レポートやら、なんやらで色々忙しくてですね……。
ガルパピコ、クソおもろいです笑笑笑(*^^*)
Roselia、ネジ飛んでます笑笑笑(*^^*)
靴擦れはすっかり治り、履きなれた靴ならなんの問題もなくなりました!御心配かけて申し訳ないです!!今日は金曜日!今日はですね、お世話になった、Pastel*Paletteの皆さんに今までのお礼を言いに行こうかなと思いまして……。だって、こうして、デートまで漕ぎ着けることが出来た訳ですし!!
日菜さんとは学校でお会い出来ます。彩さんとイヴさんはこのあとの夜、パスパレのネット番組の収録が19時からあるんですよ。千聖さんとは楽器のメンテを頼まれてるんで、収録前に少し寄っていこうかと思いまして。あ、そうだ!皆さんが好きなものでも買ってきましょうかね〜!
*** 日菜&麻弥 ***
昼休み、早速、日菜さんを発見。日菜さんはよくここの自販機でコーラを買ってますからね〜!!なんで、あらかじめ、自販機の前でコーラを買って待ち伏せ!ジブンの作戦、完璧すぎじゃないっすか!?
「あ、日菜さーーん。おはようございます!」
「麻弥ちゃん!!オッハー!!どうかしたの?」
「お礼を言いたくて!」
キョトンとする日菜さん。「ほぇ?」と言って、自販機のボタンを押そうとする手を止めてました。
「あの、日菜さん達のおかげで、ジブンの力でまたデートすることを約束出来ました!前回のデートはちょっと上手くは行かなかったんですけど……、幸い転じて福となす精神で頑張ります!!」
「おぉ〜!!麻弥ちゃん、気合い十分じゃん!!これも、あたしの香水のおかげかな〜?」
「ホントにその通りだと思いますよ!?ま、まぁ、きっかけは違うところでしたけど……」
出だしでコケてたら前回も含めてここまでスムーズに行かなかったと思うんですよ。そう考えるときっかけを作ってくれた日菜さんには感謝してもしきれないですよ!!
「お礼なんていいのに〜。あたしは"るんっ"って来たからやってるだけだよ?あ、そうだ!さっき、またデートするって言ってたよね!?」
「は、はい」
「んーーーー、上手く言えないんだけど……、こう、すごい"るんるん"する展開になる気がする!!」
「え……?」
「麻弥ちゃんなら上手くできるよ!!頑張れ!!それじゃ、そろそろ5限目始まっちゃうから教室戻るね〜!!バイバ〜イ!!」
日菜さん、本当にありがとうございます!!ジブンはスキップしてる日菜さんの後ろ姿を見ながら、深々と頭を下げて、お見送りをしました。っと、そろそろジブンも行かないと行けないですね!
*** 千聖&麻弥 ***
学校が終わり、駆け足で千聖さんのマンションまで向かいます。いつも通り、近道なども使いつつ、ついでに、差し入れのパプコのコーヒー味も買って扉の前まで来たんですけど……。
「相変わらず、リッチな感じが溢れるマンションですね……」
千聖さんは高校生になってからドラマやお仕事の仕事も増えてきたということで、親元を離れてこのマンションで一人暮らしをしているのですけど、このマンション、とてつもなく大きいんですよ。お父さんとお母さんが心配してくれたと以前言っていましたが、セキュリティは万全。入口でも指紋と虹彩認証、それからの暗証番号。ガラスも強化ガラスとどこかの秘密結社の基地みたいなところです。
そんなマンションの入口でインターホンを押し、千聖さんに来たことを知らせました。すると、インターホン越しに『今から開けるわね』と返事を貰い、扉が開くと同時に恐る恐る、自動扉を潜ります。
エレベーターで12階の6号室。「Shirasagi」とアルファベットの筆記体でオシャレに書いてある扉の横のインターホンを押すと、中から千聖さんが開けてくれました。
「いらっしゃい。さぁ、入って」
「お、おじゃましま〜す……」
外も大概、リッチな見た目ですけど、中も素晴らしいのが大女優、白鷺千聖さんのお家。白を貴重に整えられた家の中は、もう、どこかのお屋敷見たいですよ……。
「とりあえず、そこに座ってて。飲み物を入れてくるわ。紅茶、コーヒー、麦茶にココア。どれがいい?」
「麦茶でお願いします」
そういうと、鼻歌を歌いながらベースと飲み物を取りに行った千聖さん。すると、リビングに取り残されたわけなんですけど……、やっぱり落ち着かないです!!ジブンはやっぱり、こう、狭いスペース……、そう!あんな感じの押入れ見たいな!!あの、部屋に取り付けられてる押入れ、入ったら気持ちいいんでしょうね〜……。
…………千聖さん、いないですよね?今なら、大丈夫じゃ……!!ちょっと、入ってみるだけです!!
そう思って、押入れの扉を開いて開けようとすると……
ドサドサドサドサーっ!!!!
「うわぁぁぁあああ!!」
中から大量の服や空き箱、なんかのぬいぐるみとかが雪崩を起こしてジブンの頭の上に降ってきました!
「な、なんなんですかぁ〜……?」
「それはこっちのセリフよ麻弥ちゃん……!!」
頭をプルプル震わせながら顔を真っ赤にした千聖さんがリビングの扉の前で今にも爆破しそうな表情で……!!
「人の家のもの、何勝手に開けてるのよ!?」
「す、すいません!!ま、まさかちょっと狭い場所に行きたくて!!そ、それにしても、この量のものが……」
千聖さん激怒ですよぉ……。そりゃ、この量の荷物をぶちまけられれば怒りますけど……。というか、こんな量、よく入ってましたね。
「そうよ!!今日、麻弥ちゃんが来るから必死に押し込んだのよ!!」
「そ、そうなんですね〜、アハハ〜……」
千聖さん、意外と整理整頓苦手だったんですね……。千聖さんは顔を赤くしたまま無言でこちらに近づいてくると、足で蹴り、手で押し込み、再び、扉を力づくで閉め出します。
「……閉まりませんね」
「誰のせいよ!!ハァ……、もういいわ。今日はここの片付けをしましょう。楽器の方はまた今度お願いするわ。……麻弥ちゃん、あなた、散らかした張本人なんだから手伝ってくれるわよね?」
「モ、モチロンデス」
そこから服をたたんだり、空き箱をバラしたり、約1時間。 しっかし、色んな服がありますね……。
そんな時でした。
「麻弥ちゃん、私、整理整頓苦手なのよ。というか、時間が無いと言った方が正しいかしら?」
「あ、はい。今回の事件で何となく察しましたよ?」
「……どう思った?」
「どう、ですか?ん〜、なんか意外な一面、見れて嬉しかったですよ?」
だって、仲いい人の知らない一面を知れたんですから、嬉しいに決まってるじゃないですか。もちろん、嫌なこともあるかと思いますけど、ジブンは知れた方が嬉しいですから。
「そうじゃない?だから、麻弥ちゃんと詩音くんもそんな関係になれたらいいわね!」
「え……?」
「詩音くんのこと、好きなんでしょ?それなら、詩音くんにもあなたの今まで知らなかったことを分かってもらえて、逆にあなたもみんなが知らないような詩音くんの知らない所を知る。そうしたら、もっと好きになるんじゃないかしら?」
「あ……」
ジブンしか知らない七宮さんの癖や性格を知っていて、って……、なんかカップルみたいな……!!
「うん!いい顔になったわね!それじゃあ、そろそろ麻弥ちゃんは収録があるでしょう?行ってきなさい!」
「ハイ!色々ありがとうございました!」
*** イヴ&麻弥 ***
「あ、マヤさん!こんにちは!」
収録のため、関係者さんに挨拶をしてから楽屋に向かうと、既にイヴさんがいて、髪の毛を編んでる途中でした。相変わらず、あの三つ編みみたいな髪型、器用に作るものですね……。
「彩さんはいないんですか?」
「2年生は7限目まであって、どうやら修学旅行についての集会があるみたいデス!!だから、今回はワタシだけ先に来させて貰ったショゾンです!」
「修学旅行ですかぁ〜。なら、仕方ないですね!」
彩さんが来てからの方がいいですかね?とりあえず、ジブンもできるだけ早くメイクしちゃわないといけませんし、今はメイクをしながら彩さんを待ちましょうか。
「イヴさん、イヴさん!髪の毛、とかせてください!」
「え?あ、じゃあ、お願いします」
イヴさんがジブンの後に周り、ブラシを使って髪の毛を整え、ジブンは千聖さん直伝の化粧を行っていきます。最近、ようやく、一人でもできるようになったんですよね〜。
そんな中、イヴさんの顔が目の前の鏡に映るんですけど、そのイヴさんが……。
「〜♪〜〜♩♬」
「イヴさん、何かあったんですか?すごく、機嫌良さそうですけど……」
「ハイ!この前ですね、大河ドラマのお話を頂いたんデス!!しかも、女侍役の!!2、3話でるだけの小さなお仕事かもしれないんですけど、いつか出たいと思っていたんですごく嬉しいんデス!!しかも!その役、すごく素直で真っ直ぐな人で、ワタシが目指している武士像みたいな人なんです!!」
「す、凄いじゃないですか!!」
た、大河ドラマ……!!本当に凄いですよ!!しかも、侍役でなんて!!イヴさん、さすがっす!!
「ホラ!!これ、台本なんですけどぉ……、ここの部分とか、ワタシのお気に入りの所なんデス!!」
イヴさんが一旦、手を止めて台本を見せてくれました。恐らくですけど、そこに書かれていたのは最後の山場のシーン。女の子っぽい名前なのはこの葵姫という人だけですね。ジブンはそれの中の1つのセリフに目が止まりました。
『真っ直ぐにぶつかっていくあの方の背中がとても広く感じられました。やはり、あの方も義父上のような勇敢な方でいらっしゃいましたね……。私はあの人のあのような背中を見られること、そして、お側に置いてもらえること、誇りに思います』
"真っ直ぐに"ですか……。ジブンがパスパレに入って一番に学んだことの一つですしたね。何事も『自分なんて…』で終わらすのではなく、とりあえずやって見る。思ったことも遠慮せず、真っ直ぐ言う。へへっ…!!なんか、やっぱり、真っ直ぐな人ってカッコイイんでしょうね!
「マヤさん、何か嬉しそうですね?」
「そ〜ですか?」
「ハイ!いつものちょっとアレな笑い方じゃなくて、すごく綺麗な笑い方してますし…」
「アレな笑い方って、ひどくないですか!?」
「フフッ!!でも、それはそれでマヤさんらしいです!!あ、それと、今日の収録頑張りましょうね!ワタシは用意もできたのでお先にスタジオ行ってますね!」
「はい!」
*** 彩&麻弥 ***
ふぅ……。髪の毛とメイク、衣装もOK。そろそろ、ジブンもスタジオに行きましょうかね。それにしても、彩さん遅くないですか?あと、1時間もしないうちに始まっちゃいますよ?
「わぁぁぁぁ!!もーー、こんな時になんで集会が長引いちゃうかなぁ〜?遅刻しちゃうよ!!」
「あ、彩さん!?」
「わっ!?麻弥ちゃん!!って、キャーーー!!」
すごく慌ただしく入ってきた彩さんはドアのところにある何も無いようなところでずっこけてます……。ジブン、彩さんは本当に芸人のセンスがあると思うんですよ、ハイ。
「だ、大丈夫ですか?」
「イッタい……。って、早く用意しないと!!」
「そ、それもそうですね。これ、今日の衣装です。ここに置いときますね?」
「ありがとっ!」
転んでいた彩さんも、時計を見てすぐに仕事モードに切り替えてました。Pastel*Paletteとしてデビューしてもう半年が経とうとしているんです。少しずつ、みんな芸能界のルールやマナーというものにも慣れ始めて、こういうことができるようになったんですね。今、思い返せば半年前が懐かしいです。
機材トラブルによる、初めの大ゴケ。それでも、彩さんが諦めないでいてくれて……、それのお陰で今のパスパレができて、お仕事ももらえて、曲も出せて……。こうして思い返すと、こんな彩さんですけど、本当に感謝しかありませんよね。
「ん?麻弥ちゃん、私の顔見て、どうかしたの?」
「いえ、なんでもありませんよ。ちょっと、昔のことを思い出してて」
「なになに〜?気になる!!」
「彩さんは努力家で、夢を叶える力を持ってて、本当にすごいなって!」
「ふぇ…!?」
顔を真っ赤にしながら、持っていたヘアアイロンを床に落とす彩さん。その後、足に当たったのか「あつっ!」なんて言ってますけど……。でも、何度も言いますけど、彩さんは本当にすごい人ですよ。
「どうして、彩さんはここまで必死になれたんですか?アイドルのことも、ファーストライブのことも、それ以外にも色々!」
「…………私ね、ずっとアイドルになりたかったんだよ。その為にたくさん、頑張ってきたし、努力もしてきたつもり。お母さんがよく言ってたんだ〜。努力は裏切らないって!小さな努力の積み重ねが大事だって!努力をしていたら必ず誰かがその姿を見ていてくれるって!私はね、それを証明したかったの。自分の努力は無駄じゃなかったって!誰でも、夢をに向かって努力出来れば、絶対達成できるって!!」
「……いいお母さんですね。それから、彩さんも!」
「そんなことないよ〜」
"努力"、ですか……。確かに、何をするにしても、これがないと始まりませんよね?現にジブンだって、ほかの4人に学んで、努力して覚えようとしたんですか!
「麻弥ちゃん、麻弥ちゃん」
「どうかしたましたか?」
「麻弥ちゃんも努力してきたんだもん!!絶対、大丈夫だよ!!詩音くん、振り向いてくれるといいね!」
「…………ハイ!!!」
「紅葉さんへの感謝はないの?」
「散々、酷い目合しといてお礼なんてする必要ありませんよね?」
「アレ…?少し怒ってらっしゃる?」
「怒ってません」
「怒って…」「怒ってません!!」
「やっぱり怒ってるじゃん……」
もうすぐファイナル!
どうか御付き合いください!!