SAO 覇王と絶剣 リメイク版   作:高島 秋

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ほとんど同じになっちゃった(反省や…)

では!どうぞ!


ギルド加入

 

今の最前線は第25層。クォーターポイントの1つ目だ。この世界に捕らわれてから約半年が過ぎ、プレイヤーの中にそれぞれの役割みたいなものができた。

まずは攻略組、更にその中にもソロプレイヤーかギルドに所属するものか等と細かく分けることは出来るのだが、その説明はまた追追としよう。

そしてもう一つは生産職。武器防具の素材集めだったりをしてものを作る人。主に鍛冶屋などといった生産職の奴が多い。最近は服などといったものまで、プレイヤー間で出来るようになってきていた。

次に商人。主に取引専門。普通に物々交換や売り物としてのを買ったり、情報のやり取り、いい狩場の情報など、ネタになりそうなものを仕入れ、取引する奴らだ。代表的なのがエギルだったり、鼠と呼ばれているアルゴもその部類に入る。

そして最後に。宿屋に籠る人。いくら攻略方法が出てきたとはいえ、やはり死ぬのが怖いんだろう。これはただのゲームではないのだから。

HPが0になったら死ぬ。俺も日々最前線に出ては命のやりとりをしてるが何をしたら死ねるのか。最近はそんなことを考えてる方が多いな。幼少の頃より武術に力を注ぎ勉学にも力を入れてきた俺は、別に何を考えてるわけでもなくただ適当に戦闘してるのにほぼノーダメで敵を倒せてしまう。逆にどうやったら死ねるのか。それに…たとえ現実世界に帰っても俺の居場所はもう無いだろう。だったらいっそのこと死んでしまいたいのだが、それが簡単に死ねないのでどうしたものかと…まぁそんな感じで、日々を送っております。前までは3大ギルドだったのがここ最近、力をつけてきた(と言うよりもとても腕の立つ凄腕少人数ギルド)のがあるみたいだからそのギルドを見学しに行こうと思ったんだが…どこにあるのか聞き忘れたな…仕方ない。鼠に聞くしかないか…

 

 

鼠へ

 

最近力をつけてきたギルド名及び場所を教えてくれ。

 

キヒロ

 

うん。単純明快。わかりやすく簡潔でいい。何言ってんだ俺…ついに悲しくて精神崩壊でもしたのか?なにが悲しいのやら…

 

ピロン

 

流石鼠だな。返信が早くて助かる。

 

 

キヒロへ

 

後で1000コルナ。ギルド名はスリーピングナイツ。場所は特にナイナ。まぁそレジャー探すの大変だろうからリーダーの名前だけ教えとくよ。

 

(それは助かる。てかギルド本部がないってどうゆう事だよ。)

 

名前はラン。副リーダーはユウキって名前ダ。今は25層の迷宮区にいるゾ。

アルゴ

 

 

ラン。ユウキか。聞いたことないな。って迷宮区ってだけで分かるか!!さすがに無理があるだろ!って言ってもこれしか手がかりがないのか。仕方ない。レベリングも兼ねて行くか。あとちゃっかりと1000コルを請求する当たり変わってないなと思う。

 

 

 

数時間経過。

 

 

「いない…」

 

数時間探しても見つからず、どこにいるんだマジでという精神状態に俺は陥っていた。結構虱潰し探したはずだが、一向に見つかる気配がしないので、俺は帰ることにした。その時、

 

スイッチ! わかった!

 

向こうの方で声が聞こえた。声がした方へ向かい、対面して驚いた。そこに居たのは、SAOでは数少ないと言われている、女性プレイヤーだったからだ。

 

 

「えっ?女!?」

 

やばい。あまりにも珍しいものでつい言葉に出してしまった。しかと反省しなければ…

 

「あなた誰かしら?」

 

訝しんだ表情をしながら、どこかアスナの面影がある女性プレイヤーに俺は名乗った。

 

「俺の名前はキヒロ。よろしくな。」

 

ただ、名乗っただけなのだが、ここで予想外の反応が飛んでくる。

 

「あなたがキヒロですか!今日のボス攻略から参加させて頂きます。ギルド、スリーピングナイツのリーダー、ランと言います。よろしくお願いします。」

 

どうやら俺はそこそこの有名人らしい。更に、ラン、というプレイヤーによく似たショートカットの女の子が俺に名乗った。

 

「ボクはユウキです!よろしく!」

 

「2人ともよろしくな。」

 

他のメンバー達とも挨拶を交わし、少しの間、一緒に回ることになった。それにしてもいい連携をとる。何より個人としての力もある。それぞれの武器の相性もいいし。何よりリーダーと、副リーダーはずば抜けている。ランはアスナと同じ傾向だ。剣速が凄まじく正確だし、ユウキはとにかく反応速度が早く、本当にナーヴギアなのか疑いたくなるレベルだ。あれはキリトより早いのかと思いながら、これ見たら絶句しそうだなあいつ…なんてしょうもないことを考えた。まぁこんだけ強ければ十分だな。ボス攻略に期待できそうだな。

 

「よしっ。ランたちの実力もわかったし。俺はそろそろ帰るとするよ。」

 

だが、このギルドは俺をすぐ返してはくれなかった。

 

「あのー、ちょっとお時間くださらないでしょうか?」

 

「?あぁ。構わないが?」

 

「見ての通り私たちのギルドはほかと比べて圧倒的に人数が足りてないのです。それに数も奇数ですのでもしよろしければ、と思いまして。」

 

まさかの勧誘ときた。会ってそんなに時間はたってないが不思議と嫌な気持ちじゃなかった。寧ろ好感をもてるギルドだった。それは素直に認めよう。そして俺の速度にここまでついてこられたギルドは初めてだ。ただ、あまり縛られるのが苦手な俺からすると、居たいようで居たくないという非常に曖昧なところに今俺の心は動いている。どうしようすごく迷う。ここまでキリトと2大ソロプレイヤーなんて呼ばれていたからここで俺が入ると、正真正銘のぼっちになってしまうんだけど、どうすれば…

 

「うちのギルドはレベルのノルマとかは特にありません。会議とかも特にありませんし、ドロップしたものとかの分配も揉めることは決してありません。今必要な人に与える。決してキヒロさんに負担等をかけることはありません。」

 

とても好条件ではないか。ノルマ無し。分配で揉めることもなし。会議なし。何が問題が逆にあるのだろうか?いや無い。答えは一つ。すまん、キリト。俺は今日で2大ソロプレイヤーいや、2大ぼっちを卒業させてもらう…!

 

「わかった。そこまで言うのなら。」

 

「では!」

 

「これからお世話になります。」

 

「よろしくね!キヒロ!」

 

よく見ると、この子らかなりの美人の部類に入る。今のところアスナが断トツ1位だと思っていたが、これは分からなくなってきたな。歳は俺らと同じくらいだろうか、妙に親近感を抱ける子だ。あと、物凄くコミュ力が高い。あっという間に、俺の人間性を掴んでいる。俺にもこのコミュ力があれば、もう少し、色々と楽だったのかな…?

 

「どうしたの?キヒロ?」

 

少し考え込んでしまったらしい。まぁそれだけ色々と未知数な子だ。これから一緒に居ることで何かしら掴める日が来るのかどうかは分からないが、やってみる価値は有りそうだ。取り敢えず無難に返事は返しておくべきだろう。それは俺の対人としての俺が言っている気がする。

 

「なんでもないよ?ユウキ。」

 

「そっか!ならいーや!」

 

妙に脳天気な子だと思った。この子らを見ていると、本当にデスゲームなのかどうかを忘れそうになる。それだけ、楽しめているようだ。それはここではいい事だ。精神面を保つという点では。ただ、それが崩壊すると一気に決壊するのも難点なんだが。果たしてこれは演技なのか自なのか。興味深いものが出来たな。俺のこいつらに対する印象はそんな感じだった。

 

 

 

 

そんなこんながあって第25層はクォーターポイントだというのにあっけなく終わった。キリトに色々罵られはしたがほんとに呆気なく終わった。やはりみんな驚いてた。俺はある程度こいつらの動きを知っていたからなんとも思わなかったが、やはりキリトと、アスナ固まっていた。特にキリトは色々と衝撃を受けたらしい。ボス戦が終わったというのに妙な空言をずっと言っていて正直気色悪い…ヒースクリフはなんか普通の反応でつまらなかった、と言うより"知っていた"かのような反応だった。これはこれで調べる必要が有りそうだなと思った。

 

 

「キヒロくん。」

 

SAOで1番とも言われる有名女性プレイヤーのアスナに声をかけられた。その瞬間、周りの男性陣の鋭い眼光が俺に飛んでくる。やはりこっちでもアスナのファンはいるのだななんて思いながら返事した。

 

「どうした?アスナ。」

 

「君がうちのギルドに入らなかった理由はあれかな?」

 

いやそれ以外にも沢山ある。具体的に言えばこの目の前に居る人が絡んでくるから言えるわけないのだが…そんなことを言えるわけないので、ここでも"無難に"返事をしておく。

 

「まぁそうなるな。」

 

「そっ。まぁ頑張ってくださいね?キヒロ君。あと」

 

まだあるのか。あんまり長いと幾らギルドに入ってぼっちを免れたとはいえ、強い視線を耐えられるメンタルは持っていない…

 

「あと?」

 

「呼び捨ては大概にしなさい。突きまくるわよ。」

 

そんな事今更なのか…?それにここは現実ではないのだから監視の目がある訳じゃないし、

 

「えぇー別にいいだ」

 

ろは言わせてもらえなかった。

 

「だ!め!」

 

「はい。」

 

この女は1度言ったら聞かない性格だからここは引くことにする。後々色々言われるのはかなりメンドクサイからな…メンドクサイってのは重要だからな…

 

「なにしたんだ?」

 

正確には何もしていない。ただ、ここでアスナの性格を話す訳には行かない。いかにもの理由としてならこれしかないだろう。

 

「向こうが歳上だからな。仕方ない。」

 

「えっ?歳上なのか?」

 

「あれ言ってなかったっけ?アスナの方が2つ上だ。」

 

「へぇー。所でギルド入ったんだな。」

 

意外とスルーだったな。周りの男性陣はメモしてるんだかホロキーを打ち込んでいるが…これアスナが見てないからまだいいけど見てたら切り刻みにいくレベルの気色の悪さだ。ある意味堂々としたストーカーだ。恐ろしすぎる…

 

「まぁな。俺にあってる気がするし。なんと言っても…」

 

「何と言っても?」

 

「いや?何でもない。」

 

流石に人としての興味があるなんて事は言えん。

 

こんな感じで第25層攻略は終了した。約半年で4分の1攻略。あと2年弱かかる計算か。この調子でいけばの話だがな。まぁ気長に頑張るのも悪くは無いかもしれない。残りの時間を余命と見立てればまだまだ楽しめる時間はあるなと思った。

 

 




書き直しどうだったかな…
変わったような変わってないような…

まぁ気長にやりましょ!(決して真似した訳では無い…)

(*´∇`)ノシ ではでは~
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