犬吠埼樹はワニー先輩のギターを弾く   作:加賀崎 美咲

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日常の境界はスラーすぎて

 今日初めてのお役目だった。やってきた人類の敵バーテックス。三人を立ち向かわせるにはあまりにも敵は強大だった。用意された宮司用の支援システムも殆どが役に立たなかった。

 違う。僕が上手く扱えなかっただけだ。やはり僕は期待はずれの人間らしい。自分にがっかりして、やっぱり僕はいらない人間なのだと再確認させられる。

 敵を倒せたのは三ノ輪さんのおかげだった。

 安心してしまう。だって神樹様にバーテックスが到着する前に僕が死んでしまうから。役に立たなくても死にたくはないと立派に思ってしまう。

 

 宮司御記 大赦検閲済

 

 桜色の花びらを纏いながら友奈さんの拳がヴァルゴの半身を砕き、そのまま近くに着地する。私とお姉ちゃんだけだったところに友奈さんの加勢が入り、安心感を覚える。

「風先輩、樹ちゃん。私も一緒に戦います!」

「心強いわ、友奈」

 友奈さんの加勢にお姉ちゃんは安心したような顔を作る。

 友奈さんの一撃を受けたヴァルゴはその場に停止している。よく見ると少しづつ壊れた場所が巻きも同様に再生していた。思わず声が裏返る。

「お、お姉ちゃん! あれ見て、どんどん直ってるよ!」

「単純な攻撃ではバーテックスは倒せない。封印の儀を介する必要がある。こちらで処理する、少し待て」

 私の声に宮司さんが答える。どうやら攻撃するだけではバーテックスは倒せないようだ。

「ちょっと? 封印の儀は勇者がやるって聞いてたけど?」

「封印の儀はこちらで処理する。君たちはバーテックスから出てくる御霊と呼ばれるパーツを破壊する事に集中しろ」

「そういえば、さっきから私たち普通に宮司さんと話しているけど、これどうなってるんですか? 宮司さんの声が直接頭に聞こえますが!」

 先生に質問する生徒のように友奈さんは元気よく手を挙げた。

 そういえばさっきから当然のように聞こえていたがどう言う仕組みなのだろう?

 耳から聞こえているのとは違う不思議な聴覚で宮司さんの声は私たちに伝わっていた。

「あぁ、宮司と勇者間の広域通信のことか。さっきも言った通り樹海化の際、現実の時間は止まっている。そのため通常の電波を使った通信機器は使用できない。」

「あれ? でも私たちのスマホは普通に使えましたよ?」

「そうだ、そのためこの樹海内では神樹様のネットワークを介した通信を行なっている。僕をプロバイダーに君たちの勇者システムを接続して、君たちの大脳皮質感覚野に僕の見聞きした感覚を電子情報の形に変換して……」

「すいません。わかる言葉でお願いします!」

 宮司さんの専門的な解説は難しくて、私たちの頭が沸騰する。友奈さんの言葉に宮司さんは困ったように言い淀む。

 しばしの沈黙の後、宮司さんは言葉選びに悩んでいるのか言いにくそうに続けた。

「えーと、……つまりだ、僕の心と君たちの心を繋げている?」

「急にロマンチックになりました!」

「要は僕の脳内イメージを君たちに送っているんだ。時間がない、封印の儀を始めるぞ」

 宮司さんがそう言い切ると動いていなかったヴァルゴの足元から花びらが舞い始めた。花びらは光の拘束になってヴァルゴを拘束する。

 縛られたヴァルゴの頭部が花が開くように開いて、そこから逆さにしたピラミッドの形をした何かがポロリと出てきた。

 それは出てくるとそのまま空中に静止した。

「その物体がバーテックスの核である御霊だ。破壊すればバーテックスは死ぬ」

「分かってるわよ!」

「任せてください、結城友奈行きます!」

 宮司さんの指示を受けてお姉ちゃんと友奈さんが御霊めがけて飛び出す。

 御霊に対してお姉ちゃんが大剣を振るい、友奈さんが思いっきりパンチする。しかし二人の攻撃を受けても御霊には傷らしい傷がつかない。むしろ殴った友奈さんの方が拳を痛そうにしていた。

「い、痛―い!これめっちゃ硬いよ!」

 驚く事にこれが初めてのダメージらしいダメージだ。バーテックスの攻撃は精霊が守ってくれるがこれは例外らしい。

 ふと足元を見ると封印の儀で発生した魔法陣の数字が減っている事に気がつく。同じように気がついたのか友奈さんと目が合う。

「すいません、この数字って何ですか?」

「それはバーテックスを封じられる時間の目安だ。それを超えるとバーテックスをそこに封じる力が無くなってもう一度止めることが出来なくなる」

「ようはこれを過ぎるとバーテックスが神樹様に辿り着いてゲームオーバーってことよ!」

 宮司さんの説明にお姉ちゃんが要点だけまとめる。

 数字を見て見るともう1分を切っていた。あと1分で御霊を倒せないと人類が滅亡すると分かり気持ちが焦る。

 どうにかしないと思うけど、あの硬い御霊に対してどうしていいか分からない。

「精霊の力を使え! 単純な攻撃に対しては御霊の方も対応してくるぞ」

「なら私の渾身の女子力を込めた一撃で!」

 お姉ちゃんはそう言うと宮司さんの指示通り自分の精霊の力を借りて手に持っていた大剣を巨大化させる。

 巨大化させた大剣をハエ叩きのように御霊にぶつける。今度は精霊の力もあって、有効だったみたいで御霊はスーパーボールみたいに地面にぶつかって跳ねる。

「勇者パーンチ!」

 御霊が飛び跳ねたところで友奈さんが精霊の力を纏ったパンチを繰り出して御霊が半分に割れる。半分に割れて御霊はビクンと震えるとそのまま砂になって崩れていった。

 連動するように御霊の外身であったヴァルゴも同じように砂になって崩れた。

「勝ったの?」

 敵が倒れ、しばらく呆然としている中友奈さんの呟きが聞こえる。

 少しの間、樹海の中は静寂なままで、それを宮司さんの声が破った。

「こちらからは敵を確認できない。目視ではどうだ?」

 私は周囲を見渡して見たが目に見えるのは友奈さんとお姉ちゃんだけで、あとは遠くにある神樹様の壁だけで他にめぼしいものは見当たらない。

 お姉ちゃんや友奈さんと顔を見合わせて互いにうなづく。やっぱり二人も何も見つけられなかったらしい。

「特に見当たらないわ。今回は一体だけだったわね?」

「なら戦闘は終了した。ご苦労だった、もうすぐ樹海化が解けて君たちは元いた場所に近い神樹様の祠に送られるだろう」

「宮司さんもお疲れ様でーす!」

 友奈さんの返事に答えることなく宮司さんとの通信が切れる感覚がした。

 あまりこちらとは話す気がないらしい。

「あれ? 通信切れちゃった?」

 友奈さんは気にした様子はなく、単純にすれ違いだと思ってるらしい。

 なんとなく神樹様の方を見ていると地響きとともに樹海中が光に包まれ始めた。ここへきた時と逆再生のように戻されるらしい。

 眩い光に目を腕で塞ぎ、光が収まって目を開くとそこは学校の屋上だった。

「友奈ちゃん! みんな無事?」

 車椅子の車輪を自分で回しながら東郷先輩がこっちに寄ってくる。友奈さんも東郷先輩の方へ寄り互いの無事を確認するように抱き合う。

「東郷さんも大丈夫だった?」

「私は友奈ちゃんが守ってくれたから」

 なんか美しい友情が展開されていたので私とお姉ちゃんは蚊帳の外になっていた。別に混ざりたいとは思わないが少し寂しい。

 何となくボーッと二人を見ていた。

 私が微妙な顔をしていることに気がついてお姉ちゃんが心配そうに話しかけてくる。

「樹? 大丈夫? 痛いところはない?」

「え? あぁ、うん。大丈夫だよ、お姉ちゃん。お姉ちゃんこそ大丈夫?」

「樹がそう言うならいいけど……」

 お姉ちゃんが心配そうにこちらを覗き込んでくる。私そんな深刻そうな顔していただろうか?ボーッとしてるだけだよ?

 東郷先輩と話し終わった友奈さんが学校の屋上から見える風景を見て呟いた。

「みんな、さっきまでの出来事を知らないんだよね?」

「ええそうよ、今日はみんなにとっては普通の木曜日。でもその普通の木曜日を私たちは守ったのよ」

 少し誇らしげにお姉ちゃんは胸を張る。

 どうやら普通の日常を私たちは守ったらしい。そんな姉の言葉もどこか遠くのことを言っているように思えた。

 何かを守ったと言う実感なんて湧いてこなかった。ただ当たり前の日常がいつものようにそこにあった。

「と言うことはもうすぐ授業が始まる?」

「急げば間に合うんじゃない? 一応大赦の方からもフォローを入れてもらうつもりだけど」

 そうと分かれば行動は早かった。それぞれの教室にダッシュで走り、なんとか朝のホームルームに間に合う。

 さっきまで世界を守っていたなんて冗談のように授業を受けた。

「樹ちゃん大丈夫?」

 現代文の授業中、隣の席の瞳ちゃんが心配そうに私を覗き込む。

 はて? 私はいつも通りだろうにそんな心配する事があるだろうか?

「うん、大丈夫だよ? 何か変だった?」

 私の返事に瞳ちゃんはさらに心配そうな表情を強くする。

 眉をひそめ、私の顔を怪訝そうに見つめてくる。

「うーん? 変ってわけじゃないけど、なんか表情が固い?」

 瞳ちゃん自身、確信がないのか曖昧な言い方で言い淀んでしまう。

「樹ちゃんが大丈夫って言うなら信じるけど無理しちゃダメだからね?」

 少し悩んだ様子だったが渋々という感じで瞳ちゃんは言う。

 そんなこんなで世界を救った朝と打って変わって昼間は本当にいつも通り終わった。

 私は元気一杯だったが今日はみんな疲れてるだろうって事で勇者部はお休みだった。

 特にやることもないので家で録画したテレビを見て、晩御飯をお姉ちゃんと一緒食べた。

 楽しみにしていたはずのドラマはどうしてか内容が頭に入らなかった。

 今日あんなことがあったからか、食を進めるお姉ちゃんは少し元気がなかった。

 いつもよりうどんの進み具合が遅い。それだけ気にしているのだろうか。

 うどんの丼を横に置いて

「樹。本当にこんなことに巻き込んでごめんね……」

「そんなに気に病まないでよ、お姉ちゃん。私ついていくよって言ったよ?」

「ありがとう、樹。ようし! 安心したらお腹が空いてきたわね!」

 安堵して表情がいつも通りに戻ったお姉ちゃんは普段通りにうどんを食べ始めた。そんないつも通りの姉の様子に私も胸をなでおろす。

「もう、お姉ちゃん。いつも言ってるけど食べ過ぎだよ」

「いいのよ。うどんは女子力を上げるのよ! 樹もじゃんじゃんおかわりしてよね」

 ガツガツうどんを食べる姉とは違い私はいつもよりも少な目の量を食べて食事を終えた。

 夕飯を食べ終えてお風呂に入る。どうしてか今日は鼻歌を歌う気にはなれなかった。

 湯船から上がり、体を拭いてパジャマに着替える。

 鏡に写る私の顔はどこか憂いたものだった。気に入らず、両の手のひらを使って口角を上げてみる。

 風呂上がりで湿った頬が手しっとりと張り付く。頬の柔らかさとは裏腹に私の表情は固い。

 これは確かにみんなに心配されるわけだ。

 しかしいくら頬を揉んで見ても表情は柔らかくならない。

 少し経って湯冷めして冷えてきたので急いで部屋に戻り、ベッドに入る。

 電気を消し、天井を見ていても眠くならない。

 目を見開きながら天井を見上げていても何も考えはまとまらず、私の息の音と隣の部屋の姉の寝言が聞こえるばかりだ。

 お姉ちゃんせめてうどんは1日三食までにしようよ。

 ボーッと天井を見上げているうちに部屋が明るくなる。まとまらない思考のまま朝を迎えてしまったらしい。

 もうベッドの中にいるのにも意味が見いだせず朝の用意を始める。

 洗面台に立って顔を洗う。クマができていた。

 いつの間にやら起きていたお姉ちゃんはいつも通りに朝食の用意を終えていた。

 ルンルンとお皿を並べていたお姉ちゃんが私の顔を見て驚く。

「ちょっと、樹? どったのそのクマ?」

「これ? あー、ちょっと占いやってたら夜更かししちゃって」

 嘘だ。変に心配をかけたくなくて嘘をついてしまった。

「もう、ちゃんと寝ないと背、伸びないわよ?」

「大丈夫だよ。もうそんなにしないよ」

 私の返答に満足したのか笑顔に戻った姉と朝食をいただく。

 食べ終えて、片付けて、家を出る。

 いつも通り、通学路を進んで学校に行く。

 いつも通り、玄関口で上履きに履き替える。

 いつも通り、一年の教室を素通りして屋上への階段へと上がって行く。

 そしていつも通り、ワニー先輩は屋上でギターを弾いていた。

 屋上の扉が開いたことに気がついた先輩がこちらに振り向き、微笑んで手を振ってくる。

 また今日もいつも通りの日常に私はいる。

 そう思えたら急に視界が歪んだ。目頭が熱くなって鼻水が止まらない。

 目があって急に泣き出した私を見て先輩が目を大きく開けて驚き、こちらに向かって寄ってくる。

「どうしたんだい急に泣き出して。どこか痛いのか?

「……ぐすっ、うわーん!」

「あわわ、本当に大丈夫?」

 声を出して泣き始めてしまった私に先輩は驚いて手で空を切る。ポケットから菊の花がアップリケされた青いハンカチを私に差し出す。

 受け取った私はハンカチで涙と鼻水を拭き取る。上品な澄んだ色の菊が水分を吸って色を濃くする。

「ごれがほんどの女子力―!」

 視界いっぱいに入った菊の花のハンカチに思わず変な感想を叫ぶ。

「本当に大丈夫、樹ちゃん?」

「大丈夫じゃないですー!」

「本当にどうしたんだい? おーよしよし」

 先輩に座らされ、ゆっくりと頭を撫でられる。お姉ちゃんに慰められるみたいで少し落ち着く。

 何度目か、鼻をかんでいるとやっと涙と嗚咽が落ち着く。その間も先輩は優しく私の髪を解いて行く。

 私が落ち着きを取り戻したのを見計らって先輩が語りかける。

「もう大丈夫?」

「はい、本当にすいません。ハンカチは洗ってお返しします」

 返事にともなって鼻をかむ。渡されたハンカチは涙と鼻水でベトベトになっていた。

 それを見て先輩は少し可笑しかったのか右手で口元を隠しながら笑う。

「なんだったらそれあげるよ?」

「いえ! 洗って返しますから! 洗濯とかしたことないですけど」

 また私の答えに笑いながら、先輩はゆっくりと私の頭を撫でて口を開いた。

「それで? 今日は一体どうしたんだい?」

 質問されて私は答えに詰まる。自分自身でもどうして急に泣き出してしまったのか分からなかった。ただいつも通りここにきたら自然と泣き出してしまったのだ。

 分からないから正直にあった事を答えることにした。

「分からないんです。ただ昨日が大変で眠れなくて、今日朝ここにきたらあんな風になっちゃって……」

「そっか」

 私の答えに先輩は少し納得がいったようだった。

「多分だけど、犬吠埼後輩は緊張してたんだな。それが今とけて、それまでの感情が噴出したんじゃないか?」

 そうじゃないかと聞かれ、私は昨日のお役目とその後のことを思い出した。

 急に始まった世界を守る戦い。そのあと急にいつも通りの学校生活が再開され、夜には寝付けずに朝を迎えた。一息つき暇もなく時間は続いていて、お姉ちゃんにも泣きつく余裕は無かった。

 そのままずるずるとこの時間まで私は緊張していたんだろうか?

 いつも通りの時間といつも通りじゃない時間の切れ目がなくて、それが緊張を貼り続けることになったのだろうか?

 考えをまとめているうちに自然と涙は治っていた。

 始業までの予備の鐘の音が屋上に聞こえてきた。

 私が泣いていたせいで先輩のギターを弾く時間がなくなったと思うと申し訳なくなる。

「すいません、先輩。私のせいで練習の時間がなくなっちゃって……」

 しかし私の言葉に先輩は怒ったような様子もなく笑っていた。

「別にいいさ、後輩が泣いてるのにほっとくわけにもいかないしな。それにもう目標とかもない、惰性の練習だからそんなに気に病むなよ」

 気にするなと先輩は手をヒラヒラと振って答える。おもむろに立ち上がってケースにしまったギターを持ち上げる。

「じゃあ、もうすぐ授業が始まるから先に教室にかえってるな? 顔綺麗にしたら犬吠埼後輩も教室に行くんだぞ?」

「ワニー先輩!」

 そう言っていこうとする先輩を思わず引き止める。名を呼ばれて先輩がこちらに振り向く。なぜ呼び止めたのか自分でも分からず俯いてしまう。

 でも言いたいことは確かにあった。

「どうした? まだ何かあったか?」

「その……、名前」

「名前がどうした?」

「さっき、樹ちゃんって呼んでました」

 そうだ。確かに先輩は慌てた時に私をそう呼んでいた。普段は犬吠埼後輩と呼んでいるのに。

「えっと、もしかして嫌だったか? そうだったら申し訳ない」

 先輩は申し訳なさそうにうなじをかきながらこちらに謝罪する。

「違います! よかったら樹って名前で呼んでください。犬吠埼だとお姉ちゃんと一緒です」

 先輩が驚いた顔を作り、少しの間が空く。

「えっと、だな。よし! じゃあまたな樹ちゃん!」

 少し照れ臭そうに早口で別れを告げて先輩は階段か駆け下りていく。名前を呼ばれてその音に胸のトクントクンという鼓動の音が伴奏を鳴らす。

 その後ろ姿を見送ってから私はハンカチで最後に顔を軽く拭ってから教室へ向かう。

 時間はあと1分で朝のホームルームが始まるという時間でかなりギリギリだった。

 急いで自分の席に座り、先輩から預かったハンカチをスカートのポケットに押し込み、平然を装って前を向く。

 教室に入ってきた担任の先生の挨拶を聞いていると脇腹がツンツンとつつかれる。何かと振り向いてみると瞳ちゃんが昨日と同じようにこちらを覗き込んでいた。

 しかし昨日とは違い、その顔は心配するようなものではなく、いつかのようにニヤニヤとしたものだった。

「へいへい、樹ちゃんや」

「どうしたの、瞳ちゃん?」

「いやー? 昨日の表情が嘘みたいに今日はいい顔してるからさ。いいことあった?」

 いい事があったかと聞かれポケットの中のハンカチを意識した。

「うん!」

 多分この時の私はとてもいい笑顔だっただろうと思う。

 不安になる事、心配になる事があります。でも今日はとってもいい事がありました。

 




小説の書き方の研究の側面があるので読みにくい、読みやすいの意見が欲しいです。
もちろん感想、誤字報告も大歓迎です。それではまた次回。(テンプレ)

だれかレポートバーテックスに効果的な勇者を紹介してください(血眼)

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