ところが、京都の清水寺で殺人事件が発生した、鹿児島と京都で殺人の被害者の繫がりは、その関係は何を意味するのか、謎は強まる一方です。
翌日、南達は米子から山陰本線経由の特急「あさしお4号」に乗り、京都へ向かった。
「うおーっ、余部鉄橋だ。」
「うん、眺めがいいね。」
「うーん、鉄橋渡ったらもうすぐ京都ね。」
「うん。」
達仁と穂乃果達が乗った特急「あさしお4号」は米子(7:00)→倉吉(7:38/7:39)→鳥取(8:09/8:12)→浜坂(8:41/8:41)→香住(8:58)→城崎(9:19/9:19)→豊岡(9:28/9:30)→和田山(9:56/9:57)→福知山(10:25/10:28)→綾部(10:40/10:41)→亀岡(11:32)→二条(11:46)→京都(11:51)に着く。
「でも、京都と言えば、修学旅行みたいだね。」
「本当だわ。」
俺達は京都駅から観光バスが用意して待っていた。
「日本一周ツアー御一行様だって。」
「京都か、中学の事を思い出すよ。」
「うん。」
俺達は、観光バスで京都市内の金閣寺や清水寺や東大寺を周って来ました。
「じゃあ、写真撮るよ。」
「高山君も早く。」
高山は、カメラでタイマーを押し、写真を撮ることにした。
カシャッ。
だが、その京都を観光中に第2の殺人が起きた。
キャーッ!
と、その時、ことりと花陽は悲鳴を上げた。
「どうした、穂乃果。」
「見て、木にぶら下がって死んでるよ。」
「何だって。」
「高山、すぐに警察に連絡を。」
「わかった。」
「どうしたの、達仁君。」
「何事ですか?。」
「殺人が起きたよ、清水寺で。」
数分後、京都府警のパトカーがサイレンを鳴らして清水寺へ向かった。
「京都府警の音川です、あなたが第一発見者ですね、失礼ですが名前を教えて下さい。」
「俺は、音ノ木坂学院の南 達仁です。」
「えっ、南 達仁か、噂は聞いていましたが、あの高校生探偵の。」
「死因は、絞殺ですか?。」
「ええ、恐らく誰かに呼び出されて絞殺したと考えられます。」
「係長、被害者の身元が分かりました、JR特急日本一周ツアーの参加者速水久美子です。」
「うん、じゃあその被害者は旅行ツアーの参加者か。」
「ええ、南たちとこのツアーに参加していたと言う事です。」
「なるほど。」
「では音川係長、現場の周辺を聞き込みして見ます。」
「後、不審者はいなかったか調べて見てくれ。」
「了解。」
音川警部の部下、山田刑事と小杉刑事は京都市内を聞き込みをしたが不審者は見つからなかった。
「第一の事件は鹿児島、今度は京都で女性が殺された。」
「じゃあ、この2人の繫がりは何なんでしょう?。」
「鹿児島、京都。」
「次はどこで起きるのかな。」
「そこが謎だわ。」
と、海未は言った。
登場人物
音川警部 (京都府警捜査一課・警部)
小杉刑事 (京都府警捜査一課・刑事)
山田刑事 (京都府警捜査一課・刑事)
劇中の特急「あさしお」は平成7年のダイヤを使用しています