八幡のカントー地方 〜ぶらり一人旅(希望)〜 作:龍@pixivでも活動中
キャラ崩壊注意
#カントーガールズ本部
コブキ「それで、はちまんさんはなぜ私にこのような質問を?何か理由があるのでしょう?」
はちまん「あ、それはエリカに協力してもらう事になったので」
コブキを「ん?エリカ様と私の信頼がどう関係しているのですか?」
ウキワ「それは私が説明します」
ウキワはエリカとの話しをコブキさんに説明した
エリカに協力してもらう事
それはカントーガールズに協力するわけでなくこの街を守るために協力する事
共に協力したいため俺を関係の架け橋にする事
その為にはコブキさんの信頼が必要だった事
コブキ「確かに我々だけでは戦力的に不安があります。エリカ様にご協力していただければ心強いですね」
ウキワ「はい」
はちまん「エリカ……あ」
コブキ「どうしました?」
はちまん「すみません今からエリカの元へ行ってきます」がたっ
コブキ「え?今からですか?」
ウキワ「なんで?何か忘れてた?」
はちまん「ゲーセンの事言うの忘れてた」
ウキワ「あ!」
あの時は俺が照れてウキワが不機嫌になって
早々に立ち去ったが
よくよく思い出すとロケット団を見つけたと伝えたが
ゲーセンで見つけた事までは伝えていなかった
はちまん「シオン、俺の教えた奴覚えているか?」
シオン「………………………うん」
はちまん「じゃあウキワとニンを連れて先にゲーセンへ向かっていてくれ。俺もエリカを連れてそこへ行く」
コブキ「エリカ様も連れて行くのですか?」
はちまん「俺達…いやこのチームとエリカは対等の関係でなくてはいけません。重要な情報は共有するべきです。もしエリカが行かなければエリカに関係する別の人を連れて行きます」
コブキ「なるほど。しかしこの3人とはちまんさんとエリカ様、それだけで充分ですか?私やレインは連れて行かないのですか?」
はちまん「コブキさんはもしも俺やウキワ達が動けなくなれば他のメンバーを連れてゲームセンターに来てください。レインはゲーセンには連れて行きません」
俺がそう言うとレインが
レイン「えー!私は行かないのー!?私もそのパーカー着たい!」
はちまん「いやこのパーカーは着なくても…」
レイン「だってそのパーカー着やすそうだし!」
はちまん「10歳の服を15歳が着れるわけないだろ」
レイン「ぶーぶー、そんな事ないもん!私細いから大丈夫だよ!」
はちまん「うーん、それはわかるが…」
レイン「私のドレスもあげるから!」
はちまん「だからいらないって。貰ってもしょうがないんだよ」
レイン「もー!その服ほしー!」
はちまん「あーもう時間がないのに…。わかったあげるから…」
レイン「わーい!ありがとう!はちまん君!」
何でこのパーカーこんなに人気なの
てかレインが着たらヘソが見えそうなんだが
はちまん「でもゲーセンには行くなよ」
レイン「えー?何で?」
はちまん「お前自分の立場わかってる?」
レイン「私の?」
ウキワ「ああそうか」
レイン「ウキワ、何か知ってるの?」
ウキワ「レインさんはこの街のアイドルでしょう?」
レイン「うん!そうだよ!」
ウキワ「でしたらこの街のゲームセンターに行けば目立つのでは?」
レイン「あ!そうかー!」
こいつアイドルの自覚がないのか?
ウキワが説明している間にパッグから黒いパーカーを取り出す
レインの前にそれを置く
はちまん「お前にはパーカーを渡しとくから好きにしろ」
レイン「ありがとー!でもゲーセンに行かないなら私は何すればいいのー?」
はちまん「ここで待機。だが俺達がゲーセンに行ってからいくら待っても帰ってこなかったらそのパーカーに着替えてゲーセンに来てくれ」
レイン「あいあいさー!」
ウキワ「目立つんじゃないの?」
はちまん「そこはもうしょうがない。俺達は確認するだけだが何があるかわからないからな」
さてとやる事は大体言ったな
エリカのところへ行くか
そのために俺が立ち上がるとニンが話しかけてきた
ニン「アホ毛くんは〜エリカさまの〜ところへ〜いくんだよね〜?ふふふ〜♪」
はちまん「え?ああそうだが、それがどうした?」
ニン「みち〜わかるの〜?ふふふ〜♪」
はちまん「大丈夫だ、ロコンがいる」
ニン「ほほ〜う〜ロコンちゃん〜かしこい〜ふふふ♪」
はちまん「おう、俺がびっくりするほどにな」
ちなみにポケモン達はみんなボールの中にいる
なので照れたロコンが見れない
あーしくったー
はちまん「と言うわけで、行って来るわ」
コブキ「行ってらっしゃい」
ウキワ「行ってらっしゃい」
レイン「いってらっしゃーい!」
ニン「いって〜らっしゃい〜ふふふ♪」
シオン「………………………またあとで」
俺は本部を出る
…前にひとつ確認しておきたい事があったのを思い出した
はちまん「シオン、ちょっといいか?」
シオン「………………………どうしたの?」
はちまん「ちょっとこっちへ」
俺はシオンを部屋の隅に誘う
別にコブキさん達に聞かれてもいいんだが
どうでもいい事だろうから余計な詮索をさせないように小声でシオンにある事を聞く
その答えを聞いた後
俺の中にまたとある可能性が生まれたが
それも考えすぎだと頭から消えた
はちまん「ありがとなシオン」
シオン「………………………うん」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
#エリカの寝室
朝に訪れたエリカがいるであろう
エリカの寝室がある小さな建物にたどり着いた
はちまん「あ、ありがとうロコン。俺だけだったらまた変な場所に行くところだったわ」
ロコン「…」しらー
ここ最近はなくなったロコンのジト目
なぜこれを俺が今更くらっているのかと言うと
シオンと話し
さあエリカの元へ、と本部を出てタマムシの街に意気揚々と出たのはいいが
ロコンに道案内してもらう事をすっかり忘れていて
思いっきり逆方向であろう7番道路へ出てしまった
クギを刺されたばかりだったと言うのに情け無い
はちまん「さ、さて気を取り直して…。エリカーいるかー」
コンコン
ロコンのジト目から逃げるようにドアをノックする
…
……
返事がない、ただのドアのようだ
ならばぶっ壊しますか?
いやいや壊したらダメだろ
なんで最近思考が過激なの
でも返事がないって事はエリカはいないのか
それかまた寝てるのかも
いまのこの状況でそうは思いたくないが
どんな状況でも眠気はあるし
寝ていてもしょうがないが
だがどうする
このまま部屋に入ってもいいものか…
はちまん「うーん」
ロコン「…」とてとて
ぎぎぃー
俺が悩んでいるとロコンがドアを開けてしまった
考えている暇はないと
寝てるならさっさと起こしてこいと仰るのか
わかったよ
確かに時間はないからな
はちまん「お、お邪魔しまーす。エリカ寝てるの…寝てるのか」
エリカ「すー…すー…」
あらま可愛い寝顔だこと
まさか本当に寝ているとは、こいつ結構神経図太いな
とりあえず起こすか
はちまん「おーい、起きろーエリカー」
エリカ「……いやぁ」
はちまん「大事な用があるんだよ」
エリカ「ねるぅ……」
はちまん「寝るじゃなくて…ってお前今朝の毅然とした態度はどうした」
エリカ「しるか…」
はちまん「おいおい、1話空けたぐらいでキャラ崩壊すんな」
俺がしつこく話しかけると
エリカはどんよりとした目で
機嫌が悪そうに少し睨んでくる
エリカ「はぁ……なに」どよーん
はちまん「お前をロケット団がいる所へ連れて行く」
エリカ「めんど」
はちまん「その気持ちはわかるが我慢してくれ」
エリカ「うぅ…あ…はちまんさま…」
はちまん「え、いま気づいたの?」
エリカは俺の存在に気づくとダラダラした態度が嘘のように消え
今朝の毅然とした態度で起き上がる
エリカ「はちまん様、コブキ様とのご関係は良好でありましたか?」
はちまん「何勝手に話し進めてんの。それでさっきまでの態度が許されると思ってんの」
エリカ「あら、何かご不満な点がおありでしょうか」
はちまん「不満しかない。てかお前いつから寝てたの」
エリカ「はちまん様とウキワ様がお帰りになられて1時間ほど経ちました後に、気持ちようございました」
はちまん「…街の人に声かけてくれた?」
エリカ「ご心配なさらずともよろしいですわ。それはもうすでに済ませておりますわ。いまごろは皆様方も街の警戒をお強めになられておりますでしょう」
はちまん「あん?それだけ?こっちに人は寄越さなかったのか?」
エリカ「なにゆえそのような事を」
はちまん「いや、人手足りるのか?これからロケット団がいる所へ行くんだから、人数が少ないとお前が危ないだろ」
エリカ「あらあら、ご心配いただきありがとうございます。ですがそうなさるにもはちまん様次第でありました故、どうしようもございませんでした」
はちまん「俺?」
エリカ「はちまん様はわたくしに何もお伝えしてくださいませんでしたわ。どこにロケット団がいらっしゃるのか、いつ頃そちらへ向かわれるのか、本当にわたくし達は動いていいのかわかりませんでした故、はちまん様がわたくしにお伝えいただけぬ限り皆様方へのご説明が出来ませんでしたの」
つまり俺がロケット団がこの街にいるとエリカに伝えたのはいいが
それ以外何の情報もなく
それにカントーガールズとの関係もあり
架け橋になるはずの俺がコブキさんに信頼されているかどうかもわからない
チームとのすれ違いが起きるかもしれない
無闇矢鱈に動いていいものかと踏ん切りがつかず
結果、協力してくれる人達に説明することができなかったため
そのまま街の警戒をさせているという
はちまん「俺はいまそれらを伝えに来たが、いますぐに人をここに呼ぶ事は出来ないのか」
エリカ「はい、いますぐとはいきませんわ」
はちまん「…じゃあお前自身が付いて来てくれるか?」
エリカ「あら、その前にご報告してもらいませんと」
はちまん「ああわかった」
俺は約束通りエリカに俺とコブキさんの信頼関係を報告した
結果は良好
これで俺はエリカとカントーガールズとの関係を取り持つ事になり
双方の主張が衝突しないように事を運ばなければならない
うわーめんどー
そのあとカントーガールズの方針は『保留』『手を出さない』と言う事を伝えた
エリカ「つまりわたくし達もそのように行えばよろしいのでございますね」
はちまん「ああ、ロケット団を見つけても戦おうとはしないでくれ。コブキさんは恐らくロケット団を刺激したくないんだと思う」
エリカ「わかりましたわ。ちなみにこれははちまん様の頼み、と言う事でよろしいでしょうか」
はちまん「ん?ああそうか、カントーガールズの方針をそのまま伝えて行動されては困るな。わかったそれでいい」
エリカ「ふふ、はちまん様の頼みとあらばしかたありませんね。ではこれよりわたくしははちまん様について行き、ロケット団がいるであろう場所に向かえばよろしいので?」
はちまん「ああ…そうなんだが…」
エリカ「どうなされましたか?」
俺はエリカの全身を見る
まだ寝巻きの白い浴衣姿のまま
短く黒い髪は寝癖で少しボサボサ
とても人前に出られるような格好ではない
だがエリカのこの格好、周りはエリカだとわからないのでは
エリカもレインと同じこの街の顔役だ
周りはみんなエリカが歩いていたら注目するだろう
だがエリカだとわからなければいいのだ
よしこの格好で連れて行こう
しかしそうなると寝巻きのままで外を出歩く事になる
上だけは着替えさせるか
俺は黒いパーカーを取り出す
はちまん「エリカ」
エリカ「はい、何でございましょう」
はちまん「その下、何か着てるか?」
エリカ「いえ、なにも」
はちまん「え!?」
エリカ「眠るときはいつも眠りやすいように下着は身につけておりませんわ」
はちまん「え、何もって…何も?」
エリカ「はい」
はちまん「えっと、その、ど、どっちも?」
エリカ「あらあらあら、もしかしてはちまん様気になりますの?よろしいですわ。信頼する殿方、それも将来を誓い合った殿方にみられるならわたくしは本望でございます」
はちまん「」
エリカが下着を着けてないだとか
身に覚えのない将来を誓い合ったとか
いまにもエリカが浴衣を脱ごうとしているだとか
きれいな肌が見えるだとか
俺の許容範囲を超えた事象が目の前で起こりまくり
混乱した俺は
はちまん「とりあえず拝見させて頂きます」
ロコン「…」ぼう
はちまん「あっちい!?」
前足攻撃が効かないと知ったロコンの『ひのこ』でお仕置きされ
ロコンに部屋を追い出された
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
はちまん「うーん、お嬢様はビッチ…うーんありなのかなしなのか」
俺は外でエリカが出てくるのを待つ
ロコンがエリカを無理矢理着替えさせているらしい
時々『ひのこ』の『ぼう』っという音が聞こえる
しばらくすると
髪は寝癖のまま
黒いパーカーを身につけたクタクタのエリカが出て来た
あれ、下半身に何も身につけてないけど
エリカの身体が小さく細いから大丈夫…なのか?
まあでもこれならエリカだとはバレないだろう
エリカ「は、はちまん様。ロコン様はどのような育て方をなさっているのでしょうか…」ふらふら
はちまん「俺も知りたい」
ロコン「…」
多分俺が反面教師になっているんだろーなー
トレーナーなのに情け無い
ははは
エリカ「わたくしにこれを着せたのは何故でございましょう?」
はちまん「バレない為の変装だ。ウキワも着てただろ」
エリカ「たしかに今朝ウキワ様はいつものドレスではございませんでしたね。それにこの服、とても着心地が良いですわ」
はちまん「やらんからな」
エリカ「考えておきますわ」
はちまん「どういう意味だ」
コイツの事だから
俺に協力したお礼にパーカーをくれとか言いそう
て、日が真上に来てる
結構時間をくった
はちまん「そろそろ行くか。ウキワ達も待ってるし」
エリカ「いえ、その前にどこへ向かうのかをお教えくださいませ」
はちまん「ああ、ゲーセンだ……。なぁエリカ」
エリカ「はい、何でございましょう」
はちまん「その口調変えられないか?」
エリカ「え?」
はちまん「あ、そうだ。さっき寝ぼけて使ってたあの口調、いま出来ないか?」
エリカ「え、えーと…ごほん」
エリカは咳払いをすると
目をどんよりさせ
エリカ「これでいぃ?」どよーん
はちまん「お、おお、さっきのどんよりしたやつだ。それならゲーセンに行っても不自然じゃないな」
エリカ「うえぇ…、そんなことのためにこんなめんどくさい…いやもうしゃべんのもつかれたぁ…」
はちまん「え、口調が変わると性格も変わるのか?」
エリカ「はちちゃーん、だるいからおんぶー」
はちまん「はあ!?何で俺がそんな事?その辺に歩いてるおっさんに頼めばいいだろ」
エリカ「えぇいさぁー」がし
はちまん「のわ!?どんより背中にしがみついてくるな!かわし損ねただろ!てかその背中はゴルバット専用だ!どけ!」
エリカ「ふー、らくちんらくちん、ぐーすかぴー」
はちまん「待て寝るな!」
ロコン「…」はぁ
結局そのままエリカをおんぶしてゲーセンに向かう
その間エリカはずっと寝ていた
軽いから全然苦にならないけど
これゲーセンの中に入っても続くの?
ウキワ達に何て説明しよう