オリ兄の死は弟の運命を正すか? 作:ドラゴン・タトゥーのオカマ
頭空っぽで書いた方が楽しいですね。
ちなみにタイトルは闇の中で流行る例のアレからです。
どうも、読者の皆さん。
前回非業の死を遂げたと思っていた兵藤の兄です。
まず色々言いたいことがあると思うんですがちょっと待ってください。
違うんです俺も死ぬもんだと思ってました。
実際ベンニーアちゃんというカワイイ子に連れられてあの世行ったんですよ。
そしたらあの世の神様のハーデス様が「そなたの弟はコウモリと事を構えておる。」と仰るわけです。
コウモリ?と首を傾げていた俺にベンニーアちゃんが悪魔の事だと教えてさあ大変!!
弟を悪魔に殺されたくない俺は引き止めるために必死になって命乞い!!(意味としては間違ってないと思う)
しかし蘇生はならず!!残念!!ならせめて弟を天国に行かせてほしいと土下座する俺にハーデス様は交換条件を突きつけた!!
「貴様の持つ力を我が冥府に役立てるというならば、特別に死神として登用してやろう。」
え?つまり転生特典を用いて役に立つならば人間としては無理でも死神として現世に返してくれるということ?ヤッター!!
拾う神ばかりで本当にもうね、感謝の念しかありませんよ。
ところで……
「なんでハーデス様が日本人の俺の面倒を見てくれるんですか?」
「貴様がこの世界の魂ではないからだ。貴様はこの世界とは異なるものである。過去に痛い目を見たイザナミ、ヘル、エレシュキガルは貴様を引き取ろうとしない。
だが、儂はたとえ異邦の者とはいえ、等しく裁かねばならぬと思うておる。故に貴様を拾った。
あとは……」
「あとは?」
「……貴様が、カラスより弟を庇ったから。ただそれだけよ。」
「……ありがとうございます。」
本当拾う神様々だな、俺の生涯って。
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兄ちゃんを喪ったその次の日、父さんと母さんが兄ちゃんの事を忘れていた。いや、父さんと母さんだけじゃない。松田も、元浜も、桐生も、兄ちゃんの事を忘れていた。
……忘れていたというのは正しくない言い方だ、皆知らないと返してきた。まるで俺の空想の存在とでも言わんばかりの態度で。
そんな筈はない、兄ちゃんは確かにいた。俺の頭を撫でる感覚、泣きじゃくる俺を抱きしめてくれた感触、しょうがないなと苦笑する声。全部、全部本物だ。あったはずのものだ、なのに、なのに………
兄ちゃんが死んでも俺は学校に行く。
兄ちゃんは自分が死んでも、やるべき事は果たせと口酸っぱく言われていたから。
けれども、やはり授業に身は入らなかった。
放課後、帰ろうと席を立ったその時だった。
「兵藤一誠君はいるかい?」
学園一のイケメンこと木場祐斗が俺を呼びに来た。
ここのイッセーは(変態じゃ)ないです。
そして上手い話に食いつくほど馬鹿でもない。
故に魔法陣を描かれたチラシをもらっていません。