夢日記 作:どりーまー
覚えている夢の内容丸まま書いてあります。
気がつくと私は電車にいた。その電車は山の中を一両編成で走っていると理解している。
周囲には数人の客が載っている。日本の人口分布と比べ、総じて年齢は若い方に偏っている。男女の比率はやや男の方が高い。一組の若い親子らしき女性二人組がいるのが印象的である。
客は全員が電車から下ろせと言っている。これはどこへ行くのだとも彼らは言う。そして私も同様に思っている。
私は眠りについた。
目が覚めると、電車は終着駅に着こうとしている。周りの人も今まで寝ていたようで、やや緩慢に身を起こしている。先程気になった親子の子供の方が、どこか不安そうにしえいる。
電車が停車した。私を含めた全ての乗客、そして車掌が下車する。
そこに広がる光景がここがどこを指すのかを、私は知っていた。
「----山の山頂」
隣にいるのは私の友人のSであり、彼と電車から並んでおりた事を私は覚えている。彼が呟いた事に私は首肯した。この山は標高が高い事を私は知っていた。そのせいか、やや肌寒い。
天を仰げば薄暗い曇天が空の端まで続く。周りを見渡せば、この山に自生する木が疎らに生えているのが見える。その木は一本の電柱の様な幹に、縦に二本の線を描く様な葉が並んで付いている。木の上側の葉は白く、下側の葉は、赤のもの、青のもの、紫のものがあった。上から下にかけてグラデーションが掛かっているその木も、私は知っていた。
他の乗客、もう電車に乗っていないから乗客だった人々も、辿り着いた場所に困惑している。
そんな中、一人が電車に戻るのが見えた。車掌だった者だ。彼は運転席に何かに操られるように、感情の感じられない動きで運転席に戻った。数秒後、彼は再び何かに操られるようにして、運転席から出てくる。しかし今度は心の方は動いているようで、運転席から出る際、顔を歪め涙を浮かべながら、うわ言の様に「ああ、ああ」と小さく呟いている。感情の無視された傀儡人形のようだった。車掌が下りると、電車が発車した。誰も乗せないまま、私たちをここに置いたまま、発車してしまった。
泣き崩れる運転手は謝罪していた。私は気にすることは無いと言って慰めるが、涙は止まらない。他の人の車掌を見る目は、非難の目と困惑した目の二つに分かれていた。
私達は移動した。先程の木が密生している部分と疎になる部分の境界付近で今後の予定を決めていた。
ふと、話を取り仕切る者の奥に目を向けると、そこには曇天を飛ぶ三メートルほどの青く細長い龍の様な生物が飛んでいた。一匹二匹でなく、視界にいる限りでも片手の数よりは多い。
その生物がチャクルルガという名である事を私は知っていた。そしてその生物はどちらかと言えば好戦的で、見つからない様にしなければならないことも知っていた。
木が疎になり上空から丸見えな者達にその事を伝え、木陰の部分に移動させた。
そしてより安全な場所に移動しようと、全員で駆け出した。
目が覚めた。
今日の夢は現実離れしてました。