八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜   作:龍@pixivでも活動中

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話数間違えてました
すみません


77話 迷子とエンジェル

#地下通路入口

 

俺とシオン、それとカラカラ、ロコン、背中のゴルバットはヤマブキシティ東側方面の地下通路に来ている

ここを抜けると7番道路、タマムシシティへ行ける

しかし問題が発生

 

シオン「………………………だるい」

はちまん「同感」

 

7番道路に出るまでの道のりが長い

まあ街1個横断するようなもんだから仕方ないけど

それにしても長い

もう行かなくていいんじゃね?

さっきのトコ戻ってあの幼女達と遊んだ方が有意義な時間が過ごせると思うんだが

 

シオン「………………………ろりこん」

はちまん「幼女と遊んだくらいでロリコンになるなら俺はロリコンになる。だって癒されたいし」

シオン「………………………いやし、ほしい」

はちまん「あの子らいい子だから手間がかからないと思うし」

シオン「………………………ふむ」

はちまん「タマムシに行ったらどうせまた殺伐とするだろ」

シオン「………………………めんどい」

はちまん「戻ろう。また会いたいって言ってたし、あの子達も歓迎してくれるだろ」

シオン「………………………そうだね、もどろ」

ロコン「…」バシ

はちまん「いてっ」

 

地下通路のあまりの長さに俺とシオンは引き返そうとしたが

ロコンの手痛いツッコミにより断念となった

ちょっと、何で俺だけ

シオンにはツッコミなし?

 

ロコン「…」ギロ

はちまん「い、いや行かなきゃいけないのはわかるんだがこれじゃあ途中でだるくなって諦める可能性があるだろ?それにお前だって疲れるの嫌だろ」

ロコン「…」はぁ

 

ロコン「…」くいっ

はちまん「あん?」

 

ロコンがアゴで背中のゴルバットを示す

え?また睡眠捕獲方をやるの?

でもどこにも寝てる奴いないけど

 

ロコン「…」ふるふる

はちまん「え?違う?」

ロコン「…」ぴょん

はちまん「うおっ」

 

ロコンが俺の肩に飛び乗ってきた

 

ロコン「…」ポンポン

はちまん「ん?バッグ?」

 

ロコンが俺の肩に乗り

前足で俺の背負ってるバッグを叩く

バッグ…

中に入ってるのは…

 

はちまん「あ、自転車か」

ロコン「…」こくん

 

そうだそうだ

すっかり忘れてた

ハナダで引き換え券と交換してもらった自転車があったな

そういや結衣と一緒に帰る時も地下通路を自転車使って通ったっけ

俺はバッグから自転車を取り出す

ごめんねゴルバットちょっと寄ってね

 

はちまん「パラパラパー、自転車ー」

シオン「………………………おー」

カラカラ「カラー」

 

黒いボディにポケモン達も乗れる親切設計

折りたたみ式なので持ち運びも簡単

しかも全然疲れない

どうです奥さん

この自転車、今ならなんと100万円!

普通にたっか

 

はちまん「カラカラ、ロコン」

カラカラ「カラ!」

ロコン「…」

 

俺はカラカラとロコンを前にあるスペースに乗せる

 

はちまん「よし、行くか」

シオン「………………………まてい」

 

準備万端いざ行かん

とペダルを漕ごうとしたらシオンに止められた

 

はちまん「どうした」

シオン「………………………のせてけ」

はちまん「いやでも」

 

俺は自転車の後ろを見る

確かにシオンが乗れそうなスペースがあるが

俺の背中にゴルバットがいて乗れそうにない

 

はちまん「乗れんよ」

シオン「………………………ぼーるにもどして」

はちまん「えー」

シオン「………………………わたしすぴあーもってる」

はちまん「悪いゴルバット」

 

俺はゴルバットをボールに戻す

 

はちまん「ほれ」

シオン「………………………よいしょ」ちょこん

 

シオンは自転車の後ろに乗る

あ、2人乗りだ

いやでも結衣ともやったし

しかしぼっちとしての意地が…

 

はちまん「う〜ん」

シオン「………………………どうしたの?」

はちまん「………」

シオン「………………………いかないの?」

はちまん「シオン」

シオン「………………………なに?」

 

はちまん「お前は天使だ」

 

シオン「………………………」

はちまん「いいな」

シオン「………………………ん」こくん

 

よし、ならいい

天使はノーカンだ

俺は自転車を走らせる

 

 

シオン「………………………いいかぜ」

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#7番道路

 

カラカラ「カラ!カラ!」キャッキャッ

シオン「………………………ついた」

 

地下通路を抜けて7番道路に出る

自転車から降りて

ゴルバットをボールから出す、定位置に帰還

西の方が賑やかだ

 

はちまん「あれが」

シオン「………………………はなのまち」

はちまん「タマムシシティか」

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

#タマムシシティ

 

タマムシシティ

街がキラキラしてる

ビルに森にゲーセンにジム

さらにデッカいデパート

何でもござれの大きな街

ここでなら俺は幸せになれる自信があるくらいだ

人が少なければな!多いわ!

 

7番道路から来た俺達だがもうすでに人混みに巻き込まれている

ひーお助けー

ご慈悲を、ご慈悲を〜

 

はちまん「も、戻れ!お前ら!」

 

ポケモン達をボールに戻す

出したり戻したりごめんねゴルバット

隣にいるシオンに声をかける

 

はちまん「シオン」

シオン「………………………なに」

はちまん「ポケモンセンターで合流」

シオン「………………………あいよ」

 

逸れた時の為に目的地を決めておく

そして今いる人混みの中から抜け出す方法を探す

ポケモンセンターの赤い看板はここから見えている

あれを目指して一直線だ!

 

 

 

 

 

 

 

30分後

人混みに揉みくちゃにされ

目標にしていた赤い看板を見失う

ここはどこ

タマムシシティ恐ろしいトコ

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