バンドリ!~オプション付き5人と少女達の物語~   作:akiresu

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ドキドキは仲間と一緒に

レン「う・・・あれ?此処は・・・」

 

 目を覚ますと俺は額にお絞りを乗せられ、タオルケットを掛けられた状態でソファーの上で寝かされていた。俺は体を起き上がらせると頭にズキリと痛みが走った。

 

 レン「・・・っ!・・・痛ってー…」 

 

 俺は頭を抑えながら辺りを見回した。スッタフルーム?俺、どうしてこんな所に?俺は自分の身に遭った事を思い出そうとしたその時だった、部屋の扉が開きそこから凛々子さんが中に入ってきて、俺の姿を見ると安心しきった顔をしてた。

 

 凛々子「レン君!よかった、目が覚めたんだね」

 

 レン「あの・・・俺どうしたんですか?」

 

 凛々子「もしかして、覚えてないの?」

 

 レン「え、えーと・・・」

 

 凛々子「私もよく分からないんだけど・・・レン君、急に倒れちゃったのよ?」

 

 レン「え?俺が?」

 

 凛々子「本当にびっくりしたんだから、急にゆりちゃんに呼ばれてロビーに行ったら気を失って倒れてて…」

 

 俺は思考を巡らせて今日の自分にあった出来事を思い返した。確か今日は香澄達5人がオーディションを受けに来てそれから――――――――――そうだ!

 

 レン「香澄!香澄達は!?」

 

 凛々子「そ、それは・・・」

 

 レン「どうなったんですか!?」

 

 凛々子「ちょ、ちょっと落ち着いて…」

 

 レン「あ、すいません…」

 

 俺は心配のあまり、凛々子さんに詰め寄って香澄達のことを問い質していた。凛々子さんは俺を落ち着かせるとあの後のことを教えてくれた。

 

 凛々子「Poppin'Partyの娘達ならあの後すぐに帰ったわ…あ、レン君のことは5人がロビーに来る前にこっちに運んで隠したから安心して」

 

 レン「そうですか・・・ありがとうございます」

 

 さっきあんな事があったんだ。あの5人にはこれ以上余計な心配を掛けさせたくなかったからよかった…

 

 レン「じゃあ、俺そろそろ仕事に戻りますね」

 

 凛々子「あ、ちょっと待っ」

 

 凛々子さんが俺のことを呼び止めようとしたが、俺はかなりの時間気を失っていたんだ。すぐに戻って閉店作業だけでもしないと。そう思って俺は仕事に戻るために扉を開けた。するとそこには・・・

 

 オーナー「・・・・・」――― ジー ―――

 

 レン「・・・・・」

 

 うん・・・

 

 レン「ギャー!妖怪鬼ば ――― ドガッ! ――― グハッ!」

 

 オーナー「もう1回気絶してみるかい?」

 

 俺は師匠に思いっきり杖でぶん殴られた。マジでもう一度気絶しそうになった。

 

 レン「遠慮しておきます・・・それでどうかしたんですか?」

 

 オーナー「別に、お前の阿保みたいな寝顔を観に来ただけだ」

 

 レン「さいですか・・・」

 

 オーナー「それよりも起きたならとっとと帰りな」

 

 レン「え?でもまだ閉店作業が…」

 

 オーナー「それならとっくに終わってる」

 

 レン「え?」

 

 オーナー「真次から聞いてないのかい?全部石美登が終わらせた」

 

 レン「利久が?」

 

 オーナー「外でお前の事を待ってる。早く行ってやりな、お前のことを凄く心配してた」

 

 レン「・・・はい、お疲れさまでした」

 

 俺は服を着替えて外に出ると、暗がりの中に立つ利久の姿があった。

 

 レン「利久!」

 

 利久「あ、レン!目が覚めたんですね、よかったー」

 

 レン「ごめんな、心配かけさせて」

 

 利久「気にしないでください、僕達は仲間じゃないですか」

 

 レン「・・・ああ、そうだな…」

 

 利久「さ、早く帰りましょう。お腹も空きましたし」

 

 レン「ああ・・・」

 

 利久の言葉に俺は頷くと帰路についた。

 

 利久「ところでレン、その顔の痣はどうしたんですか?」  

 

 レン「・・・聞かないでくれ」

 

 

 

 

 

     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 翌朝、俺等は何時ものように学校に登校していた。けど・・・

 

 来人「香澄ちゃん、どうしたんだ?」

 

 明日香「休むなんて珍しいね?」

 

 レン「そうだな…」

 

 香澄は学校に来ていなかった。何時も隣から聞こえる明るい声が今日は聞こえない。そのことに俺は寂しさと罪悪感で真面に隣の空席を見ることが出来なかった。俺があの時、余計なことを言ったから、無理はするなって、あの時止めていなかったから…

 

 ―――キーンコーンカーンコーン――― 

 

 来人「お、チャイムが鳴った」

 

 明日香「早く席に着かないと」

 

 俺らは席に着くと先生が教室に入ってきた。ホームルームで香澄がいない訳を先生は聞かれたが如何やら病院に行ってから来るらしい。そして3時間目が始まる少し前に香澄は登校してきた。

 

 レン「香澄!」

 

 香澄「・・・」

 

 香澄は教室に入ってくるとこっちに向けて笑顔で手を振り返してきた。するとそれに気づいた教室内の人は香澄のもとに駆け寄っていった。

 

 「香澄おはよう」

 

 「声大丈夫?」 

 

 「ホント心配したんだから~」

 

 それに対して香澄は先程と変わらぬ笑顔とギリギリ聞こえるくらいの小声で受け答えしていた。その後香澄は普通に授業を受けていたが普段とは違うその物静かな姿に、梅雨の雨模様も合わさって教室内が暗く感じられた。翌日も香澄は声が出せず、外は晴れているのに香澄の表情は暗いままだった。もしかしたら次のオーディションまでに声が戻らないかもしれない。その不安で心がいっぱいだったんだろう。けどその心配は要らなかったみたいだ。なにせ・・・

 

 香澄「ご心配をおかけしました!」

 

 翌日には香澄の声が無事戻っていた。そして教室には無邪気な笑顔を振りき、元気で明るい何時もの香澄の姿があった。 

 

 有咲「ほんとだよ」

 

 りみ「よかった~」

 

 沙綾「今日から練習再開?」

 

 たえ「オーディションに間に合うね」

 

 「え!?ポピパ何か出るの!?」 

 

 たえ「SPACEのオーディション!」

 

 「SPACE?」

 

 「オーディション?」 

 

 「テレビ!?」

 

 沙綾「いやいや」

 

 りみ「ライブハウスのライブに出られるかどうかっていう」

 

 「え、すごーい!」

 

 「香澄、ライブいつ?」

 

 「え?あ、まだ分かんない」

 

 「そっかー」

 

 「頑張ってね!」

 

 香澄の声も戻ったことだしこれにて一件落着・・・とはならないみたいだ。なぜならさっき一瞬だったがオーディションという単語が出た瞬間に香澄の表情が曇った。その瞬間を如何やら沙綾達4人も見逃さなかったみたいだ。そして放課後、5人は練習をする為に有咲の家の蔵に向かっていった。 

 

 レン「はぁ~・・・ついてない」

 

 俺は独りギターを背負いながら帰路についていた。本当なら今日も5人で練習する予定だったが、来人と明日香が急な仕事でシフトに入れなくなったイヴちゃんの代わりにシフトに入ることになり無しとなってしまった。俺は溜息をつきながら歩き、公園の前を通りかかったその時だった。

 

 レン「あれ?香澄?」

 

 公園の真ん中でギターケースを抱えながら蹲る香澄の姿があった。アイツ有咲の家の蔵で練習してるんじゃなかったのか? 

   

 レン「香澄」

 

 香澄「あ・・・レン君…」

 

 レン「こんな所で何やってるんだ?練習はどうした?」

 

 香澄「私・・・私、歌えなかった…」

 

 俺は声を掛けると香澄は涙を流していた。歌えなかった、その言葉を聞いて俺はある程度察した。

 

 レン「そうか・・・とりあえずここで蹲ってるのもなんだし、そこに座らないか?俺でよければ話位は聞いてやるから」

 

 香澄「うん…」

 

 俺は香澄をベンチに座らせると近くの自販機でジュースを2つ買い片方を香澄に渡した。

 

 レン「ほれ、オレンジでよかったか?」

 

 香澄「ありがとう…」

 

 レン「それで、何があったんだ?」

 

 香澄「私、練習で歌えなかったの・・・家では大丈夫だったんだよ、ちゃんと声出て。でもね、ギター持ってマイクの前に立つと急に声が出せないの…」 

 

 レン「香澄…」

 

 香澄「もうダメなのかな?1番出来てないし・・・歌えないし・・・いっぱい練習しなくちゃいけないのに・・・次が最後なんだよ、無くなっちゃうんだよ、受かんなかったらたてなくなっちゃうんだよ、有咲も、りみりんも、おたえも、さーやもSPACEでライブしたいって言ってくれたのに・・・」 

 

 1番出来てない・・・か…香澄は師匠に言われたことをそこまで気にしてたのか。SPACEが無くなってしまう焦りと自分が他の4人の足を引っ張ている、きっと香澄はそんな不安に押しつぶされてしまったんだ…      

 

 レン「・・・師匠に言われたこと、そんなに気にしてたのか…」 

 

 香澄「え、レン君どうしてそのこと・・・」

 

 レン「あ…ごめん、実はあの時俺もあそこに居たんだ…でも香澄、あの時師匠が言ったのは技術のことじゃないと思うぞ?」

 

 香澄「え、それじゃあなんで…」

 

 レン「お前は5人の中じゃあ1番楽器初心者だ。技術面に関して1番出来てないのは仕方のないことだ」

 

 そもそも香澄はギター初めてすぐにバンドを組んだんだ。いくら何でも日が浅すぎる。他の4人に至ってはりみちゃんはゆりさんがギターに転向した時にベースを初めて、家では2人で何度もセッションしているし、おたえは小さい頃からギターをやっていて、沙綾は少しの間ではあるけど中学の時にドラムをやっていて、有咲は小さい頃にピアノをやっていた。これに対して香澄はギターを初めてまだ2ヶ月程しかたっていない。

 

 レン「でも、クライブと文化祭の時みたいにライブが出来るほどの実力は身についてる。寧ろ普通の人よりも上達するのが早い。けどあの時師匠はこうも言っていた。『何にも見えてない』ってな。香澄、お前はオーディションの時、他の4人のことは気にかけてたか?」 

 

 香澄「そ、それは・・・」

 

 俺が聞くと香澄は俯いて黙り込んでしまった。この反応から見るに図星か…

 

 レン「いいか香澄、バンドの演奏ってのはメンバー1人1人の音と思いがが合わさって1つの最高の音楽になるものなんだ。俺は今までいろんなバンドを見てきたけど、その音に乗せる思いはそれぞれ違っていた。仲間と一緒にいるいつも通りの時間を大事にしたい。ファンの人達にステージの上で輝く姿を見てもらいたい。頂点に立ち、世間に自分達の音楽を認めさせたい。自分達の音楽で世界中の人を笑顔にしたい。それぞれ思いは違った・・・けど、どのバンドも自分達の思い1つにして、しっかりと音に乗せて演奏していた」

 

 香澄「自分達の思い…」

 

 レン「けどあの時のお前はただ1人で突っ走って自分の音だけを出して、他の4人のことなんか考えていなかった。ステージの上に立っているのに、あんな気持ちも音もバラバラな演奏していたら観客を満足させることはできない。それは師匠が1番許さないことだ。オーディションの時、お前は自分のすべき事を出来て・・・いや、何もわかっていなかった」

 

 きっと師匠は、あの時香澄に対してこう言いたかったんだろう。

 

 香澄「レン君・・・私、どうしたらいいの?」

 

 不安に押しつぶされて如何していいか分からなくなった香澄は俺に助けを求めるかのように、涙目で問いかけてきた。でも・・・

 

 レン「ごめん香澄、それには答えられない」

 

 香澄「え・・・」

 

 レン「前に俺言ったよな、正解なんてものは自分で見つけ出せって。これはお前達5人の問題だ。それに俺が答えを出す事なんてできない・・・でも、ヒントくらいはやれる」

 

 そう言うと俺はギターを取り出し、きっと香澄が求める答えに近づけるであろう曲の弾き語りを始めた。

 

 レン「夢を追いかけて すべてが変~わ~る~」   

 

 アンプにつながっていない状態でギターを弾き鳴らし、弦をはじく音を響かせ、そして歌った。

 

 レン「夢を追いかけて すべてが変わる 強くなる意味を 心は知っ~てる 愛はどこにあ~る 

 

 気~づ~い~た~時に 君だけ~にできる なに~かが探し出せ~るさ~」

 

 香澄「私だけに出来る・・・何か…」

 

 レン「香澄、お前ももう気づいているんじゃないのか?師匠の言うやり切ったってことの意味が、お前がどんな気持ちで演奏すべきなのか、自分は何をすべきなのか・・・香澄、お前は何でバンドを始めたんだ?SPACEでライブする為か?」 

 

 香澄は俺の問いかけに最初少し黙っていた。しかしその後表情が変わり首を横に振った。

 

 香澄「ううん、違う・・・小さいときに感じた鼓動を・・・星の鼓動をまた感じたかったから・・・キラキラドキドキしたいから!でもそれは私1人だけじゃない・・・有咲にりみりん、それにおたえとさーやと、皆と一緒にキラキラドキドキしたい!だって・・・だって私は・・・このバンドが・・・ポピパのことが・・・大好きだから!」

 

 如何やら答えは出たみたいだな。さてと、それじゃあ・・・

 

 レン「だそうだ、そんな所で見てないでそろそろ出てきたらどうだ?」

 

 俺は公園の植木に向かって言い放った。するとその陰から有咲、りみちゃん、おたえ、沙綾の4人が姿を現した。きっと香澄を追いかけてきたんだろう。

 

 沙綾「あちゃー、バレてたか」

 

 有咲「何時から気付いてたんだよ・・・」

 

 りみ「えっと・・・ごめんね、盗み聞きしちゃって…」

 

 たえ「でもレンも香澄とオーナーの会話盗み聞きしてたんだから同罪だよ」  

 

 レン「そうかよ・・・」

 

 香澄「みんな・・・」

 

 有咲「言っとくけど、香澄が1番出来ないのなんて最初から分かってるから。それに周りが見えてないって事だって、香澄は1度やるって決めたらこっちの言い分聞かずに突っ走って周りを巻き込んで、たくさん迷惑かけられてきた。けど・・・悪くはなかった…香澄が巻き込んでくれたから、学校も楽しいかなって、また頑張ってみようかなって思えたし…」

 

 香澄「有咲・・・」

 

 たえ「私も、ステージに立つの私にはまだ早いかなって思ってた。だからわかんないけど頑張るって言い切っちゃう香澄が眩しかった。それに一緒に演奏した時、凄くドキドキした…一緒に頑張ってみようって思えた」

 

 りみ「私もライブに出るの自分には無理って・・・お姉ちゃん達にレン君達みたいに出来ないってあきらめてた…けど、香澄ちゃんが何も持たないでステージに出て行っちゃった時、眩しくて、そんな香澄ちゃん見てたら勇気が貰えた。だから踏み出せたんだよ?私も香澄ちゃんみたいにキラキラドキドキしたいなーって」   

 

 香澄「おたえ…りみりん…」

 

 沙綾「何かを追いかけてる香澄の姿、凄く輝いてた。私も今までずっと立ち止まって逃げてたけど、香澄が一緒にバンドやろうって手を差し伸べてくれたからナツ達とも向き合えて、またドラム始めることが出来たんだよ。まあ、どこかのお節介焼きで不愛想なヒーローさんも背中を押してくれたってのもあるけどね」

 

 香澄「さーや…」

 

 沙綾「香澄が引っ張り上げてくれたんだよ。私たち4人のこと。一緒にバンドやろうって」

 

 香澄「うぅ・・・だって・・・一緒にバンドやりたかったから…」

 

 4人の言葉を聞いた香澄は再び目から涙が溢れ出ていた。それはさっきまでの不安や辛さを洗い流しているようだった。そうだ、この4人は今までそれぞれ不安や悩みを抱えていた。けど、香澄が手を差し伸べたから、心の中にあった暗闇を照らしてくれたから1歩前に踏み出すことが出来たんだ。まるで夜を照らし、人を導く星のように…そして今の香澄にとってはこの4人がそうなんだ。

 

 有咲「それで、香澄はどうしたいの?」

 

 有咲は香澄に一言聞いた。けど、答えはみんな分かっている。

 

 香澄「みんなと・・・SPACEでライブしたい!」

 

 有咲「変わんねーな」

 

 たえ「ポピパは5人でポピパ」

 

 りみ「うん!みんなで頑張ろう」

 

 沙綾「フォローするし」

 

 香澄「みんな…」

 

 気が付くと香澄の顔にはいつもの明るい表情が戻っていた。やっぱり香澄には笑顔が似合うな。うん、今の5人なら大丈夫だ。SPACEのオーディションも絶対に受かる。確証はないけどそれだけは絶対に言い切れる。

 

 レン「さてと、邪魔者は退散するかな…」

 

 俺はその場を後にしようとした。しかしその時だった・・・

 

 香澄「レン君待って!」

 

 俺は香澄に呼び止められた。なんだよ、折角かっこよく去ろうと思ってたのに…

 

 レン「うん?なんだ?」

 

 香澄「さっきは相談に乗ってくれてありがとう。レン君もSPACEのライブ一緒に頑張ろう!」  

 

 香澄は俺に笑顔でそう言ってきた。けど・・・

 

 レン「・・・・・」

 

 俺は何も言わずにその場を立ち去った。いや、言うことが出来なかった。だって俺は・・・ライブに出ていいのか分からなかったから…

 

 レン「はぁ~・・・俺最低だな…」

 

 自分自身の答えすらまだ見つけられていないのに香澄に対してあんな偉そうなこと言って、その上逃げた…

 

 レン「俺は・・・どうすればいいんだ…」

 

 俺は悩み、考えながら道を歩いた。けどその度さっきの香澄の顔がちらついて頭から離れなかった。別に見惚れてしまったとかそんなんじゃない。ただ・・・似ていたからだ。あの太陽のような眩しい笑顔が・・・俺のあこがれだった存在に…俺は家に帰っても、そのことがずっと頭から離れることはなかった…   


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