八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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32話 駆逐作戦

#3番道路

 

俺はオツキミ山でズバットを捕まえた後

ポケモンを鍛えているエリと

それを見ていたニンの元へ来た

エリはどうやらポッポとプリンを上手く切り替え

うたうしか覚えていないプリンを鍛えている

 

ニン「あれ〜?アホ毛くん〜?どうしたの〜?ふふふ〜♪」

はちまん「いや、まあ、そのお恥ずかしながら俺もこっちで特訓するわ。…理由は聞かないでくれ」

ニン「ん〜?でも『俺は一人がいい、何故ならその方が気楽だから』って〜エリちゃんの〜おさそいことわってたよね〜?ふふふ〜♪」

はちまん「………」

 

くっ

でも仕方ない

あそこで大きな音を立ててロケット団達に気づかれるよりはマシ…

!?

アイツは!?

 

カラカラ「?」

 

俺は急いで足元にいるカラカラを抱き上げ

ニンの元へ行く

 

ニン「?」ぐいっ

 

俺はニンの腕を引き

プリンを鍛えているエリのそばまで行く

今は丁度野生のポケモンを倒して休憩していたところだった

 

エリ「あれ?アホ毛くん?どうし…」

はちまん「悪い」

ニン&エリ「「え?」」

カラカラ「?」

 

ドサッ

 

そういうが早いか

俺はカラカラ、ニン、エリ、プリンを押し倒した

俺達は全員草むらの中に隠れるかたちになる

 

ニン「!?」///

エリ「きゃ!?」

カラカラ「!?」

プリン「?」

 

エリ「ちょっ…!?アホ毛くん!?何を……!」///

ニン「…!?」///パクパク

はちまん「しっ」

 

俺は文句を言ってくるエリを黙らせる

ニンは驚いて声も出ないようだ

だが悪いがそんな事気にしている場合じゃない

何故なら…

 

はちまん「あの大男が戻って来た」

カラカラ「!?」

ニン&エリ「「!?」」

 

俺はアゴでオツキミ山方面を示す

カラカラ、ニンとエリはそちらを伺う

そこには俺の言う通り大男と数名のロケット団員がいる

数は…4人か?

オツキミ山から出てきたようだ

 

俺はカラカラの様子を見る

…さっきの約束通り震えなくはなったが

少し気負い過ぎている気がする

まあ無理もないか

 

エリ「え…!?なんで…!?」(小声)

はちまん「わからん、俺がつけられたか…?」(小声)

 

俺達は草むらの中に身を潜め様子を伺う

 

大男「テメェら、俺は帰る。後は任せたぞ?」

ロケット団員「し、しかしロンド様!この人数では、見つかるかどうか!」

 

…俺達の事は気づかれていないようだ

あの大男…ロンドは帰るようだ

 

ロンド「知るか」

ロケット団「そ、そんな!?」

ロンド「チッ、いつまでもこんな事に付き合ってられるか。くそっ!服が砂まみれじゃねーか。俺はトキワに戻る」

 

そう言うとロンドは服についた砂を払いながら

本当に帰って行ってしまった

 

はちまん「………」

 

ロケット団A「くっ!どうする?」

ロケット団B「…仕方ない、俺達だけでも探すか。いざとなればその辺にいる奴に手伝わせればいい」

ロケットA「……そうか」

 

ロケット団C「おい、AとB。こうなったら手分けして探そうぜ。4人で同じところ探すよりいいだろ」

ロケット団D「俺達CとDは先に行くからよ。お前達は後から来て俺達が探した所とは別の場所を探してくれ」

 

ロケット団A「わかった。ならお前達が行った後1時間くらいしたら俺達2人も行く。待ち合わせはハナダ方面の出口でいいか」

ロケット団C「ああ」

 

そう言うとロケット団員達はオツキミ山の方へ行ってしまった

 

はちまん「………」

 

アイツら別々に行動するみたいだな

それでここに来ているロケット団員はこの4人だけみたいだ

まだそうだと決まった訳ではないが

俺はニンと相談する

 

はちまん「どうする?ニン。アイツらの言ってる事が正しければチャンスだ。先にあの後から行く2人を倒してからハナダ方面の出口にいる後の2人を倒せばロケット団を排除出来る」

ニン「ん〜そうする〜?ふふふ〜♪」

はちまん「だがまだそうだと決まった訳ではない。これが俺達をおびき出す罠かもしれない」

エリ「わ、わな!?」

はちまん「俺がオツキミ山から出るのを見て邪魔だと感じたアイツらが一芝居うっている可能性がある。俺達がこのままオツキミ山に入ると大人数で囲まれて袋叩きにされるかもしれない」

ニン「でも〜たった1人のアホ毛くんを〜やっつけるため〜わざわざそんな〜めんどくさいことする〜?ふふふ〜♪」

はちまん「……それもそうだ」

 

俺はカラカラを抱き上げ周りを警戒しながら草むらを出る

ニンとエリ、プリンも後に続く

 

はちまん「じゃあ始めに決めた方法で行くか」

ニン「うん〜ふふふ♪」

はちまん「しかし、あの後から行く2人を倒せたとしても

その後はどうする?気絶させて運ぶか、それとも…」

 

殺すか

そう言う前に

 

ニン「ダメ」

はちまん「…わかった」

 

殺すのはダメと

まあ俺も殺す気は無いが

でもそうすると倒した後どうするか…

 

はちまん「ん〜気絶させてから身ぐるみ剥いでそのまま放置…でいいか」

エリ「え?なんで?」

はちまん「俺達が先に行った2人を相手している間に後ろからそいつらが来たら面倒な事になる。だから後の2人は何もできない状態にする必要がある」

エリ「え…!?でもそれってポケモンをドロボウするってこと?」

はちまん「いや、後から回復されないようにキズぐすりとかを回収する」

エリ「おお、なるほど」

ニン「ん〜でもそれもドロボウだよね〜?ふふふ〜♪」

はちまん「……大丈夫だハナダ方面の出口にいる奴らを倒して追っ払うときにそいつらに返せばいい。後で獲ったやつらに返してくれるだろ。これならドロボウじゃない」

ニン「ん〜?なんか〜ちがうような〜?ふふふ〜♪」

 

大丈夫、大丈夫

嘘つきじゃなきゃドロボウじゃない

 

はちまん「あ、気絶させると言ってもどうすりゃいいんだ?」

エリ「あ!じゃあこの子!プリンに手伝ってもらお!?」

プリン「!」むん

ニン「なるほど〜プリンちゃんのうたうで〜ねむらせるわけだね〜ふふふ♪」

エリ「そ!」

 

おお、なるほど

そういやアニメでも集団催眠かけてたっけコイツ

オシャレな落書き付きの

 

はちまん「それじゃあ行くか。あんまり時間をかけるとあの4人が合流してしまう。ニン、エリ、絶対にはぐれるなよ?」

エリ「むん!大丈夫!」

 

あなたのだいじょうぶはだいじょばない事ないよね?

 

ニン「そういう〜アホ毛くんも〜ね〜ふふふ♪」

はちまん「わかってるよ」

 

 

さて行くか

作戦決行だ

先ずはアイツらを駆逐してやる

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