※以下の文章は全てフィクションである。
おれはみんなより賢い。
おれと同じ中学のやつとは何か違ったものが確実にあるのを実感していた。
おれは「生」に対して執着がない。己の「生」でたくさんの人に関与したい。おれの夢はコールドスリープか大量殺人だ。
コールドスリープは難しい。金が必要だ。技術が確立されているのかは知らないが、法律も黙っていないだろう。
なら、どうするか…
おれは大量殺人することに決めた。
大量殺人と言ってもたくさん種類がある。銃を使う?ナイフで無差別に?一人ずつたくさん?
人には「悪」と思った行為ができないと聞いたことがある。つまり大量殺人は正義である。俺の中で殺される人はRPGゲームのストーリーの一貫でありそれは絶対のストーリーで絶対の正義である。
考えていた。学校の帰り道。自分にそんなことができるのか。やるとしたらどこで?
自問自答を繰り返す。
そんな時だ。足元で言いようのない音がした。
踏んだのはカナブンだ。最初見たときは、白い内蔵?だったり液体でよく分からなかったが、あれはカナブンだったと思う。踏んだときの言いようのない感覚が足元に残っている。
これも聞いた話だが、人を殺すとその感触が手に残るらしい。人を殺すのは案外難しいらしい。しかも、家庭用ナイフとなればさらに難易度を増すだろう。腹を指しても救急車が早急に来れば間違いなく助かると思う。それこそ、骨にナイフが当たれば刺さりにくく時間がかかる。ならば切りつける?それでもダメだ。動脈でも切らない限り切って殺すことはできなさそうだ。
こうなってくると、ナイフで大量殺人は無理に思えてくる。
なら一人ずつ縄で殺るのか?拉致という門があるがそれが1番現実的に思えてくる。
縄の強度が気になる。拉致するのなら人気のないマンションなどがいいのか?いや、アパートを借りることにしよう。
死体処理は?だめだ。どうも見つからない。
そんな時だ。裏サイト「まほぅしょぅじょ☆」というのを発見した。
よくあるサイトだった。犯罪協力を募るサイトのようだ。いかにも怪しく、陰気臭いイメージのサイトだった。
しかし、そのサイトでは武器が買えるようだった。どういう仕組みかは知らないが刀や銃をといった法律を無視したサイトのようだ。
最低限のナイフとなるもの。剣という言葉が一番正しい。買ってみることにした。
彼は捕まった。犠牲者は27名、重症者2名。歴史的大事件となり、拉致がバレた犯人は秋葉原で奇行に走ったようだ。彼は後に房で自分の過去を語ったメモを残したようだ。警官は語る。
「彼は、異常だ。」