響の姿が変わったのと同じく、レイジの元に金属製の龍が現れた。それが分離しレイジに鎧の形で装着された。
響「えぇー!!?なんなのこれ!?それにレイも何その格好!?」
レイジ「お前なのか?」
響「え?」
レイジ「お前なのか!?二年前のあの言葉は!?」
響「二年前?なんのこと?」
「お姉ちゃん、お兄ちゃん、かっこいい!」
レイジ・響「!!」
響「よくわからないけど、今はこの子を守らなくちゃだよね。」
レイジ「仕方ない、立花響、そいつを守ってろ。」
レイジはノイズに向かって拳を放った。一体のノイズに直撃すると、ノイズは炭となって崩れ落ちた。
響「レイジすごい!」
「お姉ちゃん!」
少女の声で正面を見ると別のノイズが襲ってきた。驚いて少女を抱えながら下に落下した。
響「ひゃあー!?」
しかし足から落ちても、普通に着地できた。
レイジ「何やってるんだあいつは?しかしあの力、ノイズと戦えるのか?まさか聖遺物?ん?」
レイジは疑問を抱きながら戦っていると、響の方にバイクが突っ込んできた。バイクは大型のノイズに衝突したが乗っていた人物は歌を歌い、響と似た姿になった。
レイジ「何だあいつは?」
炎矢「ノイズと戦う防人です。」
レイジの背後から声が聞こえ見てみると、ノイズが無数の矢で消滅して、その背後から赤い鳥の鎧を纏った少年がいた。
炎矢「しかし、反応があったから来てみれば、まさか黄龍だったとは。」
レイジ「お前、朱雀か?」
炎矢「ええ。朱雀の適合者、鳳炎矢(おおとりえんや)です。反応があったので来てみれば、まさかガングニールと黄龍だったとは。」
レイジ「くだらない説明はいい!何が目的だ?」
二人はそんな会話を戦いながら行っていた。レイジは拳で、炎矢は弓でノイズと戦っていた。
炎矢「いえ、ただ話がしたいので一緒に来てくれませんか?」
レイジ「お前何処かの組織に属してるのか?だったら断る!俺は他人は信じられん!ましてや組織に属してる奴等なんて!」
周りのノイズを片付けたら、レイジは拳を地面に叩きつけ地面を崩壊させた。結果屋上の床は崩れ落ちた。炎矢はそれをジャンプで回避したものの、レイジは姿を消していた。
炎矢「他人を信じられないか、それでも人は守る。悪い人物ではなさそうだ。無理に連れていくのはやめておきましょう。今回は彼女に話を聞きましょう。」
レイジはあの場から離れた場所にいた。事故のあった方を少し見て歩き出そうとしたら、周りをみて
レイジ「ここは、立花響が暮らしている場所まで逃げてきたのか。」
いつの間にか、昨日世話になった場所まで逃げていた。ふと玄関を見ると、未来が出てきた。
レイジ「お前」
未来「あ!レイ!?昨日は急にいなくなってびっくりしたんだからね!?」
レイジ「迷惑になると思ってな、それよりこんな時間にどうした?」
未来「そうだ!実は響が帰ってこないの!?CDを買いにいってから携帯にも繋がらなくて!?ノイズも出たっていうし!?」
レイジ「・・・あいつなら見かけた。」
未来「本当に!?」
レイジ「声が大きくてな。売り切れてたとかいって、隣街までいくっと叫んでいた。電車もノイズの影響で停まっていたし、なかなか帰ってこれないんだろう。」
未来「そうなんだ、まったく、連絡くらい寄越してほしいな。ありがとうレイ。」
レイジ「いい。じゃあな。」
レイジ「らしくないな。他人を庇うなんて、だがあいつあの言葉。」
レイジは闇の中に消えていった。
次の日。あれから機動二課に同行し、メディカルチェックを受けてから自宅に帰り、普通に学校にいったが、全然心ここにあらずだった。結果そのまま放課後になっていた。
響「はぁ、私ってば呪われてる。」
?「ビッキー!」
机にうつ伏せている響に声をかけてきた四人。未来以外の三人、安藤創世、寺島詩織、板場弓美。響の友達だ。
弓美「ねぇねぇ、これからフラワーに行かない?」
響「フラワー?」
詩織「駅前にあるお好み焼き屋さんです。」
創世「めっちゃ美味しいんだよ。」
響「あー今日は。」
創世「予定ありだった?」
未来「手伝おうか?」
響「大丈夫、未来は行ってきなよ。」
未来「でも・・・」
響「本当に大したことないから、大丈夫。」
響は誘いを断り、教室に一人になった。
響「やっぱり私呪われてる。」
炎矢「そう捨てたものでもありませんよ。」
後ろを見ると、翼と男子生徒がいた。
響「翼さん、それと確かテスト生の?」
炎矢「ええ。テスト生の鳳炎矢です。申し訳ないのですが、またご同行願います。」
響「え、何でーー!!」
リディアン音楽院の遥か地下、そこに二課の基地はあった。そこで司令の風鳴弦十郎と、科学者で、できる女(自分で言ってる)こと櫻井了子。それにオペレーターの藤尭 朔也と友里あおいも集まり医療室に集まった。
了子「メディカルチェックの結果発表☆チェックの結果、響の身体に異常はありませんでした。」
響「はぁ。でも。」
了子「そうよね。知りたいのはその事じゃないわよね。」
了子達が説明したのは、聖遺物の欠片を用いて作られたシンフォギアついてだった。そしてそれを起動できるのは歌。その歌を歌える人物を適合者と呼んでいる。
了子「どう?わかってくれた?」
響「あの!全然わかりません。」
周りのメンバーも、そりゃそうだと納得した。
響「でも私はその聖遺物でしたけ?それを持ってません。」
了子はレントゲン写真を見せた。
弦十郎「これが何なのかわかるはずだ。」
響「はい。私も二年前にあそこにいたんです。」
二年前。ツヴァイウイングのライブで、胸に大きな怪我をした為できたものだ。
了子「心臓付近にあって、手術でも摘出不可能な破片。調査の結果、この欠片はガングニールの欠片と判明したわ。奏ちゃんの置き土産ね。」
その結果を聞いて、ふらつきながら部屋を後にする翼。
響「あの、それじゃあレイジのもシンフォギアっとものなんですか?」
炎矢「いえ、違いますよ。」
その疑問に炎矢が答えた。
炎矢「あれは守護獣です。」
響「守護獣?」
炎矢「元々ノイズは遥か昔から存在したとされています。かつての人々はそれに打ち勝つ為に、伝説の生き物の鎧を作りました。それが守護獣です。纏ったものはあらゆる攻撃を防ぎ、その一撃は一騎当千の力と言われています。僕が持っているのは、四聖獣の一つ、南方を守護する朱雀です。」
響「へーじゃあ無敵ですね。」
弦十郎「そういう訳でもないんだ。」
了子「多くの守護獣は眠ったままなの。仮に目覚めても誰にでも纏えるものじゃないの。」
炎矢「しかも、選ばれたからといって、纏えるのは15分までなんです。」
響「そんなにですか!?」
了子「でも最近の調査でフォニックゲインが高い場所で戦うと、時間が延長できるのよ。」
響「?」
弦十郎「つまりはシンフォギアと共に戦えば、長時間戦えるということだ。人類ではノイズに打ち勝てない、対抗できるのはシンフォギアと守護獣のみ。改めて、立花響君。君のその力を対ノイズ戦に役立てくれまいか。」
弦十郎は頭を下げて頼み込んだ。
響「私の力で、誰かを助けれるんですよね?ならやります!私の力で誰かを助けれるなら!」
弦十郎「感謝する。それともう一つ、黄龍の少年のことを教えてはくれまいか?」
響「黄龍?もしかしてレイですか?」
炎矢「彼はレイというのかい?」
響「いえ、名前はレイジと言ってました。教えるも何もまだ会ったのが二回目だったので詳しくはわからないんですけど。」
弦十郎「そうか。」
響「あ!でももしかしたらレイも二年前のライブにいたのかも。奏さんから言われたあの言葉を知っていたから。」
弦十郎「二年前の・・・か。」
響「あの、私。翼さんに改めて挨拶してきます。」
響は翼の後を追って部屋を出た。
炎矢「まっすぐでいい子じゃないですか。誰かさんにももう少し素直になってもらいたいですが、しかし司令、レイジという人物。」
弦十郎「ああ。二年前の生存者にレイジと言う名前はなかったはずだが。」
炎矢「それなのに彼は奏さんの言葉を知っていた。やはり無理にでもつれてきた方がよかったですかね?」
弦十郎「そんな気ないくせによく言う。彼の警戒心は非常に強い、しかも組織というグループがひどく。無理に連れてきてよけいに警戒されてはたまらん。時間をかけてわかりあうしかないだろう。それと」
了子「気になることもあるわよね。最近翼ちゃん達以外でノイズの反応を消失させてる存在は、十中八九彼よね。」
炎矢「しかし反応があったのは過去三回。でも黄龍を感じたのは昨日の一回。別の人物という可能性も低い。」
そんな考えをしているとアラームがなった。全員は司令室に集まった。
朔也「ノイズの反応を検知!座標でます。」
弦十郎「近いな。翼と炎矢を向かわせろ。」
その命をうけ、二人は出撃した。向かった現場では別方向から来ていたノイズが合流しようとしている状況だった。その片方ですでに戦っているものがいた。
翼「あれは、黄龍か?」
炎矢「無茶してますね。どこかの誰かさんみたいに。」
翼「誰のことかは知らないが、そちらは任せた!」
翼は反対の方のノイズに向かった。
炎矢「まったく。少しは頼ってほしいかな。」
炎矢はレイジが戦っている方に向かった。
炎矢「聖なる大地の守護獣よ、我がもとに現れ出でよ。朱雀!」
金属製の紅い鳥が現れ、分裂し鎧となり、炎矢に纏った。そして弓をだし、ノイズに向かって矢を放ち始めた。
レイジ「!!」
炎矢「加勢しますよ。」
レイジはなにも気にせず戦い続ける。炎矢はそんなレイジを攻撃しないようにうまく矢を放つ、そしてすべてのノイズを倒した際に、炎矢はレイジに近づいた。
炎矢「僕達は人の命を守るために戦っている。できれば一緒に戦ってくれないか?」
ゆくっり近づきながら手を差し出すが、次の瞬間、レイジは炎矢を殴り付けた。その拳を炎矢は受け止めた。
炎矢「なんの真似かな?」
レイジ「言ったはずだ!俺は組織ってのがきらいだと!それに、人は信用できん!」
レイジはさらに攻撃していく。
炎矢のキャライメージは、コードギアスの枢スザクで、声は福山潤で
最後の戦うシーンは仮面ライダーカブトを参考にしました。