オリ兄の死は弟の運命を正すか?   作:ドラゴン・タトゥーのオカマ

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アンケートへの回答ありがとうございました。皆様一片の容赦も無く絶やそうとするので通知が来る度げらげら笑い、よくツッコミを入れてくる友人にも見せて二人でゲラゲラしていました。特にMozuku様はよく分かっておられる……(濃尾無双の顔)

皆さん四大魔王って分かっていて淡々と辛辣に対応するのでお腹が捻れましたよ。
私としては王なら王らしく座っていればいいですけれど、生半可に指揮を執るのがダメかなー、と。

特に外交担当。トップがあの格好なのでトップを交渉の場に出すわけにはいかず、かと言って下手に身分の低い奴を寄越すとて向こうの反感を買いそうだからNo.2が死ぬほど苦労してそうだなぁ……

なら他もいいのかというと身内贔屓の魔王にゲームに耽る魔王に怠惰な魔王
何奴も此奴も脳筋趣味人ばかりじゃないかたまげたなぁ……

自分は睡眠時間ほぼ無しで悪魔全員を監視しているのに、トップが放蕩しまくるのを見せつけられるネビロスさんはほんま苦労人やでぇ………
尚ネビロス氏、アジュカによって危害を加える能力を奪われた状態で働かされている模様。封じられていなかったらはぐれ悪魔が人を襲う前に首を刎ね飛ばせるとのこと。
ノーモーションで遠くから即死攻撃放つとか強すぎるからね、封じるのは仕方ないね。
というか悪魔を同時に見張って情報処理を行うこのネビロスさん超越者なのでは……?

各人の現状
オリ主→大事な記憶を犠牲に死神へ転生
イッセー→アーシアの手を握って走っている
レイナーレ→本部に護送するよう命じられたアーシアをいかに逃がすか模索するもディオドラがついてきていることを知り胃痛
リアス→何も知らない
堕天使→某幹部が討死するために暗躍中
悪魔→ライザーが飲み友からリアスとの婚姻は地雷だからやめておけととめられている。
衛府→ボロを出すのを待っている



そして点は交わる

«私が黄泉比良坂でスプラッタ映像を見せられていた中、何が起こったのか話してもらおう。»

 

黄泉比良坂より戻った冥府の主、ハーデスは帰ってきて早々議席に座った。

それもそうだろう、英雄の魂を運んでくる役目を受け持つヘルメスはともかく、兄妹にして義母のデメテルが訪れている時点でただ事ではない事を察した。

 

毎年毎年ペルセポネーと2人きりで過ごそうとする頃を見計らって冥府に大した用もないのに遊びにくる義母兼妹が、冬でもないのにわざわざ来ているということは……彼女の力を借りねばならない事態が起こったという事だ。

 

«何があったかざっくり言おう、ハーデス。件の青年、兵藤正自にタルタロスの儀を執り行った際、予期せぬ出来事によって……まあただの魂魄にへと変化した。»

 

ヘルメスが重苦しい場の雰囲気を和らげるよう、敢えておちゃらけて事実を述べる。軽い口調で言ってはいるが、かなりの大事である。あまりに軽いので一瞬ハーデスはグーでヘルメスを殴ろうかと思ったが、止めた。

 

……ヘカテーがヘラに浮気がバレた時のゼウスより酷い顔で震えているのを見たからだ。敢えてこのちゃらんぽんは自分にヘイトを向けさせようとしたらしい。地味に女性人気が高いのはこういう粋な真似をする所なのだろう。

 

恐慌状態から持ち直したヘカテーが手でヘルメスを抑えると、途切れ途切れながらに何が起きたのか詳細に語り始めた。

 

«否。あれはどう見直しても失敗であった……儀を執り行った妾だからこそ分かる。冥府では、死者の魂をエリュシオンに送るかタルタロスに送るか、どちらに振り分けるにしろ人の形を成した状態でなければならない。特にタルタロスに送る際は責め苦を課す為に人の姿でなければならぬのだ。»

 

ヘカテーはそこで一旦区切り、罪悪感でからからになった口の中を茶で湿らせ、再び切り出した。

«だが……あの若者に儀を施した際、あの若者をただの霊魂にへと変えてしまった………これは妾の不手際だ。特殊な魂と知っていて尚、従来の方法を取った妾の………»

 

言い切る前に嗚咽混じりに泣き始めるヘカテー。

夜の女神や魔術を弄す女神として名高くはあるが、人間くさいギリシャの神の1柱でもある彼女は、己が原因で一つの魂を消滅させた事実は到底堪えきれるものではなかった。

 

«己を責めるのはよせ、ヘカテー。ギリシャにて産まれた神器保有者と同じ術式を用いたのであろう。あれとて特異な魂であるが、儀式は成功していた。

ならば原因は他にある筈だ、あの若者の魂にひっついているという力とか。»

 

そう言いヘカテーを宥めるヒプノス。

これまで黙して話を聞いていたデメテルが合点がいったようでようやく口を開いた。

 

«成る程、それで私が呼ばれたのですね。私の権能で戻すように、と。

はっきり言いましょう、無理です。»

 

だってそこに居るんですもの。

デメテルが指で差した先に人影があった。

人影は、気付かれたと分かると素直に前に出てきた。

 

«兵藤……正自なのか……?»

顔を知っているハーデスやヘカテーからすれば疑問符が浮かぶのも致し方ない。彼等が知っている兵藤正自は人懐っこい笑を浮かべる茶髪の偉丈夫である。

 

それがどうだ、目の前にいるのは齢16にも満たない少年である。

しかも、髪は灰色に染まり無表情で佇んでいる上にきらきらと輝いていた目はくすんでいる。どう見ても兵藤正自には見えない。

 

しかし、ハーデスは。人間の魂を長年見続けてきたハーデスは目の前の少年が兵藤正自であることを理解してしまった。

変質してしまった兵藤正自であると知ってしまったのだ。

 

【……兵藤正自とやらは己の事であるらしいな、申し訳ないがそれについては答えられない。自分が何者であるか己が一番知りたいからな。】

 

«ほら、ちゃんと儀式は成功しています。ならば私の出番はないでしょう?»

«あれが正常とでも言うのか!?見よ!!確かに魂の基質は死神のそれになったが魂が大きく磨り減っているではないか!!»

«そう?別にどうでもいい事ではありませんか、ヒト猿の魂がどうなろうと世界は何一つ変わりませんよ。»

«貴様……今なんて言った!!»

«私に怒りをぶつけるのは筋違いではなくて?失敗したのは貴女でしょう?»

«貴様ァ!!»

嘲るデメテルに食ってかかるヘカテー

今にもヘカテーがデメテルに掴み掛からんとしたその時だった。

両者がキャットファイトを繰り広げる前に一発の銃声によって場が静まり返った。当然冥府に銃なんてものはない、

 

もっと言えばここにいる神は銃を所持していない。だが、1人だけ持っていてもおかしくない人物はいる。

その人物に目を向けると、何やらゴテゴテした拳銃を上に向けて撃った様だ、銃口からは煙が立ち上っている。

 

【騒いでいるところ非常に申し訳ないが、良いだろうか。】

«……言ってみよ。»

ハーデスがそう促すと少年はこう言った。

【今すぐ現世に行きたい、己は己と同じ顔の人間に会わねばならぬ。】

 

 

――――――――――……

あれから10分ほど走っただろうか、地元民の兵藤一誠ですら滅多に来ない教会付近にへと辿り着いた。この辺りの地理には疎い一誠では先程の様に修道女を連れて走って逃げることは難しいが、幸い女を犯すことしか脳にない猿を撒けたようだ。

 

流石にここまで来れば追いかけて来なかったらしく、10分間全速力で走り回ったせいか安心するとどっと疲れが押し寄せてきた。

すると、手の甲に鋭い痛みが走り、力が弱まった隙に強く振り払われた。

誰の所業化は言うまでもない、修道女だ。

 

「Let's me go !!(離して!!)」

「いってぇ!What's doing !?(何しやがる!)」

 

痛みの正体は修道女による引っ掻き傷であった。爪で強く引っ掻いたのだろう、手の甲に血が滲んでいる。流石の一誠も思わずキレた。

対する修道女は猫のようにフーフー息を吐いて兵藤一誠を睨みつけている。

手の甲を引っ掻いた為余計猫のように感じる。下手をすれば何処ぞの小猫より猫らしいかもしれない。

 

「That's my line !! What's your calculation! ?(それはこちらのセリフよ!貴方こそなんのつもり!?)」

「I helped you !! If I didn't run with you , you must be raped !!(俺はアンタを助けたんだよ!!もしあの時アンタを連れて走ってなきゃ、今頃マワされてたんだぞ!!)」

 

いきなり手を掴んで引っ張り回す男を警戒するのは致し方ない事であるが、英語が得意ではない兵藤一誠が事情を詳しく手短に説明するのは無理がある。

というか、そんな事してたら確実に猿共から絡まれていた。

結果的に派遣先の教会に着いているのだがその事に気が付いていないらしい。

 

「You helped me !? Huh !! You look heel !!(私を助けた?ハッ!!貴方も卑劣漢に見えますけど!?)」

「んだとこのアマ!!」

 

両者の言い争いはヒートアップしていく。互いが口汚く罵り合おうとした直前、思わぬ人物が乱入してきた。

 

「It's too noisy!! Shut Up fuck'in childre………oh,……Ms.Asia!?(うるっせぇんだよ!!静かにしろ糞ガキど………アーシアちゃん!?)」

「Mr.Freed!!(フリードさん!!)」

 

白髪の少年が教会から顔を出し、こめかみに青筋を浮かばせて2人を怒鳴りつけた。

兵藤一誠は英語に疎いが、少年の姿を見た瞬間修道女が嬉しそうな顔をし、対する少年の方が驚いた顔をしているのを見て2人が知り合いである事を理解した。

 

「知り合いなら迎えに行ってやれよ……」




原作のアーシアってイッセーと初めて会ったとき悪魔と気が付かなかったんですよね、つまりアーシアには悪魔を識別する能力はないんじゃないでしょうか。

ディオドラがどうやって接触したか、生憎筆者は漫画で追っているのでいまいち分からんのですが、羽根を隠して近づいたとしたらアーシア人間だと思っても仕方ないのかなって。

それでディオドラの傷癒した後に悪魔って分かってアーシア糾弾するよりガバ警備の方が問題じゃないのかなぁ………と思ったり。

そういや関係ない話ですけど、昔魔女と認定されたら拷問に掛けたりしていましたよね。
聖剣計画やらシグルド機関やらやらかしている教会……魔女認定された美少女を前に本当に何もしなかったのですかね………?

さて問題!!オリ主君が貰った特典は幾つあるでしょーか!!

①,うるさいバカ、そんな事より無能姫だ!!
②,うるさいバカ、そんな事より無能姫だ!!
③,うるさいバカ、そんな事より無能姫だ!!
④,無能姫のバカは何処におるーっ!!!!!
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