八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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53話 Tell your Yuigahama yui

#11番道路

 

はちまん「………」

 

ゆい「……うぅ」

 

ポケモン世界10日目

昨日いろはにポケモンについて少し教え

ディグダを捕まえさせた

で、今日は結衣に教える番なんだが

どうやら昨日

雪乃に色々教えてもらったが上手く理解できず

雪乃に迷惑をかけたと思っているようだ

それで落ち込み中々特訓も上手くいかず

今は休憩として2人で座っている

 

はちまん「…はぁ。なぁ結衣。雪乃は迷惑なんて思ってないだろ。お前もアイツの性格わかってるだろ?アイツは困っている人を見捨てないって。だからお前の事もなんとかしようとしただけで……」

 

ゆい「うん、わかってる。ゆきのん優しいからわたしの事考えてくれて、それで今日ヒッキーに任せたんだよね」

 

はちまん「まあ、そうだろうな」

 

ゆい「でも…わたし…足手まといかなって…」

 

はちまん「はあ?」

 

ゆい「だってわたしバカだし、ポケモンのこともっと分かろうとしても分かんないし」

 

はちまん「………」

 

ゆい「今の旅だってわたし全然役に立ってないし。いろはちゃんはしっかりしてて、ゆきのんは凄いし。わたしだけ…何も…」

 

はちまん「……ふう、そうか」

 

さてどうするか

前の俺ならほっとくんだが

昨日も言ったようにこの特訓は結衣の身を守る為のものでもある

このまま燻らせていたら教えるべき事も教えられん

んーどうするか

教える…

よし、平塚先生俺に力を

 

はちまん「なぁ結衣」

 

ゆい「…何?」

 

はちまん「ジャン○って読んだ事あるか?」

 

ゆい「え?えっと戸部っちがこの前学校に持ってきたのをちょっとだけ。平塚先生に没収されてたけど。…でも何でそんなこと?」

 

はちまん「……まあそれは置いとこう。でな、その少年漫画とか熱血漫画にはなこういう時、よくこういうやり方があるんだ」

 

ゆい「え?」

 

俺は立ち上がってフードの中にいるズバットを起こす

 

はちまん「おい、ズバット。出番だ」

ズバット「?」ぱたぱた

 

俺が起こすとフードから出て

俺の周りを飛ぶ

 

ゆい「ヒッキー?」

 

はちまん「ほれ、立て」

 

結衣は俺に言われ立ち上がる

 

ゆい「な、何するの?」

 

はちまん「はぁ…。こういうのは俺に似合わないんだがな」

 

ゆい「え?」

 

はちまん「んじゃ、やるぞ」

 

 

はちまん「足手まとい決定戦」

 

 

ゆい「………ほぇ?」

 

はちまん「いいか、良く聞けよ?お前がこの旅で足手まといだってんなら俺も足手まといなんだよ」

 

ゆい「え!?そんなことないよ!ヒッキー強いじゃん!」

 

はちまん「そういう事じゃない。昨日ハナダを出る時、俺が雪乃に言われた事覚えてるか?」

 

ゆい「え?え、えっと…」

 

はちまん「『貴方のそんな下らない理由で進む足が遅くなるのは不愉快なのだけれど。貴方の自己満足に付き合っている暇は無いのよ』」

ゆい「え!?ゆきのんのマネ!?ムダに上手いし!」

 

はちまん「ムダは余計だ。で、分かっただろ?俺の所為でこの旅は遅れを取っているんだ。だから俺もお前と同じで足手まといって事だろ?」

 

ゆい「そ、そんなこと……!」

 

はちまん「まあお前ならそんな事ないって思ってるだろうな」

 

ゆい「え……?」

 

はちまん「そして俺もお前が足手まといだとは思ってない。だから今からポケモンバトルして、俺とお前どっちが足手まといか決めようって事だ」

 

ゆい「ええぇ!?」

 

はちまん「ほら。さっさとポケモン出せ。出さないと育て屋さんに連れて行くぞ」

 

ゆい「何で!?わ、分かったよ……」

 

そう言って結衣はフッシー事フシギソウを繰り出す

 

はちまん「バトルは一対一。負けた方は足手まといって事で。えっと、勝った方の言う事を何でも聞く事」

 

ゆい「え!?何でも!?な、何でもって、ヒッキーに何でもお願いできるってこと!?」

 

はちまん「お、おう。勝ったらな」

 

ゆい「わかった!フッシー!がんばろう!」

 

フッシー「フシッ!」

 

さっきまで落ち込んでたのに急にやる気に満ちてんだけど

コイツ、俺にどんな無茶なお願いを…いやコイツはそんな事しないか

雪乃と違って

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

トレーナー戦

 

はちまん ズバット VS ゆい フッシー

 

1ターン目

 

はちまん「ズバット!あやしいひかり!」

フッシー「フッシー!あまいかおり!」

 

ズバット「!」ピロピロ

フッシー「…?!」

 

フッシー「!」ふわわん

ズバット「…!」

 

先に動いたのはズバット

ズバットはハナダジム攻略後に覚えたあやしいひかり

あやしいひかりは相手を混乱状態にさせる

前に覚えていたちょうおんぱと同じ効果だが

ちょうおんぱと違いあやしいひかりは百中で当たる

対するフッシーはあまいかおり

相手の回避率を下げる技で

後に出す技が当たりやすくなる

 

 

2ターン目

 

はちまん「ズバット!かみつく!」

ゆい「フッシー!はっぱカッター!」

 

ズバット「!」ガブ

フッシー「…!」

 

フッシー「?!」バシッ

フッシー「…!」

 

ズバットはかみつくでダメージを与える

怯みを期待したが

フッシーは混乱して自分を攻撃したので問題ない

 

 

3ターン目

 

はちまん「ズバット!トドメのつばさでうつ!」

 

ズバット「!!」シュバシ

フッシー「…!!」

 

フッシー「…」

バタン

 

ゆい「あ!フ、フッシー!」

 

ズバットの効果抜群であるつばさでうつが炸裂し

フッシーは倒れた

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

ゆい「うう…。負けちゃった。ごめんね、フッシー」

 

結衣はフッシーをボールに戻した

 

はちまん「お疲れ、ズバット」

 

ズバット「♪」

 

ズバット「…♪」すぽっ

 

ズバット「…zzz」

 

はちまん「は、早い。そんなに眠いの?」

 

俺が労うとそそくさとフードに戻って寝てしまった

コイツは揺るぎないな…

俺は結衣の方を見る

 

ゆい「うぅ…」

 

はちまん「はぁ…」

 

落ち込んでいる

俺が追い打ちかけたからな

はぁ

 

後はアイツらに任せるか

 

はちまん「おい、結衣」

 

ゆい「………」

 

はちまん「これでお前がこの中で1番の足手まといだ」

 

ゆい「…」グス

 

はちまん「だがそれは俺達2人が決めた事だ。お前が4人の中で足手まといかはアイツらにも聞かなきゃな」くいっ

 

ゆい「え?」

 

俺が結衣にとある場所を示す

そこには雪乃といろはがいる

 

いろは「結衣先輩っ!」

 

ゆきの「………」

 

ゆい「いろはちゃん、ゆきのん……」

 

 

いろは「結衣先輩!例え先輩が何と言おうと結衣先輩は足手まとい何かじゃありません!」

 

ゆい「いろはちゃん……でも……」

 

ゆきの「由比ヶ浜さん」

 

ゆい「ゆきのん……」

 

 

ゆきの「ごめんなさい」

 

 

ゆい「え?」

 

ゆきの「私は貴女に甘えていたわ」

 

ゆい「ゆ、ゆきのんが、わたしに?」

 

ゆきの「私は貴女が何も言わないのをいい事に貴女の事を考えていなかったわ。昨日、私は貴女への説明を諦めてこの男に任せてしまった。その所為で貴女には気負わせてしまい。その結果、今日の訓練もままならなくなってしまったわ」

 

ゆい「そ、そんなこと……」

 

ゆきの「だから貴女が自分の事を足手まといと言うのなら、今回の事で足を引っ張った私の方が足手まといよ」

 

いろは「そんな事ありません!私だっていつもワガママばっかりでした!私が足手まといなんです!」

 

ゆきの「それじゃあ3人とも足手まといと言う事で、もうこの事は触れないようにしましょう。だから由比ヶ浜さん、これからは絶対に自分の事を足手まといだとか言うのはやめて頂戴」

 

いろは「そうです!結衣先輩が足手まといなら私達も足手まといになっちゃいます!だから今度言ったら『こしょこしょの刑』ですからね!分かりましたか!?」

 

ゆい「ゆきのん………いろはちゃん………。あ、ありがとう……」ぐすっ

 

結衣は2人の言葉に救われたようで泣き出した

それを慰める雪乃といろはを眺めながら思う

 

こいつら3人はやっぱり互いに助け合ってなんとかできる3人だ

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

ゆい「2人ともどうして来てくれたの?」

 

結衣が泣き止み

落ち着いた頃そう聞いてきた

 

ゆきの「そ、それは……」

 

いろは「それは雪ノ下先輩が結衣先輩を心配して…」

 

ゆきの「一色さん!」

 

はい、百合入りまーす

 

ゆい「ゆ、ゆきのん……」うるうる

 

ゆきの「い、いえこれは、その……」///

 

ゆい「ゆきのーーん!!」ダキッ

 

ゆきの「ゆ、由比ヶ浜さんっ!」///

 

結衣が雪乃に抱き着く

ハイハイ百合百合

 

いろは「先輩!」

 

はちまん「何?」

 

いろは「そういえばいつから私達がいるって気づいたんですか?」

はちまん「バトルする前からだが、それより前にいたのか?」

 

いろは「先輩がジャン○の話しをしたところからです」

 

はちまん「………その時、雪乃もいたんだよな?」

 

 

ゆきの「ええ、貴方が私の真似をしていたのも見ていたわ」

 

 

あ、オワタ/(^o^)\

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#クチバシティポケモンセンター喫茶店

 

いろは「それで、結衣先輩」

 

あの後夕方まで訓練をしてポケモンセンターに戻って来た

今回はちゃんと俺もレベル上げが出来た

ステータスです

 

[カラカラ]

レベル 24

 

<覚えている技>

・アイアンヘッド

・ホネブーメラン

・きあいだめ

・にらみつける

 

[ズバット]

レベル 19

 

<覚えている技>

・つばさでうつ

・かみつく

・あやしいひかり

・すいとる

 

[ロコン]

レベル 18

 

<覚えている技>

・ひのこ

・でんこうせっか

・ほのおのうず

・つぶらなひとみ

 

途中カラカラとズバットが新しい技を覚えようとしていたが色々考えた結果前と変わらなかった

後、あのポケモン図鑑の公害機能

俺のやつにしか付いてないらしい

ナニコレ、嫌がらせ以外考えられないんだけど

 

そして今

ポケモンセンターの喫茶店でそれぞれ飲み物を頼んだ後

いろはが結衣に何か聞いている

 

ゆい「なーにー?いろはちゃん」

 

いろは「あの先輩との勝負で負けた時の条件ですよ」

 

ゆい「あ!忘れてた」

 

いろは「どーするんですー?先輩が無茶なお願いしてきたら」

 

ゆい「え!?そうなのヒッキー!?」

 

ゆきの「女子が傷心している隙を突いて卑劣な条件を押し付けるとは、最低ね」

 

 

はちまん「……いや、卑劣なのは変わらんから何も言えん」

 

 

ヒロインズ「「「え?」」」

 

いろは「え!?じゃ、じゃあ無茶なお願いするんですか!?」

 

はちまん「ああ」

 

ゆきの「ひ、比企谷君?まさか由比ヶ浜さんに酷いことを」

 

はちまん「ああ、そうなるかもしれない」

 

ゆい「え、え、ひ、ヒヒヒッキー?わたしに何をお願いするの?ヒ、ヒッキーになら何をされてもいいけど、その、まだ心のじゅ、準備が…」///

 

はちまん「いや、悪いが今のうちに心の準備はしておけ」

 

ゆい「ふええぇぇ!?」//////

 

ゆきのいろは「「な……」」

 

 

はちまん「決行は明日だ」

 

 

 

 

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