八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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14話 ポケモン図鑑 前編

#1番道路

俺はサカキに案内された通りにフレンドリィショップに行き

そこでオーキド博士の荷物を預かったあと

荷物をバックに入れ

マサラタウンに向けて帰還しようとしていた

 

はちまん「…なあ、カラカラ」

カラカラ「?」

 

俺は隣を歩くカラカラに話しかける

カラカラはこちらに顔を向け、首をかしげる

 

はちまん「いや…今気づいたんだが。

トキワに行く時もこうやってマサラに戻るときもこの1番道路を通っているよな?」

カラカラ「…」コクン

 

カラカラは俺の言葉に頷く

俺は辺りを見渡しながら

 

はちまん「でも、全然野生のポケモンを見てないよな?」

カラカラ「…?」キョロキョロ

 

カラカラは俺と同じように辺りを見渡す

確かゲームではここには野生のポケモンも出現したはずなんだが

ポケモンのポの字も見つからない

なんでだ?

 

あ、そうだ!草むらだ!

 

はちまん「…あった!カラカラ!こっちだ!」

 

俺は草むらを見つけそっちへ向かう

カラカラも俺についてくる

 

はちまん「俺の予想が正しければ…カラカラいつでも戦えるように構えておけ」

カラカラ「…!」ギュッ

 

カラカラはいつも肌身離さず持っている骨を握りしめた

 

はちまん「…いくぞ」

 

俺とカラカラは草むらに入っていった

しばらく草むらで歩いていると…

 

ガサガサッ

 

はちカラ「「!」」

 

出た!ポケモンだ!

あれはコラッタか

 

俺はカラカラを見る

カラカラは頷き骨を構えた

 

確かしずか先輩の説明によれば

こちらが自分のポケモンに使わせる技を指示すれば、野生のポケモンもそれに合わせ

トレーナー同士の戦いのように技を決めるらしい

ただしトレーナー同士の戦いとは違い

相手の使う技が繰り出されるまで分からない

そして攻撃する順番はやはりすばやさが高い方から動く

 

相手はコラッタ

向こうの方が早いだろう

だが防御力はこちらが上だ

 

俺とカラカラは顔を合わせ頷き合う

よし

俺の初戦闘だ

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

野生バトル

はち&カラ VS コラッタ

 

はちまん「カラカラ!しっぽをふる!」

 

最初のターン

先に動いたのは相手

コラッタのたいあたりが炸裂する

 

コラッタ「!」ゴスッ

カラカラ「…!」

 

先手は取られたがやはりあまり効いていない

続いてカラカラのしっぽをふる!

 

カラカラ「!」フリフリ

 

これでコラッタのぼうぎょが下がった!

そして1ターン目が終了した

 

はちまん「カラカラ!アイアンヘッド!」

 

2ターン目

コラッタのたいあたり

 

コラッタ「!」ゴスッ

カラカラ「…!」

 

そしてカラカラのアイアンヘッド!

 

カラカラ「!!」ガーン!

 

コラッタ「…!!」フラフラ…

 

おお…凄え効いてる

自分の身をもって味わったから分かる

あれ、スゲェイタイ

 

そして最後のターン

コラッタはしっぽをふるをして来た

だが今更やっても遅い

…よくあるよね

 

はちまん「カラカラ!トドメのアイアンヘッド!!」

カラカラ「!!!」ガーン!!

 

コラッタ「…!!!」

バタンッ

 

こうして俺とカラカラの初めてのポケモンバトルは勝利でおさめた

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

その後、倒れているコラッタを見てどうしようかと思っていると…

 

コラッタ「!」ピョンッ、ダダダー

 

はちカラ「「!」」ビクッ

 

倒れていたコラッタが突然跳ね起きたと思ったら目にも留まらぬ速さで草むらの奥に消えて行った

 

えっと、いいのか?これで?

カラカラを見ても首をかしげるばかり

ん〜ま、いっか

 

はちまん「カラカラ、頑張ったな。スゲェ強かったじゃん」

カラカラ「…!?」プイッ///

 

俺が褒めるとカラカラはびっくりした表情になりそっぽを向いてしまった

もしかして照れてんのか?

 

はちまん「さて、そろそろ研究所に戻るか。

あいつらも博士もいい加減痺れを切らしているだろうし」

カラカラ「……」コクッ///

 

俺は慎重に草むらから抜け出し

まだ照れているカラカラを連れて

マサラタウンに帰還した

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#ポケモン研究所前

 

やっと帰って来れた

空を見上げるとまだ夕方だった

なんかすごい時間が経った気がするけど

こっちの世界に来てまだ1日も経っていないんだな…

というかやっぱあの人に会ったのがインパクトでかすぎた

あそこで寿命の一年ぐらい消費した気がする

 

俺は研究所のトビラを開け

カラカラと一緒に中に入る

 

はちまん「う〜す」

ゆい「あっ!ヒッキー!」

 

俺が中に入ると結衣が反応した

そして駆け寄ってくる

その後ろにはフッシーも付いて来ている

 

 

ゆい「も〜!遅いよヒッキー!何してたの!?」

はちまん「色々あったんだよ、色々」

ゆい「?そーなの?あ!ヒッキー!わたしヒッキーがいない間ゆきのんとポケモンバトルしたんだよ!…まあ、負けちゃったけど」

はちまん「そうなのか。で?感想は?」

ゆい「感想?うーん、なんだろう負けたはずなのになんだか、こう、えっと、スカスカしい?」

はちまん「……清々しいじゃないか?」

ゆい「そう!それ!清々しい!」

 

結衣のアホさ加減はいつも通りなので置いとくとして、なんか結衣らしい感想だな

すると雪乃といろはもやって来た

カメちゃんもいる

 

ゆきの「あら、パシリ企谷君。戻ってたの」

はちまん「パシリじゃねぇお使いだ、雪乃」

いろは「せんぱいっ!お帰りなさいですっ!さみしかったですよっ!」

はちまん「はいはい、あざとい」

カメちゃん「ふっ」ドヤッ

はちまん「お前は安定のドヤ顔か」

 

はちまん「あれ?雪乃、お前のヒトカゲは?」

ゆきの「あの子なら今、休んでるところよ」

はちまん「そういや、結衣から聞いたぞ?結衣にも勝ったんだってな今のところ全勝なんじゃないか?」

ゆきの「いえ、そうだとしても油断はできないわ。結果的に勝ったけれど2人とも強かったもの。これから先も考えて死ぬ気で特訓するわ」

 

さすがですねゆきのさん

 

いろは「もしかして一度もポケモンバトルしてないのって先輩だけですか?」

はちまん「いや、さっき野生のポケモンと戦ってきた」

いろは「結果は?」

はちまん「勝ち」ドヤッ

いろは「うわぁ…」

 

え?なんで引いてんの?

お前のカメちゃんのマネしただけなのに

 

研究所の奥からオーキド博士が走ってきた

怖い怖い怖い

 

オーキド博士「おおっ!はちまん君!もどったか!して、例のブツは!?」

はちまん「例のブツって…はい」

 

俺はバックからオーキド博士の荷物を取り出し博士に渡す

 

オーキド博士「きたー!!これで、これで、とうとうアレが完成するぞ!!はちまん君!ありがとう!ありがとう!

さぁ、早速作るかの!

あ、お主らは今日は研究所の近くにある小さな宿屋で休むといい!

しずかちゃん!案内してやってくれ!」

しずか先輩「はい、わかりました」

 

オーキド博士ははしゃぎながらそう言うと研究所の奥に消えて行き

入れ替わりにしずか先輩がやってきた

 

しずか先輩「はちまん。無事に帰ってきたな」

はちまん「はい、おかげさまで」

しずか先輩「………?お前ら、なんか仲良くなってないか?」

 

しずか先輩は俺とカラカラを交互に見比べるとそう言ってきた

ん?俺とカラカラが仲良く?

俺達は顔を見合わせる。そうか?

 

しずか先輩「まあいい、さっき博士が言った通りもう時間が遅い。

それに君たちも疲れただろう。さあ、この近くにある宿屋に行こう」

 

こうして俺達はしずか先輩に連れられ宿屋に向かった

 

 

 

 

 

 

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