八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
#ニビシティポケモンジム前
俺とカラカラはニビジムで勝利した後
観客の視線をかいくぐりなんとかジムから出てきた
俺はどこか落ち着ける場所を探しながら歩く
ジムのすぐ近くにある公園を見つけ
そこのベンチに腰を下ろす
一緒に来ていた雪乃達がジムから出て来るのを待つ
はちまん「…勝ったんだよな?」
俺はタケシから貰ったグレーバッチを見る
俺や雪乃達が元の世界に戻れるかも知れない方法
これであと7個集めれば殿堂入り向けてチャンピオンに挑むことができる
こんなに早く手に入れられるとは思わなかった
もうちょっとレベルを上げてから挑むつもりだったが
あの変な灰色の女の子
確かタケシが言うにはニンって名前らしい
何でアイツは俺を戦わせたんだ?
ん?灰色のドレスに灰色の髪?
…何だっけ?
なんかそういう風な奴にどっかで会ったような…
はちまん「ま、それは置いといて」
俺は隣に座るカラカラと顔を合わせる
小さくハイタッチ
うまくいったね♪ハイタッチ♪
そして先ほど貰った賞金の入った茶封筒を取り出す
なんかこういうの持ってると誰かに襲われそうで怖いな
周囲を見渡し誰もいないことを確認し、
茶封筒を開けてみる
中には賞金100万が
100万!?
えええ!?
物凄い大金じゃねーか
怖い怖い怖い、えー!?
心の悪幡「コノカネデ、マッカン、ヒャッコカエル」
じゃなくて!!
うわうわうわ早く!早く財布に仕舞おう!
これ以上こんなん見てたら頭がおかしくなる!
カラカラ「?」
カラカラは予想外の大金を前に慌てている俺を首を傾げて見ていた
まだ事態を把握できてないようだ
マジかー
ジムリーダーに勝ったらこんな大金貰えるの?
しかも仕送りもして貰えるんでしょ?
何この世界
トレーナーに甘々じゃん
まぁ実力主義な世界だがな、勝たなきゃ意味ない
その時ジムから雪乃達が出てきた
俺を探しているようだ
いろはが俺を見つけ2人に教える
俺はアイツらのところへ向か……
ゆい「ヒッキイイイイイィィ!!!」
ドドドドドド!!!
…おうとしたところに結衣が爆進してきた
そして俺は結衣に抱きしめられる
ゆい「ヒッキー!!やった!やったね!!すごい!すごいよヒッキー!!まさかいきなり戦って勝っちゃうなんて!!すごいカッコよかったよ!ヒッキー!!」
10歳の身体とは思えないほどの大きなアレを押し付けながら
結衣は俺の勝利を満面の笑みを浮かべて喜んでいる
ああ、多分俺明日死ぬわ
安定した生活を送れると思った矢先コレだよ
だから死ぬ前くらい正直になろう
しばらくこのままでいいよね?
圧倒的至福の中
八幡!ただ突っ立っているだけ!
その柔らかく優しい感触を楽しんでいたが
後からきたいろはに引っぺがされ
至福の時は終わった
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ゆい「あ、あわわ!ひゃあぁ〜〜!」///
俺から引き剥がされた後
結衣は自分がした事を理解したのか悶絶していた
いろは「結衣先輩ずるいですっ!せんぱいっ!私も向こうから走って飛び着きますね!ちゃんと抱きとめてくださいよっ!」
はちまん「やだ」
いろは「なんでですか!?」
アホか
さっきは油断したが二度も食らってたまるか
ホールド聖闘士に同じ技は通用しない!常識だ
ゆきの「はぁ…」
ん?
雪乃の奴どうしたんだ?
いつもならここで
『ホル企谷君?貴方、死刑と極刑どっちがいいかしら?』
とか言いそうなのに
おかしなゆきのん
はちまん「どうしたんだ?」
ゆきの「いえ、まさか貴方に先を越されるとは思わなくて」
はちまん「いや、仕方ないだろ?アレは俺の意思じゃなくてニンとか言う灰色の……」
ニン「ん〜?わたしがど〜かした〜?ふふふ〜♪」
4人「「「「!!!」」」」
カラカラ「……!」
噂をすれば影がさす
俺たちのすぐそばに灰色の女の子、ニンが居た
よく見ると俺より頭一個分小さい
き、気づかなかったいつのまに!?
ニン「やあ〜またあったね〜アホ毛くん〜ふふふ♪」
はちまん「お前…何であんなことしたんだよ?」
ニン「ん〜?かわいかったから〜ふふふ♪」
4人「「「「か、かわいい!?」」」」
ニン「アホ毛が〜ふふふ〜♪」
はちまん「え?アホ毛が可愛いかったから無理矢理戦わせたの?だったら俺の小町…じゃない俺の妹の小町はどうなるの?その理屈でいくと心労で倒れちゃうぞ」
ゆきの「なぜ俺の小町と言いかけたのかしら…」
いろは「シスコン…」
雪乃達が冷ややかな目で俺を見てくる
別にいいだろ?未来の嫁第一候補の1人なんだから
そしてもう1人は勿論戸塚
つまり俺の未来予想図は2人の天使と生活を送ることだ
あ、この世界でシズカエルも降臨したんだっけ
どうしよう
ニン「あはは〜おもしろいね〜アホ毛くん〜ふふふ♪」
ゆい「そ、それでニンちゃん…だっけ、どうしてここに?」
ニン「ん〜?あ〜そう〜アホ毛くんにあやまりにきたの〜かってにたたかわせちゃってごめんなさ〜い〜ふふふ♪」
はちまん「え?謝ってくれるのか?」
あれ?もしかしていい子なの?
ニン「うん〜じつはアホ毛くんにたのみが〜ふふふ♪」
はちまん「頼み?」
ニン「うん〜でも〜そのまえにききたいことが〜ふふふ♪」
そう言うとニンは雪乃達の顔を見る
ニン「この町の〜入るところからみてたけど〜あなたたちとアホ毛くんっていっしょにぼうけんしてるの〜?ふふふ〜♪」
はちまん「いや、違うぞ?さっき偶々鉢合わせしただけで基本俺とコイツらは別行動だ」
ニン「そ〜ならよかった〜ならあなたたちがジムに〜ちょうせんしてるあいだ〜アホ毛くんはまってなくていいんだね〜ふふふ♪」
4人「「「「え?」」」」
どう言う意味だ?
ニン「それで〜アホ毛くん〜アホ毛くんってつぎにやることきまってるの〜?ふふふ〜♪」
はちまん「え?」
次にやること?
えっとニビジムに勝ったんだ
次のジムのある町に行かなきゃいけないから
はちまん「えっと…ハナダだ、ハナダシティのジムに行く」
ニン「おお〜じゃあ〜ここからハナダに行くんだから〜あのお山を越えるんだよね〜ふふふ♪」
ニンが指し示す場所
それはニビシティの東
ここから見える大きな山
オツキミ山だ
はちまん「ああ、そうだ、それがどうかしたか?」
ニン「うん〜わたしもいっしょにいっていいかな〜?ふふふ〜♪」
はちまん「は?」
ニン「わたし〜あそこでやらなきゃいけないことができちゃって〜
よければ〜アホ毛くんもいっしょにきてほしいな〜って〜ふふふ♪」
ゆい「ちょっ!ちょっとまって!どうしてヒッキーなの?他の人でもいいんじゃない!?」
ニン「ん〜なんとなく〜?ふふふ〜♪」
ゆい「な、なんとなく!?」
なんとなくで山に連れて行かれてたまるか
俺は山がそこにあるから登るんじゃない
山がそこにあるから帰るんだ
だって気象の変化とか色々めんどくさいし
まあそれはさておき
はちまん「…わかった、行こう」
ヒロインズ「「「え!?」」」
はちまん「悪い雪乃、お前の条件とは違ってくるがお前らがニビジムで戦っている間俺が先に進んでいいか?」
ゆい「え…?一緒に行かないの!?」
はちまん「いや、元から一緒に行動してるわけじゃないだろ?時間ももったいないしな」
ゆい「そ、そんな」
ゆきの「……貴方、私達に何か隠してない?」
いろは「えっ!?」
はちまん「……かもな。でも時間がもったいないってのも事実だろ?」
ゆきの「……はぁ、わかったわ。…私達がハナダに着いたらちゃんと話してもらうわよ?」
はちまん「………わかった。お前らもそれでいいよな?まだお前達はニビジムで勝たなきゃいけないんだし」
ゆい「そ、それは…うぅ…わかった」
いろは「はい…わかりました…」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ゆきの「それじゃ、私達はジムへ戻りましょうか。あそこならジムリーダーに挑戦しなくても他のトレーナーと戦えば特訓にもなるでしょう」
いろは「は、はい!」
ゆい「うん…ヒッキー…またね」
はちまん「ああ…」
雪乃達はジムの方へ戻っていった
残されたのは俺とカラカラとニン
俺が雪乃達より先にハナダへ向おうとする理由
ニビジムの勝利で浮かれていたが
ニンの言う通り
次の目的地ハナダへ行くにはオツキミ山を越えなければならない
そしてそのオツキミ山
ゲームであったそこで起きるイベント
それは、ロケット団との戦闘だ
俺はカラカラの様子をうかがう
ジム戦後の為疲れた顔をしている
はちまん「なあニン、お前のその用事って明日じゃダメか?」
ニン「ん〜?どうして〜?ってああ〜カラカラちゃんか〜ふふふ♪」
はちまん「ああ、出来れば今からコイツを休ませてやりたいんだが」
ニン「わかった〜いいよ〜ふふふ♪」
はちまん「サンキュ」
ニン「んじゃ〜明日この町の東がわの入り口でまってるね〜ふふふ♪」たたた
そう言うとニンはどこかへ消えていった
ニビジム戦勝利後
早くも明日次の目的地に向かう事になった
俺は明日オツキミ山であるであろうロケット団との戦闘に備えるため
カラカラと共にポケモンセンターに向かった