ガールズ&パンツァー~隻腕の軍神~   作:吉良/飛鳥

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準決勝で……フライング出場?Byみほ      そうみたいね、1回戦に続きByナオミ      ま、アタシ等がそもそもフライングだからな♪By青子


Panzer33『準決勝!初っ端から全力です!!』

Side:しほ

 

 

 

此れで4強が出揃いましたか……まほの相手は好敵手である安斎さんで、みほの相手は強豪の神奈川私立横須賀中学校とは、準決勝も此れまで以上の凄まじい戦いになるのは間違いないわ。

 

 

4強の何処が勝ってもオカシクない戦いだけど、私としては、矢張りまほとみほに決勝に進んできて欲しいわね……最高の舞台で最高の姉妹対決のシチュエーションは、物凄く燃える物だもの。

 

この気持ち、貴女なら分かるわよね菊代?

 

 

 

 

「勿論分かりますよ奥様。

 

 まほお嬢様もみほお嬢様も、私にっては可愛い娘と同じ……その2人が、決勝戦と言う舞台で最高の戦いをするというのは、心の底から素晴らしいと思えますから。」

 

 

「そうよね。」

 

 

でも、勝負には実力の他に時の運も作用するから、一概にまほとみほが勝つとは言い切れないのだけれどね。

 

それでも、私はあの子達の事を信じてるわ……あの子達は、必ず準決勝を制して、決勝に駒を進めて来る筈だわ。みほもまほも、公式戦でのぶつかり合いを楽しみにしていたのだからね。

 

 

 

 

「左様ですか……ならば、明日の準決勝、見に行かない訳には行きませんね?」

 

 

「勿論行くわ。

 

 みほの試合も、まほの試合もこの目に焼き付ける――其れが私の役目よ。……時に菊代、観戦の為の準備は出来ているのかしら?

 

 

「会場は一等席を抑えておきましたから大丈夫ですよ。」

 

 

「お見事。」

 

 

貴女は、本当に優秀な副官ね菊代――現役時代、貴女が味方で本当に良かったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガールズ&パンツァー~隻腕の軍神~ Panzer33

 

『準決勝!初っ端から全力です!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:みほ

 

 

 

さてと、2回戦は難なく突破出来たけど、本番は此処からだから気を抜かないでね。

 

次は準決勝……相手はベスト4常連の強豪校だから、2回戦よりも可也苦戦するのは間違い無いから、先ずは作戦を立てておかないとね。

 

 

準決勝の会場は湿地交じりの草原だから、戦車を隠す場所には豊富だけど、隠す場所を間違うと、泥に嵌って身動き取れなくなっちゃうか。

 

まぁ、何があっても優勝目指して先に進むだけだから、どんな場所でも誰が相手でも、戦車を楽しんだ上で勝つだけだけどね♪

 

 

「それで部長、準決勝の相手の横須賀中学校って言うのはどんな所なんですか?

 

 可成りの強豪で、ベスト4常連って言う所だった筈ですけど……」

 

 

「そ、ベスト4常連学校ね。

 

 過去5年間で、ベスト4を逃したのは去年のみ。其れも2回戦が、安斎千代美率いる愛和学院だった結果……まほがライバルと認める彼女とぶつかったら、ベスト4常連の戦車道チームでも勝つのは難しいわよ。

 

 でも、だからと言って並の強豪学校って言う訳じゃないの――今年は、隊長も変わって体制も一新してるからね。」

 

 

 

 

新隊長……って、普通に考えれば其れが普通なんだよね?

 

3年生じゃないのに隊長やってて、去年から引き続きそれを継続してる私やお姉ちゃんの方が、一般的に考えると異質なんだった……今更だけど、私とお姉ちゃんって可成りあり得ない存在なのかな?

 

 

 

 

「何を今更……今の中学戦車道界隈で、西住姉妹に対抗できるのは本気で安斎だけじゃない?次点で1回戦で戦った島田流の長女ね。

 

 其れは其れとして、新隊長の名前は『支倉蛍はせくらけい』。ざっくばらんでフランクな性格の隊長さんらしいわ。

 

 で、彼女が隊長になった事で、使用戦車も此れまでとは違ってきてるわ。

 

 此れまでは、M4シャーマンをメインにした中戦車部隊だったんだけど、彼女が隊長になってからは、M24チャーフィー軽戦車と、M26パーシング重戦車をメインにした機動力と攻撃力を兼ね備えた戦車部隊になってるわね。」

 

 

「チェーフィーとパーシング!!」

 

 

大戦末期に開発された、アメリカの最強クラスの重戦車と軽戦車!!

 

チャーフィーはティーガーとパンターで相手に出来るとは言っても、パーシングは対ティーガー用に開発された戦車だから、私達との相性は、悪いを通り越して最悪そのものだよ。

 

 

だけど、去年から通算して、戦車の性能で圧倒的に負けてるって言うのは初めてかもしれないよ?

 

明光大には大戦期の傑作戦車と謳われるドイツ製の名戦車が揃っていたから、戦車の総合性能では、黒森峰を除いて上回ってたからね。

 

そこで、初めて性能差が上回る相手との試合……とても、心が沸き立つじゃないですか!!

 

 

 

 

「性能差で負けても、その差を戦術でカバーして勝つって事?……良いんじゃない?圧倒的不利を覆すってのは、嫌いじゃないわ。」

 

 

「でしょ、ナオミさん?

 

 其れに、如何に最高性能のチャーフィーとパーシングであっても弱点がない訳じゃないから、性能差は戦略で埋める事が出来るよ。」

 

 

でも、そうなるとフラッグ車である隊長車は、今回はティーガーⅡの方が良いね。

 

最高性能を誇るパンターでも、パーシングの砲撃を真面に受けたら其処で白旗判定になっちゃうから、装甲が強固なティーガーⅡをフラッグ車にした方が撃破される確率は下がるし。

 

 

そう言う訳だから、1回戦に続きアイスブルーのパンターは貴女に任せるよ梓ちゃん。

 

 

 

 

「はい!頑張ります!!」

 

 

 

 

……何気に、此れで梓ちゃんは1年生チームの中で1回戦からの皆勤賞だね?まぁ、其れだけ車長としての能力が高いって事なんだけど。

 

今年の夏休み合宿で、間違いなく梓ちゃんはお母さんにお気に入りになるだろうなぁ~~。

 

 

 

 

「まぁ、みほの直接指導受けてるしな。」

 

 

「みほの指導を個人レッスンで受ければ伸びるわよね。」

 

 

「寧ろみほさんの個人レッスンを受けて伸びなかったら嘘よ。」

 

 

 

 

あはは……其処まで、何だろうねきっと。

 

自分で言うのもなんだけど、車長専任免許を取るために、私は戦車に関するあらゆる事を、歴史に戦術、車輌の運用方法まで徹底的に頭に叩き込んだから、知識面では絶対に前けない自信があるよ?

 

自分で言うのもなんだけど、私は『歩く戦車道大辞典』だと思うから。

 

 

 

 

「やっぱ、ぜってー敵に回したくねーよなみほは。

 

 なのに、戦ってみたいって思わせちまうんだから、本気で凄いぜお前!!そんじゃまぁ、軍神の導きで準決勝も突破してやろうぜ!!」

 

 

「勿論、勝ちに行くよ青子さん!!」

 

 

「準決勝は通過点……なら、通り過ぎるだけよね?」

 

 

「明光大一の俊足に突破出来ない物はないのよ!!」

 

 

 

 

うん、私達が力を合わせれば、どんな相手でも勝てるって私は信じてるから!!

 

準決勝も勝って、決勝戦への弾みにしたい所だね……私達は強い!!絶対に勝ちましょう!そして、決勝戦に駒を進めて優勝しましょう!

 

 

 

 

「「「「「「「「「「おーーーーーーーーーーーーーーー」」」」」」」」」」×戦車道チーム全員

 

 

 

 

さて、此れから戦略をじっくりと練らないとだね!!

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

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・・・

 

 

 

 

そして試合当日なんだけど……此処で思わぬハプニングが起きたよ。

 

夏本番前とは思えないほどの強烈な日差しが何日も続いた事で、湿地交じりの草原が、殆ど乾いた大地の草原になっちゃってるからね……此れじゃあ湿地を利用した作戦は使えないから、少し作戦を修正しないとだね。

 

 

 

 

 

 

「貴女が明光大の隊長さんの西住みほね?

 

 片腕であるにも関わらず、まるで鬼神の如き強さを発揮する戦車乗り――その噂を聞いてから、貴女と一度戦いたいと思っていたのよ♪」

 

 

「其れは光栄ですね?……でも、負けませんよ蛍さん!!」

 

 

「私の名前知ってたんだ……其れこそ光栄よみほ!

 

 西住姉妹に名前を覚えて貰える相手って言うのは、数える程しか居ないと思うもの!最高にエキサイティングで楽しい試合にしましょ!」

 

 

 

 

はい、勿論です!互いに全力を尽くしましょう!!

 

 

 

 

「OK!Get serious♪」

 

 

 

――ギュッ

 

 

 

握手をしたら……

 

 

 

「此れより準決勝、明光大付属中学校と神奈川県立横須賀中学校の試合を始めます。お互いに礼!!」

 

 

「「よろしくお願いします!!」」

 

 

 

試合前の礼!

 

後は、試合開始ギリギリまで作戦会議をして、そして試合に臨むだけ……さぁて、思いっきり全力で始めるとしようかな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No Side

 

 

 

両チームとも試合前の最終ミーティングに入り、その間にオーロラビジョンに両校のオーダーと、両校のスタート位置が映し出される。

 

両校オーダーは、

 

 

 

明光大付属中学校

 

・ティーガーⅡ(フラッグ車)×1

 

・ティーガーⅠ×2

 

・パンターG型×3

 

・Ⅲ号戦車J型改(L型仕様)×2

 

・Ⅲ号突撃砲F型改(G型仕様)×2

 

 

 

 

神奈川県立横須賀中学校

 

・M26 パーシング×3(内1輌はフラッグ車)

 

・M24 チャーフィー×7

 

 

 

と言う内容。

 

明光大は1回戦と同じオーダーだが、Ⅲ突がシェルツエン装備のG型に改造されている部分が異なる。――東雲工場に頼んで、試合に間に合うように改造して貰ったのだ。

 

 

対する横須賀中は、攻守力の高いパーシングよりも、機動力のあるチャーフィーを多数取り揃えたオーダーだ。

 

此れは、見ようによっては明光大へのあからさまな挑発と取る事も出来るだろう――機動力勝負を得意とする明光大に対して、パンターすら上回る最高速度を誇るチャーフィーをメインにして来たのだから。

 

 

 

 

「機動力勝負を仕掛けて来たってとこか此れ?」

 

 

「そう言う訳じゃないと思うよ青子さん。

 

 多分、私達の機動力重視の戦いを見て其れを潰しに来たんだと思う……こっちに、チャーフィーの最高速度を上回る戦車は無いからね。」

 

 

 

だが、みほは此れが挑発行動ではない事を見抜いていた。

 

単純に自分達の機動力戦を潰しに来たという事を。だから、無駄に熱くなる事はない。頭は極めてクールでクリアーな状態だ。

 

 

 

「火力では圧倒的に向こうが上なのに、機動力まで上回られた。更には、大分乾いてるとは言え、まだ湿地が点在しててドイツ戦車には少し不利な状況。

 

 普通に考えれば攻略難易度MAXの負けゲーなんだけど……其れを覆る作戦を考えてあるんでしょみほ?」

 

 

「其れは勿論考えてあるよナオミさん。

 

 って言うか、向こうがチャーフィーメインで来てくれたのは嬉しい誤算だったかな?

 

 パーシングとチャーフィーが半々だったらきつかったんだけど、パーシングが3輌なら行ける。」

 

 

 

火力も機動力も、そしてフィールド条件さえも不利であるにも拘らず、みほに焦った様子はまるでない。否、焦るどころか、この不利な状況を楽しんでいる様にすら見える。

 

困難な状況を覆して勝つ、凱歌を上げる、其れが楽しみでならないと言う戦人の笑みが浮かんでいる……その姿は、正に軍神其の物だ。

 

 

そして、作戦の内容を隊員に伝え、準備は完了!

 

 

 

 

『其れでは、試合開始!!』

 

 

 

「Panzer Vor!!」

 

 

「「「「「「「「「Jawohl!!」」」」」」」」」

 

 

 

「Go a head!!」

 

 

「「「「「「「「「Yes Mam!!」」」」」」」」」

 

 

 

そして試合開始。

 

横須賀中がチャーフィーを先行させて先手を取ろうとする陣形なのに対し、明光大はパンターとⅢ号が先行し、Ⅲ突が1輌ずつ展開して相手の側面に陣取るように動き、ティーガーⅠは先行部隊の後発部隊として発進し、ティーガーⅡがその殿を務める布陣だ。

 

 

一点突破の集中力を狙った横須賀中に対して、迎撃の布陣を取った明光大と言えるだろう。

 

 

 

「此方隊長車、Ⅲ突A車とB車、守備は如何ですか?」

 

 

『良い感じに隠れられる場所を見つけたよ!

 

 しかも隊長の予想通りに湿地が干上がちゃって、完全に乾いた地面になってるからコンディションも最高!!』

 

 

『こっちも良い場所を見つけました。地面は多少湿っていますが、此れ位なら問題なく行けると思います!』

 

 

「分かりました、敵部隊を目視したら、即攻撃に移って下さい。」

 

 

『『了解!!』』

 

 

 

 

「敵は……まだ発見できないかしら?」

 

 

『こちらに向かってきている様ですか……接敵までは未だかかるかと。どういたしますか隊長?』

 

 

「ん~~……まぁ、接敵したら攻撃すれば良いだけだからあんまり深く考えないで良いわ。

 

 だけど、警戒だけは解かないで――相手は噂の隻腕の軍神だから、幾ら戦車の性能で勝っているって言っても、其れを易々覆してくるかも知れないからね。

 

 兎に角、チャーフィーの足で攪乱して、パーシングの火力で決める!此れに尽きるわ!!」

 

 

『『『『『『『『了解!』』』』』』』』』

 

 

 

互いに指示を出しながら進軍する。

 

此れは、接敵即戦闘は間違いないだろう。陣形は違えども、互いに相手に向かって進軍しているのだから。

 

 

 

そして、試合開始から5分。そろそろ接敵かと言う所で、其れは唐突に起きた。

 

 

 

――ズドン!!

 

 

――バガァァァァァァァン!!

 

 

 

 

「砲撃!?」

 

 

「不味い、履帯を切られた!!」

 

 

 

突如茂みの中から砲撃が放たれ、横須賀中の先発隊であるチャーフィー7輌のうち、2輌の履帯を切ったのだ。

 

其れを行ったのは、言わずもがな茂みに身を隠していた明光大のⅢ突。

 

 

チャーフィーは軽戦車としては破格の攻撃力と機動力を有しているが、その分防御力に関しては可成り低く、Ⅲ号戦車にも及ばない程の紙装甲なのである。

 

なので、Ⅲ突の主砲ならば、ぶっちゃけ何処に当ててもチャーフィーを撃破する事は可能なのだ。そして、此れがみほの立てた作戦の第一段階だ。

 

要するに、火力でも機動力でも負けるなら決して高くない防御を貫いてやっつけろと言う事なのだ……実にシンプルな作戦と言えるだろう。

 

 

流石に、履帯が切れただけでは白旗判定にはならないが、履帯を切ったのもまた、みほの作戦の範疇に過ぎない。

 

 

 

「ぜ、前方にパンターとⅢ号!!」

 

 

 

此処で先発隊のパンターとⅢ号が接敵!!

 

 

 

「行くよなのは……攻撃開始!!」

 

 

「了解!!大人しくぶっ飛びやがれなのぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

――ドガァン!!ドゴォォォォン!!!

 

 

 

 

『横須賀中学校、チャーフィー2輌、行動不能!』

 

 

 

そして、接敵と同時に梓の乗るパンターが仕掛け、履帯を切られたチャーフィーを立て続けに撃破!梓の的確な指示と、装填士の装填の早さと砲撃手であるなのはの正確な砲撃があればこそ出来た事だろう。

 

何れにしても、梓率いるチームが明光大1年最強チームである事は間違いないだろう。

 

 

 

だがしかし、横須賀中とて負けてはいない。

 

先手を取られた上に、チャーフィー2輌を早々に失う羽目になったが、此処は隊長の蛍の指示で陣形を立て直すと、パーシングが、その圧倒的な火力を発揮して……

 

 

 

 

――ドッゴォォォォォォォン!!バガァァァァァァァァァァン!!

 

 

 

 

『明光大付属、Ⅲ号2輌、行動不能!!』

 

 

 

Ⅲ号2輌をいとも簡単に撃破し、パーシングの性能を見せつける。

 

 

 

「Ⅲ号がやられた……それなら、全車後退!!敵を牽制しつつ後退して下さい。」

 

 

 

Ⅲ号を撃破されたのを確認した梓は、此処での交戦を取りやめ、相手を牽制しながらの後退を指示する。

 

みほに命令された訳ではないのだが、みほから徹底的に教え込まれた戦術・兵法が、直感的に此処からの後退が正解だと導き出していたのだ。

 

 

 

『西住隊長、一旦後退します!』

 

 

「了解。相手と付かず離れずの距離を保ちながら後退して梓ちゃん。こっちも、プランβの準備に入るから。」

 

 

『了解しました。』

 

 

 

そんな梓からの通信を受けたみほは、新たな指示を出しつつ、これまた新たな作戦の準備に取り掛かる。

 

この切り替えの早さがみほの武器なのだろうが、其れが出来ると言うのは、いったい頭の中に何通りの作戦が出来上がっているのかなど、想像する事も出来ないだろう。

 

事前に立てた作戦だけでも数通り、さらに実際の試合で閃いた作戦ですら数通りと、みほの作戦立案能力は本気で凄い物と言える。

 

 

其れも此れも、車長専任免許を取るために努力した末の賜物なのだ。

 

 

 

「此方は既に何通りもある可能性を考えて、その全てに対応できるように作戦も考えて来たから、圧倒的な不利な状況でも負けません!」

 

 

「なら、如何する?」

 

 

「プランβ発動後、大回りして相手の背後を取って、其処から一気に勝負に行きます。」

 

 

「全力全壊ってか?いいじゃねぇか!それで行こうぜ!!」

 

 

「明光大一の攻撃力を誇る虎の牙から逃げる事は出来ないのよ!其れを教えてあげるわ!」

 

 

 

そして、そんなみほが乗る戦車のクルーもやる気は充分!

 

だが、其れだけでなく……

 

 

 

 

「やるじゃないみほ……まさか、開始早々チャーフィーを2輌失う事に成るとは思わなかったわ……やっぱり貴女は最高にして最強よ!!」

 

 

 

横須賀中の蛍もまた、この状況を楽しんでいた。

 

圧倒的に有利な状況であるにも拘らず、先手を取られたという事に驚きつつも、みほの指揮官としての能力を実際に体験して、熱くなったと言う所なのだろう。

 

 

準決勝第一試合は、試合開始直後であるにも拘らず、白熱の試合展開が成されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 To Be Continued… 

 

 

 

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