八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
#クチバシティポケモン大好きクラブ
会長「………それでな?そのギャロップは毛並みが美しくて側から見たらツンツンした1匹狼にしか見えないんじゃがな!ちょっとでも褒めるとそっぽを向いて照れての!ほのおタイプのギャロップだけにギャップ萌えじゃあ!その後の後ろ蹴りもその萌えの前では愛情の裏返しにしか見えんかった!1ヶ月の入院なんてへじゃ!その間もポケモン達が寄って来てくれたからの!あ、その時やってきたクサイハナなんじゃがな?これがもう臭いのなんの!しゃがそれも愛情があれば頭がクラクラするあまい香りになるのじゃ!不思議なもんじゃろう?そうそうクサイハナと言えばその匂いが大嫌いなサンドがいての!いっつもわしに体当たりしてきて弁慶の泣きどころを集中的に攻めて来ての!これがもう痛いのなんの!やめてやめてと言って抱きつこうとしたら今度はそのサンドの親のサンドパンがわしを切り裂いて来ての!危うくこの髭が全部無くなってツルツルになるところじゃったわ!それでの!それを見ていたカブトプスも切り裂くのに参加してきての!それでわしは………」
はちまん「」
ゆい「」
カラカラ「」
ズバット「zzz」
ロコン「」
フッシー「」
ピピン「」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
1時間後
会長「ん?もうこんな時間か…。まだ話したりんのじゃがしょうがないのお…。すまんな君達、こんなに話したのは初めてじゃ。そうじゃ!わしの話しを聞いてくれたお礼にこのハナダにあるサイクリングショップで自転車と交換してくれる引き換え券をあげよう。いやー貰ったのはいいがわしは必要ないからの!遠慮しなくていい、ほら!」
はちまん「………………あり、がとう、ございます」
ゆい「」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
#クチバシティポケモン大好きクラブ前
はちまん「………勝負とはいえ悪かったな」
ゆい「………う、ううん」
ポケモン世界11日目
俺と結衣
そしてそのポケモン達は
朝から昼の中頃までポケモン大好きクラブの会長の話しを聞いていた
地獄だった
昨日勝負に負けた条件として一緒に会長の話しを結衣にも聞いて貰った
会長の話しを聞いた理由はさっき貰った自転車引き換え券
一枚しかないが
この後結衣と共にハナダに行き一緒に自転車を貰いに行く予定だ
結衣が一緒の理由?
苦しみや悲しみは共有したいじゃん
因みに雪乃といろはだが11番道路にいる
昨日、この事を言うと微妙な顔をしていたがどこかホッとしていた
はちまん「それじゃ、ハナダへ行こうか」
ゆい「……うん」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
#ハナダシティサイクリングショップ
店員さん「はい。引き換え券ですね。色はどうします?」
はちまん「え?色?」
俺と結衣は地下通路を通りサイクリングショップで店員さんに引き換え券を渡した
どうやら色が選べるらしい
店員さん「赤、緑、青、黄、桃、黒。この中からお選びできます」
どっかの橋で見たような配色だが
やっぱ黒だな
かっこいいし
他の色は派手だし
はちまん「あの、黒でお願いします」
店員さん「はい、分かりました。こちらが折りたたみ式自転車となっております」
はちまん「おお〜〜」
ゆい「かっこいい!」
店員さんが持って来てくれたのは
黒いボディの自転車
しかも所々に赤色が散りばめられていてクソかっこいい
さらに前と後ろに小さなポケモンが乗れそうなスペースがある
どちらもカラカラとロコンが同じ所に2匹入っても大丈夫そうな広さがある
俺の頭にぽわぽわと思い描かれる
俺が自転車を漕ぎ
前にカラカラとロコンが乗っていて
フードには寝ているズバットが
あれ?ちょっと待って
自転車のスピードでズバットが入ったフード千切れて飛んでいかないよね?
それか下手したら首が飛んで行くかも
いやだぁ、死にたくないぁい
はちまん「ありがとうございます」
俺は黒い自転車を受け取り
それを押しながら店内からでる
ワクワクが止まらねーぜ!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
#地下通路入口
ゆい「いーなー!ヒッキー!わたしも欲しー!」
はちまん「…悪い。引き換え券一枚しかなかったから」
ゆい「あ!ち、違うよ?そうじゃなくて!」
クチバに帰る途中
結衣が羨ましそうに俺が押している自転車を見ていた
その自転車には早速カラカラとロコンが前のスペースに乗っている
カラカラ「カラッ!」ワクワク
ロコン「…」ちょこん
カラカラはワクワクしていて
ロコンは大人しく座っている
しかし結衣には付き合わせたのに
俺だけ自転車を貰ってしまった
罪悪感ハンパない
どうしよう
………仕方ない、今回だけだ
はちまん「結衣」
ゆい「なに?」
はちまん「…後ろ乗るか?」
ゆい「え!?で、でも」
はちまん「この地下通路は長いし、自転車で突っ走った方が早いだろ?雪乃達を待たせるのも悪いし」
ゆい「………いいの?」
はちまん「………今回だけだ」
ゆい「そ、それじゃあ、お願いします…」///
俺が自転車に乗った後
何故か敬語で結衣も後ろのスペースに乗る
そして俺の腹に腕を回す
むぎゅ
やったぜ
はちまん「おい、振り落とされんようにな」
ゆい「お、重くない?」///
はちまん「ああ、主人公としての責任が重いな」
ゆい「へ?」
俺は自分でも良く分からない事を言いながらペダルに足をかける
ポケモン世界初の自転車
人生初の女の子と2人乗り(小町は天使なのでノーカン)
すごい緊張する
カラカラ「カラッ!カラッ!」ワクワク
ロコン「……」
ズバット「zzz」
ポケモン達もそれぞれ違ったリアクションをとる
いやごめんリアクションとってたのカラカラだけだ
他は無反応か寝てるかだった
ちなみに結衣のポケモンはボールの中だ
はちまん「それじゃ、行くぞ」
ゆい「うん!」///
クチバに向けて自転車を漕ぐ
こうして念願の自転車ゲット
四苦八苦あったが
ぼっち代表として面目はたっただろう
まあ今の俺の状況をぼっちに見られたらブン殴られそうだが