サンダーブレスター再びでしたね
まるで赤い通り魔のような暴れっぷりでした
その赤い通り魔の配信も最終回を迎えたわけですが
それでは、本編です
「因縁の再会ってところかな、ザラム君」
「マーブロか。お前も復活してるとはな」
ビルドレッシャーを挟むようにクライナーが更に並走してくる。
その屋根の上には闇博士マーブロが乗っていた。
「二対一だけど文句は無いよね?シュバルツ君も別に構わないだろう?」
「ふん。ザラムとの決着も今はそこまで拘りは無いからな」
「悪いが、二対一ではないぞ」
「え?」
「「ニ対ニだ」」
言った瞬間に明のタンクトップが姿を変えて怪人となる。
怪人はそのまま手にした刃でマーブロに斬り掛かる。
マーブロが杖で刃を受け止め、怪人の顔を見て納得する。
「そうか。ザラム君の傍には君がいたか」
「まだ連れていたのか、タンクトップシャドーを」
「俺の仲間だからな。タンクトップ、こいつを受け取れ」
「おうよ」
明が投げ渡した物を軽く受け取るタンクトップシャドー。
それは紫色のアプリチェンジャーとパープルレッシャーだった。
元車掌が渡した物をそのままタンクトップシャドーに渡したのだ。
二人は背中合わせになりながら同時にアプリチェンジャーを開く。
「させないよ」
『変身いたしまーす!!白線の内側に下がってお待ちくださーい!!』
二人の前方に白線が出現する。
マーブロが放った光弾も全てそれによって弾かれる。
二人はレッシャーを手に持ち、アプリチェンジャーにそれを読み込ませる。
「「トッキュウチェンジ!!」」
トッキュウ6ゴウ~!トッキュウ6ゴウ~!
トッキュウ7ゴウ~!トッキュウ7ゴウ~!
二人の身体にスーツが纏われる。
更に二人の頭部周りをレッシャーが回る。
それによって発生した線路が二人に合わさり、マスクとなる。
二人はトッキュウ6号とトッキュウ7号へと姿を変えたのだ。
明はユウドウブレイカーを構え、タンクトップはトッキュウブラスターを両手に持つ。
此方も列車の上での決戦が始まるのだった。
◆◆◆◆◆
「けど、”天の牡牛”の方はどうするんだ?」
「この精霊列車の車体は全体の四〇%が”
「りょ、了解です二代目ー!!」
ポロロは焔の問いに答えながら檄を飛ばす。
三毛猫車掌は大慌てで石炭を放り込む。
それから焔が精霊列車の動力や女王に付いてポロロに聞いている時だった。
「しゅ、しゅうげきー!!しゅうげきー!!」
「しょうげききますー!!」
「落雷注意!!みんな、掴まって!!」
会話の最中、幼い声と溌溂した声の二つが列車の中に響いた。
◆◆◆◆◆
轟く雷鳴。
輝く雷光。
天空より落ちたその稲妻は的確に精霊列車を打ち据える。
当然その影響は屋根の上で戦う者達にもある。
晴人、ネガ電王、幽汽、武神鎧武はそれぞれ起用に稲妻に対処しながら戦いを続ける。
「オラオラオラァ!!」
幽汽は稲妻を斬り裂き、刃に纏わせながら突き進む。
それを稲妻を回避すらせずに受け止め続ける晴人が迎え撃つ。
互いの刃が激しい火花を散らしながら打ち付け合われる。
その間に稲妻の軌道を完全に読み切って躱し続けるネガ電王が背後から近付く。
武神鎧武は何処からともなく花弁を出現させ、それらを盾にすることで稲妻を対処する。
そうして幽汽と剣戟を続ける晴人の背後から両者が斬り掛かる。
「何ぃ!?」
「なんだと!?」
だが、困惑した声を上げたのは斬り掛かった当人達だった。
インフィニティースタイルの鎧は斬撃を弾き飛ばしたのだった。
晴人はインフィニティーリングをウィザードライバーにかざす。
インフィニティー!!
「はぁぁぁぁぁぁ!!」
晴人は高速移動しながら周囲の三人を連撃で斬り飛ばす。
時間を操作している高速移動にネガ電王たちは対処し切れずに吹き飛ばされる。
更に吹き飛ばされて宙に浮いてる状態に連続斬りが加えられる。
一人辺り数十度斬られた上で屋根の上を転がっていく。
「クソッタレが!!」
「硬い上に速いとはな」
考え無しで幽汽は再度突っ込んでいく。
ネガ電王は冷静に観察しながら何処か隙は無いかと探る。
「やはり、今のままでは歯が立たんか。では、この力ならば!!」
言いながら武神鎧武は新たなロックシードを取り出すのだった。
◆◆◆◆◆
一方で獲物は決して逃がさぬと蠢きながら積乱雲が迫ってくる。
意思を持った大嵐は渦を巻いて蠢き、その姿を一匹の偶蹄類に変えていく。
”天の牡牛”は稲光を発しながら、天空を揺るがす程の雄叫びを上げた。
『GEEEEEYAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!』
蹄で天を掻き疾走する巨大な獣。
その姿はもはや目視できる範囲ではどれ程の巨体を誇るのか正確に測ることさえ難しい。
稲光を鋭い角に変え、高密度の積乱雲を総身にし、今まさに天を落とす勢いで迫る。
その影響は当然至近を並走するネガデンライナーにもある。
加えて”サン=サウザンド”号ほど頑丈では無いので被害も大きい。
”サン=サウザンド”号は雷雨を受けて激しく揺れる。
だが、稲妻で大地が削られるが、精霊列車はその軌道を外れない。
激しく車体が揺れるだけである。
一方のネガデンライナーは雷雨の流れ弾によって装甲を徐々にだが焦がし削られていく。
故にか、ネガデンライナーの屋根の上に戒斗が姿を現す。
「騒がしいと思えばこういう事か。いいだろう!!貴様は俺が相手をしてやる!!」バナナ!!
戒斗はバナナロックシードを取り出して開錠する。
その頭上に円状のクラックが出現してバナナ状の鎧が出現する。
「変身!!」
ロックオン!!
カモン!!バナナアームズ!!ナイトオブスピア~!!
軽く指でロックシードを回して戦極ドライバーにセットする。
カッティングブレードを降ろすとロックシードが解放される。
頭上のバナナ状の鎧が降ってきて頭部に重なる。
全身にスーツが纏われ、鎧内部で兜が装着される。
アームズが展開されて鎧として纏われ、戒斗の手にバナスピアーが収まる。
仮面ライダーバロン バナナアームズに変身したのだ。
そのまま戒斗はカッティングブレードを一回降ろす。
カモン!!バナナスカッシュ!!
「ハァァァ!!」
バナスピアーから巨大なバナナ状のエネルギー体が展開される。
戒斗が勢いよくそれを振り下ろし、”天の牡牛”の肉体を削っていく。
『GEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!』
戒斗を敵として認識したのか、”天の牡牛”は”サン=サウザンド”号だけでなく戒斗へも攻撃を集中させる。
集中して降り注ぐ稲妻に対して戒斗はヘルヘイムの植物を操り防ぎながらカッティングブレードを二回降ろす。
カモン!!バナナオーレ!!
バナスピアーを足元に突き刺す。
すると、バナナ状のエネルギー体が無数に地面から生えてくる。
それを利用して稲妻を弾き飛ばしていくのだった。
◆◆◆◆◆
「あっちも派手にやってやがるな。まぁ俺のネガデンライナー(改)feat.幽霊列車を守ってくれるならそれでいいんだが」
戒斗を眺めながらネガ電王が呟く。
視線を現状の戦場の方に戻すと武神鎧武が何かを取り出していることに気付く。
「使うのか」
「出し惜しみする理由も無いだろう」
現在は幽汽が晴人の相手をしている為に二人はフリーなのだった。
攻撃は弾かれるとはいえ放っておけるわけでも無い。
ゆえに手を出してこない相手は意識はしつつも放置しているのだろう。
その間に武神鎧武はゲネシスコアを取り出し、自身の戦極ドライバーにセットする。
身に纏われていたブラッドオレンジアームズが果実状に戻って本体から離される。
武神鎧武はブラッドオレンジロックシードとザクロエナジーロックシードを両手に持つと同時に開錠する。
ブラッドオレンジ!!
ザクロエナジー!!
頭上にクラックが出現し、ザクロエナジーアームズが出現する。
武神鎧武はブラッドオレンジロックシードとザクロエナジーロックシードを戦極ドライバーにセットする。
そのままカッティングブレードを降ろす。
ロックオン!!
「ふん」
ミックス!!ブラッドオレンジアームズ!!邪之道オンステージ!!ジンバーザクロ!!ハハッー!!
空中でブラッドオレンジアームズとザクロエナジーアームズが混ざり合う。
融合して陣羽織状の鎧となって武神鎧武に纏われる。
武神鎧武 ジンバーザクロアームズと姿を変えたのだ。
右手には無双セイバーナギナタモードがあり、左手にはセイヴァーアローが収まる。
「我が新たな力を見せてやろう!!」
新たな力を手にして、武神鎧武は晴人へと襲い掛かる。
それを目にしてネガ電王は自身の手にする携帯電話状のアイテムを見るのだった。
「出し惜しみする必要は無いねぇ………………」
仮面の下でネガタロスは不敵な笑みを浮かべるのだった。
◆◆◆◆◆
焔は今も正常に走り続けてる精霊列車に驚いて、瞳を瞬かせる。
「す……………凄いな。ちょっと聞いたことが無いぐらい豪快な雷雨の雨に衝撃音だったぞ」
「ふふん。このぐらいで驚かれちゃ困るな。まだまだ本当の力はこんなもんじゃないぞ。
ポロロは横転して逆さまになった体勢で精霊列車の性能を誇る。
しかし己のコミュニティが星獣の連撃を弾き、時の列車もどきの襲撃に耐えるほどの恩恵を作り上げたのだ。
頭首ならば誇りたくもなるだろう。
身体を起こしたポロロは尚も揺れ続ける精霊列車の手摺りに掴まって、思い出したように告げる。
「ほら、今の内に女王に会いに行け。物好きなあの人のことだから、今頃は無断で貴賓室か謁見の間を占拠して物見遊山でもしてる頃だろうよ」
「分かった。何から何まですまない。お礼はきっと何かの形で」
「いいってことよ。十六夜の旦那には山ほど借りがあるからな。その身内なら俺たちの身内みたいなもんさ。気軽に構えておいてくれ」
ヒラヒラと手を振り、焔を見送るポロロ。
しかし此れだけの巨大な精霊列車を軽く貸し出してくれるとは、何とも気前のいい少年である。
或いはそれほど多大な借りが十六夜にあるのだろうか。
何れにせよしばしの猶予が出来たことに代わりはない。
焔は手摺りに掴まりながら別車両に向かう。
だが安穏と構える焔とポロロの与り知れぬ所で、別の脅威が迫っていた。
◆◆◆◆◆
そして、同時期に精霊列車の真上に銀色のオーロラが出現していた。
三対一でも押せるインフィニティーなのでした
実際インフィニティーにダメージを与えれたのは笛木と賢者の石で強化されたグレムリンくらいという
仮にも映画ボスであった武神鎧武の攻撃もあっさり弾いていたという
ジンバーザクロアームズはセイヴァーの力が逆説的に武神鎧武に流れた感じです
武神鎧武が進化した結果オリジナルと同様の強化形態になったけど使うロックシードは違うというわけです
存在的に近い物が引き寄せられた的な
それでは、質問があれば聞いてください
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エグゼイド三話は坂本監督担当ですよ!