八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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29話 大男

#4番道路

 

エリ「あ!アホ毛くん!ニンちゃん!

あれ!洞くつの入口についたよ!ポケセンもある!」

プリン「…!」キャッキャッ

 

オツキミ山に向かう一行

俺、カラカラ、ニン、エリ

そしてエリが先ほど捕まえたプリン

俺達はオツキミ山の洞窟への入口までたどり着いた

そのそばにはポケセンがある

 

ニン「んじゃ〜とりあ〜えず〜ぽけせんにはいる〜?ふふふ〜♪」

はちまん「ん、わかった」

 

俺達はポケモンセンターで少し休憩することにした

同行者がさらに増え辟易していたカラカラを気遣いながら向かう

そしてポケモンセンターの中に入ったその時----

 

--事件が起きた

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#4番道路ポケモンセンター

 

???「まだなのか?まだ見つからないのか?つきのいしは」

ロケット団員「はっ!申し訳ありません!ただ今総員をあげて捜索中ですがなにぶん小さな石のため……」

???「はぁ…そうか」

 

俺達がポケモンセンターに入った時

中には先客がいた

1人は服装で分かる…ロケット団だ

そしてそのロケット団員が跪いている相手

2メートルほどある身長に

山のようにデカイ体型

そして顔にある大きなキズが特徴的な男だった

ロケット団員が跪いているということはロケット団の中でも位の高い奴なのだろうか

だが今はそんな事よりも気にしなければならない事がある

 

 

カラカラ「…!?!?」ガクガク

 

 

カラカラがあの大男を見た瞬間

まるでお化けを見たかのように顔面蒼白になりながら

からだを震わせていた

 

もしかしてあの大男こと知っているのか?

だがあの大男を見た瞬間のコイツの反応…

どうしたってんだ?

俺はアイツらに聞こえないように小声でカラカラに話しかける

 

はちまん「どうした?カラカラ」

カラカラ「………!」ガタガタ

エリ「ど、どうしたの!カラカラちゃん!」

 

俺が声をかけてもカラカラはあの大男を見ながら震えている

これはヤバイかもしれない

とりあえずこいつをあの大男から離さなければ

 

はちまん「おい、お前ら一度外に出るぞ!」

ニン「うん〜!いこっ!」

 

俺達はカラカラの様子を見て事態を重く見ると

アイツらから離れるため外に出る

その時俺はこいつと出会った時のオーキド博士の言葉を思い出していた

 

オーキド博士『…うむ、このポケモンはカラカラといっての、とある事情で心を閉じておる』

 

心を閉ざす、とある事情……

まさか

あの大男が関わっているのか?

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#4番道路

 

カラカラ「………」ガタガタ

 

ポケモンセンターから出てあの大男から離れたが

まだカラカラは怯えていた

 

はちまん「………」

エリ「えっと…あの…」

ニン「………どうするの〜アホ毛くん〜」

 

カラカラ「………」ガタガタ

 

………

コイツがこんな状態じゃあ先には進めない

かといってさっきのポケモンセンターに戻る訳にもいかない

 

はちまん「………とりあえず、アイツらがあのポケモンセンターから出るまでここで待って、その後ポケモンセンターに戻ろう。ニン、お前の用事ってアイツらでいいんだよな?」

ニン「うん〜そうだよ〜なんかこの山でさわがしくしてたから〜こらしめにきたの〜」

 

ニンもカラカラの状態を重く見ているのかいつもの『ふふふ〜♪』がなくなっている

最初は掴めない奴だと思ったが案外性格が表に出るタイプだな

というかやっぱいい奴だなコイツ

 

はちまん「俺はアイツらが出て来るのを待つがお前はどうする?別に俺と一緒に待って無くてもいいぞ?なんなら今からアイツら懲らしめてきてくれてもいいぞ?」

ニン「ん〜たぶんむりだね〜カラカラちゃんがおびえてたあのおっきいひと〜みたかんじ〜わたしよりつよいし〜それに〜アホ毛くんがいなきゃ〜いけないし〜いっしょにまってるよ〜」

はちまん「そうか…お前はどうする?」

 

俺はエリの方を見る

 

エリ「え?」

はちまん「お前も俺達とここで待たなくても帰っていいんだぞ?」

エリ「むっ…もしかして、私が怖がってると思ってる?」

はちまん「は?いやお前は関係ないから…」

エリ「怖くないもんっ!それに!関係ない事ないもんっ!カプチーノまだおごってもらってない!」

はちまん「いや、今はそんな事言ってる場合じゃ…」

エリ「うっさい!私との約束をバイバイしようとしてもダメだからね!だからっ!私もここで待つ!」

はちまん「バイバイって…。分かったよ、んじゃ余計なことするなよ?大人しくして、俺のそばを離れるな、いいな?」

エリ「え…!?」///

はちまん「いやだから違うそう言う意味じゃない」

エリ「わ、わかってるよ…」///

 

本当に分かっているのか?

そんなエリは放っておき

俺はカラカラの様子を見る

 

カラカラ「………」ガタガタ

 

まだ震えているカラカラをみて思う

はぁ…まためんどくさいことになりそうだ…

 

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