八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
今回から三章になります
キャラ崩壊注意です
では今回も暇つぶしに
18話 再びトキワ
#ポケモン研究所付近の広場
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
俺とカラカラは今、広場にあったベンチに座ってぼーっとしていた
どうしてこうなった
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
---時は1時間前に遡る
#ポケモン研究所付近の広場
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
---そして今に至る
時を遡ってもぼーっとしてました、てへ☆
だってやる事ないんだもん!
今トキワシティに行ったら絶対雪乃達と鉢合わせしちゃうもん!
カラカラを強くしようと1番道路に行ってももしかしたらまだ雪乃達がいるかもしれないし!
雪乃達とあんな事言って別れた手前こんな直ぐに会っちゃったらすごい恥ずかし、向こうも気まずいよ!
研究所に戻ろうにも雪乃達が居ないから
それ説明しなくちゃいけなくなるからめんどくさいし
開き直って宿屋で明日まで寝ようと思っても
まだ朝になったばかりの時間帯だし
かといってこのままぼーっとしてるのもなぁ
どうしよっかなー
家に帰ろうかなー
でも母さんのあの性格めんどくさそうだしなー
という考えを俺はずっとぼーっとしながら繰り返していた
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
???「あら?あれは……」
でもぼーっとしているのって気が楽でいいなー
はちカラ「「………」」ぼー
???「おーい、そこの君」
あ、もしかしなくても俺、雪乃達に単独行動宣言するタイミングを間違えたんじゃ?
???「あれ?聞こえてない?」
別にマサラタウンから出発する前に言わなくても
トキワシティに着いたところで言えばよかったんじゃないか?
???「おーい、おーい」
あそこなら野生のポケモンが出てくる道路が沢山あるから雪乃達が行った道とは別の道でカラカラを鍛えることが出来る
しかもいろんな店が沢山あったから暇つぶしも出来るし
???「おーいってば!」
はちカラ「「……?」」
なぜか目の前にキレイな女性が立っていた
俺を呼んでいるみたいだ
?誰だこの人
俺は今ぼーっとするのに忙しいのに
???「あ、やっと気付いた。よっ!君こんな所で何してるんだい?」
見た目はとても大人しそうな雰囲気だが
中身はとても活発な性格らしい
はちまん「ええっと…?俺、ですか?」
???「君以外に誰がいるのさー」
はちまん「はあ。それで、えっと…?」
ナナミ「あ、私?私はナナミって言うの。君は?」
はちまん「えっと、はちまんです。こっちはカラカラです」
俺はナナミさんの襲来に少し怯えているカラカラを紹介する
ナナミ…?どこかで聞いたことあるような
ナナミ「あら?その子もしかして研究所にいた子?」
はちまん「は、はいそうですが、あのどうしてそれを?」
ナナミ「やっぱりそーなんだ!ねぇ!君私の事覚えてる?」
カラカラ「……」ふるふる
ナナミ「んーそっかー覚えてないかー」
はちまん「あ、あの」
ナナミ「なーに?はっちゃん」
はちまん「はっちゃん?」
ナナミ「はちまんだからはっちゃん!どお?かわいいでしょ!」
はちまん「は、はあ…」
はっちゃん…
それはともかくこの人なんか雪ノ下姉に似てるな
あんな強化外骨格はつけてないようだけど
はちまん「それで、どうしてコイツのことを?」
ナナミ「一週間くらい前だったかなー?私がおじいちゃんにお弁当届けた時に一度会ってね。あれ?でもあの時よりなんだか丸くなってるような…?」
はちまん「丸く?それって太ったんじゃ…あいてっ」
カラカラ「……ふん」プイッ
骨で殴られた、普通に痛い
というかおじいちゃんってオーキド博士のことか?
そういえばゲームでもナナミって人が最初の方にいたな
たしかライバルの姉でタウンマップをくれる人だったはず
もしかして昨日雪乃達にタウンマップをあげた孫ってこの人なんじゃ
ナナミ「あははっ!君達面白いね!それではっちゃん!君はここで何してたの?」
はちまん「ぼーっとしてました」
ナナミ「ぼーっと?」
はちまん「はい」
ナナミ「何で?」
はちまん「えっと、トキワシティに行き…」
…たかったんですけど、とある理由で行けない状態で
と、俺が言う前に
ナナミ「トキワシティ?トキワシティなら私分かるよ!連れてってあげる!行こ!」
はちまん「えっ!?いや、そうではなくて……!」
ナナミ「いいから!ほら!」ヒョイ
はちまん「わ!わわ!ちょっと!?」
カラカラ「……!?」ぐいっ
なんと俺はナナミさんに持ち上げられた
持ち上げられる寸前にカラカラを抱き寄せたため一緒に持ち上げられている格好に
な、何してんだ!?この人!?どんだけ力があんの!?
まさか、このままトキワまで俺達を持っていくつもりか!?
はちまん「ちょ、ちょっと!ナナミさん!おっ下ろしてください!」
ナナミ「大丈夫、大丈夫!行くよー!それー!」
ナナミさんは俺とカラカラを持ち上げたまま走り出した
…ああ、この自由っぷりオーキドだわ、オーキドの血が入ってるわ
俺達は何も抵抗出来ず、結局そのままトキワまで運ばれていった
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
#トキワシティ南側入り口
はちまん「……はぁ」
カラカラ「……はぁ」
俺達はナナミさんにトキワまで運ばれた後ため息をついていた
なんか昨日もここでため息をついていたような
そしてそのナナミさんはというと
ナナミ『ばあーい☆』
とだけ言い残しマサラに戻っていった
なんなのホント
まあここまで来ちゃったし今更マサラに戻るのもなぁ
でもこの街にはまだ雪乃達がいるかもしれない
いるとすればポケモンセンターか?
いや、結衣やいろはがいるからどこぞでショッピングでもしているかもしれない
となると迂闊に動けんな
一瞬昨日会ったばかりのサカキの顔が浮かぶ
そうだあのジムならあいつらも…
いや、待てよあそこは例えいま閉まっているとは言えジムはジムだ
全ジムバッチを手に入れようとしている雪乃達なら入ろうとせずとも下見くらいはする可能性がある
あそこもダメだ
じゃあどうする?
これじゃあ八方塞がりだ
こうなったら1番道路でカラカラを鍛えるか?
さっきナナミさんに運ばれているときあいつらはいなかったしな
しかしトキワのポケモンセンターが使えないとするとカラカラの体力が心配だな
うーんうーん
カラカラ「………」くいっ
はちまん「ん?」
俺がどうしようか悩んでいるとカラカラが俺のズボンの裾を引っ張ってきた
何か言いたいことがあるのだろうか?
俺はしゃがんでカラカラが話しやすい体制をとる
はちまん「どうした?」
カラカラ「……」スッ
カラカラは草むらの方を持っている骨で指した
はちまん「……野生のポケモンと戦いたいのか?」
カラカラ「……」コクッ
はちまん「だが…」
俺が渋っているとカラカラは俺の顔をじっと見つめてきた
カラカラ「……」じっ
はちまん「……」
なんかそんな訳ないのに
コイツがなんて言っているのかが分かった気がした
はちまん「…いつまで悩んでいても仕方ないか。
ここに雪乃達はいない訳だしな
でも大丈夫か?お前。回復せずに戦い続けたら体力が…」
カラカラ「……」
はちまん「…いや、それでも最低一回は戦えるし
いざとなればバックの中にキズぐすりもある
キズぐすりがなくなって危ないと感じたら逃げてでも草むらから抜け出したらいい
今何もしないより断然マシか」
いつもの俺ならそんなポジティブな考えは
思いついたとしてもこうして実行しようとはしないだろう
めんどくさいし、何が起きるかわからないからな
だが、コイツがそう言うのであればやってみようかなと思った
なぜかはわからないが
はちまん「よし!行くか、カラカラ」
カラカラ「……!」コクッ
俺とカラカラは草むらへと向かう
さあ、暇つぶし…ニビジムで勝つためにも
特訓開始だ
ナナミさんカイリキー説
オーキド一族のキャラ崩壊が酷い