[未完]名探偵コナンX相棒 首都クライシス 探偵たちの最期の決断 作:npd writer
自分は暑さと課題に追われながら楽しい?夏休みを送っています。
「降谷さん」
大型スーパーに梓とともに買い出しに来ていた安室は棚の向こう側にいた風見と出会った。
「なぜ事件にすることにこだわるんです?我々の行動は警視庁内にも疑問の声が出ています。あまりに大胆な行動をとると公安自体に批判が集中しますし、何より殉職した小野田元官房長の名に泥を塗ることになりますが…」
風見の言葉に安室は顔色一つ変えず、棚から小麦粉を取ってカートに入れた。
「事故で処理されれば、令状一つ取れなくなる」
棚の向こうの風見も買い物客を装うように、お菓子の袋を持ち上げた。
「公安なら、令状なしの違法捜査もできるはずです。現に官房長はそういった事を黙認していましたし、彼自身もすれすれの違法捜査を行っていたはずですが?」
「だが、官房長は合法的な手段も残していた。官房長は違法捜査ばかり行えば、自分の首を締めることになることはお分かりになっていたし、何よりその事を暴こうとする連中がそれを許さないだろう」
「週間フォトスの風間楓子ですね?」
風見が棚から週間フォトスの記者で、後に社の秘密を暴くことになる風間楓子の名前を出したが、安室は否定した。
「いや、彼女は警察に対して日々批判的な記事を書いているが彼女ではない」
「では衣笠副総監ですか?」
「なるほど、確かに彼や彼の派閥が官房長に対して恨みを持っていてもおかしくはないが、彼でもない」
「では…他に誰が?」
風見は頭を悩ませるが、安室は目元を厳しくして言った。
「警視庁特命係の杉下右京とその部下だよ」
「え!?彼らのような窓側部署の連中がですか?あり得ないように感じますが…」
風見は特命係を知っていたが、それはあくまで外面の窓側部署だということだけで、特命係の真相は知らなかった。
「君も知っての通り、警視庁組織犯罪対策部の管轄に所属する特命係は『人材の墓場』と揶揄される部署だ。しかし、係長の杉下右京は小野田官房長と時には協力、時には対立した仲で、かなり親交はあったようだ。余談だが、特命係は官房長が作られた部署でもある。そして、杉下右京は何より絶対的正義を絶対とする。彼は国家の利益に最終的に繋がる違法捜査や司法取引も許さず、執念深く捜査し追い詰める。そんな彼について来る部下たちもおそらく、同じ信念を持っていると考えられる」
「『サルウィン』へと移住した元巡査部長の亀山薫、警察庁長官官房付の神戸尊警視、ダークナイトとして逮捕された甲斐享元巡査部長、そして法務省からの転属という異色のキャリアを持つ冠城亘巡査、ですよね?」
「そうだ。彼らは杉下右京の下につきながら彼の信頼を買い、彼と様々な事件を解決した、いわば『相棒』と呼べるにもふさわしい部下たちだ。彼らならば公安の違法捜査を許さず追求して、全てを白昼の下に晒すだろう。彼らがいたからこそ、官房長は合法的な手段を残らせていたんだ」
小麦粉をもう一つのカートに入れた安室は、商品を見るふりをして棚の向こうの風見に改めて目を向けた。
「自ら行った違法な作業は、自らカタをつける。それが公安だからな」
その頃。買い物客で賑わう大型スーパーの出入り口のそばで、右京たちと分かれたコナンが一人立っていた。
『しかし、合法的に事件を公表するか、違法に隠蔽するかを決めるのも、我々公安のはずです』
盗聴器になっている犯人追跡メガネのツルの先から、風見の声が聞こえてきた。
「もちろんだ。ただし、どちらが最も日本を守ることになるかを考えたうえでな」
巨大な棚を挟んで風見と向かい合っていた安室は、カートを押して歩き出した。すると、
「あ、安室さーん!」
梓が駆けてきた。
「店員さんに教えてもらったとこには、普通のアイスしかなかった!」
安室は「ああ」と笑顔を向けた。
「店員さんに訊くときに『業務用アイスクリーム』って言わないと、あれはきっと売り場別ですから」
「あ、そっか」
笑いながら店員のところへ向かう二人を棚越しに見た風見は、逆方向に歩き出した。
小五郎が逮捕されて三日目。
東京地方裁判所の一室で公判前整理手続きが始まり、境子と日下部は裁判官の前に並んで立った。
「ではまず検察官から、証明予定事実を明らかにし、証拠を開示してください」
「はい。ではまず証拠の一覧から提出いたします」
日下部は鞄から証拠の一覧表を取り出した。
実は10日に3年ぶりにユニバーサルスタジオジャパンを訪れていました。
僕を見つけられていたらとてもラッキーですね!(多分無理)
ハリウッドドリームザライドに乗ったとき、テイラースウィフトの『shake it off』があった時は歓喜して、それを流しながら乗った時は最高でしたね!