もはや何も言いません。楽しんで読んでください。
I Wish you luck.
《こちらアラスカコントロール。アクィラ隊、もう一度言ってくれ。》
《こちらアクィラ3!何度でも言ってやるよ!あれは、あれはネウロイだ!教科書には消滅したって書いてあったぞ!こっちに向かってくる!》
《アラスカコントロールよりアクィラ隊、交戦規定により交戦を許可。昔の情報が正しければ出てもレシプロ機並のスピードのはずだ。撃墜しろ。》
《アクィラリーダー了解。理解が追いつかないが、やるしかない。エンゲージ。シーカーオープン、ロックオン。FOX2!FOX2!》
アラスカ基地所属の327thTFSアクィラ隊の使用機は新型の戦術戦闘機FA-1ファーン。極低温化での実用評価中だったもの。
主翼は前進翼。前翼と水平尾翼と合わせて「スリーサーフィス」の翼配置を採用している。機首下面に横力ダイレクト・コントロールのための垂直カナードを有する。それに加えて、機体背面中央にも垂直翼を有している。前進翼の主翼には下反角が与えられており、そのため横方向の運動性が高い。単発の3次元スラストベクタリングのエンジン排気ノズルや、多様な操縦翼面と合わせ挑戦的でありながら高い性能を発揮することが期待されている。
現在同型のストライカーユニット(こちらは双発エンジン)も実用評価中で、
アラスカ州ではなく、リベリオン合衆国はワシントンD.C.にて戦闘機動の評価をしている。
スペック
FA-1戦術戦闘機
製造:連盟軍(LNF)工廠
全長:16.45m
全幅:11.56m
全高:4.83m
自重:11,876kg
基準離陸重量:16,662kg
最大離陸重量:24,669kg
エンジン:FNX-5009-K フェニックスMk.IXターボファンエンジン×1基
最大推力:8,221kg(地球大気内・ミリタリー推力)、12,877kg(地球大気内・アフターバーナ使用時)
最大速度:マッハ2.1
巡航速度:マッハ0.8
限界高度:17,700m
武装:
20mmガトリング砲×1
翼下ハードポイント×4
胴体下ハードポイント×3
AAM、ASM、精密誘導爆弾など最大5,800kgを搭載可能
WFA-1 ストライカーユニット「ファーン」
製造:連盟軍(LNF)工廠
全長:905.662mm(ミリメートル)
全幅(片脚):650.669mm
全高:403mm
自重:68.487kg
基準離陸重量:240.985kg
最大離陸重量:368.445kg
エンジン:MFNX-5009-Lマジック・フェニックスMk.IX魔導エンジン×2
最大推力:8,221kg(地球大気内・ミリタリー推力)
12,877kg(地球大気内・アフターバーナ使用時)
最大速度:マッハ2.1
巡航速度:マッハ0.8
限界高度:17,700m
武装:20mm航空機関砲×1
翼下ハードポイント×4
左右大腿部ハードポイント×2
(AAMのみ搭載可能。)
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アクィラリーダー機の翼下ハードポイントから対空ミサイルが2発、射出された。続いて続々とメイルリーダー指揮下の機から対空ミサイルが射出される。
順調に誘導され、近接信管の作動範囲に届くまであと少し。その時、目標後部から赤いレーザーのようなものが放射状に発射された。
《!》
殺到し、まさに獲物を爆ぜさせようとしていた対空ミサイル、そして射線上にいた不運な2機を蒸発させた。
《こちらアクィラリーダー!目標から不明の攻撃あり!アクィラ4とアクィラ6が喰われた!ミサイルもだ!くそったれ!》
《リーダー!後ろだ!チェックシックス!》
《なに?》
いつの間に出現したのだろうか。アクィラリーダーの後方に赤と黒の特徴的なカラーをした異形の姿が。
《ブレイクだ!アクィラリーダー、ブレイク!ポート!》
異形の機首であろう部分から先程と同じような光線が発射された。
瞬時にMAXまで入ったアクィラリーダー機のフェニックスMk.IXエンジンが吠える。
機体を左にロール、操縦桿を思い切り引くとかなり急なレフトターン。
すんでのところでレーザーを躱し、全速で退避。
すると、警告音。
レーダーを見やれば、「無数」の黄色い光点。IFFアンノウン。実際はエネミーだが、ファーンのアビオニクスは100年前を知らない。いや、そもそもレーダー自体が無いに等しかったのだが。
《アクィラリーダーよりアラスカコントロール。撤退の許可を。それと、空軍司令部にホットライン。現在の状況を説明してくれ。4機だけじゃ奴らの養分にもなるか怪しい。幸い奴らは低速だから振り切れるだろう。》
《こちら「AWACSカレイドスコープ」。了解アクィラリーダー。撤退せよ。司令部には無線を繋いである。なお基地には降りずミルキー4から空中給油を受け、南東へ向かえ。アラスカ基地は放棄だ。ロングレンジレーダーに無数のコンタクト。奴ら、オラーシャ側からも来てい──》
《まて、AWACS。アラスカコントロールはどうした。放棄だって?冗談だろう。俺達のホームだぞ。アイツらの荷物も──》
《荷物ならとっくに蒸発しただろうよ!基地と一緒にな!》
《なんだって?》
《交戦中に無線が無かったのを不思議に思わなかったのか?アラスカコントロールから司令部にコールがあった直後に通信が途絶えた。ホットスクランブルしてみればそこには基地が無かったんだ。お前達との無線を繋いでようやく状況が伝わった。ネウロイだって?いなくなったんじゃなかったのか。》
《すまないAWACS。取り乱した。これよりメイル隊はあんたの指揮下に入る。信じようが信じまいが、俺の部下は奴らにやられた。それだけだ。空軍司令部、聞こえるか?こちらはアクィラ隊隊長。状況を説明する。》
《こちらは司令部。ライトゥーム中将だ。たった今リベリオン合衆国ホワイトハウスから緊急通達入電が来た。》
《北極に超巨大な異常帯を感知。凄まじい速度で広がっている。》
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【年表】
2045年1月28日:連盟軍、再びネウロイと交戦。
同年8月14日:オラーシャ連邦及び北欧諸国が完全に陥落。
同年11月29日:ブリタニア連邦、カールスラント共和国、国土の半分を喪失。
2046年2月3日:ファラウェイランド全土及びリベリオン合衆国北部領土喪失。
同年4月2日:扶桑国、北海道を喪失。中華人民共和国、北部領土陥落。人民解放軍、中部を放棄。民間人と共に南部へ大規模な撤退作戦「春燕作戦」を開始。
同年10月4日:人類連合が赤道軌道を周回する巨大空中空母の開発及び、新型戦術戦闘機、ストライカーユニットの開発を宣言。新型戦術戦闘機の開発番号をFRX-47と指定。
同年10月15日:初めてFNX-5009のスピードに匹敵するネウロイが捕捉される。連盟軍は新型機の開発を急ぐ。
2047年1月1日:開発番号FRX-47及びWFRX-47の開発が完了。正式名称FR-31/WFR-31「シルフ」。FA-1/WFA-1の後継と期待されたが、高価なため、前線も前線、最前線の一部の兵士、ウィッチ達に配備されるだけとなった。
同年1月15日:ネウロイに対抗しうる空軍力の分散を防ぐため、空軍戦力を6箇所に集結。北極を囲む勢力圏内にシルヴァン、ブラウニィ、トロル、サイレーン、ヴァルキア、フェアリイの六つの大型基地が設置される。この中でもフェアリイ基地には全軍の中枢部であり、最も規模が大きい。
これにより戦術飛行隊、統合戦闘航空団の再編成が行われた。フェアリィ以外の各基地に3つずつの統合戦闘航空団、フェアリィには4つ。をそれぞれ結成し、ネウロイに対しての絶対防衛線を形成した。
──これは、13人のブーメラン達の軌跡を辿る物語だ。
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次回へ続く。
どうも。私です。
いかがでしたでしょうか。え?スーパーシルフの解説がない?.....次回に使うんですよ言わせないでください。
何はともあれ、面白いと思ってくれた方がいらっしゃれば幸いです。
また次回、お会いしましょう。グッドラック。