八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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23話 合流

#2番道路

 

野生バトル

はち&カラ VS キャタピー

 

はちまん「カラカラ!アイアンヘッド!」

 

カラカラ「!!」ガーン

キャタピー「…!!」

バタン

 

ポケモンの世界に来てから4日目

俺達は今2番道路に来ていた

ニビシティに行く途中

ウキワに指摘されたレベルを上げるため

野生のポケモンと戦うことにした

 

相手はキャタピー

カラカラは何の問題も無く圧勝した

そして倒した瞬間

 

カラカラ「…!」

ピコーン

ペーン

 

ポケモン図鑑からレベルアップを知らせる音と

新しい技を覚えた事を教える気の抜ける音が聞こえる

おお、レベルアップと新しい技か

俺はそう思い内心喜んでいた

が、事態は一変する

 

ビビビビビビビビビビ!!

ババババババババババ!!

ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!

ゴンガンゴンガンゴンガン!!!

カラカラカラカラカラカラ!!!

ピピー!ピピー!ピピー!ピピー!

 

う る せ え よ ! ! !

 

ポケモン図鑑からいきなり公害レベルの騒音が聞こえて来た

カラカラもいきなりのデカい音にビックリしていた

くそ!?何これ!?無茶苦茶うるっせえ!!

俺は慌ててポケモン図鑑を取り出した

そして開けてみると

 

[カラカラ]

レベル 11

 

〈覚えている技〉

・アイアンヘッド

・しっぽをふる

・なきごえ

・ほねこんぼう

 

NEW ずつき

新しい技を覚えようとしている

しかし覚えている技がいっぱいだ

 

………もしかして新しい技を覚えた事で

覚えられる技がいっぱいになってどれか1つ忘れさせなきゃいけないから

それを早めにやらせるためにあんなデカい音を立てたのか?

そりゃ後回しにしてややこしいことになるよりはいいけど

うるせえよ!限度ってもんがあるだろ!?

 

仕方ないから何か忘れさせなきゃ

えっと、カラカラは防御が高いから攻撃力を下げるなきごえを忘れさせようか

で、どうすりゃいいの?

 

ピッ

 

お?なきごえのところを押したら

『なきごえを忘れさせますか?』って出た

俺はその下にある選択肢の『はい』を押した

 

ピッピッピッピコーン

『カラカラはなきごえを忘れた!』

 

カラカラのステータスを見る

 

〈覚えている技〉

・アイアンヘッド

・しっぽをふる

・ずつき

・ほねこんぼう

 

おお、覚えている技からなきごえが消えてずつきが表示された

これでいいのか

てかまさか新しい技を覚えるたびにあの音がなるのか!?

なんかオプションとかで設定変えられないの!?

…出来ないようだ

はぁ、これから憂鬱だなぁ

 

まあそれはさておき

カラカラのレベルが10から11になってより強くなった筈だ

だがこれだけではまだニビジムで危ないだろう

俺はカラカラと頷き合うと訓練を再開した

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

---1時間後

 

流石に疲れた

もうこのくらいでいいだろう

あーしんど〜

もう人生の3年分ぐらい頑張ったなー

 

今俺とカラカラは休憩している

なんか最近休憩ばっかしてる気がするが

無理は禁物

あんま頑張り過ぎると反動でダルくなる

もっと言えば今もダルいし、いつもダルい

働きたくないでござる

 

カラカラのステータスを見る

 

[カラカラ]

レベル 20

 

ヤバイ頑張り過ぎた

3年分どころか一生分頑張ってた

ごめんなさい、2番道路のポケモンたち…

 

〈覚えている技〉

・アイアンヘッド

・ほねこんぼう

・にらみつける

・きあいだめ

 

今覚えている技はこんな感じ

途中新しい技を覚えるたびにあの公害が鳴り響いたが

なんとか精神は破壊されずに済んだ

え?大袈裟だって?

 

先程覚えたずつきを直ぐに忘れさせるのは抵抗あったが

まあ、最善の技を選んだつもりだ

 

因みにこのきあいだめという技

ゲームでは後の技がきゅうしょに当たりやすくなるというもので

この世界でもそれは適用され

気合いを入れ、集中力を高めることで

しっかり相手を見極め、1番効果的な部位を攻撃するようになる

この効果的な部位を攻撃することがきゅうしょに当たるというものなんだろう

 

というかにらみつけるとしっぽをふるって同じ効果だよな?

どっちを取っても良かったんだが

新しい技だからにらみつけるを覚えさせた

べ、別に昨日のこいつの睨んだ顔が可愛いかったからとかそういうんじゃないんだからねっ!勘違いしないでよね!?

 

はちカラ「「…ふう」」

 

さて

いい加減ニビに行くか

そう思い立ち上がった

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「………のん!早く行かないと……キーに先に行か…ちゃうよ!」

「ま……ゆ………まさん」

 

その時トキワの森のゲートの方から話し声が聞こえてきた

俺はゲートの方を見る

丁度その声の主が出てきたところだった

 

ゆい「ほら!早く!」

いろは「そうですよ!雪乃先輩!」

ゆきの「ちょっと待って由比ヶ浜さん、一色さん

そんなに急がなくてもポケモンジムは逃げないわ

だからあそこにいる猫ポケモンのところへ……!」

 

…アイツらじゃねーか

てっきりもうニビに居るんだと思ってたんだが

もしかして前回の最後のアレ、フラグだった?

というか何で俺より後にゲートから出てくるんだ?

先に行くんじゃなかったのか?

俺は今居る草むらから出て話し掛ける

 

はちまん「…おい」

ヒロインズ「「「きゃあっ!?」」」

 

いろは「だっ誰ですかっ!?何ですかっ!?

私達食べても美味しいでしょうけど食べないでください!!」

はちまん「食べねーよ…ていうか俺だ、俺」

ゆい「え…?あ!!ヒッキー!!」

はちまん「よう」

 

ゆきの「……本当に比企谷君なの?

本物の比企谷君なら今ここで

鼻に腕を入れて耳から出して頭をかくことが出来るはずよ」

はちまん「できるか!バケモンじゃねーかそれ!?」

 

というかスーパーマ○オくんのネタじゃん

ごめんなさい沢田ユキオ先生

 

ゆきの「ええ、比企谷君は化け物よ」

はちまん「化け物じゃねーよ!!

例え目と性格が腐ってても俺は紛う事なき人間だ!」

ゆきの「冗談よ。3日ぶりかしら?化け企谷君」

はちまん「あれ?冗談なんだよね?本当に冗談なんだよね?」

 

いろは「先輩…?こんな所で何してるんですか?」

はちまん「いや、それはこっちの台詞なんだが…

何で先に行ったお前らが後から来てんだよ…」

ゆい「え、あ!そっそれは…」

はちまん「何かあったのか?」

ゆい「あったと言えば…あった、かな?」

 

もしかして昨日の俺みたいに

ロケット団とかなんかヤバイのにからまれたのか?

いや……まさかコイツら…

 

はちまん「……お前らに聞きたい事がある」

いろは「な、なんでしょう」

 

はちまん「先ずいろはに結衣

お前らもしかしてずっと買い物してたから遅くなったのか…?」

結いろは「「ギクゥッ!!」」

 

図星

 

はちまん「次に雪乃」

ゆきの「な、何かしら」

はちまん「お前トキワの森で迷子になったな?」

ゆきの「ギクゥッ!!」

 

これまた図星

 

はちまん「はぁ」

 

まあコイツらと別れるとなった時懸念していたことだし

そこまで驚かない

しかしトキワの森で迷子か

今こうして出て来れてるから何も無いとは思うが

 

はちまん「雪乃、お前突然道が消えたりしなかったか?」

ゆきの「?なんのこ…」

ゆい「ヒッキー!!」

 

雪乃が俺の質問に答えるより先に

結衣が俺に詰め寄ってきた

近い近い、あれ?なんで怒ってんの?

 

はちまん「な、なんだよ?」

ゆい「ゆきのんがいくらわたし達が引いちゃうぐらい方向オンチでも

道がない所をズンズン進んじゃうようなことするわけないでしょ!?」

ゆきの「……ひ、引いちゃう?ほ、方向おんち?」

 

…結衣

雪乃をフォローしたつもりなんだろうが逆効果だ

ゆきのん涙目だぞ?

 

まあこの様子からして何も無かったみたいだな

ちなみに俺達が話してる間カラカラはずっと俺の影に隠れていた

当たり前だがまだ慣れないか

 

いろは「それで、先輩はここで何してたんですか?

まさか私より先に行って草むらに隠れて出待ちしてたんですか

私がびっくりして心が不安定になった所を狙って告白するつもりなんですかそんな事でこのいろはが落ちると思ったら大間違いですし

告白されるのは嬉しいですけどやり方がキモいのを通り越して普通に怖いのでやり方を変えて出直して来てください。ごめんなさい」

はちまん「いや、何で振られたの?俺」

 

はちまん「はあ、俺はコイツと特訓してたんだよ」

ゆきの「特訓……?比企谷君、特訓の意味わかって使っているのかしら?」

はちまん「何?俺が特訓なんかしないと思って俺の国語力を疑ってるの?」

ゆきの「ええ、だって貴方に特訓しようとする根性と思考があるとも思えないから」

 

その通りですね

俺もあるとは思ってませんでした

だってめんどくさいし

 

はちまん「…はぁ、まあいいや

それで?お前らはこれからニビに行くのか?」

ゆきの「ええ、貴方も行くんでしょう?」

はちまん「ああ」

ゆい「だったらみんなで一緒に行こうよ!」

はちまん「いや別に一緒に行かなくてもいいだろ」

ゆい「えぇー!?でも行く所一緒なんだから別に良くない?」

はちまん「まあ、それもそうだが」

 

いろは「それじゃー!せんぱいも一緒に行きましょー!」ぐいっ

はちまん「ちょっ!?いろは!?ひ、引っ張るな!」

いろは「ほらほらー!」

はちまん「わ、わかった!わかったから離せ!」

いろは「いやでーす!」

はちまん「何でだよ…」ヒョイッ

カラカラ「…!」

 

俺は抵抗したがいろはに引きずられてった

連行される直前俺のズボンの裾を掴んでいたカラカラを抱き上げる

 

ゆい「あー!いろはちゃんずる〜い!?」

ゆきの「比企谷君?

私の目の前で後輩にセクハラとはいい度胸ね?」

 

こうして

俺、雪乃、結衣、いろはの4人は合流し、

共にニビシティへ向かった

 

 

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