八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
勝手にサント・アンヌ号ぶっ壊してゴメンなさい
あそこのBGM好きな方すみません
でもサカキにあの台詞を言わせたかったんです
あらすじ
はちまん「パーティー要素もエンジョイ要素もなかった。サブタイ詐欺だ」
#サントアンヌ号
ヒューー
ドシン!
はちまん「んーー!?」
くそっあの人無茶苦茶だ!
カントーに喧嘩売るのか知らないけど俺の居ない時にしてくれ!
い、痛い痛い、声にならない!背中から行った、骨折ったかな
ゆい「ヒ、ヒッキー!?」
いろは「せ、せんぱいっ!?」
はちまん「あん?痛っ」ぐきっ
名前を呼ばれ振り返ったら背中がぐきって!痛い痛い!
そこには結衣にいろは、それと雪乃と…隣にいるのはマチスか?
雪乃がジムバッチを持っているって事はやっぱマチスと戦ってたのか
その雪乃はビックリした表情でこちらを見ている
ゆきの「あ、貴方。何で天井から…」
マチス「oh〜!これがウワサのカミナリ様だな!?よし皆の衆!捕まえろー!」
え!?マチスが網を持ってこっち来る!?
待って待って!今腰痛いから逃げれない!
???「って!そんな場合じゃないでしょ!?この船沈んでるわ!早く避難誘導を!サチ!急いでここの船長に!」
サチ「はい!わかりました!ウキワさん!」タタタ
マチスに捕まりそうになる俺を尻目に
サチと呼ばれた
オレンジ色の髪にオレンジのドレス、灰色の帽子を被った女の子が走って行くのが見えた
ん?ウキワ?
俺はウキワと呼ばれたやつを見る
緑色の髪に緑色のドレス、黄色い帽子
トキワの森であったウキワだ
何でこんなところに?
ウキワはマチスの暴走を止めてくれた
俺の方に来る
ウキワ「貴方!はちまんよね!?」
はちまん「ああ、そうっ…痛!?」ぐきっ
そっちに体を向けようとするとまたぐきって!痛い痛い!
ちょっと!話しかけるなら俺の正面に来てからにして!
ウキワ「何があったの!?」
はちまん「み、見てなかったの?天井からあだだだ!?」
話してる途中に激痛が!?
痛い痛い!
ちょっと!話しかけるなら俺を病院に連れてった後にして!
はちまん「わ、訳は話すから…。びょ、病院に…あだだだ!?」
ゆい「ヒッキー!大丈夫!?歩ける!?」
はちまん「む、無理…」
結衣が駆けつけて来て、俺の心配をしてくれる
ちゃんと俺の正面に来て話してくれる
おお…今なら結衣と結婚してもいいかも…
ゆきの「由比ヶ浜さん!一色さん!比企谷君を運ぶわよ!」
いろは「はい!」
ゆい「うん!」
こうして俺は雪乃達に運ばれてポケモンセンターに行った
いや、俺ポケモンじゃないよ?
と思ったが人間も診てくれるそうだ
良かっ…ぐきっ…痛い痛い!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
#クチバシティポケモンセンター宿泊施設
はちまん「」チーン
俺はポケモンセンターの女医さんに診察され
ギプスを付けて安静にしている
今は意識だけがある状態だ
一応喋れるが、体はあまり動かせない
いろは「せんぱい…」
ゆい「ヒッキー…」
結衣といろはは俺の看病をしてくれている
雪乃は用がある為ここにはいない
コンコン
部屋のドアがノックされる
ゆい「ゆきのんかな?はーい」
結衣がそれに応えると
ウキワと…えっと…誰だっけ?船で見たオレンジの女の子が入って来た
ウキワ「はちまん、入るわよ」
サチ「おじゃましまーす!」
ウキワ「こらサチ、怪我人の前で大きな声を出さない」
サチ「すみません」
ゆい「あ、ウキワちゃんにサッチャン。どうしたの?」
ん?結衣はウキワとオレンジの子を知っているのか?
2人が入って来るとその後に別の女の人が入って来た
???「失礼します」
金髪に金色のドレス、ピンクの帽子を被った
歳は…17歳くらいか?
コブキ「初めまして皆様。私、コブキと申します」
いろは「私はいろはって言います」
ゆい「わたしはゆいです。こっちはヒッキー」
はちまん「待て、あだ名を紹介してどうする」むくっ
俺は結衣の間違いを正そうと体を起こす
それを結衣といろはが止める
ゆい「ヒッキー!ダメだよ!寝てなきゃ!」
いろは「そうですよ!また腰が痛くなっても知りませんよ!?」
はちまん「このくらい大丈夫だ。自己紹介くらい自分で……いや、やっぱめんどくさいからいろはがやってくれ」ゴロン
いろは「じゃあ何で起きようとしたんですか!?」
ゆい「何でわたしじゃなくていろはちゃんなの!?」
お前らうるさい
怪我人の前だぞ、ウキワさんに怒られるぞ
いろは「まったく…。えーコブキさん、この人は先輩です」
はちまん「ごめん、やっぱ俺がやるわ」むくっ
任せた意味無いじゃん
はちまん「えっと、はちまんです」
コブキ「ウキワに聞いております。トキワの森でロケット団を撃退した殿方ですよね」
はちまん「知ってるなら自己紹介要らないじゃん。そういう事は早く言えよウキワ」
ウキワ「いや、自分でやりなさいよ」
なんでだよ
仕事が増えるしめんどくさいし恥ずかしい
ウキワ「じゃ、次はこっちね。ゆいといろはは知っているけど、貴方はまだよね。紹介するわ、この子はサチよ」
サチ「どーもどーも、はちまんさん。わたしクチバシティのサチって言います。よろしくね」
はちまん「どうも」
サチ「いやー!ウキワさんに聞いてましたけど、聞いた通りの人ですね貴方」
はちまん「ふーん」
何て聞いたのか知らんが
またどうせ目が腐ってるだの性格が捻くれてるだのそんな事だろ
興味ないし、聞かなくていいか
はちまん「何でお前らはコイツらの事知ってたんだ?」
ゆい「あの船でヒッキーと別れた後、パーティーの会場で会ったんだよ。何かジムリーダーの人と話しててそれで」
いろは「その時にお互い自己紹介したんです」
はちまん「そーなの」
会ってすぐに自己紹介か
俺じゃあ考えられんな
ウキワ「さて、貴方を訪ねたのは他でもないわ」
はちまん「そうか…。俺はもう用済みか…」
どうやらウキワ達は俺を始末しに来たらしい
うう、短い人生だったなぁ
あ、でもこれで帰れるかも
ウキワ「何でそうなるの?」
はちまん「え?俺の息の根を止めに来たんじゃないの?」
ウキワ「違うわよ!言ったでしょう?話してくれるって」
はちまん「何を?」
ウキワ「あの時、あの船で貴方に何があったのか」
何があった?
うーん
色々ありすぎてどれを話せばいいんだ?
もしかして船長の事か?
思い出したくないんだけど
はちまん「えっと、何を教えればいいんだ?」
コブキ「では、率直に伺いましょう」
自己紹介の件からずっと黙ってたコブキさんが聞いてくる
コブキ「あの船の甲板でサカキと何を話していたのですか?」
………
い、言えるか
言えるわけないだろあんな事
はちまん「………」
コブキ「…はちまんさん?」
はちまん「す、すみません」
コブキ「え?」
はちまん「答えたくありません」
ウキワ「な!?」
サチ「え!?」
コブキ「……」
ゆい「ちょ、ちょっとヒッキー!」
いろは「せ、せんぱい?」
コブキ「……私達が信用できないからですか?」
はちまん「……えっと」
本当の理由は恥ずかしいからだが
それもある
俺は初めて会った…いや、ウキワは違うか…だがそれでも手放しに信用できるほど人間できてない
それにこの人はサカキを知っている
更にはこのサカキがあの船にいた事も知っている
怪しい事この上ない
ウキワ「あ、貴方…!」
コブキ「やめなさいウキワ」
ウキワ「で、でも…」
コブキ「ウキワ」
ウキワ「…はい」
ウキワを静めるコブキさん
この2人…とサチの3人は何か上下関係のようなものが見える
この辺りも俺が怪しんでいるところだ
コブキ「分かりました。では先ずはちまんさんに信用してもらえるよう、私達の事を話します。はちまんさんも私達と色々縁があるようですし」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
私達はとあるチームを作っています
リーダーは私、コブキ
メンバーは
ここにいるウキワとサチ
はちまんさんが出会ったニンとナァ
名前は『カントーガールズ』
目的はこの地方で暗躍するロケット団から街を守ることです
私達はこのカントー地方の各地に散らばっています
ウキワはトキワシティ
ニンはニビシティ
ナァはハナダシティ
サチはクチバシティ
そして私はこの街の北にあるヤマブキシティ
他の街にもメンバーはいてロケット団からその街を守っています
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ゆい「ニンちゃんやナァちゃんも」
ゆきの「ナァさんが言っていた役目とはこの事だったのね」
なるほど
そのドレスはそのチームの制服みたいなもんか
あ、雪乃は話しの途中に帰って来ました
コブキ「なのではちまんさん」
はちまん「………」
コブキ「あの船で何があったのか。ロケット団のボスサカキと何を話しをしたのかお教え下さい。お願いします」
はちまん「…わかりました。しかし条件があります」
コブキ「条件?」
はちまん「はい」
コブキ「……わかりました。その条件受けます」
はちまん「ありがとうございます」
はちまん「では、俺の条件は二つです」
サチ「ふ、二つ?」
はちまん「一つは話しの全てをお話し出来ない事を了承して下さい」
ウキワ「どういう事?」
はちまん「俺の触れたくない事情もあるんだよ」
コブキ「わかりました」
はちまん「もう一つは俺の話しが終わった後、俺の質問に答えてもらう事です」
コブキ「………わかりました」
はちまん「では条件通り、話せるところだけ話します」
俺はサカキと何があったかを話した
話してない内容は
色の話し
ぼっちの話し
カラカラの事
サカキが俺に止めてみせろと言った事
これ以外の
サカキの目的
サカキがあの船で何をやったか
を話した
いろは「こ、怖いです…」
ゆい「ヒ、ヒッキー。すごい危なかったんだね…」
はちまん「まあな、何回か死を覚悟したからな」
サチ「ふ、船をじわれで割った?」
ゆきの「常人では考えられない行動ね」
ウキワ「ねぇ、貴方の話しだとサカキの方から話しかけて来たのよね?」
はちまん「ああ」
ウキワ「という事はどこかで以前も会ったのよね?それって…」
はちまん「………いや、どこで会ったかは言えない。だが以前に会っていたのは事実だ」
ウキワ「……そう」
…俺は何故トキワで会ったと言えなかったんだ?
コブキ「…わかりました。はちまんさん、ご協力感謝します」
はちまん「いえ、俺が話したのはほんの一部だけです」
コブキ「それでもサカキの目的、サカキの実力がわかっただけでも収穫はありました」
はちまん「そうですか」
コブキ「それで私に質問とは」
はちまん「どうしてトキワを守るウキワがここにいるんです?」
ウキワ「サカキが私の守るトキワのジムリーダーだったからよ」
はちまん「だったって事は最近知ったのか?」
ウキワ「ええ、貴方とトキワの森で別れた次の日にね」
てことはニビジムに勝った日か
そしてそれを知ったウキワがここにいるという事は
はちまん「あの、もう一ついいですか?」
コブキ「なぜあの船にウキワとサチがいたか…ですよね」
はちまん「はい」
コブキ「………それは私がサカキをあの船に呼んだからです」
ゆい「え!?」
いろは「ど、どうしてそんな危険な事を?」
ゆきの「…………餌、かしら」
はちまん「それって…」
あの船にはサカキの言う通りカントーの重要人物が沢山いた
コブキさんはそこにサカキを呼び
サカキにその人達を攻撃させ
サカキを世間に知らしめ
サカキを浮き彫りにし
ロケット団を殲滅するためだろう
船にいた人達は言葉通りの餌
結衣がウキワとサチがマチスと話していたと言っていた
それは恐らくジムリーダーに
船に危険人物が乗っているため注意しておいてほしいと伝える為
そしてパーティー会場にいた人達を守る為だろう
まあサカキはコブキ達の想像を超える攻撃をしてきた訳だが
コブキ「私の勝手な行動の所為で貴方達を危険に晒してしまった。許してもらえるとは思っていません。どんな咎も受ける覚悟です」
ゆきの「そうね、許す訳にはいかないわ」
はちまん「ゆ、雪乃?」
ゆきの「貴女の所為で比企谷君はこんな怪我を負ったのよ?いえ、もしかすると死んでいたかもしれないわ」
はちまん「ま、待て雪乃。怒ってくれるのは嬉しいが、そんな事言ってもしょうがないだろ」
ゆきの「あら?では貴方は私や由比ヶ浜さん、一色さんが危険な目に会っても怒らないのかしら?」
はちまん「………………」
はちまん「…。お前の言い分もわかるがな。今はそれどころじゃないだろ」
ゆきの「………わかったわ」
コブキ「…本当に申し訳ありません」
ゆきの「もういいわ。それより貴女がサカキにさせた事の責任、どうするつもりなのかしら?」
コブキ「我々の総力を挙げてサカキを止めます」
ゆきの「…出来るのかしら?」
コブキ「…やるしかありません。私だけでも戦います。私の責任ですから」
ゆきの「それは当然の事でしょう?出来るか出来ないかを聞いているのだけれど」
コブキ「…出来ます」
ゆきの「根拠は?」
コブキ「私達の力が集まればきっと!」
ゆきの「各地に散らばっているのでしょう?集まるの?」
コブキ「はい、大丈夫です」
ゆきの「………2日よ」
コブキ「え?」
ゆきの「2日で全員を集めなさい。そうでもしないと時間かかり過ぎるわ」
コブキ「…………わかりました」
ゆきの「そして集まったら直ぐにでも行動を起こしなさい。例え誰かがぐずったり怠けたり怯えたりしても無理矢理にでも貴女が行動させなさい。それが貴女の責任よ」
コブキ「わかりました!」
いつの間にか雪乃がコブキさんに指示していた
怖いよゆきのん
コブキさんとウキワ、サチはメンバーを集めるため部屋を出て行った
はちまん「い、言い過ぎじゃないか?」
ゆきの「いえ、言い足りないくらいよ」
はちまん「そ、そっすか」
ゆい「………」
いろは「………」
結衣といろはは雪乃がコブキさんと話している間
ずっと黙っていた