夢日記 作:どりーまー
普段はこのように数日纏めて落とす事が多いです。
4/23
私は教室に座っていた。
高校の頃の椅子に座って授業を受けている。
やや年季の入った木製の机と椅子は、高校生の身体には小さく、凸凹とした机の表面が私の筆記を邪魔して苛々が加速する。
受けている授業は数学だ。黒板に集中は出来ない。黒板も教師の顔もぼやけていて、視線をフォーカスさせる事は出来ない。黒板の内容が読めず、どの分野をしているかは理解できない。しかし今が高校三年の春である事を知っていた。
その証拠に座っている席はその当時の決められた席だった。あ行の苗字だったお陰で、私は新学年が始まる度一番前の席に座る事が多かった。そして隣に座る生徒も、昨年から度々隣になる、あ行の苗字の生徒だった。
女子にしてはやや高い身長を気にしていたその彼女と、思い出らしい思い出など皆無だが、良き隣人出会った印象は残っている。しかし逆に言えばそれだけで、顔なども朧げだ。
彼女と私は古文の話をしていた。助動詞の「じ」と「まじ」について話していた。数学の授業中である事は百も承知だ。
しかしやはり意識は、どこにも集中出来ない。
目が覚めた。
4/24
夢は覚えていない。夢を思い出すためのうつらうつらとした状態になる暇も無かった。要は寝坊である。
4/25
私は体育館にいる。そして高校生になっている事を理解している。
体育館は高い天井に設置されたライトによって明るく照らされ、明るい茶色の木製床に白く映り込んでいた。情緒もへったくれも無い、非常に見慣れた光景。
私は球技大会なるものでバスケットボールに参加する事になった。だからこんな所にいる。しかし昨日の、二時間に及ぶ体育の授業のせいで肩は鈍く痛み、十分に動かせる気はしない。
全三ピリオドの制のゲームは、高校生の平等主義がよく反映された、ピリオド毎にメンバーの交代を義務付けられたゲームであった。チームの全員が出る必要がある。
私のチームは現在ゲーム中であった。チームメイトの輪郭はぼやけて、誰がどのような人か分からないが、全く問題はない事を理解している。私はコート内にはおらず、少し汚れた白い壁にもたれ掛かり座っていた。私の出るピリオドは既に終わり、後はチームメイトに任せるのみであった。
体育館には誰もいなかった。コート内で跳ねるボールの音もしないし、人もいないのだから当然話し声も無い。
しかしまだ試合は続いていた。誰もいないコートで試合は続く。
私はスマホを取り出した。応援など必要無いと私は知っていた。無音で繰り広げられるゲームを無視しながら、私はスマホで読書を始める。
画面は当然のように真っ暗だが、読書には支障ないと知っていた。
目が覚めた。
日常的でした。
夢をもっと覚えていられると良いんですけどね。