかほざいていたシエルくん無事に瀕死状態に。いや、本来ならもっと戦わせてアーチャーにも勝っていたんだけど──なんか、キャスニキの活躍とか他のキャラも書きたくなっちゃってさ。つい、全部書き直してしまった……。

まあ、未熟な主人公が簡単に勝てるほどアーチャーは弱くないよってね。……こんなんで、セイバー勝てるんだろうか……プロットが崩れてイクゥ!

あと、キャスニキ対アーチャーだけど。アニメ版の戦いみたいに決着ついた感じです。つまり、人形のお手手でペシャンッとね!
本当は戦闘書くつもりだったけど、あまり長くなってもなーと却下に。

あ、シエルくんの性格フラフラしてるようだけど。これがデフォルトです。戦闘時は総統閣下インストしてます。普段は、まあ、初心なチェリーボーイ? 的な。うん。自分でも書いてて、こいつ口調安定しねぇ! もっとはっきりしろや! となってますええ。

では、また次回! アドバイスや感想待ってるぜ!

あと、トンチキ主人公好きな人多いのね。

さてはドSだなテメェ!!(盛大なブーメラン)

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