八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
#ポケモンタワー『5階』
ミコト「私達、ここで帰りを待ってるから!」
シオン「………………………いってらっしゃい」
はちまん「おう、おじちゃん連れて戻ってくるよ…多分」
シオン「………………………なにいってるの」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ガラガラ『……』
カラカラ「……」
はちまん「いるな」
カラカラ「カラ」
俺達はガラガラのいる場所まで戻ってきた
相変わらず階段の前で通せんぼしている
さて、どうするか
どうやったらアイツとの戦闘が出来るんだろ
俺が前に出て行くしかないか
はちまん「お前ら、しっかりついてこいよ」
カラカラ「…」コクン
ゴルバット「…」コクン
ロコン「…」コクン
俺はガラガラの前に出る
そしてガラガラは俺を見た
ガラガラ『デテ…イケ…』
よし、これでポケモンバトルが始まるはずだ
俺はカビゴンの入ったボールを構える
作戦『カビゴンでゴリゴリ削ってトドメをカラカラが刺す』
決行
はちまん「行け!カビゴ…」
俺がカビゴンを繰り出そうとした
その時
ガラガラも投げるモーションをしてきた
あれ?アイツもポケモントレーナーだったの?
ってそんなわけない!
どう見てもあれ俺に向かって骨を投げるつもりだ!
はちまん「ちょっと…」
ガラガラ『デテイケ!!』ブンッ
非情にもその骨は俺に向かって投げられる
まずい逃げる暇がない!
カラカラ「カラ!」ブンッ
ガチーン!
カラカラがガラガラの投げた骨に自分の持っている骨にぶつけた
骨の軌道が変わり俺は当たらずに済んだ
だが
バキーン
はちまん「な!?」
カラカラ「カラ!?」
なんとカラカラの投げた骨が粉々に砕け散った
あの骨がカラカラのより硬かった所為か
くそっ
ガラガラは戻ってくる骨をキャッチすると
こちらに向かって襲いかかってくる
俺は自分の骨が粉々になって呆然としているカラカラを抱き上げる
はちまん「一旦引くぞお前ら!」
向こうがルール無用で来るなら
こっちもルール無用で行ってやる
総力戦じゃい!
はちまん「ロコン!ほのおのうず!」
ロコン「!」ぼうぼう
ガラガラ『…!』ぼう
ロコンのほのおのうずでガラガラは閉じ込められる
その間に俺は後ろ一直線に後退する
はちまん「ゴルバット!ロコン!左右に分かれろ!」
ゴルバット「!」コクン
ロコン「!」コクン
後退してガラガラが真っ直ぐにこっちへ来れるところ
ガラガラが俺を見つけられるところで止まる
抱き上げていたカラカラを下ろす
そしてボールを構える
一方ガラガラはほのおのうずから抜け出していた
はちまん「ガラガラ!こっちだ!」
ガラガラ『!!』
ガラガラは俺を見つけると真っ直ぐ俺の方へ向かって来る
ギリギリまで引きつける
ガラガラ『デテイケ!』
今だ!
はちまん「カビゴン!なしくずし!」
ポンッ!
カビゴン「ゴーン!!」
俺の構えたボールからカビゴンが飛び出す
カビゴン「ゴーン!!」どがっ
ガラガラ『!?』
そしてガラガラを吹っ飛ばす
その時ガラガラの持っていた骨がガラガラの手から離れ
床に落とした
はちまん「カラカラ!走れ!」
カラカラ「カラ!」タタタ
カラカラをガラガラの元へ走らせる
アイツがトドメを刺す為に
ガラガラは落とした骨を拾いに行く
そうはさせるか
はちまん「ゴルバット!あやしいひかり!」
ゴルバット「バーット!」ピロピロ
ガラガラ『!?』
はちまん「ロコン!おにび!」
ロコン「!」ぼっぼっ
ガラガラ『!?』
左右にいるゴルバットとロコンに骨を拾おうとするガラガラの足止めをさせる
その隙にカラカラはガラガラの元まで辿り着く
カラカラ「カラー!」タタタ
ガラガラ『!』
ガラガラはカラカラが向かって来るのを見ると骨を拾うのを諦め
カラカラを迎え撃つ体制をとる
頭をカラカラの方へ向けた
あれは『ずつき』か
だったらこっちも
はちまん「カラカラ!アイアンヘッド !」
カラカラ「カラ!!」タタタ
カラカラの十八番『アイアンヘッド』!
カラカラ「カラーー!」タタタ
ガラガラ『!!』ダダダ
互いに頭を向け合いながら突っ込んで行く
ゴーーン!!
火花が散る
空気が振動する
そして
カラカラ「………」
ガラガラ『………』
ガラガラ『…』
バタン
カラカラ「カラーーーー!!」
カラカラの咆哮が響く
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ガラガラ『…』
ガラガラは目を閉じたまま動かない
カラカラ「から」
ガラガラ『ガ、ラ』
カラカラが呼びかけると
ガラガラの目がゆっくりと開いていく
カラカラ「カラ!」
ガラガラ『ガラ?』
ガラガラはカラカラを見る
しばらく見つめた後
ゆっくりとカラカラの頭を撫でる
カラカラ「か、から〜」///
カラカラは照れ臭いのか身をよじる
ガラガラ『…ガラ』
ガラガラはそんなカラカラを見て微笑んだ
そしてガラガラの身体が優しく光出した
カラカラ「カ、カラ!?」
カラカラは突然光出したガラガラを見て慌てる
ガラガラ『…』ふわっ
ガラガラの身体はカラカラから離れ
浮かんでいく
カラカラ「からぁ!?からっ!からっ!」
カラカラはその身体を掴もうとするが届かない
カラカラ「からぁーーーー!!」
そしてガラガラは空に消えていった
カラカラの おかあさんの まよえる たましい
やさしい カラカラの おかあさんに
もどった たましいは
カラカラに ほほえむと
ぶじに てんに のぼって…
… … きえて いきました