八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
#セキチクシティポケモンセンターバトル場
はちまん「…」よしよし
ゴルバット「バ〜ット♪」
カラカラ「…」ぼー
ロコン「…」ちょこん
カビゴン「ゴ〜ン…zzz」
私がバトル場に戻ると先輩はゴルバットちゃんを膝に乗せてその頭を撫でていました
カラカラちゃんとロコンちゃんも先輩と一緒のベンチに座っています
ハナダシティから出発した時と同じ顔ぶれです
あれから1週間ほど経ったはずなのですが
先輩は相変わらずですね
けど先輩が座っているベンチの後ろで寝ている大きなポケモンは見たことありません
先輩の新しいポケモンでしょうか
?
…なんだか視線を感じます
いろは「先輩」
はちまん「ん?」
いろは「頼まれてたカフェオレです」
はちまん「おう、サンキュ」
喫茶店で買ってきたので白いコーヒーカップです
持っているお盆からカップに入ったカフェオレを先輩に渡します
ここに持ってきてもいいのか心配でしたが
今喫茶店にポケモンが入らない代わりにここで飲んでいいそうです
先輩に近づくとその怪しい視線を強く感じました
誰かが先輩の方を見ているようです
いろは「はい、シオンちゃんも同じものでよかったですよね?」
シオン「………………………うん、ありがと」
シオンちゃんにもカフェオレを渡して、先輩の隣に座ります
私も先輩達と同じカフェオレです
こくっ
ん〜おいしいです〜
ハナダで飲んだものと一緒のカフェオレです
あの時は先輩と同じのを頼んで親近感を持たせる作戦でしたが
今はもうとりこです
この甘さ加減がちょうどいいんですよね〜
…先輩の隣に来てみたらこの視線が誰のものかわかりました
さっきのくノ一ちゃんです
チラチラこちらを見ています
私はそのくノ一ちゃんに気取られないように警戒します
どうして先輩の方を見ているのでしょう?
はちまん「なあ、コイツらのは買ってきてくれたのか?」
いろは「あ、すみません!ポケモン達のは何が好みかわからなかったので…その」
はちまん「そうか。ま、気にすんな。俺には秘蔵のブツがあるからな」
ゆい「ひぞう?なにそれ?」
私の後から戻ってきた結衣先輩が尋ねます
結衣先輩は雪乃先輩と一緒にポケモン達の分を買ってくれたので2人でお盆に分けて持っています
先輩方は隣のベンチに座ると私のポケモン達の分を渡してくれました
ゆきの「はい、いろはさんのポケモンの分よ」
いろは「ありがとうございます!ごめんなさい、先に飲んじゃって、それに私のポケモン達の分まで運んでもらって…」
ゆきの「気にしないで、これは私が自分からやると言った事なのだから。それにお礼を言うなら結衣さんにも」
いろは「はい!結衣先輩、ありがとうございます!」
ゆい「いいよ、いいよ。それよりヒッキーの分がないけど、どうするの?」
はちまん「ふふふ、俺にはこれがある」
先輩は変な笑い方をして、自分のバッグから缶飲料を取り出しました
それは先輩の近くにいるとイヤでも見なれてしまう飲み物でした
よく見ると名前が違います
はちまん「これはタマムシのデパートで見つけたマッカンのぱちもんだ。ぱちもんのマッカンだから俺は『ぱちマッカン』と呼んでいる。ふふふ、いいだろ」
ゆい「へーこの世界にもマッカンはあったんだー」
いろは「よく見つけましたねー。私達もそのデパートに行きましたけど全然わからなかったですよ」
はちまん「それは愛が足りないからだ、マッカンに対する愛がな」
ゆい「よくわかんないけどヒッキーそれ好きだもんね」
はちまん「まあな」
そう言って先輩はマッカン…いえぱちマッカンでしたっけ
ぱちマッカンをポケモン達に配っていきましたが
その時ゴルバットが先輩の手から離れて、背中にくっつき、寝てしまいました
ゴルバットにぱちマッカンをあげようとしていた先輩は困ってます
さらには先輩の後ろにいたおっきいポケモンも寝ていたので先輩はもっと困ることに
缶コーヒーを両手に持ってあわあわしています、可愛いです
…ん?
くノ一ちゃんからの視線を感じません
興味がなくなったのかな?
いろは「っと、そういえばどうして先輩はもうポケモン達を出しているんです?順番では私が最初ではなかったですか?」
はちまん「いや、どうせ俺が1番変化がないだろうから先に終わらせておこうと。…仕方ない、コイツらには起きたらやるとするか」
どうやら先輩は寝ているポケモン達を起こすのは忍びないようで
起きているカラカラちゃんとロコンちゃんだけにぱちマッカンをあげました
カラカラちゃんは普通に缶から飲んでいますが
ロコンちゃんはそうもいかないので
先輩がロコンちゃんを膝の上に乗せ、手を器のようにして少しずつあげていました
流石先輩のポケモン達です
甘いのが好きなんですね
ゆきの「確かに貴方の面子はハナダシティからほとんど変わっていないわね。あるとすれば貴方の後ろで寝ている大きなポケモンかしら」
はちまん「コイツはお前らと別れてすぐに12番道路で捕まえたカビゴンだ」
ゆい「へー大きいねー。ほかにはいないの?」
はちまん「ああ、今の手持ちはコイツらだけだ」
ふーむ、4匹だけなんですか
私達3人はもう6匹集まってますけど
先輩ってあまり群れるのを嫌いますからね
ポケモンを捕まえるのに少し抵抗があるのでしょう
いろは「先輩がどんなポケモンを持っているかはわかりました!次は私の番ですね!」
はちまん「おーう」
ゆい「いろはちゃん!がんばって!」
いろは「はい!がんばります!」
私は結衣先輩の声援を受けてバトル場の真ん中に向かいます
その時ずっと気になっていたくノ一ちゃんを探してみました
しかしどこにもいません
帰ったのかな
まあいいです
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いろは「出てきて!カメちゃん!」
ポンッ!
カメちゃん(カメックス)「カメッ!」
はちまん「ほー、あのカメールが進化したのか。カメックスはやっぱカッコいいな」
先輩は見てないですが
クチバシティで特訓している間に進化したカメックスことカメちゃんです
身体が大きくなり、声も低くなりました
そして何よりすごく強くなって
今まで沢山のトレーナーと戦いましたが
圧倒的なまでの強さの違いに、ほぼ全ての戦いで圧勝しました
さて次は
いろは「出てきて!ピカちゃん!」
ポンッ!
ピカちゃん(ピカチュウ)「ピッカ☆」ぴょんぴょん
はちまん「進化させてない…なるほど間違ってはいない」
私の教えたあざといろはが板についたピカチュウことピカちゃんです
出てきて早々に可愛く飛び跳ねています
どうやって進化するのかわからないのでピカチュウのままですが
進化の方法がわかってもさせないと思います
だってピカチュウの進化系ってあのクチバのジムリーダーさんが使っていたライチュウですよね
あの子可愛いことは可愛いんですが
もう名前がピカちゃんですし
それにこのままの方が小さくて可愛いというあざとい可点があり…げふんげふん
いろは「出てきて!グダちゃん!」
ポンッ!
グダちゃん(ダグトリオ)「♪/…/(^^)」
はちまん「おお、こっちはあの時のディグダがダグトリオに進化したのか。3匹とも性格が違うみたいだな」
3匹目は先輩と一緒に捕まえたディグダが進化したダグトリオことグダちゃんです
捕まえたあの時からあっという間に進化して3匹に増えました
出す度に地面に穴が開いてしまうのがたまに傷ですが
この子はとても素早いので先手を取ることが多いです
先輩に教えてもらった通りでんき技が効かないですし
カメちゃんとの相性は抜群です
いろは「さてここからは先輩の知らない新しいポケモン達です。まずは…スタちゃん!」
ポンッ!
スタちゃん(ブースター)「…」
はちまん「お、コイツはブースターか」
いろは「はい!タマムシシティでレインさんからもらったんです!」
はちまん「え?レインから?」
ゆきの「ええ、レインさんのご好意で私達3人はポケモンをそれぞれ頂いたのよ」
ゆい「うん!すごく可愛いから後で紹介するね!」
はちまん「…そう」
あら、先輩はそんな事なかったみたいですね
まあそれはさて置き
このブースターことスタちゃんはタマムシシティのエリカさんとの勝負で大活躍でした
私のポケモン達はくさタイプに弱いと先輩から聞いていたのでその時はどうしようかと思いましたが
スタちゃんのおかげで勝てました
性格は少しツンツンしていますが
いろは「お次は昨日の朝サファリパークで捕まえて、リーフの石に触れたら進化しちゃった…ナッちゃん!」
ポンッ!
ナッちゃん(ナッシー)「…」ふさふさ
はちまん「…いろはすがなっちゃんって…これがやりたかっただけだろ」
サファリパークで捕まえた時はタマタマという卵が6つのポケモンでしたが
偶々持っていたリーフの石にタマタマが偶々当たってしまいタマタマから偶々進化したナッシーことナッちゃんです
…やりたかっただけですよねコレ
ていうか私にどれだけタマタマ言わせるんですか!?
最低です!
まあネタとかそういうのを抜きにこのナッちゃんは強いです
昨日捕まえてから少し戦わせて見ましたが
ナッちゃんの『じんつうりき』がすごい強いんです!
理由は後ほど
いろは「さあ最後の6匹目です!出てきて!リヤちゃん!」
ポンッ!
リヤちゃん(バリヤード)「バリバリー」
はちまん「おお?バリヤード?よく見つけられたな」
いろは「いえこの子はクチバシティからタマムシシティに行くためにヤマブキシティを通った時にある人からもらったんです」
はちまん「ある人?」
いろは「名前は教えてもらえませんでしたが、確か会った時にエスパーなんたらって言ってました」
はちまん「…ヤマブキのエスパーがつく人?…そんなのあの人しか」
その人から不思議な事をいっぱい言われました
『なるほど貴女はそういう役割ですか』とか
『貴女のお友達によろしくね』とか
その時は怪しいので無視しようと思ったのですが
私にバリヤードを渡すと消えるようにいなくなっちゃったので返すことができませんでした
どうしようかと思いましたが
先輩からのアドバイスにドラゴンタイプのポケモンにはフェアリータイプが有効だと聞いていたので
フェアリータイプとエスパータイプのバリヤードは私のとって渡りに船でした
…私っていろんな人に助けられていますね
不思議な出会いでしたが
それでもリヤちゃんは強いです
先ほどのナッちゃんと同じでエスパータイプというのが最大の強みみたいです
確か先輩の話によるとエスパータイプの技はあくタイプのポケモンに効果がないようですが
私が出会ったポケモンの中にあくタイプのポケモンがいないんです
それに弱点であるゴーストタイプを持っているポケモンがゴースやゴーストしかおらず
それらはゴーストタイプの他にどくタイプを持っているためエスパータイプの技が効果抜群です
なので実質エスパータイプはむしタイプのポケモンを警戒すればあとはどうとでもなるタイプなんです
まあ他にあくタイプの技を使ってくるポケモンもいますが
そのあたりも十分に注意すれば最強です
いろは「どうですか先輩!これが新いろはチームです!」
カメちゃん「カメ!」キラン☆
ピカちゃん「ピカッ!」キラン☆
グダちゃん「(^^)/(^.^)/(^。^)」
スタちゃん「…」
ナッちゃん「…」
リヤちゃん「バリバリー」
はちまん「何というか、顔が多いな」
いろは「ええっ!?なんですかそのコメント!?」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ゆい「それじゃあ次はわたしだねっ!」
いろは「先輩のコメントは納得いきませんが。がんばってください、結衣せんぱいっ!」
ゆい「うん!がんばるよ!」
いろは「あ、視点変えますね」
ゆい「支店?」
ここまで読んでくださりありがとうございます
ではここで名前とタイプだけですが新いろはチームの簡単なまとめをしておきます
○カメックス(カメちゃん)みずタイプ
○ピカチュウ(ピカちゃん)でんきタイプ
○ブースター(スタちゃん)ほのおタイプ
○ダグトリオ(グダちゃん)じめんタイプ
○ナッシー(ナッちゃん)くさ/エスパータイプ
○バリヤード(リヤちゃん)エスパー/フェアリータイプ
次回はゆい視点から始まります