更新がかなり遅れました。申し訳ございませんでした。
「皆には、色々してもらいたい」
「何よ色々って」
「接客とか料理とか」
「面倒ね」
「それ言う?」
昼飯をここで食べるって人もいるはずだから、そんな弁当とか作らせるくらいならこっちで皆に作ってもらったり、注文を聞いてもらったりしてもらおうと思ってたんだけど……。
「まあまあ霊夢。こんなことあまりないんだしさ。折角だしやってみようぜ?」
「別に、やらないとは言ってないわよ」
すごいやりたくないオーラを全身から醸し出してたんですが。
ちなみに、今ここにいるのは、霊夢、魔理沙、萃香、早苗、神奈子、諏訪子、アリス、妖夢、幽々子、チルノ、大ちゃん、の11人だ。今さっきまでは文とはたてもいたけど。
「で、料理する班と、接客する班に別れて欲しいんだ」
出来れば、料理6人、接客5人に別れて欲しいんだけど……さて、そんな簡単にいくものか。
「ん?にゃにすうんら~?」
「萃香……やっぱり聞いてなかったのか……」
皆がどっちにするか話し合っている中、一人萃香が顔を赤らめて聞いてきた。
あの話に入ってきて、と言って、話に加わらせる。
「えいとー、あたいは何するの?」
「私たち、こっちじゃない、って言われたんですけど……」
「チルノ、お前もか……って、いや、チルノは別の班だった」
チルノと大ちゃんには、特別な仕事があったな。
「チルノ。お前はかき氷作れるか?」
「かきごおり?あのキーンってするやつ?」
「そうそれ。作れる?」
「あたいはなんでも作れるよ!」
そいつは頼もしい。
「じゃ、チルノと大ちゃんはかき氷班で」
「分かった!」
「分かりました!……でも、私は何をすればいいんですか?」
チルノにはかき氷を作るという仕事がある。大ちゃんは何をするか。
「大ちゃんは、シロップをかける仕事があるけど、頼めたりします?」
「もちろんです。任せてください!」
……元気だなぁ。羨ましいよ。
「決まったわよ」
「ん?あ、決まった?」
料理側に霊夢、アリス、幽々子、妖夢。接客側に魔理沙、萃香、早苗、諏訪子。ふむふむ、ちょっと待てよ。
「霊夢さ~ん、幽々子さ~ん」
「「なに?」」
まず、霊夢から聞こう。
「霊夢って、料理出来るの?」
「殴るわよ?」
「ごめんなさい!?」
訳が分からないよ!?何でいきなり殴られなきゃならないんだ!!真っ平御免だ!
「怒らずに聞いてくれると嬉しいんだけど……霊夢ってあんまり料理できないイメージがあるんだよね」
「失礼ね。あんた、私をどんな女だと思ってんのよ。うちには食材がないだけで、それさえあればご飯くらい作れるわよ」
何か可哀想な言葉が聞こえた気がするが、気のせいだろう。
「じゃあ、よろしくお願いします」
「はいはい」
じゃあ、次は……。一番問題であろう人物……。
「待たせてごめん、幽々子」
「構わないわよ。それで、何かしら?」
「あの……何かよからぬことを考えてませんか?」
「あら、何を疑っているのかしら?」
「例えば……完成した料理を食べるとか……」
「そんなこと、する訳ないじゃない」
「……そうか、ごめんよ、疑って」
「いえいえ」
……一応、皆に警戒するよう「幽々子様。一応言っておきますけど、こっそり料理食べないでくださいね?」「もう、する訳ないじゃない」言っておこうかな……妖夢がいるから大丈夫かな……?
「そういえば影斗。湖って、あのチルノたちがいる湖だろ?」
「そうだよ」
「あそこ、普通の人間が行くのは少し危険じゃないか?」
「確かに」
あそこには、妖怪もいるし、道も結構入り組んでる。そして何より、人里からそれなりの距離がある。
「どうしようかな……」
「私のスキマで送るなんてどうかしら?」
「紫のスキマか……なるほど……って、え?」
俺の横を見ると、ぱっくりと空間が割れ、そこから紫が出てきていた。
「こんにちは影斗。ご機嫌いかが?」
「こんにちは紫。今ちょっと斜めかもしれない」
ビックリした。いきなり横に出てこないで。
「まあとりあえず、何か私を置いて面白そうなことやってるじゃない。何してるの?」
「何言ってるのよあんた。どうせ、全部聞いてたんでしょ」
「あら、知ってた?さすが私の霊夢♪」
「夢想封印してもいいかしら?いいわよね?」
「冗談よ、いやね」
「あのー、紫様?そろそろスキマから出てもらってもよろしいですか?」
「ん?」
スキマの中から、紫ではない声が聞こえた。
「あ、ごめん、藍」
そして、紫がスキマから出てきた。その後に続いて、金髪のショートボブに、その頭に紫がかぶっているのと同じような帽子をかぶっている。だが、少し違って、二つの
スキマが閉じた後、狐の女の人が俺に気付いた。
「ん?君は……」
「えっと……初めまして。月宮影斗といいます。よろしくお願いします」
「初めまして。
「初めまして影斗しゃま!
「よろしくお願いします」
「敬語で話す必要はないぞ。私の主人には普通に話すのに、私と橙には敬語というのもおかしな話だろう?」
確かにそうかも。
「じゃあ、普通に話すよ」
「ああ、そうしてくれ」
「それで、移動方法なんだけど、私のスキマなんてどうかしら?」
紫のスキマ……確かに便利だけど……。
「紫。ちょっとスキマ見せて」
「いいわよ、はい」
紫が、自分の横にスキマを開く。その中は、ギョロギョロとたくさんの目がせわしなく動いていて、気味が悪い光景だった。しかも紫色だからなおさらだ。
「「「却下」」」
「なんでよ!!それに何で皆口を揃えていうのよ!?」
「いや……絶対こんなの入りたがる人いないよ……子供なんて泣き叫ぶよ絶対……」
「大丈夫よ!だってこんな綺麗なお姉さんと一緒に入れるのよ!!むしろ嬉しいに決まってるでしょう!?」
「「「…………」」」
重苦しい沈黙が流れた。
「……ごめんなさい……」
しばらくの沈黙のあと、紫が割と本気で謝った。
「ま、まあ、場所転移なら、私に考えがあるよ」
この空気を紛らわせるように神奈子が口を開いた。
「分社、っていうのがあるんだけどね。それを使えば人里から湖まで安全に転移できるよ」
なんかそんなのあった気がする。
「じゃあ、それでいいんじゃない?」
「それで決定だぜ!」
「うい~、めでたいれぇ」
「どんなものなのかしら」
「ぶんしゃってあれでしょ!しんぶんのあそこ!」
「チルノちゃん、新聞知ってるの!?」
みんな口々に賛成の意見を述べる。じゃあこれでいこうか。
「絶対私の出番だと思ったのに……」
「ま、まあ紫様。今から湖が楽しみですね!な、橙!!」
「えぇ!?あ、はい!楽しみですね!!」
……紫、ごめんよ。
ちょっと色々あって、PCがいじれませんでした。
まさか、2週間も空いてしまうとは……。
次回は、1週間以内に出したいです。
それでは、また次回。