八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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11話 お使い 中編

しずか先輩「え〜では気を取り直して、これからポケモンバトルの仕組みについて教える。心して聞くように。と、く、に!はちまん」

 

はちまん「う、うす」ぼろぼろ…

 

しずか先輩にぶっ飛ばされたあと俺は正座させられ30分も説教された

その後雪ノ下と一色から

 

ゆきの「由比ヶ浜さんだけを下の名前で呼ぶのは不公平でしょう?だから私も雪乃と呼びなさい」

 

いろは「せんぱいっ!私もいろはって呼んでくださいよ!いいですね!」

 

ということでこの2人も下の名前で呼ぶことになった

 

ゆい「結衣…結衣…えへへ〜」///

 

そして由比ヶ浜、いや結衣は終始こんな感じだった

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

しずか先輩「まず、ポケモンバトルの勝敗はポケモンを戦闘不能状態にすることで決まる。相手のポケモンを戦闘不能にしたら勝ち。

逆に自分のポケモンが戦闘不能になってしまうと負けだ。あと、試合やお互いが認めたら降参して自分から負けを認めることもできる」

 

しずか先輩「次にどうやって相手のポケモンを戦闘不能にするかだが

これは自分のポケモンが覚えている技を使い相手にダメージを与えればいい。その為にもポケモントレーナーは自分のポケモンがどんな技を覚えているか知っておかなければならない。ポケモンが一度に覚えられるのは4つだ」

 

しずか先輩「そしてポケモンには……」

 

それからもしずか先輩の説明は続いた

大体はゲームと同じ仕様で

違うところといえば

 

○技をかわすことは出来ないが命中率が低い技は外すことがある

○ターン開始直前に繰り出す技を両者同時に指示し、

すばやさが高い方から技を繰り出す事が出来る

○ねむり状態やメロメロ状態などターン経過で回復する状態変化はすべて3ターン経過すると回復する

○能力を変化させる技はゲームと同じ効果がある

○にほんばれやあまごいなどの天候を変える技などもゲームと同じ効果がある

 

これぐらいか?

それ以外の

一度に持てるポケモンの数

ポケモンの技の数

タイプ相性などはゲームと同じだった

 

そしてこれらは野生のポケモンとの戦いでも適応される

ただし野生のポケモンとは降参ができなくなるかわりに逃げる事ができる

 

しずか先輩「では私の説明は以上だ。何か質問があるか?」

 

いろは「はい」

 

しずか先輩「いろはか、なんだ?」

 

いろは「あの、ポケモンバトルで負けた場合どうなるんですか?そのペナルティとか」

 

しずか先輩「ん?特にないぞ?」

 

いろは「えっ?それじゃあ賞金は払わなくていいんですか!?」

 

しずか先輩「賞金?それはポケモンジムで勝った時や大きな大会で貰えるものだろう?」

 

トレーナーとのポケモンバトルで負けた場合所持金は減らないらしい

しかしそれでは相手からも賞金を貰えず金欠になるかと思いきや

ポケモンジムでトレーナーと戦えばそのジムで決められた賞金をジムから受け取ることができ、さらにそこにいるジムリーダーに一度勝てば毎月一定額が仕送りされるらしい

さらには、月に4回ポケモンジムで大きなポケモンバトルの大会があり

それに優勝すると大金とアイテムが貰えるらしい

つまり、もし資金面で不安になったらジムのある町に滞在すれば、ジムにいるトレーナーに勝つことで資金を稼げるということだ

 

しずか先輩「では、ほかに質問はあるか?」

 

ゆきの「はい」

 

しずか先輩「ゆきのか、なんだ?」

 

ゆきの「野生のポケモンと戦って負けた場合はどうなるのですか?」

 

雪ノ下、いや雪乃のこの質問は俺も聞きたかったことだ

前にも言ったがもし野生のポケモンに負けた場合死んでしまう可能性がある

戦えるポケモンが戦闘不能になり、

何もできなくなった時

野生のポケモンはトレーナーに襲いかかってくるかもしれないからだ

たとえどんなに可愛い容姿をしていてもモンスターと言われる存在だ襲われるとひとたまりもないだろう

 

と、俺は考えていたが…

 

しずか先輩「特に何もないぞ?」

 

「「「「……え?」」」」

 

何もないらしい

野生のポケモンに負けても

襲われることは無いし

その上おこづかいが減る心配もないらしい

理由は不明

 

あれぇー?なんか心配して損した気分

というか何だよそれゲームよりも優しいじゃん、現実のほうが甘ったるいじゃん

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

しずか先輩「さて、説明はこのくらいにして!いよいよポケモンバトルと行こうじゃないか!さあ、2人ともほらほら!」

 

ゆきの「はい」

 

いろは「わ、わかりました」

 

 

ゆきの「来なさい、ヒトカゲ!」

 

ポンッ!

 

ヒトカゲ「………」

 

いろは「おいで、カメちゃん!」

 

ポンッ!

 

カメちゃん「ふっ」ドヤッ

ヒトカゲ「」イラッ

 

 

ゆい「わぁ〜〜!なんだかわたしまで緊張してきた!ゆきのんもいろはちゃんも頑張れー!」

 

さて、この世界で初めて見るポケモンバトルだ

タイプ相性的には一色、いやいろはのカメちゃんが有利だ

しかしレベルが低いため弱点をつける技が無い

その為すばやさが高いヒトカゲの方が有利かもしれない

 

…あれ?というかアイツらポケモンを貰ったばかりで何の技を覚えているかわからないんじゃ?

 

 

すると突然へんなおじさんが乱入してきた

 

 

へんなおじさんは雪乃といろはに小さな紙の切れ端を渡すと去っていった

 

もしかしてあれはそれぞれのポケモンが覚えている技が書かれているのか?

だってへんなおじさんの格好したオーキド博士が渡してたし

なんでへんなおじさんの格好してたのかは分からんが

 

しずか先輩「では、ポケモントレーナーのゆきの対いろは!ポケモンバトル、開始!!」

 

ゆきの「ヒトカゲ!ひっかく!」

 

いろは「カメちゃん!たいあたり!」

 

2人は同時に技を指示する

先に動いたのはやはりヒトカゲ

 

ヒトカゲ「!」シュッ

 

カメちゃんにひっかくのダメージが入り

次はカメちゃんの攻撃

 

カメちゃん「!」ガスッ

 

ヒトカゲにたいあたりのダメージが入り

これで1ターンが終了した

このターンは互いにダメージを与えたが

防御が高い分カメちゃんはダメージが少ないだろう

 

ゆきの「ヒトカゲ、なきごえよ」

 

いろは「カメちゃん!たいあたり!」

 

2ターン目

雪乃は先程の攻撃を見てジリ貧になると踏んだのか相手の攻撃力を下げにいく

対していろははたいあたりの連打

攻撃力を下げられたとはいえダメージ的には一歩リードする

だが

 

そこからは3ターン、4ターンと

互いにダメージを与えていった

やはり2ターン目のなきごえが効いているのかカメちゃんのヒトカゲに与えるダメージが少ない

 

両者とも体力ギリギリの状態

そして…

 

ゆきの「ヒトカゲ!トドメのひっかくよ!」

 

ヒトカゲ「!!」シャッ!

 

カメちゃん「……!」

 

バタン

 

いろは「ああっ!カメちゃん!」

 

5ターン目にしてすばやさが勝っていたヒトカゲが最後の一撃を先制し

 

しずか先輩「勝者!ゆきの!!」

 

雪乃とヒトカゲが勝利した

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#ポケモン研究所

いろは「うう〜負けちゃいました〜ごめんねカメちゃん」

 

勝負の後互いに礼をし、研究所の中に戻ってきた

傷ついた2匹のポケモンはしずか先輩が治療してくれた

 

しずか先輩「ゆきの、いろは。2人とも、よく頑張ったな。初めてにしてはなかなかだったぞ?」

 

いろは「うう…」

 

はちまん「おい、いつまで落ち込んでるんだよ?」

 

いろは「だって〜」

 

はちまん「初めてだったんだからそう簡単に勝てるわけないだろ?それに相手はあのゆ、雪乃だったんだから」

 

雪乃は勝負が終わると小さくガッツポーズをしていた

それを見た結衣は雪乃に抱きつき

雪乃は顔を真っ赤にしていた

 

いろは「でも…悔しいです…」

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

オーキド博士「お主たち!ちょっと良いか!?」

 

オーキド博士がそう呼びかけると全員がそちらを向く

あれ?そういえばこの人あのへんなおじさんのあと全然姿を見なかったな

何してたんだ?

 

はちまん「なんですか?博士」

 

オーキド博士「お主らに頼みがあっての!」

 

はちまん「頼み?俺達にですか?」

 

オーキド博士「うむ!実はわしが以前注文したものが届いたようでの、隣町のトキワシティのフレンドリィショップまでそれをお主達4人にとってきて欲しいのじゃ!」

 

ええ〜パシリかよ

しかもポケモントレーナーになったばかりのやつに頼むか?

 

オーキド博士「いやーわしももう歳でのー。隣町まで歩くのもおっくうなんじゃーだから若いお主らに行ってもらおうと思っての!」

 

いや、めんどくさいだけだろ

 

オーキド博士「そしてそれはいまわしが作っている画期的な代物を完成させるために重要な物なのじゃ!お主達が取ってきてくれたら完成したそれをお主達にやろう!大丈夫、今度はちゃーんと人数分用意してある!どうじゃ!行ってきてくれんかの!」

 

はあ…この感じ行かなきゃ行けない雰囲気だよなぁ

博士が言っている物って"アレ"だろうし…

 

はちまん「はぁ、わかりました。行きましょう」

 

オーキド博士「本当か!?」

 

はちまん「ただし」

 

俺は雪乃、結衣、いろはの顔を見る

 

 

はちまん「俺1人で行ってきます。」

 

 

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