八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
#クチバシティポケモンセンター
コブキさん達が部屋から出て行った後
雪乃が今後について話し始めた
ゆきの「結論から言うと交渉は成立、マチスさんは周りに観客の居ない場所で挑戦を受けてくれるそうよ」
マチスは雪乃の提案をのんだ
マチスとしても満足のできる勝負がしたいため
その方が戦いやすいと言うのであれば異論はないようだ
ただしそれを受けるには条件があると
はちまん「それでお前が戦ったのか」
ゆきの「ええ、あの人に勝てたら提案をのんでくれると言う事だったから」
はちまん「それで戦って、勝って、その場でジムバッチを貰ったのか」
ゆきの「そして貴方が降ってきた」
なるほど
雪乃がさっき居なかったのは
その時サカキが行動を起こしたため日時や場所を決めてなかったからか
ゆきの「場所はこの街に少し開けた広場があるそうなの、そこで行うわ、日時はいつでも受け付けるそうよ」
はちまん「それって俺達3人に適応されるのか?」
ゆきの「ええ、心配しなくても貴方は忘れていないわ。私以外」
はちまん「何でお前は忘れてんの!?大丈夫だよね?ちゃんと交渉に俺の名前出してくれたんだよね?」
ゆきの「大丈夫よ」
本当かなぁ
ゆい「ゆ、ゆきのん、ごめんね」
ゆきの「え?」
いろは「私達、雪ノ下先輩に頼ってばっかりで」
ゆきの「そんな事は…」
ゆい「さっきだって、わたしもコブキさんとかに怒りたかったけど、何も言えなかったし」
いろは「雪ノ下先輩だけに言わせてしまって…」
ゆきの「はぁ…。だったら行動で示して頂戴。必ずジム戦で勝つと」
いろは「それは、もう!」こくこく
ゆい「うん!絶対勝つよ!」
ゆきの「貴方もよ」
はちまん「………ああ」
コイツらそんな事気にしてたのか
まあ俺も雪乃に世話になり過ぎているところがあるしな
俺も勝つしかない
だが
はちまん「それじゃあお前ら、ジム戦に向けて特訓して来い。マチスと一回戦った雪乃が見てくれれば大丈夫だろ。俺は行けんがな」
いろは「で、でもそれじゃあ先輩が……」
はちまん「大丈夫だって、このくらい痛くないって……多分」
いろは「本当ですか?」
はちまん「まあどっちにしろお前らは勝たなきゃいけないんだろ?だったら時間がもったいないだろ。俺はここで安静にしてるから」
いろは「わかりました…。何かあったらすぐに呼んでくださいよ!」
はちまん「おう、お前の名前を大声でな」
いろは「え…。そ、それはちょっと…」
えーじゃあどうやって呼べばいいの?
テレパシーかな
雪乃達は部屋から出て行き俺は1人になった
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さて
はちまん「カラカラ」
ポンッ!
カラカラ「…………カラ」
コイツをどうするかだな
サカキが船を壊す前に言っていた台詞
サカキ『シオンでウチのもんが殺したガラガラの子供か?』
以前博士に聞いた話しによると
カラカラの母親を殺したのはロケット団だと言っていた
だからそのボスであるサカキが知っていても不思議じゃない
そのガラガラがこのカラカラの母親とは限らんが
サカキが言ったシオンとはシオンタウンの事だろう
ここからだとクチバから東に行って11番道路の先にあるゲートをくぐり、12番道路を北へ進むとある
カラカラ「…………」
博士によると母親はカラカラの目の前で殺されたと言っていた
サカキの言ったガラガラがその母親だとすると
カラカラの母親が殺された場所はシオンで、そこでコイツもその死を目の当たりにしたと言う事
カラカラにとってシオンはトラウマになっているかもしれない
シオンにコイツは近づけない方がいいかもしれない
でもそれはコイツが決める事だ
だが今コイツは意気消沈している
いつまでもこの状態でいさせる訳にはいかない
早めに決断させないといけない
マチスへの挑戦もあるが
これじゃあ前に進めない
俺の戦力の要はカラカラだからな
はちまん「…どうする?マチスに挑戦する前にシオンへ行ってみるか?」
カラカラ「……」ふるふる
挑戦が先と
それか行きたくない、か
はちまん「でもお前がそんな調子じゃあ勝てないぞ」
カラカラ「…………」
はぁ…
どうするかな
カラカラ「………カラ」
はちまん「ん?」
カラカラ「……」ジッ
おっ久々のアレだなよし
来てます来てます
カラカラが何を言おうとしているのか
フッフッフ、お前の考えている事が手に取るように分かるぞ
…ごめんなさい睨まないで
はちまん「……えーと、シオンに行ってみたい…でもそこに行ったら自分がどうなるかわからない、そこに行っても何も変わらないかもしれない…」
カラカラ「………」
はちまん「だから今は考えたくない…それにやるべき事がある」
カラカラ「………」
はちまん「………でも、必ず行く、どうなるかわからないけど…わからないままほっとくのは嫌…って所か」
カラカラ「カラ」コクン
はちまん「今はクチバジム攻略を考える。でもシオンはその後必ず行くって事でいいんだな?」
カラカラ「カラ」コクン
はちまん「俺もその方がいいが、大丈夫なんだな?」
カラカラ「カラ!」コクン
相変わらず俺より考えてんなコイツ
自分の感情もよくコントロール出来てる
いいぼっちだ
はちまん「よし、なら明日。雪乃達には悪いが俺達だけで特訓だな」
カラカラ「カラ!」
はちまん「………いや悪い」
カラカラ「?」
はちまん「…………明日出来るかわから…いででで!」
カラカラ「カ、カラ!?」
痛い痛い痛い!!
これ明日まで治ってるかな