問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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オーブは遂に最終決戦ですね!
ガイさんとジャグラーの因縁はAmazon版で!なので本編としてはほぼ決着編でしょう
劇場版でもジャグラーが暗躍するって確定してますが

エグゼイドはチームになってないチームと言う
根は良い奴らだけど面倒な連中過ぎるという

平成ジェネレーションズは最高でしたよ!
さすがは坂本監督って感じです

それでは遅くなりましたが本編です


嵐のコマと現れし龍と名乗りし王

「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

リングベアがブラーボに向けて一直線に突進する。

そのまま怪力任せに腕を振るうがあっさりと躱される。

しゃがんだ姿勢のままリングベアの動きに合わせて削るようにドリノコを振るう。

更に立ち上がりながら振り返ってもう一撃叩き込む。

 

「動きも力も良いけどワテクシにはまだまだ足りないわね」

 

「おのれ!!」

 

リングベアが繰り出す攻撃を正確に見切って次々と回避していく。

決して力任せな動きでは無い。

それでもブラーボに当たらない。

凰蓮の傭兵経験とアーマードライダーとしての経験で合わさった戦闘能力に付いていけてないのだ。

 

ドリアンスカッシュ!!

「ハァ!!」

 

ドリノコにエネルギーを収束させて斬り裂く。

振るう腕を関節をへし折る形で弾き、一瞬動きが止まったところを両断する。

そのままドリアン型のオーラを飛ばしてアリコマンドの群れを消し飛ばす。

 

「行くぞサイダンプ!!」

 

「おう、クラゲロン!!」

 

先にクラゲロンが突っ込んでくる。

隙だらけの突進であり怪しみながらも正面からドリノコを振るう。

そこまでクラゲロンの思惑通りだった。

衝撃を吸収する体でダメージを軽減しドリノコを受け止める。

その背後からサイダンプが全力で突進する。

クラゲロンは衝突の一瞬前に軟体動物が元であるがゆえの柔軟性でヒラリと離脱する。

ブラーボは咄嗟にドリノコを交差させて受け止める。

とはいえ、相手は突進を得意とするサイの怪人。

押され出すがそれでも受け止め続ける。

その間に片手を起用に動かしてカッティングブレードを倒す。

それを見たクラゲロンが慌てて声を上げる。

 

「下がれ!!サイダンプ!!」

 

「遅いわよ」

ドリアンスパーキング!!

 

頭部のモヒカンにエネルギーが収束し、極大のエネルギー体と化す。

それを力任せに頭で振るう。

当然至近距離にいたサイダンプは躱すことも出来ずに吹き飛ばされる。

追い打ちのようにカッティングブレードを倒す。

 

ドリアンオーレ!!

「トドメよ」

 

片方のドリノコにエネルギーを纏わせた上で投げ付ける。

回転するドリノコは投げ付けた先にいるクラゲロンに回転刃のように迫る。

防ぐ術は無く躱す間もなく到達するはずだった。

サイダンプが割り込む前は。

 

「ぐぅ……………」

 

「あら、男を見せるじゃない」

 

投げ付けると同時にブラーボは間合いを詰めていた。

サイダンプに突き刺さったドリノコを掴んで一気に振り下ろす。

大きな斬れ目が出た体を回し蹴りのように弾き飛ばす。

 

「サイダァァァァァァァァァァンプ!!」

 

爆散していくサイダンプにクラゲロンが叫びをあげる。

だがブラーボは待たずにドリノコを振るう。

両の刃にエネルギーは溜まり後は振り下ろすだけ。

その状態でなおクラゲロンは一矢報いる為に動いた。

擦れ違い様に互いの一撃が決まる。

結果として先に崩れ落ちたのはクラゲロンだった。

 

「良い一撃だったわ」

 

「ネオショッカーに栄光あれぇぇぇぇぇ!!」

 

深く刻まれた傷痕から火花を散らしながら爆散する。

ブラーボは胸をさすりながらも続けてアリコマンド達を狩っていく。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

魔神提督はハードタービュラーで空を飛ぶWに向けて両腕を向ける。

指先からミサイルを次々と発射するが撃ち落とすことは叶わない。

メタルシャフトでミサイルを弾き飛ばしながらメモリを変える。

 

ルナ!!トリガー!!ルナトリガー!!

 

トリガーマグナムを手にして弾丸を放っていく。

ルナの力によってミサイルを正確に撃ち落とした上で魔神提督を追尾する。

 

「ぬぅん!!」

 

魔神提督は剣を引き抜き雷を纏わせた一閃で弾丸を全て叩き落す。

 

「やっぱりエクストリームが必要じゃないか?」

 

「いや、行けるだろ」

 

「確かにトリガーの火力なら魔神提督に致命傷を与えることはできるよ。でも、それは防がれなければの話だ」

 

「大丈夫だ。俺たちは別に単独で戦ってるわけじゃねぇんだ」

 

魔神提督と膠着状態とも言える戦いを繰り広げながら翔太郎は呟く。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

OK!!マーズ!!

 

灼熱の拳が叩き込まれコゴエンスキーは体内の冷凍ガスとの温度差によって全身にヒビが広がる。

そのまま拳を振り抜かれて粉々に砕け散るのだった。

 

「一気に決める!!」メテオストーム!!

 

メテオストームスイッチをメテオドライバーにセットしてメテオストームへと姿を変える。

メテオストームシャフトを手にしてアリコマンドを弾き飛ばしていく。

 

「俺の運命は嵐を呼ぶぜ!!」

 

マダラカジンとタガメラスの攻撃をさばきながらも高速移動して攻撃を仕掛けようとしているグランバザーミーに気付いていた。

アリコマンド達を弾き飛ばしてでも強引に攻撃してきたがそこを逆に利用してメテオストームシャフトによる突きを放つ。

だが、それはギリギリのところで回避する。

アリコマンドを盾にしてどうにか攻撃そのものはやり過ごす。

 

「思った以上に速いな。なら、これならどうだ」

メテオストーム!!リミットブレイク!!

 

メテオストームスイッチをメテオストームシャフトにセットする。

グランバザーミーに攻撃を当てるには一手足りない。

ならば、その一手を埋めればいい。

タガメラスの影からグランバザーミーが迫るのを視認した直後にメテオストームシャフトでタガメラスを突く。

グランバザーミーは攻撃の隙を突く為に影から高速移動して鋏を構え得ようとするがその前にメテオストームシャフトの先端から射出された物がタガメラスを貫く。

 

「メテオストームパニッシャー!!」

 

予想外の攻撃にグランバザーミーは対応出来ずに右足に直撃する。

メテオストームシャフトから放たれた蒼い彗星のようなコマはアリコマンド達を貫いた上でスイッチに戻る。

畳み掛ける様に流星はメテオスイッチをドライバーにセットする。

 

メテオ!!リミットブレイク!!

「ダァァァァァァァァ!!」

 

向かってきていたマダラカジンを貫き嵐の様なエネルギーを纏いながら突き進む。

躱そうにも右足を損傷したグランバザーミーには無理であった。

悪あがきに炎を吐き、鋏を振るう。

炎は嵐に吹き飛ばされ、鋏は腕ごと弾き飛ばされる。

メテオストライクはグランバザーミーを貫き通すのだった。

 

「ネオショッカー万………歳……………!!」

 

火花を散らしながらグランバザーミーは爆散していった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「貴様中々やるようだな」

 

「貴様こそな」

 

貴虎は黄金ジャガーと相対していた。

黄金ジャガーは槍を構え、貴虎は無双セイバーと盾を構える。

互いにじりじりと間合いを計る。

 

「隙だらけだぁぁぁぁぁ!!」

 

そんな時に貴虎の背後からジャガーバンが迫る。

当然気付いていたのでメロンディフェンダーで防ごうとするが、その前にブラーボが割り込む。

ジャガーバンの剣を弾き飛ばすと同時にドリノコを振るう。

ジャガーバンは慌てて盾で防ぐが対応しきれず後退していく。

 

「大丈夫ですか、メロンの君」

 

「大丈夫だ。そちらは任せていいな?」

 

「えぇ、お任せあれ!!」

 

その間も黄金ジャガーは構えは解かなかったが攻撃は仕掛けてこなかった。

 

「作戦では無かったのか」

 

「当たり前だ。戦いとは正々堂々やる物だ」

 

「そうか」

 

「あぁ」

 

「では、始めよう!!」

 

合図も無しに同時に動き出す。

槍と無双セイバーが火花を散らし始める。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「鬱陶しい奴らめ!!」

 

膠着状態から動きが無い戦いに魔神提督が苛立ち始めると剣に纏われし稲妻が大きくなる。

魔神提督の操る怒りによって強まるのだ。

それを振るおうとした時だった。

魔神提督とWの間にドクガンバが割り込む。

 

「何を………………」

 

魔神提督が続きを言う前にドクガンバに弾丸が叩き込まれて爆散する。

それによって風下の魔神提督に向けて毒鱗粉が振り掛かる。

慌てて剣を振るい稲妻を持って鱗粉を焼き払う。

 

「あらよっと!!」

 

剣を振るったその瞬間に手首に攻撃を受けて剣を取り落とす。

更に右腕に何かが巻き付く。

そこでカメレオマントを装備して姿を消していたビーストを視認できるようになる。

 

「貴様……………!!」

 

怒りに震えながら左腕の指ミサイルを放とうとする。

その前に左側頭部に弾丸が直撃する。

とはいえ、一発では怯ませるくらいの効果しかない。

けれど、一瞬意識を向けさせれば十分だった。

クレーンアームが魔神提督の左腕に巻き付く。

 

「き、貴様等ァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

「今だ!!やっちまいな!!」

 

「おう!!」

 

隙を逃すわけが無く即座にトリガーマグナムにトリガーメモリをセットする。

銃口にエネルギーが充填されていく。

魔神提督は怪力に任せて拘束を振り解こうとするがもう遅い。

 

トリガー!!マキシマムドライブ!!

「「トリガーフルバースト!!」」

 

翔太郎とフィリップの声に合わされて無数の弾丸が放たれる。

一発一発の威力では魔神提督に致命傷は与えられない。

だが、ルナの力があれば弾丸は操作できる。

それによって正確に一ヶ所に全弾集中させる。

幾ら装甲が頑強だろうと耐えられる物では無い。

直撃と同時に拘束が解かれ、魔神提督は成す術も無く吹き飛ぶのだった。

 

「終わったか?」

 

「終わったんじゃねぇか?まだ雑魚は残ってるけどよ」

 

「いや、奇妙だ」

「どうした、フィリップ?」

 

「何故奴の身体は爆散しない?」

「幹部だし他の怪人とは違うんじゃないのか?」

 

「お、のれ……………」

 

小さく声が漏れる。

確かに致命傷ではあったのだろう。

だが、一気に終わらせる程でも無かったらしい。

加えて戦いはまだこれからである。

それを告げるべく上空に巨大な銀色のオーロラが出現する。

 

「おいおい、一体何が来やがるんだ?」

 

「何をしている、魔神提督」

 

声を轟かせながらそれは姿を現す。

その姿はまさしく巨大なドラゴン。

ネオショッカーの頂点、ネオショッカー大首領がこの世界に現れたのだ。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

一方、十六夜と釈天はクノックス宮殿にあった空間の亀裂から箱庭の大迷宮まで来ていた。

プリトゥは何者かの襲撃を受けたグリーの治療の為に外に残っていた。

そこで敵と思われし稲妻を纏った剛弓を持つ青髪の少年と”平天大聖(天を平定せし大聖者)”牛魔王、そして純血の龍種の少女と相対していた。

釈天は青髪の少年を見たまま固まっていた。

よほどの衝撃を受けた様子だった。

 

「____世界王よ。お前が姿を見せたのなら名乗りを上げる、という予定では無かったかな?」

 

「私が名乗るのですか?」

 

「当然だ。客将の俺達では華に欠けよう。我らが連盟の名、高らかに名乗られよ」

 

微笑んで更に一歩下がる牛魔王。

世界王と呼ばれた龍種の少女は、コホン!!とわざとらしく咳き込んで玉座を立ち、両手を広げる。

十六夜は身構え、臨戦態勢を取った。

仮にも相手は純血の龍種。

つまりは最強種の一角だ。

もし戦うのであれば、死闘を覚悟せねばならない。

世界王と呼ばれた少女は誇るように、そして楽しそうに己が組織の名を口にした。

 

 

「では、改めて名乗りましょう。___心して聞くと言い、終末の英傑よ!!護法の王よ!!我らは太陽主権の戦争に参戦し”終末論(カリ=ユガ)”を乗り越える為に集結した。十天の王座!!其の名は!アヴァターラ!!”此度の主権戦争を制する、最強の王群であるッ!!」

 

 

世界王が天を指すと、巨大な旗印が三人の背後に靡いた。

十人の王を示す王冠と太陽の運行を意味する転輪が描かれている。

その旗印が何を意味するのかを語ろうと胸を張る世界王だったが、それは叶わなかった。

 

彼女が天を指さした途端_____迷宮に、地鳴りが響き始めた。

間もなく空間を打ち破るように汽笛が鳴り、迷宮の空を覆い尽くすように巨大な精霊列車が落下してきたのだ。

 

 





ネオショッカー大首領&アヴァターラ参戦でした!

魔神提督はまだ終わりでは無いのです
大首領もただの大首領では無かったり

次からは列車パートに戻ります

それでは、質問があれば聞いてください
設定纏めを活動報告にて公開中です
それでは、感想待ってます!




これより平成ジェネレーションズのネタバレ注意

活躍しないライダーは存在しないという最高具合です
先輩組も美味しい活躍します
鎧武はライブラリ音声ですが違和感はそこまで無いです
ある意味一番美味しい参戦の仕方をしますし
マイティブラザーズやパズルゲームやパックマンはほぼ今後の伏線要素ですね
天下統一魂はほぼオレスペクターネクロム融合形態みたいなものです
見て損は無いどころか興奮し続けれる内容です

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