「変身!」
『KAMEN RIDE:DECADE!』
士はディケイドに変身すると、ディエンドと共に銃弾を撃ち牽制しながら、先へ進もうと駆け出す。
「士、ここは僕が引き受けてあげるよ。君は早く先に行きたまえ。君もだモモタロス」
「……頼む。行くぞモモタロス」
「わぁったよ、任せるぜ盗っ人野郎!」
『KAMEN RIDE:KABUTO!』
その場をディエンドに任せ、ディケイドはモモタロスを掴みあげると二枚のカードを取り出し、まずは『仮面ライダーカブト』の姿へ変身すると、もう一枚を装填する。
『ATTACK RIDE:CLOCK UP!』
カブトの持つ加速能力『クロックアップ』を発動し、モモタロスを連れてその場を離れる。
しかしその時、既に手は打たれていた。
いつの間にか放たれていた赤く輝く魔弾がクロックアップに追い付き、ディケイドの右腕へと命中したのだ。
「ぐあっ……!」
「うおあぁぁっ!?」
クロックアップが解除され、ディケイドはその場に倒れ、モモタロスは投げ出された。
何故クロックアップした状態のディケイドに攻撃が命中したのか、理由は簡単である。ただ単に移動方向を予測して撃ったのだ。
「どれ程恐ろしい能力を使ってくるかと思ったが……速いだけか。ならば、大したことはないな」
「ば、馬鹿な……クロックアップが追い付かれるだと……!?」
「雑談の余裕はあるのかね?」
空気を切る音がディケイドの耳に入る。音の方を向くと、先程の魔弾が軌道を変え、こちらに迫ってきていた。
「ちっ……もうその手は喰うか!」
ディケイドは魔弾を弾こうとライドブッカーを構える。
しかしその時、アーチャーが密かにほくそ笑んでいたのには誰も気付かなかった。
魔弾はディケイドの目前に迫ったその時、唐突に大爆発を起こし、爆煙が辺りを包む。
「士ぁぁぁっ!!」
「おいおい、嘘だろ……!」
キャスターは焦り、モモタロスは叫ぶ。返事は無く、ディケイドが居た場所には爆煙が静かに舞っていた。
「心配は要らない。よく見たまえ」
「あぁ……?」
ドサリと音を立てて爆煙から人影が倒れるが、よく見るとそれはディケイドではなく、ディエンドが呼び出していた『仮面ライダーガイ』だった。ガイをカードに戻すと、ディエンドは晴れた爆煙の中に居るディケイドへと近付いた。
「海東、お前……」
「どうしたのさ士、平和な世界ばかり回ってきたせいで身体が鈍ったんじゃないか?」
「……うるさい」
「そう拗ねないでよ。早く行きたまえ」
「……わかっている」
『KAMEN RIDE:KUUGA』
『FORM RIDE:KUUGA DRAGON!』
ディケイドはスピードに優れた『仮面ライダークウガ ドラゴンフォーム』へ変身すると、強化されたジャンプ力で一気に洞窟を飛び上がり、出口へ向かった。
「チッ、逃がすわけには……!」
ディケイドを追撃しようと弓を構えるアーチャーへと、銃弾が迫る。アーチャーは素早く剣を投影し、銃弾を弾いた。
「無視するなよ、君の相手は僕だ。悪いけど、僕は今大事な
怒気を孕んだ声でアーチャーを威圧するディエンド。キャスターとモモタロスは武器を携え、横で構える。
「……そういや、俺なんで一人で変身出来ねーんだ?………まあいいや、行くぜ行くぜ行くぜぇ!!」
ふとモモタロスの脳裏に浮かんだ疑問は、燃え上がる闘争心に消えていった。
(遅れてしまい)本当に申し訳ない
これも全て体調不良と新パルテナの鏡といぬやしきって奴等の仕業なんだ(責任転嫁)
(これからは投稿ペースを戻そうと思うので)すいません許してください!何でもしますから!