八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
#ポケモン研究所付近
俺たちは研究所から出てすぐの広場に集まっていた
俺は何から話そうか考えていた
すると…
ゆい「えっと…ヒッキー…でいいんだよね?」
ん?こう聞いてくるってことはやっぱり…
はちまん「…ああ」
ゆい「ホントに!?ホントにヒッキーなの!?」
はちまん「ああ」
ゆい「ヤッター!」
由比ヶ浜はそう言うと雪ノ下に抱きつき
はじけるような笑顔を見せた
ゆい「ゆきのん!ゆきのん!ヒッキーだって!ヒッキーだって!よかったよー!」
ゆきの「ゆ、由比ヶ浜さん!急に抱きつかないで!」
んー
このガハマさんの百合百合行動でわかったわ
こいつら俺の知ってるこいつらだわ
だっていつも見てた光景だし
なんかあっさりわかったな
俺がいろいろ質問して確かめようとしたのに
たったの百合ひとつでこの難問を解決するとは
俺が由比ヶ浜の隠れた能力に感心していると一色が話しかけてきた
いろは「ホントに先輩なんですか?」
はちまん「そうだ」
いろは「ホントにあの先輩なんですか?」
はちまん「少なくとも戸部ではない」
いろは「ホントにホントにあの私の知ってる、目が腐ってて、捻くれてて、猫背でアホ毛で、私の言うことをなんでも聞いてくれるあの先輩なんですか?」
はちまん「いろいろ言ってくれるな!?というか俺はお前の言うことをなんでも聞くってどういうことだよ!?」
いろは「だって先輩チョロいですし」
はちまん「チョロくねーよ!」
こいつ!こいつもう間違いないわ
俺の知ってるあの一色だわ
いろは「せんぱーい!会いたかったですよ?」
はちまん「あざとい」
くっついてくる一色を離しながら雪ノ下の方に向く
はちまん「で?お前も俺の知ってる雪ノ下でいいのか?」
ゆきの「ええ、恐らくね。そして認めたくはないけれどあなたも私の知っている…えっと…ヒキガエル君だったかしら」
はちまん「あ、間違いないわ。お前俺の知ってる雪ノ下だわ。てかヒキガエルじゃねぇ比企谷だ」
そして雪ノ下から話を聞いた
俺と同じでこいつらもこっちの世界に迷い込んだくちらしい
三人は目が覚めると研究所のすぐ近くにいたらしい
三人とも互いに確認し合い
さあここはどこだあれはなんだという話になったところで研究所からオーキド博士が出てきて
なんやかんやで連れ込まれ
そして今に至るという
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ゆい「ねぇ、ヒッキー」
はちまん「ん?」
ゆい「いろはちゃんが言ってたんだけど、ここってポケモンの世界なんだよね?」
はちまん「ああそうだろうな。…ほらあそこ」
俺がアゴで花壇がある場所を指し示す
そこには花の蜜を吸うバタフリーがいた
ゆい「………本当なんだね」
はちまん「…ああ」
ゆい「ねぇヒッキー。私たちもとの世界に戻れるのかな」
ゆきの「…」
いろは「…」
…やっぱり戻りたいよな
俺も小町や戸塚に合いたいしな、あと小町と戸塚…
あれ?あと誰か忘れているような…ざい…ざい…
あ、そーだそーだ彩加を忘れてた。テヘッ☆
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いろは「…あの、それでこれからどうしましょう」
はちまん「それはもう決まってる」
全員がこちらを向く
ゆきの「何をするの?」
はちまん「ポケモンをオーキド博士から貰う」
ゆい「……いいの?」
はちまん「いいも悪いもいま俺たちが置かれている状況は極めて危険だ。さっき見ただろ?街中にもポケモンがいるんだ。もし襲われても今の俺たちじゃ太刀打ち出来ない。自分たちの身を守る為にもポケモンを貰うしかないんだよ」
ゆい「………」
ゆきの「由比ヶ浜さん行きましょう」
ゆい「えっでも…」
ゆきの「あなたの言いたいことは分かるわ。いまの私たちの体の持ち主の楽しみを奪うようで後ろめたいんでしょう」
ゆい「だ、だって…」
ゆきの「でもね、もしポケモンに襲われて怪我をしたら元も子もないんじゃないかしら?」
ゆい「……」
ゆい「……うん!わかった!私ポケモンを貰いに行く!」
いろは「はいっ!私も行きます!」
そう言うと2人は研究所の方へ向かっていった
ゆきの「…やれやれ」
はちまん「…アイツ、ホントに優しいやつだよな」
ゆきの「…ええ…フフッ。さ、行きましょうか寝坊企谷君」
はちまん「してねーよ!てか語呂わるいだろ!それ!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆☆ ☆
#ポケモン研究所
ゆい「あ、ゆきのん!こっちこっち!」
いろは「せんぱーい!」
俺たちが研究所に入ると由比ヶ浜と一色、オーキド博士としずか先輩が一箇所に集まっていた
しずか先輩「はちまん、もう話しはすんだのか?」
はちまん「はい」
しずか先輩「そうか」
オーキド博士「うむ!皆集まったな!」
はちまん「博士、さっき言ってた話ってなんですか?」
オーキド博士「うむ!それなんだがなはちまん君!」
はちまん「はい」
オーキド博士「ど忘れした!テヘッ☆」
全員「「はあ?」」
オーキド博士「いやーお主らの門出を祝うかっこいいセリフを考えとったんじゃが、すっかり忘れちった!あははは!」
そ、そういえばこの人自分の孫の名前忘れるくらいの忘れん坊おじいちゃんだった!
オーキド博士「さあ!わしのことはいい!」
そう言うとオーキド博士は研究所の奥に消え、少しすると布を被せた台車を押してきた
キッ
…バサァ!
その台車を俺たちの前に止めると
その布を取った
そこには三つのモンスターボールが並んでいた
オーキド博士「さあ、ここに三匹のポケモンがおるじゃろう!この中から最初のポケモンを選んでくれ!」
はちまん「……え?三匹?」
オーキド博士「ほらほら!こっちにきて選んでくれい!」
ゆきの「…あ、あの?博士?」
オーキド博士「ん?どうしたんじゃ?ゆきのちゃん」
ゆきの「ここに私たちは4人います」
ゆい「あー!1匹足りないよー!?」
オーキド博士「…え?」
すみません!
今回こそは4人の最初のポケモンが決まるはずだったんですが
切りが悪くなるので次回にさせてもらいます。