新幹線変形ロボシンカリオン ふたりのはやぶさ   作:小田急ロマンスカー

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あんまりネタが思いつかなくてお休みしてました
でも今回はクリスマス会にミクちゃん参加ということで復活
あとあっためてるネタが2つくらいあるのでそれも仕上がったら投稿します


クリスマス会の夜

「突然ですがかくし芸大会!というわけでリュウジ」

「俺か!?」

クリスマス会のさなか上田アズサの言葉にぎょっとなるリュウジ

「って言ってもリュウジに芸なんかあるのかよ」

「んだ、そゆの率先してやるタイプには見えね」

「お前ら俺のことなんだと思ってるんだ、まあ、とにかくちょっと待ってろ、着替えてくる」

「着替えて?」

 

道着に着替えたリュウジがキントキとナガトの協力でセッティングしたのは瓦割りだった

「か、瓦割り」

「久々だからできるかどうか………せいっ!」

見事5枚の瓦を割ってみせるリュウジ

ちなみにこの瓦、キントキさんがどっかから持ってきた本物である

※瓦割り用の瓦は本来割れやすくできた専用のモノを使います

 

「めをと~じて、かそくす~るよ、ちか~らのかぎり~」

ミクがノリノリで歌っている姿はとても絵になる光景で周囲から拍手が沸き上がった

「ミクも剣道の技とか見せてくれたらよかったのに」

「無理ですよ、今日は竹刀持ってきてないんですから」

「逆に前に来たときなんで持ってた」

歌い終わるとアズサに絡まれ困った様子のミク

「よーし、次は俺が!」

「鉄道唱歌はよせよ」

 

「ビー!アンビシャース!わーがともよー!ぼうけんしゃよー!」

「「なんか意外なのが来た!」」

「いや、確かこれも鉄道関連だったはず………なんだったかな」

アキタとツラヌキが驚く中

年長のリュウジは心当たりがあるようで唸っていたが

「思い出せないんですか?」

「いや、ここまで出かかってるんだがな」

首のあたりで手を振るリュウジにハヤトはなんだか不服そうだ

「もぉ、リュウジはN700Aの運転士でもあるんだから知ってなきゃ」

「N700A………思い出した!だがむしろこの曲に関係あるのは700系だろ!確かこの曲とタイアップした700系が走っていたんだったな!」

「いや、リュウジ君逆になんでわかるんだよ、生まれてるかどうかギリギリだよ」

「生まれてすらいないはずのハヤト君が知ってることに疑問を持たなくなった自分が怖い」

 

ハヤトが先ほどの曲をミクと一緒に歌う中でセイリュウは一人隅でケーキを食べていた

「あんたも混ざって来れば?」

「なぜおれが………」

「いいからいいから」

そういってセイリュウの手を引くアズサ

「いぇーいぇ!どこだってゆける!こたえはーおーっいぇす!」

「おーいぇす」←棒読み

「あふれだすパーワ!」

ノリノリのアズサに対して無表情のまま棒読みで合の手を入れるセイリュウに苦笑する一同だった

 

「プレゼント交換?」

「そう、って言ってもセイリュウは準備してないか………」

運転士たちの間で計画されたプレゼント交換

子供たちで用意したプレゼントをということで各自が用意されたプレゼントを交換する

「いや、そういうことなら………」

そういってどこに持っていたのか箱を渡すセイリュウ

「え?あるの?」

「ああ、本当は別の目的があって用意したんだが………」

 

「お?何だこのふかふかのヘッドフォン」

「イヤーカフだろ、ヘッドフォンではない」

「いえ、ヘッドフォン付きのモノなので」

「あ、ミクが買ったやつかこれ」

「俺のは………CD?あ、これもしかして」

パッケージを見てみたハヤトとそれをのぞき込んだ運転士たちは一斉に一人に視線を集めた

「おう、俺のだ、特典そろえたくて2つ買ったやつだから気にするな」

「うん、ありがとう………帰ったら聴いてみる」

やはりスーパースパイスのファンであるツラヌキの用意したものだったようだ

「あ、私は手袋ですね………これは………あ」

E5系のワッペンが付いていることに気付いたミクとそれに釣られた運転士たちはいっせいにハヤトを見る

「ミクに行くんならH5系にした方が良かったかな」

「いえ、これで大丈夫です」

「なぜ奴は赤くなる」

「セイリュウは気にしなくていいから」

「待て、じゃあ俺のこの新幹線の文具セットは誰だ?」

「すまん、それは俺だ、時間がなかったんでハヤト基準で考えてしまった」

「話は読めた、貰って困るものじゃないから大丈夫だ」

「さて、あたしは誰のかなぁ………あ、これって確か」

見覚えのある白い箱は先ほどセイリュウが持っていたもの

「あ………」

コンビニかどこかで買ったのかケースに入ったケーキが一つ入っていた

「これって」

「ああ、お前だったのか、安心した」

「なによ、安心したって………」

アズサの様子に気付いたセイリュウは彼女に声をかけてきた

「それは最初からお前にやろうと思って持ってきたんだ、その………色々世話になったからな」

素直じゃない様子でそう答えるセイリュウにアズサは赤くなって俯いた

一緒に入っていたフォークで少し切って食べてみる

「うまいか?」

「うん…………ありがとう」

「なぜおまえも赤くなる………うわ!なんだいきなり!」

照れ隠しにポカポカ殴ってくるアズサに戸惑うセイリュウ

「あの二人、いつの間にあんなに仲良くなったんだ?」

「さ、さあ?」

 

疲れた様子で椅子に座るセイリュウ

そんな彼の隣にはシノブがやってきた

「お前は………銀のシンカリオンの」

「月山シノブだ、礼を言っておきたくてな」

「礼だと?………」

「んだ、おめのおかげでアイアンウイングで駆けつけることが出来た」

「もじもじと悩んでるお前が見てられなかっただけだ」

「ふっ………おらもクリスマスは初めてだ、どだ?おめもクリスマス、好きになれそうか?」

シノブの言葉に談笑を続けるシンカリオン運転士たちを見るセイリュウ

そしてその傍らで話に混ざるアズサの笑顔を見つめた

「そうだな………悪くはない」

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