ある日俺は夕立に誘われたのだ。え?とはなるかもしれないが、本当の事である。勿論俺も驚きである。…と思っているうちに
夕立:今日は休みっぽい。だから玲音さんと遊びに行きたいっぽい!!だからもうすぐ玲音の部屋の前で待ってるっぽい。
玲音:どこに行くの?他の皆はどーするの?誘う?
夕立:誘わなくっていいっぽい。夕立、玲音さんと一緒に遊びたい。
玲音:わかったよ。玄関前で待っててくれ。今から用意するわ。
…との事で俺と夕立は遊びに行く事になった。まだ転入してからそんなに日が経ってないのに遊びに誘われるなんて思いもしないだろう。そろそろ準備が出来たので行くとしようか。
玲音「今からちょい遊びに行ってくるわ。留守番頼んだぞ、秋月。」
秋月「分かりました。秋月、留守番してます。」
玲音「昼はなんか適当に食べておいてくれ。あと、晩ごはんは作っていてくれないか?それまでには帰ってくるから。」
秋月「分かりました、玲音さん。いってらっしゃい。」
玲音「では、行ってくる。」
【ガチャッ】
玲音「おぉ、おはよう、夕立。」
夕立「おはようっぽい、玲音さん。」
玲音「そういや、なんで時雨とか義祐も誘わなかったんだ?」
夕立「夕立は玲音さんと一緒に遊びたいからっぽい。それ以外に理由はないっぽい。」
玲音「はは、そうか…。で、今からどこ行くんだ?行き先はまだ決めてないけど。」
夕立「それは、まずは遊園地っぽい。夕立、玲音さんとそこで一緒に遊びたいっぽい。」
玲音「遊園地かー。まぁ、しばらく行ってなかったしな。…いいかもな。じゃあ、行くか。」
夕立「それじゃ、決定だね。では行くっぽーい!!」
とある遊園地、そこに俺は夕立と遊びに来たのだ。なんかカップルみたいに思えるが、カップルではないし、夕立は俺の彼女でもない。ただの友達である。まぁ、転入して間もないのにしかも女の子とすぐ友達とか普通はないと思うけど。
夕立「まずはあれに乗りたいっぽい。」
玲音「え?絶叫系じゃん。夕立、それ乗れるのか?」
夕立「乗ってみたいっぽい〜。」
玲音「俺正直絶叫系はちょい苦手だけどせっかくだから乗ろか。」
夕立「わぁ〜いっぽーい!」
との事で、俺は夕立と絶叫系アトラクションに乗った。俺は正直怖かったが、夕立は楽しんでいた。この後、夕立は絶叫系にハマったのか、次々と絶叫系アトラクションに乗りたいと言うのだった。これ、絶叫系アトラクションがちょい苦手な俺でもきちーぞ。って思ってると意外な展開になったのだ。
義祐「あれ?伊達じゃん。なんでここにいんの、ってあれー?夕立さんも一緒じゃん。」
玲音「なんで、お前がいるんだ?俺は夕立とここに遊びに来たんだが。」
義祐「いや、俺もね〜。妹的な子ができてねー。今、その子と遊びに来たんだ。」
玲音「そんなニヤニヤしていて気持ち悪いぞ。ところで、誰なんだ、その子は?」
義祐「おや、ここで気になるか?いいだろう。来てくれ、秋雲。」
秋雲「秋雲よ、よろしく。」
玲音「また増えたのかよ。でなんで、お前ん家に?」
義祐「秋雲が俺の家に居候したいって言ってきてさ。俺はいいよって言ったんだ。」
秋雲「その話はやめぃ。」
義祐「悪かったよ。あ、紹介すんの忘れてたな。俺の親友の伊達だ。仲良くできたらしてくれよ。」
玲音「あ、俺も言っとくわ。改めて俺は伊達玲音。よろしく。あ、今一緒にいるのは夕立だ。」
秋雲「あら、夕立じゃん。あんたここにいたんだね。」
夕立「秋雲さんじゃん。久しぶりっぽい。」
義祐「…ところで伊達と夕立さんは付き合ってんの?」
玲音「違うわ。別に付き合ってるわけじゃかい。たまたま夕立から誘われて一緒に遊びに来たんだよ。」
義祐「ほんとか〜?実は付き合ったりして。」
玲音「だから付き合ってないって。何度言わせたらわかるんだ?」
義祐「だってそう見えるも〜ん。」
玲音「つくところ痛い…。」
夕立「別に玲音さんと付き合ってるわけじゃないよ?ただ、玲音さんと遊びに来ただけっぽい。」
玲音「…って夕立が言ってるだろ?わかったか、安宅?」
義祐「夕立さんがそう言うなら…。」
秋雲「実はほんとに付き合ってんじゃないの?」
玲音「さっきの話聞いてた、秋雲さん?」
秋雲「これがホントなら漫画書く材料になるんだよね。」
玲音「それは個人的な事情じゃねえか!」
義祐「まぁまぁ、やめてよ。もうそろそろ夕方だし、帰るか。なぁ、秋雲。」
秋雲「チッ。わかったよ。さぁさぁ、帰ろ。」
玲音(色々めんどくせぇ。)
夕立「なんか色々あったね。夕立今日は楽しかったぽい。ありがとうね、玲音さん。好きだよ。」
玲音「お、おう…。」
…え?今なんて?「好き」って言った!?俺の聞き間違い?それであってほしいと思った。でもこれは本当に夕立が言ったのか?「好きだ」と。その時の俺は混乱した。
帰り、俺はその事を頭にもやもやした気持ちがあった。だが、その事は一切夕立には言わず、これは俺の聞き間違いであることだと考えた。そんな事で俺はこの日、夕立と遊園地で一緒に遊んだ。楽しい一日だった。でも、あの時、夕立が言ったあの言葉が気になってしょうがなかったのだった。帰宅後、俺はすぐ寝た。この日の事を楽しかったという事以外を忘れたかった。でもやはりあの言葉が気になっていたのだった。
前話の後書きで夕立をメインに登場させると書きました。なので、夕立と遊園地に遊びに行くという事で付き合っているような感じで書きました。話では付き合っているわけではありませんが。次話は時雨をメインに書きたいと思います。