有馬由花の日常物語   作:ガンガンオンセン

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今回も短いかもしれませんが投稿していこうと思います。


いまだにミリオンキャラわシャイニーキャラだせてないじゃないか!?
次回こそ次回こそは……


1話

わたし、有馬由花6さいです。パパやママからは"しんどう"とかいわれて、周りのおてつだいさん達は"てんさい"ってよくいわれます。

 

でもわたしはほめられるのはうれしいけど、すなおによろこべません。だってわたしは分かってることをお話してるだけだから。

わたしの家は兵庫県有馬町にあるらしいです。有馬温泉でゆうめいなところで、パパとママはここでせんとうをけいえいしてます。

ほんとうはわたしもおてつだいしたかったけどパパとママは、大丈夫だよありがとうって言っていつもてつだいさせてくれません。

外にもあんまり出なかったわたしにパパとママが"おたんじょうび"にくれたわたしのおともだちウサギのお人形さんはすごくうれしかったなぁ。

 

そうなると学校に行かず"つうしんきょういく"でべんきょうしてるから時間があまるので、わたしはないしょで頭にある歌のれんしゅうや踊りのれんしゅうとかいろいろやることにしました。

 

 

…………

 

 

あれから6年経ち私も12歳になりました。

12歳になって変わった事といえば、お店の為にこの頭にある知識を少しずつですが使えるようになったことかな。

銭湯の休憩場で、踊りは舞を披露したり、歌を歌ったり、お客さんのお話を聞いて夜お父さんとお母さんに話して、お店を改善したりできるようになった。

私としても親の役に立てて嬉しいな。

問題はそう身長です。12歳になって身長が137cmしかないんです!しかも身長が毎日測っても伸びないなんて…でも諦めるのはまだ早いので引き続き牛乳を飲んで運動もやっていきます!

それで外見なんですが肌が透明の雪のような白い肌で髪も白髪のような銀髪のような色、髪はお母さん譲りだと思うから大丈夫だけど肌はお父さんにもお母さんにも似てないという……

まぁこんな外見してるから周りの人達の過保護っぷりが凄いです。私が料理のお手伝いしようとすると

 

「お気遣いありがとうございます由花様!私達はそれだけで嬉しいですよ」

 

「私達が全部やりますから由花様は待っていてください」

 

こんな感じで毎回言われてしまい何もさせてくれなかったり、お父さんも私が誘拐されたり倒れたりしたら嫌だから学校ではなく通信教育にしたという、私からしたら衝撃的な事をしていたり、私自身よくダメ人間にならなかったなと思います。

まぁこれもお母さんのおかげなのかもしれないけど…こんな過保護な人達の中でもお母さんは私に色々な事を教えてくれました。

私の頭の中にある知識にもあることだけど人に言われてあらためて大切な事だったんだと教えてもらった。

その中には気になる単語も出てきた。

 

 

765プロ、961プロ、346プロ、876プロ、315プロ、そしてアイドル…

 

 

私の頭にある知識にも、その事務所に所属しているアイドル達が歌ってた曲はしっかり覚えている。

私はこの知識を残してくれた事に感謝しながらも怖く感じてしまう。だって知識にあるということは"私達はお話の中にいて"そして自分で決めたことも実は"決められていた"という事もありえるからだ。

それでも知識の中には私という存在はいない、おそらくプロダクションに入らずアイドルにもなっていないんだろう。多分お父さん達の銭湯を継いで普通に暮らしてたのかな…結婚して孫達に囲まれて幸せを感じながら逝ったんだろうと勝手に想像してしまった。

そんな人生も幸せだろうけど私は嫌だ!外の世界も経験しないで、ただいうことを聞いてそのまま生涯を過ごすなんてそんなの"人形であって人間じゃない!"

知識だけじゃない実際に外の世界をこの眼で見たい!そう思った私はお母さんこう相談した。

 

"私、アイドルになりたい"

 

 

……………

 

 

そして私は765プロダクションのオーディション会場の扉の前にいた。お母さんありがとうございます!私有名になってみせます!

 

 

これは有馬由花が52人+aのアイドル達との日常を見ていく物語である。




書いてて思うんですけど52人って結構な人数ですよね……ここまで読んでくださりありがとうございました。

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