ガールズ&パンツァー~隻腕の軍神~   作:吉良/飛鳥

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私ってクジ運悪いのかな?Byみほ         いや、ある意味で良いんじゃないかしら?Byつぼみ


Panzer8『大会の組み合わせ抽選会です』

Side:みほ

 

 

 

さて、今日は『全国中学校戦車道大会』の組み合わせ抽選会の日。――だからと言って、私の日常が何か変わるって言う訳じゃないんだけど。

 

だけど、今日の抽選会、お母さんも一緒に行かない?

 

 

 

 

「其れは構わないけど、何故かしらみほ?」

 

 

「私の仲間をお母さんに紹介したいって言うのが1つで、もう1つは久しぶりにお姉ちゃんと会えるからかな?

 

 私は陸の学校に通ってるから毎日お母さんと顔を合わせる事が出来るけど、黒森峰は学園艦だから、熊本に寄港した時じゃないとお姉ちゃんと顔を合わせる機会は無いでしょ?」

 

 

「……言われてみれば、そうね?

 

 と言うか今年度に入ってから、まほの顔を見てない気がするわ……みほが居てくれたから、あまり気にしてなかったけど、此れはダメだわ!」

 

 

 

 

でしょ?だから一緒に如何かって思ったの。

 

抽選は、各校の隊長がやる事になってるから、そうなれば黒森峰の隊長であるお姉ちゃんは絶対来る筈でしょ?だから、会う事が出来るから。

 

だから、ね?

 

 

 

 

「そうね……なら、抽選会が終わったら、久しぶりに3人で食事でもしましょうか?」

 

 

「それ、グッドアイディアだよお母さん♪」

 

 

私も、久しぶりにお姉ちゃんと話したい事が沢山あるし、お姉ちゃんから聞きたい事もいっぱいあるからね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガールズ&パンツァー~隻腕の軍神~ Panzer8

『大会の組み合わせ抽選会です』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:エリカ

 

 

 

と言う訳で、隊長に引き連れられて大会の抽選会にやって来たのだけれど……此れは、可成りの人が集まってるみたいね?

 

殆どの学校は、隊長チームのみが抽選会に参加してる状態だけど、黒森峰を含む数校は、戦車道チームの全員が来てるから、そりゃ人数も増えるってモンだわ。

 

 

まぁ、誰が相手であっても、西住隊長が指揮する黒森峰が負ける事は無いと思うんだけど――って!!あの子は!!!

 

 

 

 

「如何かしましたか逸見さん?何て言うか、こう『驚いたとはいえ女の子がしちゃいけない顔』になってますけど?」

 

 

「其れはどんな顔よ赤星!?」

 

 

「手鏡有りますけど、観ます?」

 

 

 

 

要らないわよ!!

 

って言うか、驚くなって言うのが無理よ……壇上に上がった『明光大付属中学』の隊長は、西住隊長の実妹の『西住みほ』…そして、小学校の大会で、私を倒して優勝したっていう奴なんだから。

 

 

 

 

「逸見さんを倒したって……流石は西住隊長の妹さんと言うか何と言うか……まぁ、1年生で隊長な位ですから相当だと思いますけど。」

 

 

「相当って言うのは、ちょっと違うわね?以前に西住隊長に挑んで負けた時の様な、圧倒的な力の差は感じなかったわ、あの子には。

 

 自惚れる訳じゃないけど、恐らく実力はホンの少しだけあの子の方が上ってレベルなんだろうけど……何て言うのかしら?

 

 こう言ったら物凄く失礼なのは分かってるんだけど、あの子との戦いは、未知の生物と対峙したような、味わった事が無い感覚を覚えたわ。」

 

 

「未知の生物って……何ですか其れ?彼女も、西住流なんでしょう?」

 

 

 

 

えぇ、西住流『も』出来るでしょうね、やろうと思えば。

 

隊長の戦い方は、紛れもない西住流――圧倒的な力を持ってして、相手を正面から打ち砕く戦い方だから、対策は立てようと思えば幾らでも立てられるんだけど、圧倒的に強いからその対策が意味を成さないのよ。これ、私の経験談ね?

 

 

でも、あの子は――西住妹は対策そのものが立てられないの。

 

正攻法で攻めて来たかと思えば突然奇策に出たり、奇策を警戒してると正攻法で攻めて来たり、時にはとんでもない搦め手まで使ってきたり、ハッキリ言って『何をしてくるか分からない』のよ。

 

極端に言うなら、右の路地に入った筈なのに、左の路地から攻撃して来たとか、穴に飛び込んだはずなのに空から降って来たとか、そんな感じで、本気で未知の生物を相手にしている気分になって来たわ。

 

 

 

 

「なんだかよく分かりませんけど、隊長の妹さんが『なんだか凄い人』だって言うのは良く分かりました。

 

 つまり逸見さんは、そんな凄い人が隊長を務めてる今年の明光大は、万年1回戦負けの弱小チームと思ってると痛い目を見ると、そう思って居ると言う訳ですね?」

 

 

「アタシの話を聞いて、何処からそう思ったのか分からないけど、まぁそう言う部分も無くは無いわ。」

 

 

兎に角、少なくとも中学の3年間は、あの子が私の敵として存在するのは間違いないんだから、中々面白い事になりそうじゃないの?

 

この3年間の間に、小学校の時の雪辱を果たすって言うのも有りだと思うしね?――待ってなさいよ、西住みほ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:みほ

 

 

 

組み合わせ抽選会には、隊長チームだけで来たから、明光大は少ないね。逆に、黒森峰は1軍が全員来てたみたいで物凄く多かったけれど。

 

で、クジの結果、明光大と黒森峰は、トーナメントの後半8組の方で、明光大は全体の第6試合で、黒森峰が1回戦の最終試合だから、お姉ちゃんとぶつかるのは準決勝か……

 

 

 

 

「先ずは其処まで勝ち進まないとなんだけどな。

 

 んでよぉみほ、1回戦の相手の『大阪府立浪花中学校』ってのはどんなトコなんだ?強いのか、此処って?」

 

 

「浪花中は、一昨年の準優勝校だけど、去年は確か1回戦で敗退してる筈だよ?」

 

 

「なんだそりゃ?準優勝に浮かれて、去年は弱くなっちまったってのかよ?」

 

 

 

 

其れは違うよ青子さん。

 

一昨年の決勝の相手も、去年の1回戦の相手も黒森峰だったの。特に、去年の黒森峰は、お姉ちゃんが加入した事で一昨年以上に強くなってたから、其れが相手じゃ1回戦敗退も仕方ない事だよ。

 

 

それに、一昨年の大会で決勝まで進んだ実力は本物だから、ある意味で行き成りの強豪との戦いって言っても良いと思うんだ、私達にはね。

 

 

 

 

「だけど、負ける心算は無い――って言うか、勝つ心算なんでしょみほ?」

 

 

「心算じゃなくて『勝つ』んだよナオミさん。

 

 確かに私達は、錬度で言えば他のどの学校よりも劣ってるかもしれない。だけど、皆とならどんな相手とも戦う事が出来るって信じてるから。」

 

 

「だったら、其れには応えないと嘘よね?

 

 なら、私達に対しては、多少無茶な命令も遠慮しないでしてねみほさん?私も、ナオミさんも、青子さんも、其れには応えて見せるから!!」

 

 

 

 

うん、頼りにしてるよ。

 

 

さて、お姉ちゃんを探して、それからお母さんと合流しないと――

 

 

 

 

「みほ。」

 

 

「お姉ちゃん?」

 

 

と思ってたら、お姉ちゃんの方から声をかけて来た。――久しぶりだねお姉ちゃん?元気にしてた?

 

 

 

 

「其れは私のセリフだみほ。お前の方こそ元気だったか?

 

 まさか、戦車道で隊長を務めているとは思わなかったが……見る限りは、息災のようなので安心したよ。」

 

 

「あはは……まぁ、校内紅白戦で、部長率いる上級生チームを事実上完封に近い状態で倒しちゃって、其れで新たに隊長に就任したんだよ。」

 

 

それで、一緒に居る2人は誰なのお姉ちゃん?

 

1人は――銀髪の子は、小学校の大会で会った事が有るんだけど……

 

 

 

 

「あぁ、今年の期待の1年生である逸見エリカと赤星小梅だ。

 

 2人とも、紹介しよう、私の妹の西住みほだ。」

 

 

「逸見エリカよ……今度は負けないからね?」

 

 

「は、初めまして、赤星小梅です!」

 

 

 

 

エリカさんと小梅さんだね?――よし、銀髪はエリカさんで、天然パーマっぽいのが小梅さん、確り覚えたよ。

 

黒森峰とぶつかるのは準決勝になるけど、戦う事になったら、その時は大概の全力を尽くしていい試合にしましょうね?――己の全力を出し切ったなら、勝敗は別にして、悔いはないと思いますから。

 

 

お姉ちゃんも、準決勝で当たったその時は、手加減なんてしないで、本気で戦ってね?

 

 

 

 

「無論だ。言われるまでもない。

 

 如何に相手が格下であろうとも、だからと言って全力を出さないのは無礼千万極まりないからな?準決勝まで駒を進めてきたその時は、私の持てる力の全てを持ってして、お前と戦う心算だよみほ。」

 

 

「負けないよ、お姉ちゃん!!」

 

 

 

 

 

 

「なんや、明光大中の隊長さんは、随分と気が早いモンやなぁ?もう1回戦は勝った気でいるんか?」

 

 

 

 

 

 

貴女は、浪花中の隊長さん!――別にそんな心算は無いですよ?ただ、準決勝で戦う事になったらって言う『もしも』の話をしているだけです。

 

それに、戦車道の大会は『フラッグ戦』だから、弱小校が強豪に勝つって言う番狂わせだってありますから、『もしも』は有り得ない事じゃない。

 

 

 

 

「正論やな……やけど、私等に勝てる思ったら大間違いやで?

 

 私等は、去年の1回戦負けの悔しさをばねにして、血のにじむような努力をして来たんや!――片腕の隊長なんぞには負けへんで!!!」

 

 

 

 

片腕の……まぁ、今更慣れたけど、其れはある意味で禁句ですよ?――特にお姉ちゃんの前では。

 

 

 

――ガッ!!

 

 

 

 

「貴様……今の発言は、みほを侮辱しないまでも、片腕と言う事で見下した発言だったと取るぞ?」

 

 

「みほを見下すとは、良い度胸してんじゃねぇかテメェ…いっそこのまま叩きのめしてやろうか?――其れ位じゃないと、対価が釣り合わねぇ。」

 

 

 

 

訂正。お姉ちゃんに加えて、青子さんの前ででもだったね。

 

お姉ちゃんと青子さんに胸倉を掴まれて、宙吊りにされた浪花中の隊長さんは顔面蒼白――うん、これ以上はヤバいから、その辺で解放してあげて、お姉ちゃん、青子さん。

 

 

 

 

「仕方あるまい……みほの優しさに感謝しろ、下衆が。」

 

 

「次は無いぜ、クソが…今度同じ事しやがったら、今度は容赦なく(精神的に)ぶっ殺す!!――其れを肝に命じとけってんだ、クソ野郎!!!」

 

 

「ごほっ、ごほっ……ゲハァ!

 

 此のクソッタレ、やってくれたな?……上等や、明光大も、黒森峰も叩きのめしたるわ!!大阪人の魂舐めたら痛い目を見るからな!!」

 

 

 

 

その言葉をそっくりそのまま返します。

 

貴女の方こそ、明光大を『万年1回戦負けの弱小校』と侮っていたら、火傷じゃ済まない痛手を被るって言う事を覚えておいた方が良いですよ?

 

私達は、負けません――例えそれが、黒森峰が相手であったとしても!!

 

 

 

 

――轟!!

 

 

 

 

「い、言うやないか?そやったら、1回戦は楽しみにしてるで、隻腕隊長!――まぁ、勝つのは私等やけどな!!」

 

 

 

 

……行っちゃった。

 

でも、アレだけの事を言われた以上は、負ける事は出来ないよね?……寧ろ、私達を甘く見た事を後悔させてやらないと気が済まないよ!!!

 

 

 

 

「黒森峰の隊長が、明光大の隊長に言うのはアレだが……奴の事は、完膚無きまでに叩きのめせみほ。

 

 お前を馬鹿にした事もそうだが、戦車道はあくまでも武道――その戦車道に於いて、武道の心を忘れたとしか言いようがない奴の発言は、正直な事を言って寛容できんのでな。」

 

 

「分かってるよお姉ちゃん。」

 

 

あの人は、私だけじゃなくて、私の仲間達をも侮辱したに等しい発言をした――其れを聞いて、黙ってられる程の聖人君子じゃないからね私は。

 

己が下に見て居た相手の力がどれ程だったのかという事を、骨身に叩き込む事にするよ。

 

 

 

 

「アイツはぶっ倒す!絶対にぶっ倒す!!もう、謝っても許さねぇレベルでぶっ倒す!!」

 

 

「みほの事を甘く見た代償を、その身をもって払って貰おうじゃない?」

 

 

「明光大の隊長からは逃げられない……其れを教えてあげるわ!!!」

 

 

 

「……如何やら、良い仲間に恵まれたみたいだなみほ?

 

 此れだけの仲間がいるのならば、余程の相手ではない限りは、お前が負ける事は無いだろう――だから、奴に見せてやれ『みほの戦車道』と言うモノをな!!」

 

 

「うん!」

 

 

其れは其れとして、お姉ちゃん此の後時間ある?

 

抽選会場には、お母さんも来てて、可能なら、久しぶりに3人で食事でもって思ってるんだけど、如何かな?

 

 

 

 

「其れは、是非もない事だ。

 

 必要な事を終えたら、お母様の所に行くから、その旨を伝えおいてくれ――私としても、お母様に会うのは久しぶりなので、楽しみだからね。」

 

 

「了解です、お姉ちゃん様♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:まほ

 

 

 

で、久々に、親子そろっての食事と相成った訳だ。

 

黒森峰の面々も、みほのチームの面々も、此処は空気を読んで、西住親子が水入らずで過ごせるようにしてくれたらしい……素直に感謝だな。

 

 

とは言え、入った店がその辺のファミレスではなく、一流の洋食レストランで有る辺りに、お母様のプライドと拘りを感じるのだけれどね。

 

 

で、頼んだメニューは、私が『欧風ビーフカレーセット』で、お母様が『チキンソテーセット』、そしてみほが『特製サンドイッチセット』……まぁ、妥当な注文だろうな――特に、右腕しか使えないみほはな。

 

 

まぁ、其れでメニューが制限されるって言うのは、アレだから、私はカレーを、お母様はチキンソテーをみほに食べさせてやる心算だけれどね。

 

 

 

 

「さて、いよいよ大会が始まる訳ですが……自身の程は如何ですか、まほ、みほ?」

 

 

「今年の大会も優勝する心算で居ます。

 

 ですが、今年は準決勝でみほと、そしてみほを下して決勝に進んだら、其処で今度は安斎と戦う事になるでしょうから、去年よりもずっと厳しい戦いになるのではないかと思っています。」

 

 

「取り敢えずは、お姉ちゃんが待つ準決勝までは進まないとって思ってるよ。

 

 勝てるかどうか、結果は二の次にしても、黒森峰と戦った経験て言うのは、後で絶対に役に立って来るからね……だから、当面の目標は準決勝進出!そして、準決勝を突破出来たら、優勝を狙って行く心算だよ!!」

 

 

「成程、良く分かりました。ならば、まほもみほも、己の目的を達成できるように全力を尽くしなさい?

 

 『西住流』に撤退の文字は無いけれど、其れはあくまで敵前逃亡を許さないだけの事だから、戦略的撤退は認められているのだから、それも念頭に置いて、悔いの無いように戦いなさい。良いわね?」

 

 

「はい。」

 

 

「うん!」

 

 

 

 

悔いの無いように……か。

 

確かにお母様の言う通りだ。如何に試合で勝ったとしても、その結果に悔いが有ったのでは、勝利も素直に喜ぶ事は出来ない物であるからな。

 

 

だが、其れもまた己の力を全力で出せる相手が居なければ難しい事だが、今年は安斎に加えてみほも居るのだから、どんな結果が待っていようとも、悔いが残るような戦いにならない事だけは確実だ。

 

 

だから、必ず準決勝まで駒を進めて来いみほ!!

 

 

 

 

「勿論、言われなくてもその心算だよ!

 

 それに準決勝に進むだけじゃなくて、黒森峰を倒して、そして優勝する事が私達の目標だから――全力で行くから覚悟してね、お姉ちゃん!」

 

 

「望む所だ!」

 

 

「仲の良い姉妹は、同時に戦車道に於いてはライバルであったか……此れは、貴重な経験でしょうね。

 

 如何に姉妹で戦車道をやっているとは言え、姉と妹が選んだ道は、全く異なるものなのならば、展開の予測も出来ないモノ……何にしても、2人とも頑張りなさい?」

 

 

「「はい!!」」

 

 

 

最愛の妹は、最大のライバルか……其れもまた一興だからね。

 

だが、みほが居て、更に安斎も居ると言う今年の大会は、私からしたらこの上なく相手に恵まれているとしか言えない大会だ――安斎だけでも強敵なのに、其処に新たにみほが加わる訳だからな。

 

 

今年の大会は、去年以上に楽しめるモノになりそうだから、去年以上に全力を尽くさねばな。

 

 

 

 

 

と、決意を固めた訳だが、其の後で、みほに『あ~ん』をさせて、私とお母様が自分のメニューを分け与えて、それを笑顔で食べるみほの姿に完全KOされたのは、仕方ない事なんだろうな。――あの可愛さは、反則だろう本気で。

 

 

ではなくて、兎に角今年も、私は勝たねばな――それが、王者黒森峰の宿命なのだから。

 

だが同時に、みほや安斎にならば、負けた所で、きっと悔いは残らないだろうな――この2人なら、私も死力を尽くす事が出来るだろうからね。

 

 

 

それを考えると、余計に楽しみになって来た――あぁ、心の底から、大会が始まるのが待ち遠しくなって来たよ、柄にもなくな。

 

 

 

こんな言い方はアレかも知れないが、精々私を満足させてくれよ、みほ、安斎!!――お前達との戦いを、楽しみにしているからな、私は!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 To Be Continued…

 

 


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