八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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今回の話し疑問符が多いです
? ←これです、これ
それにオリキャラであるシオンのセリフが全て平仮名であり、全てに点々があります
… ←これです、これ
まあ元から多かった気がします
読みにくいかもしれませんがご了承ください


ー追記ー
申し訳ありません。
誤りを感想の方でご指摘いただいたので修正しています。



七章 タマムシシティ
76話 ダブルとシンパシー


#シオンタウン西側出入口

 

はちまん「そういや」

 

俺とシオン、カラカラとロコンは

シオンタウンから次の街タマムシシティへ向かう為

街の出入口付近に来ていた

歩きながらずっとシオンに聞きたかった事を聞いてみる

 

シオン「………………………なに?」

 

はちまん「お前らのチームって何でタマムシに集まってんだ?」

 

シオン「………………………ちーむのほんぶがあるから」

 

はちまん「本部?何でタマムシに?」

 

シオン「………………………それはりーだーにきいて」

 

はちまん「お前は知らないのか?」

 

シオン「………………………はなすのめんどい」

 

はちまん「そうかい」

 

身もふたもない発言だが何故か納得してしまった

なんかコイツとは時々シンパシーを感じる

 

シオン「………………………きいていい?」

 

はちまん「何」

 

シオン「………………………なまえ」

 

はちまん「あ、言ってなかったな」

 

名乗るのをよく忘れるな俺

まあ

 

はちまん「はちまんだ」

 

シオン「………………………しおん」

 

はちまん「そうか」

 

シオン「………………………うん」

 

名乗ってもコレだからな

相手がコイツだからってのもあるだろうが

いやそんな事ないな俺が話すのが苦手なだけだな

この沈黙も嫌いじゃないしな

ん?コイツ今俺の名前を知ったんだよな

でも今朝俺がチームの事を知ってるの前提で話して来なかったか?

 

はちまん「なあ、俺がお前らのチームを知ってる事を知ってたのか?」

 

ややこしいな

 

シオン「………………………なまえはしらなかった」

 

はちまん「名前は?」

 

シオン「………………………でも『あほげくん』ってのはしってた」

 

はちまん「あ、アホ毛くん?それって…」

 

シオン「………………………にんのばかがあったっていってきた」

 

はちまん「やっぱニンか。てかバカって仲悪いの?」

 

シオン「………………………あいつぐいぐいくる」

 

はちまん「あー」

 

なるほど

俺も経験済みだからわかるわ

ニビジムでの事とか

オツキミ山での事とか

シオンと同じで存在感薄いくせに何でだろ

 

はちまん「あ、そういやアイツにも名乗ってないな」

 

シオン「………………………しゃ」ぐっ

 

なんか嬉しそうにガッツポーズするシオン

ニンの知らない事を自分が知っている事が嬉しいんだろう

そんなに嫌いなのか

 

はちまん「お前とニンって同い年なの?」

 

シオン「………………………みとめたくないけど」

 

はちまん「何歳くらい」

 

シオン「………………………はち」

 

はちまん「8か」

 

今の俺が10歳くらいだから2歳下か

 

シオン「………………………あとなぁもおなじ」

 

はちまん「ほー、ナァも」

 

シオン「………………………ちーむのなかでいちばんした」

 

はちまん「えっとあのオレンジは?」

 

クチバにいたオレンジ色の女の子の事を聞く

アイツもシオン達と同じくらいに見えるが

 

シオン「………………………さちはひとつうえ」

 

はちまん「9か」

 

そうだそうだサチって名前だったな

あんま印象に残ってないからな

てか年齢層低くないか?

今まで聞いた奴みんな俺より下なんだが

 

はちまん「ウキワは?」

 

シオン「………………………じゅう」

 

はちまん「同い年か」

 

シオン「………………………うきわはにがて」

 

アイツ真面目そうだからな

あと気が強いし

いや、それより

 

はちまん「…お前が得意な奴って誰?」

 

シオン「………………………はっ、いない」がーん

 

だよな

俺がシンパシーを感じる奴だからな

 

シオン「………………………いや、いた」

 

はちまん「え、いるのか」

 

シオン「………………………はち」

 

はちまん「は、蜂?俺は苦手だな」

 

コイツ、スピアー持ってたんだっけ

てか人間の話しだったんだが

 

シオン「………………………ちがう」

 

はちまん「?」

 

シオン「………………………はちまんだから、はち」

 

はちまん「………お、おう」

 

わかりづら!あだ名かよ!

俺が得意って事?

どういう意味

扱いやすいってか、やかましいわ

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#8番道路

 

そうこうしているうちにシオンタウンとヤマブキシティを繋ぐ道

8番道路に来ていた

だが俺達はヤマブキに行くわけではなく

この街の前にある地下通路を通ってタマムシへ行く

それにヤマブキシティは封鎖されてるはずだしな

そうだ、その事聞いてみるか

…なんかさっきから質問ばっかだな

互いに話すのが得意じゃないからポンポン答えられないのが原因か

 

はちまん「なあ、何でヤマブキは封鎖されてんだ?ロケット団が原因ってのはわかるんだが」

 

シオン「………………………りーだーにきいて」

 

はちまん「あっはい」

 

めんどい、と

後色々聞きたかったんだが

まあタマムシでコブキさんに聞いてみるか

それからはずっと黙ったまま進んで行った

 

 

……

 

………

 

???「そこのおとこの人!」

???「とまってくださいっ!」

 

ん?

しばらく歩いていると女の子2人に声をかけられた

シオンよりも小さい

男の人って事は俺でいいんだよな

でもこんな小さい子とどう話したらいいんだ?

俺はシオンを見るが首を振られた

お前も無理か

 

はちまん「な、なんかようか?」

 

???「ポケモンさん!」

???「もってますか!」

 

はちまん「いるぞ、ほら」

 

俺は隣を歩いているカラカラとロコン

あと、背中で寝ているゴルバットを指す

 

???「あ、ポケモンさんねてる…」

???「おこしたらだめだね…」

 

おお、何て優しい子達なんだ

ゴルバットを気遣ってくれるとは

 

???「じゃあ、ねてないポケモンさん」

???「おきてるポケモンさんとたたかいます」

 

はちまん「戦いたいの?」

 

???「はい!」

???「うん!」

 

そうか

こんな小さな子達もポケモントレーナーなのか

 

はちまん「2人で戦うのか?」

 

リナ「うん!カナといっしょに」

カナ「はい!リナといっしょに」

 

はちまん「そうか。シオンお前はどうする?」

 

シオン「………………………めんどい」

 

はちまん「わかった。んじゃカラカラ、ロコン行けるか?」

 

カラカラ「カラ!」

 

ロコン「…」コクン

 

マルチバトルはやった事あるが

ダブルバトルは初めてだ

 

はちまん「こっちはこの2匹だ。君たちはどうする?」

 

リナ「それじゃ!」

カナ「うん!」

 

リナ「ピッピ!」

カナ「プリン!」

 

ポン!ポン!

 

リナとカナが投げたボールからピッピとプリンが飛び出す

 

リナ「あたしはピッピで!」

カナ「わたしはプリンで!」

 

はちまん「わかった、1人1匹ずつでいいんだな」

 

リナ「そうだよ!」

カナ「そうなの!」

 

はちまん「よし、始めるか」

 

リナ「はじめ!」

カナ「かいし!」

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

トレーナー戦 ダブルバトル

 

はちまん

カラカラ&ロコン

 

VS

 

リナ・カナ

ピッピ&プリン

 

1ターン目

 

はちまん「カラカラ!にらみつける!ロコン!ピッピにおにび!」

リナ「ピッピ!ちいさくなる!」

カナ「プリン!カラカラにりんしょう!」

 

ロコン「!」ぼっぼっ

ピッピ「…!」ジュッ

 

カラカラ「!」キッ

ピッピ「…!」

プリン「…!」

 

ピッピ「!」ギュゥ

 

プリン「!」リーン

カラカラ「…!」

 

ピッピ「…!」ジュッ

 

マズイ

相手のピッピがちいさくなるを使ってきた

『ちいさくなる』は自身の回避率を上げる技で

技をかわしやすくなる、攻撃が当たらなければ勝てない

そしてプリンの使った『りんしょう』も厄介

この技は使い続けると技の威力が上がっていく

確かピッピは『このゆびとまれ』という自身を囮にする技が使えたはず

ヤ、ヤバイ

今までにない危機的状況だ

ジムリーダー達が可愛く見える

だがとりあえず『おにび』でピッピを倒す保険は作った

後はピッピをどれだけ早く倒せるかだ

あ、そうだガラガラと戦った後、ロコンが新しく覚えた技が使えるかも

 

 

2ターン目

 

はちまん「カラカラ!ピッピにアイアンヘッド !ロコン!ピッピにだましうち!」

リナ「ピッピ!このゆびとまれ!」

カナ「プリン!カラカラにりんしょう!」

 

ピッピ「!」ぴっぴっ

カラカラ「…!」

ロコン「…!」

 

ロコン「…!」バ、バシ!

ピッピ「……!」

 

カラカラ「!!」ゴーン

ピッピ「…」ひょい

 

プリン「!」リーーン

カラカラ「…!」

 

ピッピ「…!」ジュッ

 

やはりピッピは『このゆびとまれ』を使ってきた

だがいくら回避率を上げようとロコンの『だましうち』は相手の回避率に関わらず必ず当たる技だ

しかしフェアリータイプにあくタイプの技はいまひとつ

早期決着は難しい

カラカラの攻撃はかわされ

プリンの『りんしょう』は威力が上がっていく

 

 

3ターン目

 

はちまん「カラカラ!ピッピにアイアンヘッド!ロコン!ピッピにだましうち!」

リナ「ピッピ!カラカラにめざましビンタ!」

カナ「プリン!カラカラにりんしょう!」

 

ロコン「…!」バ、バシ!

ピッピ「……!」

 

カラカラ「!!」ゴーン

ピッピ「…」ひょい

 

ピッピ「!」バシン

カラカラ「…!」

 

プリン「!」リーーーン

カラカラ「…!」

 

カラカラ「…!」フラフラ

 

ピッピ「…!」ジュッ

 

ピッピ「…!」フラフラ

 

カラカラに攻撃が集中する

そしてりんしょうのダメージもあり瀕死寸前

そしてピッピも『やけど』と『だましうち』のダメージが蓄積し、こちらも瀕死寸前

苦戦を強いられているが次のターンで決まるか?

 

 

4ターン目

 

はちまん「カラカラ!ピッピにアイアンヘッド!ロコン!ピッピにだましうち!」

リナ「ピッピ!カラカラにめざましビンタ!」

カナ「プリン!カラカラにりんしょう!」

 

ロコン「…!」バ、バシ!

ピッピ「……!」

 

ピッピ「…」

バタン

 

ピッピが戦闘不能になった

カラカラの攻撃対象がプリンになる

 

カラカラ「!!」ゴーン!

プリン「…!!」

 

プリン「…」

バタン

 

プリンも効果抜群のアイアンヘッドをくらい戦闘不能

結果は俺達の辛勝

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

リナ「ま、まけちゃった…」しょぼーん

カナ「つ、つよいです…」しょぼーん

 

リナとカナは俺に負けて落ち込んでいる

だが正直な感想を言おう

 

はちまん「いや、お前ら強かったぞ」

 

リナ「ふぇ?」

カナ「ほぇ?」

 

はちまん「俺が今まで戦ってきた人たちの中でいちばん強かった」

 

リナ「ええ!ほ、ホント!?」

カナ「う、ウソじゃない?」

 

はちまん「おう、正直負けると思ってた。お前ら2人ならそのうち俺より強くなれると思う」

 

リナ「やったー!」ぴょん

カナ「よっしゃー!」ぴょん

 

強くなれると聞いて飛んで跳ねて喜ぶ2人の幼女

 

シオン「………………………へんたい」

 

はちまん「違うわ。これが変態になるなら保母さんはみんな変態だ」

 

全く、何で幼女見ただけで変態になるんだ

俺は悪くない

コイツらが可愛いのが悪い

 

リナ「あ、トレーナーさん!おなまえ教えて!」

カナ「リナ、わたしたちがさいしょにしないと」

 

リナ「あ、そーか!わたしはリナ!」

カナ「わたしはカナ!」

 

リナ「よろしくね!」

カナ「よろしくおねがいします」

 

おお、何だろう

最近俺の周りが殺伐としてたから

凄え癒される

 

はちまん「俺ははちまんだ」

 

カナ「はち…まん?」

リナ「はちって呼んでいい?」

 

はちまん「いいぞ」

 

リナ「よろしくね!はち!」

カナ「よろしく!はち!」

 

さっきシオンにつけられたあだ名だが

この子達はちゃんと俺に呼んでいいかを聞いてくるのか

いい子だ

 

はちまん「あ、こっちの紫はシオンな」

 

シオン「………………………ざつ」

 

リナ「シオンちゃんだね!」

カナ「シオンおねぇちゃんだね!」

 

シオン「………………………いやされる」

 

はちまん「だろ?」

 

シオンも幼女パワーに負けたらしい

まあシオンも幼女だが

 

シオン「………………………よろしく」

 

リナ「よろしくね!」

カナ「よろしく!あ、よろしくおねがいします!」

 

リナは元気いっぱいって感じで

カナはしっかりしようとしている感じだ

 

はちまん「シオン。ポケモンを回復させたら行くか」

 

シオン「………………………うん」

 

俺はカラカラにいいキズぐすりを使い回復させる

 

リナ「えー!もう行っちゃうの!?」

カナ「リナ、はちとシオンおねぇちゃんはごようじがあるんだよ」

 

リナ「ぶー」

カナ「それにピッピとプリンも元気にしないと」

 

シオン「………………………それならもうした」

 

ピッピ「〜♪」

プリン「〜♪」

 

早っ!?

いつの間にしたんだよ

 

リナ「わ〜!元気になってる!」

ピッピ「〜♪」

 

カナ「ありがとうございます!シオンおねぇちゃん」

プリン「〜♪」

 

シオン「………………………いいって」

 

カナ「ほら、リナも!」

リナ「ありがとう!シオンちゃん!」

 

シオン「………………………どういたしまして」

 

ほー

シオンのやつ結構面倒見が良さそうだな

いや、優しいだけか

 

はちまん「んじゃ、行くか」

 

リナ「えー!ホントに行っちゃうの!」

 

シオン「………………………またあえるよ」

 

カナ「リナ、むりいったらダメ」

リナ「…はーい」

 

シオン「………………………わたしはいつもシオンタウンにいる」

 

リナ「へ?」

 

シオン「………………………いつかあそびにきて」

 

リナ「シオンちゃん!うん!わかった!」

 

 

はちまん「じゃーな」

 

シオン「………………………またね」ふりふり

 

 

リナ「ばいばーい!はちー!シオンちゃーん!」

カナ「またあおうねー!はちー!シオンおねぇちゃーん!」

 

俺達はリナとカナに別れを告げてタマムシシティへと進む

シオンやカラカラ達と歩きながら俺は考えていた

先程の戦闘かなり危なかった

あの子達の戦法が強いのもあるが、こちらのレベルが低いのも原因か

はぁ、また特訓しなきゃなー

 

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