うさたま!   作:r28

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ココアルートの続き


ルート1-2:夏の終わりのカレンジュラ

甘兎庵アルバイト最終日。

 

千夜「とうとう今日でたまちゃんともお別れね」

 

千夜婆「騒がしい娘だったがいなけりゃいないで寂しくなるわい。まあ達者で暮らしとくれ」

 

たまて「短い間でしたが、本当にお世話になりました」

 

千夜「たまちゃん、駅まで送るわ。行きましょ」

 

たまて「えっ、そこまでして頂かなくても」

 

千夜「いいのよ。ただ、お得意様のところに配達を頼まれてるから寄らせてもらうわね」

 

 

チノ「いらっしゃいませ」

 

千夜「配達先はラビットハウスの一番奥のテーブルですって。たまちゃん、お願いね」

 

たまて「(他にお客さんは青山さんしかいないからすぐわかりますね……しかしなんでしょうか、あの黒いフードをかぶった怪しい集団は)……ああっ!」

 

栄依子「たま、迎えに来たわよ」

 

花名「来ちゃった」

 

冠「ん」

 

たまて「みなさん……どうしてここに?」

 

花名「たまちゃんが帰ってきたら、みんなで何かしようって話になったの」

 

栄依子「そうしたら、みんなこの街に来てみたかったってことがわかって」

 

冠「どうせならたまを驚かせようとこっそり甘兎庵に電話してみたら」

 

千夜「ココアちゃん!たまちゃんのお友達がこの街に遊びに来るらしいわ」

 

ココア「これはサプライズパーティーをしようってことだね!ラビットハウスも全面協力するよ」

 

チノ「と、ココアさんが勝手に話を進めて」

 

冠「栄依子がノリノリで」

 

栄依子「冠もでしょ。それから花名も」

 

花名「楽しそうだったからつい」

 

チノ「ココアさんに振り回される身にもなってください」

 

栄依子(楽しそう……)

 

たま「みなさん……」

 

ココア「さあ、パーティの時間だよ!」

 

チノ「ごゆっくりお楽しみください」

 

青山「今日はたまてさんの送別会ですか。楽しそうですねー」

 

タカヒロ「では、青山さんはホールを頼むよ」

 

青山「今日はコーヒーを飲みに来ただけなのに……」

 

 

たまて「この夏休みのこと一生忘れません!最高の思い出です!」

 

ココア「また遊びに来てね」

 

千夜「今度はココアちゃんと新作漫才を披露するわ」

 

ココア「えっ?」

 

 

帰りの列車でたまてが配達した千夜月を頬張る御一行。

 

たまて「いやあ楽しい夏休みでした」

 

栄依子「楽しいのは今日までかもね……」

 

花名「私もそんな気がするよ」

 

たまて「な、何ですかこの不穏な空気は」

 

冠「大丈夫」

 

たまて「ですよね~」

 

冠「あとは夏休みの宿題を片付けるだけ」

 

たまて「」カチーン

 

冠「たま、固まってる」ユサユサ

 

花名「たまちゃんの宿題はこれ?……予想はしてたけど、半分も進んでない」

 

栄依子「毎日少しずつでも進めるようにってあれだけ言ったのに……」

 

たまて「すっかりバイトに熱中してしまいまして……どなたか宿題を見せていただけないでしょうか」

 

花名「だめだよ、宿題は自分でやらなきゃ意味がないよ」

 

冠「花名の言う通り」

 

たまて「ご無体な~~~!」

 

栄依子「自業自得でーす」

 

 

- END -

 




ご愛読ありがとうございました。

読み返してみるとシャロちゃん全然動かせてませんね。反省です。

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