問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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ハイパーゼットン再び!
オリジンをあそこまで圧倒するとは
スペック的には特にフュージョンアップ形態と優劣自体は無いっぽいですね

全員のレベル3が出揃った直後にレベル5が登場するという
永夢の過去はパックマン関連とは別なのかどうか
どうでもいいけどプロトは商法が汚過ぎると思うんだ
何はともあれ二人は顔出し確定
鎧武は代役にしても似た人っぽくって安心です

それはそれでは本編です!


塞ぐ者と開く者と先を急ぐ者

「つまりアレは地球の記憶にアクセスして望んだ力を引き出す装置なんだよ。だから僕が作る必要があったんだ」

 

フィリップが十六夜に渡した装置の解説を始める。

ブレス型の装置は地球の記憶にアクセスし、それらをガイアメモリ、オーメダル、アストロスイッチ、ウィザードリング、ロックシード、シフトカー、眼魂という形に具現化させる。

それらによって力を整え、十六夜の体内に流れる”何か”と同調させる。

”何か”の性質を地球の記憶から引き出した物と合うように調整し、十六夜にその力を宿すのだ。

とはいえ、長続きする物でも無く引き出した経験をそのまま利用できるわけでは無い。

せいぜい一発技を撃てば”何か”は元に戻る。

 

「よく分からねぇがあいつ用に調整された強化アイテムってとこか」

「そうなるね。おそらく今の段階では結城丈二がプログラムとして仕込んだ戦士の力しか使えないだろうけどね」

 

加えて十六夜自身がある程度引き出した力の事を知っていないといけないようだ。

先程の仮面ライダー2号は士によって聞かされて知識はあった為に発動したのだ。

Wは十六夜の隣に立ち、フィリップがそれを十六夜に伝える。

 

「ようは”これ”と同じ要領で使えると思っていいんだな?」

 

「原理的には似たような物だからね」

 

十六夜の腕に浮かんだ紋様を見ながら頷く。

けれど、今はゆっくり喋っている場合では無い。

周囲から次々と怪人たちが押し寄せてくる。

更にクチユウレイも口を大きく開きながら突進してくる。

Wはトリガーマグナムにバットショットを取り付けた上でトリガーメモリを差し込む。

 

トリガー!!マキシマムドライブ!!

「「トリガーバットシューティング!!」」

 

圧縮された風の弾丸がクチユウレイの巨大な口の中にある頭部を正確に撃ち抜く。

爆散すると共に周囲のアリコマンドも吹き飛ぶ。

その間にヒートトリガーに姿を変える。

 

ヒートトリガー!!

「周囲を気にしなくていいのは助かるな」

 

「悪いな」

 

「元々道を切り開くのは俺達の役目だ。お前は焔たちの為にも力を温存しとけ」

 

言いながらトリガーマグナムにトリガーメモリを差し込む。

全身に炎が纏われ、更には銃口にも業火が収束する。

 

トリガー!!マキシマムドライブ!!

「「トリガーエクスプロージョン!!」」

 

トリガーマグナムの銃口から極大の熱線が放たれる。

収束された炎は真っ直ぐと進み、アリコマンドたちを焼き払っていく。

そのまま迫っていた軍団にぽっかりと穴を開けるのだった。

 

「行きな」

 

「おう」

 

開かれた道を十六夜、釈天、プリトゥが駆けていく。

だが、当然魔神提督がすんなりと通すわけが無い。

腰から剣を抜くと雷を纏わせて振り下ろす。

 

「行かせるものか!!」

 

釈天が防御の為に金剛杵を構えようとしたがその前にWが動いた。

銀のメモリを構えると走りながらダブルドライバーに差し込む。

 

メタル!!ヒートメタル!!

「させるかよ!!」

 

割り込むように魔神提督の前に立つ。

魔神提督が振り下ろした剣を背に出現したメタルシャフトで受け止め、炎を纏った拳で殴り付ける。

魔神提督は追撃を警戒して多少距離を取る。

 

「邪魔をするな、仮面ライダー!!」

 

「悪いがそいつは無理な相談だ」

「君らの様なの止めるのが僕らだからね」

 

メタルシャフトに炎を纏わせながら魔神提督に向かっていく。

魔神提督も剣に雷を纏わせながら迎え撃つ。

炎と雷がぶつかり合い、火花を散らす中で十六夜たちは先に進む。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

伊達はバースバスターでアリコマンドたちを撃ち抜いていく。

弾が切れると銃口下部の突起を取り外す。

突起を傾けるとそこに向けてトリケラカンドロイドがセルメダルを射出する。

満タンになるとバースバスターに補充し、アリコマンドへと撃ち放っていく。

 

「そんな豆鉄砲が通じる物か!!」

 

ゾウガメロンがその頑強な装甲に身を任せて突進してくる。

バースバスターから放たれる弾丸も傷すら付けれない。

伊達はゾウガメロンの突進を転がるように避けるとセルメダルを取り出す。

セルメダルをバースドライバーに投げ入れダイヤルを回す。

 

ドリルアーム!!

「これならどうだ、亀野郎!!」

 

「ぬぅぅぅぅ!?」

 

腕に装着されたドリルを力任せに叩き付ける。

火花と共に装甲が徐々に削れていく。

殴りつけるがヒラリヒラリと回避され、カウンターのように叩き込まれる。

 

「こうなれば必殺岩石落とし!!」

 

ゾウガメロンは大きく飛び上がると球体上に身を丸める。

そのまま伊達に向けて落下する。

ゾウガメロンはその頑強な装甲と体重を武器とするのだ。

ゾウガメロンの体重と頑強さに落下エネルギーが加わればとてつもない威力となる。

伊達はドリルアームを解除すると新たに二枚バースドライバーに投げ入れてダイヤルを回す。

 

クレーンアーム!!キャタピラレッグ!!

「今回は会長に好きにメダル使っていいと言われてるんでね。大盤振る舞いだ!!」

 

クレーンアームを鞭のように振るって落下してくるゾウガメロンに引っ掛ける。

そこからキャタピラレッグを使い全力で回る。

そうすることで軌道を変える。

更にその場で回り続ける。

クレーンアームの先にゾウガメロンが付いていることを利用したのだ。

まるでモーニングスターを振るうかのように周囲のアリコマンドを吹き飛ばしたのだ。

何周か回るとクレーンアームを解除してゾウガメロンを勢いのまま投げ付ける。

解放されたゾウガメロンは勢いのまま地面に突き刺さる。

球体状態を解除して立ち上がり、激昂する。

 

「よくもやってくれたな!!だが次で決めてやる!!」

 

「いいや、次は無い。何故ならもう終わってるからだ」

 

球体状態を解除した時点でキャタピラレッグを利用して近付いていた。

その手にはバースバスターが握られている。

銃口をゾウガメロンに押し付けて引き金を引く。

 

「馬鹿め。俺に豆鉄砲は通じないことを忘れたか!!」

 

「それはお前の甲羅が万全だったらだろ?」

 

「何?あ、しまった」

 

「もう遅い」

 

先程ドリルアームで削られた部分に零距離で銃弾が放たれる。

薄くなった部分は容易く砕ける。

砕けた部分から体内に弾が入る。

入った弾は装甲の硬さゆえに貫通せず内部で弾ける。

ゾウガメロンは内から爆散していくのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

ダイスサーベルを使ってアリコマンドを斬り倒しながら仁藤はリングをビーストドライバーの側面に差し込む。

 

ゴー!!バッバ、ババババッファ!!

「オラァ!!」

 

肩にバッファマントを装備すると強化された力のままに突進していく。

アリコマンドは受けとめようとするがまるでボーリングのピンの様に跳ね飛ばされていく。

 

「こいつらは倒してもキマイラの餌にはなりそうに無いんだよな」

 

「オオオオオオオオォォォォォォォ!!」

 

ビーストドライバーを見ながら呟いているとゾンビの怪人ヒカラビーノが包帯を伸ばして襲ってくる。

不意討ちに驚きながらもダイスサーベルで包帯を斬り裂きながら応戦する。

 

「ん?お前ファントムみたいだな。もしかしたらキマイラの餌になるかもな」

 

「何を言っている?」

 

仁藤の言動に首を傾げながら包帯を伸ばして攻撃を続ける。

ダイスサーベルで包帯を斬り裂きながらも仁藤は接近していく。

その間にヒカラビーノは周囲に転がる戦闘員に仮面を被せ、毒素を注入する。

そうすることでゾンビを増やせるのだ。

仁藤がある程度近付いたところでゾンビ化したアリコマンド達を動かさせる。

ある者は仁藤の足にしがみつき、ある者は腕を掴み、ある者は背中に飛び掛かる。

それぞれ仁藤の動きを拘束する様に絡みつく。

 

「動けまい!!」

 

「こんなくらいで俺が止まるかよ!!」

 

バッファの力を全開にして絡みついてくるゾンビアリコマンドを振り払って突進する。

油断していたヒカラビーノは包帯を咄嗟に放つもバッファマントによって全てが弾かれる。

衝撃音と共にヒカラビーノはは弾き飛ばされる。

されどゾンビの怪人しぶとさは筋金入りであり、ノロノロと立ち上がる。

その間に仁藤はダイスサーベルのサイコロを回転させた上でリングを側面に差し込む。

 

4!!バッファ!!セイバーストライク!!

「トドメだ!!」

 

左右にダイスサーベルを振るう。

それによってエネルギー体のバッファが二体ずつ放たれる。

そして挟み込むような形でヒカラビーノに突進する。

四体の魔力の塊に押し潰される形となって成す術なく爆散した。

 

「なんだ。魔力は持ってなかったのか」

 

若干ガッカリしながらも戦闘を続行する。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

流星はオートバイク部隊と激しくぶつかりあっていた。

自身の死すらいとわない突撃を続けるアリコマンドたちをメテオはヒラリヒラリと回避していく。

その上で狙いを定め、拳を叩き込んだり仲間同士で正面衝突させていく。

ある程度数が減るとマシンメテオスターからビームを放ち、吹き飛ばしていく。

 

「ええい、何をやっている」

 

「部下に当たるより自分で戦ったらどうだ?」

 

「うるさい!!俺の念力を喰らえ!!」

 

オオバクロンが念力を放つ。

だが、流星は視線で狙いを読んで回避していく。

そのままマシンメテオスターで突撃する。

オオバクロンは回避しようがなく突き飛ばされて地を転がる。

 

「拘束しろ!!」

 

アリコマンド達が一斉に流星に向けて飛び掛かる。

攻撃の為では無い。

流星の動きを止める為に捨て身の突撃をしたのだ。

オオバクロンの隣にトリカブトロンが並び立つ。

 

「手伝ってやろう」

 

「どうせ手柄が欲しいだけだろう?」

 

「否定はしない」

 

「まぁいい。ライダーを一人消せるならば安い物だ!!」

 

そうしてオオバクロンとトリカブトロンはアリコマンドごと流星を抹殺する為に攻撃を仕掛ける。

両者が共に猛毒の液体をぶちまける。

だが、それが流星に届くことは無かった。

 

「怪人らしいといえば怪人らしいが卑怯な奴らだ」

サターン、レディ?OK!!サターン!!

 

土星型のコズミックエナジーによる斬撃波が放たれ、アリコマンド達ごと毒液を吹き飛ばす。

弾かれた毒液は跳ね返るように怪人の方に飛び散る。

トリカブトロンは咄嗟にオオバクロンを盾にする。

 

「トリカブトロン!!貴様ァ!!」

 

「俺の為の犠牲となれ」

 

「いいや、お前もすぐに同じところにいく」

リミットブレイク!!OK!!

 

「な、いつの間に!?」

 

答えを聞く前にコズミックエナジーを纏った拳の連打が叩き込まれる。

全身を砕くような衝撃に包まれながらトリカブトロンは爆散する。

その横でオオバクロンも自身たちの毒液によって跡形もなく蒸発しているのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

ネオショッカーと仮面ライダーたちの戦いが激化する中、その様子を眺める人影が二つ崖の上にあるのだった。

 

 





vsネオショッカー本格開戦でした

十六夜の新装備は検索したデータを力として具現化して十六夜に上乗せする装置です
例としては前回のは2号の力を十六夜に上乗せしたのです
ただし技一発で上乗せは解除されます

謎の二人は次回明らかに!

それでは、質問があれば聞いてください
設定纏めを活動報告にて公開中です
そちらでも質問があれば返信で聞いてください
感想待ってます!


仮面ライダーマッハ&ハートは良い物でしたよ
ハートもマッハチェイサーも格好良ければ話の中身も面白かったです
ただしドライブ勢の参戦は微妙に保留続行
平成ジェネレーションズのベルトさん次第です
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