オリ兄の死は弟の運命を正すか?   作:ドラゴン・タトゥーのオカマ

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こんだけ書くのに時間かけて出来たのが番外編とか辞めたらこの小説(自虐)
はい、どうもドラゴン・タトゥーのオカマです。
今回は番外編でありふれた結末を書いて見ました。


もし、オリ主がハイスクールDxDを知っていたら。
もし、己の弟の愚かさを知っていたならば。
もし、駒王町の実情を知っていたならば。
もし、聖書の行いを知っていたならば。


この結末は必然であった。


END

悪魔によって穢された(たましい)があった。

堕天使によって奪われた(みらい)があった。

天使によって騙された(しんこう)があった。

 

そう、「あった」のだ。

今はもう存在しない。

誰も彼も存在していない。

 

記憶も、記録もありはしない

 

無意味に消費され、飽きれば捨てられ

風に飛ぶ砂の如く忘れられ

己の罪を隠すため

存在するも抹消された

 

そうして奴ら(聖書)は己の罪を忘れて生きていく。

だが、打ち捨てられた者達は果たしてそれを看過するだろうか?

 

駒王学園が赤く燃えている。

至る所に火の手が回って黒い煙が空にへと立ち上り、まるで狼煙のようだ。

荘厳であった校舎は焼け落ちて崩れて見る影もない。

あたりには肉が焦げた嫌な匂いが充満しており、人と思われる炭の塊へは針山の如く凶器が突き刺されていた。

 

以前の「俺」ならばこの光景に嘔吐しただろうが、今は何故かこの有様を生温いと感じている自分に驚いている。

 

実際生温いだろう、この目の前の炭の名はリアス=グレモリー。

自分を高等な存在と勘違いし、杜撰な統治を行い学業も疎かにした半端者だ。

この女がつまらない理由でこの街を治めていなければ、もっと政治に長け責任感の強い者に託しておけばここまでの被害は無かったはずだ。

 

自分で治めるつもりならば、真摯に取り組むべきだったのだ。

だが、この女の統治は控えめに言ってもお粗末であり、自己満足なものでしかなかった。

 

街にはぐれ悪魔が潜んでいるならば、学校になんぞ行っていないではぐれ悪魔を捜索するべきだったのに

間に合わず殺されてしまった被害者が出ても、周りの記憶を操作せず己の不手際を遺族に謝罪するべきであったのに

自分達だけで手が回らないなら頭を下げてでも、他所の協力を得るべきだったのに

 

この女は何もしなかった。

だから彼等の怒りを買った。この街で生きる人間達の怒りを、そして悪魔によって友を、家族を、恋人を失った人間の恨みを買ったのだ。

彼らの死を糧に改善も成長もしなければ、本当に無駄な死にしかならないのに、それを理解していなかった。良き為政者になろうとしなかった。

 

尤も、武力で頂点を選ぶ時点でこの種族に政を期待するのは酷かもしれない。

 

そして今目を焼きごてで焼き潰されているのが姫島朱乃。

雷で悪魔を焼くのは好きらしいが、自分が焼かれるのは嫌らしい。

先程から父親の名前を連呼して助けを求めているが、堕天使の所業が発覚した為、冥界ごと衛府が攻めているらしく、少なくともここに来ることは不可能であろう。

 

あそこでダーツの的になっているのは確か……ギャスパー?とか言っただろうか。話した事は無いためよく知らないが、聖水に浸した銀のナイフが太腿と膝に深く抉りこんでいる。自力で走る事は不可能だろう、泣きじゃぐりながら這って逃げるのは中々見苦しい。

 

そしてその横で皆が踏みつけている蠢く肉塊は木場祐斗だ。

聖唱騎士団が保有する対化け物用兵器である【歌唱】をマトモに受けたせいで肉塊にへと変えられてしまった様だ。整った顔だったのになんとも無残で笑いがこみ上げる。

彼はもはや己が木場祐斗ということも、イザイヤであった事も分からないだろう。

 

塔城小猫は黒い着物を纏った女人によって連れ去られた、おそらく彼女の身内だろう。良かったじゃないか塔城……いや、白音、お前の姉はお前の事を本当に大切に思っていたらしいな。お前は今だけ見逃してやろう。

 

そして俺は後ろで両手両足を切り落とされ、芋虫のように這いつくばっている兵藤一誠……いや、兵藤五郎の息子でありながら悪魔に堕ちた此奴に兵藤姓は名乗る資格はない。ここは赤龍帝と呼ぼう。

 

「どうだイッセー……いや、赤龍帝。この町の人間の総意がよく分かっただろう?」

駒王町はお前達の支配を疎んだ、この町に生きる人間はお前達を憎んだ。

無理からぬ話だ、自分達を食い殺す種族が自分達の街を支配して下と知れば、普通の人間ならばこの町は悪魔の為の養殖場としか思わない。

 

そして普通の人間ならば反発し、悪意をぶつけるだろう。

………正直ここまでとは思っていなかったが。

 

「黙れクソアニキ!!殺してやる!!テメェもここにいる奴ら全員皆殺してやる!!」

「ほう、勇ましいな。だがそのザマで吠えられても滑稽でしかない。」

この弟だったものは俺がこの惨劇を引き起こした黒幕だと思っているらしいが、残念ながら

 

生憎だが、俺が行ったのはお前達の所業を暴露した一点のみだ。

扇動も、偏向報道も行っていない。

全て包み隠さず、何があったか主観を交えず淡々と報道しただけである。

まあ、こうなる事を予期していて公表したのは認めるが、自身の利益の為に意図的に情報を改竄していないと神に誓っても良いだろう。

 

神と言っても天照大神にだが。聖書の神は死んでいるからな。

 

「何が真実を語っただ!!テメェは俺達が悪だと嘘をついて広めたじゃねえか!!」

 

「………は?」

何を言っているんだこいつは。

まさか、こいつは……いや、こいつらは……自分達が本気でヒーローや正義の味方とでも思っていたのか………?

 

「俺達は街を守っていたんだぞ!!なのに……なんでこんな仕打ちを受けなきゃないけない」

「ふざけんな!!」

その一言を聞いていた誰かが赤龍帝の頭を踏みつけた。

 

「がっ…!?」

「お前らが存在してなければそもそもアイツは食われてなかったんだ!!」

友を殺された男が怒りを込めて鉄パイプを振り下ろす。

赤龍帝の鼻から赤いものが垂れるが、悪魔で龍の帝なのだから平気だろう。

 

「何が街を守っていただ!!お前らは糞をまき散らしながら糞を掃除してた害獣だ!!」

悪魔によって息子を失った男が警棒で何度も何度も執拗にしばく。

肋骨が折れて肺に刺さったのか、咳き込んで喀血している。

 

男が、女が、若者が、老人が、皆手に凶器を持ち、目に狂気を宿して赤龍帝にへと集まっていく。

どうやら他の三人は既に事切れたらしい、主と同じように火にくべられてのたうち回っている。あの様子だと赤龍帝が事切れるより少し早く息絶えるだろう。

 

赤龍帝に関しては、悪魔と兵藤一誠に恨みを持つ者によってたかって暴行を加えられている。

俺はその様を、かつて己を後ろを無邪気についてきた弟の姿を思い出しながら眺めていた。




Q,兵藤夫妻どうしたんや?
A,オリ主が記憶を改竄した後にほかの町に移住させて衛府の保護下にあります。
怒れる民衆の怒りの矛先から逸らすためです。

【ルート分岐の条件】
・オリ主が原作を知っている
・オリ主が衛府の一員である
・オリ主がイッセーの矯正に失敗する
・オリ主の職業が先生である

この後オリ主は聖書の勢力を滅ぼした後に自殺します。

以下オリ主の行動
オリ主「マジでHSDDに転生してしまったんか……ワイなりに頑張ってなんとかしよう!!」
↓︎
オリ主「先生になって駒王学園に赴任すれば必然的に原作に関われるわ、頑張ろ」

オリ主「あかん、何度注意したり叱ってもイッセーが性犯罪止めへん………そうこうしているうちにワイ駒王学園に赴任する事になったわ………」

オリ主「リアス=グレモリーに学業と統治両立出来てへんから、統治は冥界から誰か派遣してもらって勉学に励もうと提案したら聞き入れへん………」

オリ主「え?!はぐれ悪魔に喰われた人間おるんか!?あかんやん………ちゃんと謝りに行こうや……ワイも頭下げ……は?記憶改竄したから問題ない?は?」

オリ主「ちょ、待って?なしてイッセー悪魔になっとるん?ワイ確かにあの時助けたで?………ハーレム王になるために人間やめた? は?」

オリ主「こんな奴等と分かり合おうとした俺が馬鹿だった、もっと早く見切りをつけておけば、救える命があったのに……!!」
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