八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
それに地の文があまり無く読みにくいかも知れません
申し訳ありません
#ハナダシティポケモンセンター
女医さん「あの子の事ですが特に外傷はありませんでした。しかし大事をとって今日は休ませてあげてください」
昼頃
女医さんは橋の前に倒れていた女の子の診察が終わると
部屋の外で待っていた俺とエリにその事を伝えてくれた
はちまん「ありがとうございます」
女医さん「では」
女医さんは去っていった
俺達は部屋の中に入って行く
???「スー…スー…」
水色の女の子は安らかに眠っていた
女医さんの言う通り大丈夫みたいだな
さて、この子が目覚めるまでどうするかな
あ、そうだカラカラ直伝のアレがある
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「ねぇ、これからどうするの?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「この子が目覚めたら何があったか聞くんでしょ?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「…あのロケット団が何かしたんだと思う」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「でもその事聞いちゃったらアホ毛くんはどうするの?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「オツキミ山の時みたいに退治するの?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「あ、さっきめんどくさいって言ってたね…はは」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「でもなんでこの子を連れて来たの?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「めんどくさいならほっとけばいいのに」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「…あの時は私の勘違いだったけどさ」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「私が無理矢理ついて行ったのに危険だからそばにいろって言ってたよね」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「キミは優しいよ、アホ毛くん」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「…それに、ね」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「キミといると楽しいんだ」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「なんていうか…自分がパーって出せるっていうか」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「キミを見てると…なんか…いろんな隠してる事とかを隠してるのがアホらしくなるというか…」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「あ、でも何でもかんでも出せるってわけでもなくて」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「こう、隠さなきゃいけない事と
隠さなくてもいいものがはっきりするというか。えっと…あ、そう嘘だ。嘘をついてまで隠すものがなくなってスッキリするっていうか」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「嘘をつくのがバカらしくなるっていうか、ね?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「あはは…なにいってんだろ私…」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「あ…そういえばキミの名前知らないや…」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「ねぇ、キミの名前教えてくれない?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「いや…昨日…関わるなって言ってたね…」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「…ごめん」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「ん?あれ?聞いてる?」
はちまん「………」ぼー
カラカラ「………」ぼー
エリ「ね、ねぇ?もしかしてずっと聞いてなかったの?ねぇ」
ん?
寝ている女の子が身じろぎする
???「う…ん」
はちまん「お、起きたか」
エリ「ねぇ!聞いてるの!?」
はちまん「え?何がだ?」
エリ「や、やっぱり聞いてなっかったんだ…うぅ」
はちまん「?」
俺がぼーっとしてる間に何か話してたのか?
まぁいいか
いやーそれにしてもやっぱぼーっとするって気が楽でいいな
何も考えなくていいからなー
はちまん「なあ何話してたか知らんが、あの子起きたみたいだぞ?」
エリ「え?」
???「ん…ここは…」
エリ「あ!ホントだ!ねぇ、大丈夫?どこか痛くない?」
???「は、はい…ってあれ?私はたしか…」
はちまん「さっき起きたと思ったらいきなり俺に突っかかって来たんだよ。んで、その後また気絶したんだよ」
???「え…!?そ、そんな…!?も、申し訳ございません…!私、気が動転してて…!」
エリ「大丈夫大丈夫!気にしなくていいよ!」
はちまん「いや、なんでお前が答えてんだ」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ナァ「私、ハナダのナァって言います…。私この街にロケット団がいるって聞いてずっと警戒していたんです…。それであの橋で目撃情報があって行ってみたんです…。そしたら誰かに何か嗅がされて、眠らされて…。気づいたらここに…」
ナァという女の子は事情を説明してくれた
気の弱い性格なのかそれとも疲れているのか
弱々しい話し方だった
エリ「眠らされた?それって…」
はちまん「………確かじゃないが多分アイツらだな…」
ナァ「はい…恐らく…」
はちまん「…もしアイツらだとしたら…マズイかもな」
エリ「え?マズイって?」
はちまん「他の奴が眠らせたって可能性もあるが。ロケット団が…えっと…ナァを眠らせたのならアイツらはナァが自分達について探っていた事に気づいたからあそこにおびき出して眠らせた。もしくはあの橋で何かをするから邪魔なので眠らせた。だとしたらナァを眠らせた今、何か行動を起こすかもしれない」
エリ「な、何かって…例えば…?」
はちまん「えっと…橋の封鎖とか?」
レインボーブリッジは駄目でも
ゴールデンボールブリッジなら出来るかもしれない
ナァ「橋が封鎖されちゃったらもうハナダの人たちが岬に行けなくなっちゃいます…!私が早くロケット団を止めないと…!」
はちまん「駄目だ、お前は今日一日安静にしてなきゃいけない」
エリ「そうだよ!それに起きたばっかりなんだから!無理に動いたら危ないよ!」
ナァ「で、でも…!」
はちまん「それにそうだと決まった訳じゃないだろ?もしかしたら思い過ごしかもしれない。ロケット団が関係していないかもしれない。今お前が無理して動けなくなったらどうするんだ?ロケット団を止めるのがお前の役目なんだろ?」
ナァ「うぅ…はい…」
はちまん「だから今は動く時じゃない考える時だ、いいな?」
ナァ「はい…」
エリ「……」
はちまん「それじゃ一つずつ潰していくか。先ずお前が知ってるやつでこういう事をする奴はいるか?ロケット団以外で」
ナァ「いえ…」
はちまん「じゃあ今のところ他の奴は考えなくていいな。次、ロケット団がお前を眠らせた理由はさっき言ったやつだ」
ナァ「はい…」
はちまん「で、アイツらがお前を眠らせた後何をするかだが…」
その後色々話しあったが答えは見つからない
時間はオヤツの時間くらいになってしまった
はちまん「んー。このままだとラチがあかんな」
エリ「どうするの?」
ナァ「あ、あのもう結構です。今日私は動けませんが、明日動けるようになったら私が何とかするので。お2人はこの件から手を引いてくださいこれ以上この街の人じゃないあなた方に迷惑をかけるわけには…」
エリ「めいわくなんて…」
はちまん「まあそうだな。俺がこの街に対してここまでやる必要はない。ここのジムリーダーに勝てたらこの街とはそれまでだからな。それにめんどくさい」
エリ「ちょ…!?」
ナァ「いえ…いいんです。これ以上関わるとあなた方も危なくなるかもしれませんし……」
エリ「ナァちゃん……」
はちまん「だがな、これ以上めんどくさくなるのもゴメンだ」
ナァ「え?」
はちまん「俺が何であの橋に行ったか分かるか?ここにいる俺のポケモン、カラカラとズバットを鍛えるためだ。この街のジムに勝つにはあの橋の先にある草むらに行かないといけないんだ。」
ナァ「そ、それは……」
はちまん「もしかするとあの橋にロケット団がいるかもしれないってそれこそスゲェめんどくさいだろ?」
エリ「………」
はちまん「あ、そうか」
ナァ「?」
エリ「?」
はちまん「ここで話し合ってもラチがあかないんだったら、俺が今からあの橋に行けばいいんだ」
ナァ「え……!?」
エリ「な……!?」
はちまん「俺が用事があるのは橋の先。俺達の考え過ぎでロケット団がいないかもしれない。そしたら悠々と渡って向こう側へ行ける」
ナァ「ま、待って……」
エリ「待ってよ!でももしかしたらロケット団がいるかもしれないんでしょ!?そしたら危ないじゃない!」
はちまん「関係ない、俺は行く」
ナァ「なら、私も……!」
はちまん「駄目だ。言っただろ?お前は一日安静だ」
ナァ「でも……!」
エリ「……じゃあ!私が行く!」
はちまん「駄目だ。というかお前関係ないだろ?」
エリ「関係なくない!!」
はちまん「!?」
エリ「私は!今動けないナァちゃんの代わりに行くの!アホ毛くんは自分のために行くんだろうけど!私はナァちゃんのために行くの!だってもしロケット団が何かするんだったら早く動かないといけないでしょ!だから私が行くの!」
こいつ……
はちまん「…………………」
エリ「まあ、アホ毛くんがナァちゃんのために行くって言うなら、一緒に行ってもいいけど?」
はちまん「は?いや何で俺が…」
エリ「だってアホ毛くんもナァちゃんのために行こうとしてたんでしょ?……だってアホ毛くん優しいから」
はちまん「何言ってんだ?俺が優しい?そんなわけ……」
エリ「あれ?気づいてなかったの?ナァちゃんの事情を聞いてたのもそうだけど、途中から一緒に考えてたよね?関係ないはずなのに」
はちまん「それは…」
エリ「それにナァちゃんをここに運んだのもそうでしょ?誰かに任せて、アホ毛くんはさっさと先に進んじゃえばよかったじゃん。何で起きるまで待ってたの?」
はちまん「………」
エリ「ね?だからアホ毛くん…。無理に正直にならなくてもいいけど私を1人で行かせたくなかったら、ナァちゃんのために一緒に行こう?そしたら私も危ないことしないから」
………
はちまん「はぁ〜〜」
はちまん「負けた。負けたよ」
エリ「お!私アホ毛くんに勝っちゃった?」
はちまん「おちょくるな」
エリ「へっへーん」
はちまん「わかった。俺がナァのために行くならお前は危ないことしないんだな?」
エリ「うん!」
はちまん「だが、駄目だ。お前はここで待ってろ」
エリ「な…。ふ、ふざけないで!!アホ毛くんが何て言おうが私は行くよ!!」
はちまん「違う。落ち着け」
エリ「え…?違う?」
はちまん「お前にも橋に向かって貰おうとは思う。だが明日だ」
エリ「あ、明日!?何で!?今行かなきゃアイツら何するかわかんないよ!?」
はちまん「落ち着け。先ず話しを聞いてくれ。頼む」
エリ「む〜」
はちまん「俺は今から1人で橋に向かう。そこでお前はやってもらはなければならない事がある」
エリ「なに?」
はちまん「ナァを守ることだ」
ナァ「え…!?私…ですか?」
はちまん「ああ。さっきも言ったが、アイツらはお前がロケット団の事を調べてた事であの橋に呼び寄せ眠らせたのかもしれない。だからもしかしたらお前を始末しに来るかもしれない」
エリ「始末!?」
はちまん「ああ。だからエリ、お前には俺が居ない間ナァを守って欲しい」
エリ「で、ても……!」
はちまん「ナァのために動くんだろ?だったらそのナァがやられたら本末転倒だ。違うか?」
エリ「……っ!で、でも!もしアホ毛くんに何かあったら!?もしロケット団にやられちゃったら私達はどうすればいいの!?」
はちまん「だから今日俺はここに帰って来ないから、明日ナァが動けるようになった時一緒に橋に来い。もし俺がやられてたらこの時アイツらをお前らが退治すればいい」
ナァ「え?帰って来ない?」
はちまん「ああ、言っただろ。俺は橋の向こうで鍛えるって。だからもしロケット団がいて退治出来たとしても、いなかったとしても、どっちにしろここには帰らない」
エリ「………そっか。わかった!それでいこ!私は絶対ナァちゃんを守るよ!任せて!」
ナァ「え!?で、でも!」
エリ「でも約束、ロケット団がいたらナァちゃんのために戦うって」
はちまん「ああ」
エリ「あ!もし約束をバイバイしようとしたらまたカプチーノおごってもらうから!」
はちまん「バイバイって…。わかったよ」
俺はまたゴールデンボールブリッジに行く事になった
ロケット団が暗躍しているかもしれない橋に
だが俺は旅立つ前にした雪乃達との約束
そしてエリとの約束のため向かう
俺は手早く準備するとカラカラとズバットを連れ部屋の出入り口に向かう
はちまん「じゃ、行って来るわ」
ナァ「す、すみません!あ、ありがとうございます!気をつけて下さいね!無理しないで!そ、それから」
エリ「ナァちゃん!大丈夫大丈夫!気にしなくていいから!」
はちまん「だから、何でお前が答えんだよ」
エリ「アホ毛くん!行ってらっしゃい!!」
はちまん「おう」
俺は部屋から出る………前に
エリの方を振り返らず声をかける
…なんか昨日もあったなコレ
はちまん「あー忘れてた、エリ」
エリ「ん?」
はちまん「はちまんだ」
エリ「え?」
はちまん「俺の名前」
エリ「え?え?」
はちまん「昨日の夜俺に関わるなって言ったが今関わってるよな?だからまあ仕方ないから教えてやる。だからいい加減アホ毛くんはやめろ。いいな?じゃ」
俺はそう口早に伝えると急いで部屋から出る
その後エリがどうなったのかはわからない