問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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間を空けてすみませんでした!

何ともあれオーブ最終回良かったですね!
ジャグラーとの共闘からの諸先輩方の力とかね!
オリジンサーガもAmazonで配信中!
綺麗なジャグラーが見れるよ!

エグゼイドは本編にもブラザーズ参戦!
入手経緯は劇場版と違うけど要因はM内のバグスターウィルスっっぽい?
何はともあれ活躍が楽しみです
え?月末にはパラドクスのかませ?
それは置いといてですよ!

それでは本編です


落下列車と禍々しき血と刃の巨人

 

視界が七つの光に包まれる。

直後に精霊列車は落下を始める。

眼下には迷宮が見える。

甲板にいた晴人は周囲を見渡して状況を把握する。

同時にネガタロス達が何故撤退したのか察する。

さすがにこの状況に巻き込まれるのは避けたかったのだろう。

何はともあれこのまま落下するのはマズいだろう。

どうにかして落下速度を落とそうと動き出したところで背後から火球が放たれる。

 

「まだやるのか?」

 

「当たり前だ。落下した方が此方にとって都合が良いからな」

 

「そうかよ」

 

何時の間にかネオショッカーグリードが起き上がっていた。

セルメダルをこぼしている傷口は塞がっている。

翼を広げて晴人に向かって迫ってくる。

晴人はしゃがんでネオショッカーグリードの攻撃を避ける。

甲板にソードガンを突き刺して身を支えながらリングをウィザードライバーにかざす。

 

フレイムドラゴン!!ボーボー、ボーボーボー!!

コネクトプリーズ!

ドラゴタイム!ファイナルタイム!

オールドラゴン、プリーズ!

「ダァァ!!」

 

フレイムドラゴンに姿を変えると素早くドラゴタイマーを取り出す。

早急に操作してウィザードライバーにかざす。

空中に身を投げ出すと同時に四色のドラゴンが晴人の身体と重なる。

両腕にドラゴヘルクロー、背にドラゴウィングとドラゴテイル、胸にドラゴスカルを装備したオールドラゴンとなる。

そのままネオショッカーグリードと正面から衝突する。

剣とドラゴクローが火花を散らし、熱線と火球が入り乱れる。

ドラゴウィングで竜巻を発生させて火球を消し飛ばした上でネオショッカーグリードを拘束する。

台風の目とも言える場所から突撃しドラゴクローを振るう。

剣によって防がれるがそのまま弾き飛ばす。

弾き飛ばした先に回り込み、ドラゴテイルを叩き込む。

ネオショッカーグリードはセルメダルを撒き散らしながら吹き飛んでいく。

 

「やはり強いな。…………………今は(´´)そちらが」

 

「何?」

 

「事実を言ったまでだ」

 

牽制するように火球を放ちながらネオショッカーグリードが呟く。

ドラゴクローから斬撃波を放ち、火球を全て斬り裂き、ドラゴスカルから熱線を吐き出す。

左腕に熱線を掠らせながらギリギリ回避する。

その上で精霊列車に向けて火球を放つ。

晴人はその火球の悉くを撃ち落としていく。

時間稼ぎだとは理解している。

それでも撃ち落とし損ねるわけにはいかないのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

銀色のオーロラから姿を現したネオショッカー大首領の姿はあまりにも強大だった。

W達の数倍どころでは無いサイズのドラゴンだった。

 

「なんだ、こいつは……………」

「検索を完了した。奴はネオショッカーの大首領だ。かつて八人ライダーが倒したはずのね」

 

「おいおい、何でそんな大物が……………」

「味方の回収だったらいいんだけどね」

 

様子を見るようにしながら距離を取る。

ネオショッカー大首領の視線は魔神提督の方を向いていた。

魔神提督は火花を散らす体を押して口を開く。

 

「申し訳ございません、大首領……………」

 

「今の私は気分が良い。今回のみチャンスをやろう」

 

言ってネオショッカー大首領は自身の手から大量の血液を落とす。

それは魔神提督を包み込むように落ちる。

大首領の血液を浴びた魔神提督の眼が紅く輝く。

それに合わせるように血液から目を光らせたアリコマンドたちが誕生していく。

 

「マジかよ」

「検索結果にこんな能力は記されていない」

 

「当たり前だ。我が新たなる力は此処では無く”箱庭”で得たものだからな。星の本棚にすら載っているはずが無いだろう」

 

話す間にも血は広がり未だに生き残る怪人たちに力を与える。

ドブネズゴン、マントコング、タコギャング、キギンガー、ドラゴンキング、ガマギラス、ゾンビーダ、ドロニャンゴー、ヘビンガー、カガミトカゲの眼が輝く。

そして、黄金ジャガーとジャガーバンもその力を受け取る。

 

「”絶対悪”たる三頭龍の因子をこの身に取り込み、私は無限の兵隊を統べる存在となったのだ!!」

 

ネオショッカー大首領の瞳がギョロリと動く。

一つの瞳のはずだった。

だが、その内部に見えるのは三つの眼だった。

三頭龍の因子が肉体に影響を与えているのだ。

ネオ生命体が回収した三頭龍の因子。

それを取り込むという実験の成果を確かめる為の襲撃だった。

ゆえにネオショッカー大首領が自ら現れるのだった。

魔神提督も何時の間にか起き上がっていた。

トリガーフルバーストによって受けたダメージも何時の間にか消えていた。

その手には何故かガイアメモリがあった。

 

「我が究極の力を見せてやろう」マジンテイトク!!

 

そのメモリは魔神提督そのもののメモリだった。

メモリは胸板に刺さり、魔神提督の体内に入る。

 

「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 

叫びと共に周囲の足元が吹き飛ぶ。

外見そのものはそう変わりは無かった。

だが、纏う雰囲気は先程の倍以上に感じられた。

 

「アレは以前に見たな」

「あぁ、自身の記憶を取り込んで強化する手法だ。彼らの得意分野なんだろう」

 

死神博士メモリを思い起こしながら呟く翔太郎とフィリップ。

周囲の状況は絶望的だった。

正面にはネオショッカー大首領と魔神提督。

囲むように強化された怪人と戦闘員がいる。

絶対絶命と言えなくも無かった。

だが、そこで止まるような彼らでは無い。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「ったく、また湧いてきやがったな。しょうがねぇな。大盤振る舞いだ!!」

クレーンアーム!!ドリルアーム!!ショベルアーム!!キャタピラレッグ!!カッターウィング!!ブレストキャノン!!

 

伊達はバースドライバーにセルメダルを流し込んで全武装を展開装備する。

バースデイに姿を変えた伊達はそのまま怪人軍団に突っ込んで行く。

カッターウィングで高速移動しながら突進し、キャタピラレッグで削っていく。

着地と同時にクレーンアームを鞭のように振るう。

先端に付いたドリルアームも合わさって吹き飛ばされていく。

 

「GAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」

 

突進してきたドブネズゴンをショベルアームで掴み取ると地面に叩き付ける。

そこからキャタピラレッグとカッターウィングの出力を合わせた速度で地面を引きずる。

幾人かの戦闘員を巻き込みながら火花を散らす。

最終的に岩盤に叩き付けられて爆散する。

 

「強化されてようが大した程じゃねぇな」

 

「それはどうかな」

 

全身に油を纏ったガマギラスがその油によってショベルアームの攻撃を無効化する。

油で滑って攻撃が当たらないのだ。

一方的にイボ爆弾を投げ付けてくる。

 

「大首領の力で油は無尽蔵だ!!」

 

「そうかい。なら、これならどうだ?ブレストキャノンシュート!!」

 

「あ」

 

イボ爆弾を躱しながら狙いを付けてチャージしていたエネルギーを開放する。

ブレストキャノンから放たれた光線がガマギラスを貫き、背後の戦闘員達すらも吹き飛ばす。

幾ら油でも光線は滑らせることが出来ない。

ガマギラスは間抜けな表情のまま爆散した。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「しつこい奴らだな!!」

 

無限に湧きだすゾンビーを相手にしながら仁藤が叫ぶ。

ゾンビーダが配下であるゾンビーを無限に生み出して操っているのだ。

 

「無限の兵士相手に何処まで持つかな」

 

「一気に全部喰らってやるよ!!」

ハイパー!ゴー!ハイ!ハイ!ハイ!ハイパー!!

 

仁藤はビーストドライバーにハイパーリングを差し込み姿をビーストハイパーに変える。

腕の装飾品を鞭のように振るい、吹き飛ばした上でミラージュマグナムの弾丸を叩き込む。

周囲のゾンビーを全て消し飛ばした上でゾンビーダにも弾丸を叩き込んで杖を破壊する。

それと同時にゾンビーが灰となって消える。

 

「しまった!!」

 

「終わりだな!!」ハイパー!!マグナムストライク!!

 

ミラージュマグナムにハイパーリングを差し込んで魔力を充填させる。

獅子の弾丸が放たれ、ゾンビーダがその身に宿す魔力ごと喰らい尽される。

そのまま背後から迫っていたカガミトカゲに弾丸を叩き込む。

だが、それは鏡分身だった。

 

「貴様では見抜けまい!!」

 

鏡の力を使い分身した状態で仁藤に迫る。

左手にミラージュマグナム、右手にダイスサーベルを構えて迎え撃つ。

隙を見てダイスサーベルにハイパーリングを差し込む。

 

6!!ハイパー!!セイバーストライク!!

「こんなもん、全部一気に武器飛ばせばいいだけだろ!!」

 

ダイスサーベルからカメレオ、ドルフィン、ファルコ、バッファの魔力体が大量に放たれる。

視界内に居たカガミトカゲと戦闘員を軒並み吹き飛ばす。

全ての鏡は砕け散り、本物が姿を現す。

 

キックストライク!!

「トドメだ!!」

 

「おのれ、こんな手で……………」

 

蹴り抜かれ、魔法陣に包まれ爆散するのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「無駄に足掻きおるわ」

 

変わらず抵抗するライダー達に対して呆れるように呟く。

その上で口から火炎を吐こうとする。

念力など様々な能力を使えるネオショッカー大首領だがこの場で絶望感を与えるならば火炎が最適と判断したのだ。

だが、その火炎が吐かれることは無かった。

ヒーローとは仮面ライダーだけでは無い。

彼らは必要とされる時、前置きすら無く現れるものだ。

 

「オラァ!!」

 

次元の穴が突如開き、銀の鎧を纏いし巨人が出現する。

巨人は即座に鎧を解除し、ネオショッカー大首領に向けて蹴りを放つ。

完全なる不意討ち。

火炎を吐く直前にネオショッカー大首領は吹き飛ばされるのだった。

 

「ん?此処は箱庭じゃねぇな。次元を移動する気配を感じたんだが………………外れだったか」

 

頭を掻く様にしながら巨人が呟く。

どうやら巨人は箱庭を目指して次元を移動していたらしい。

その目印として次元移動の気配を利用したが、箱庭では無くこの世界に辿り着いたようだ。

起き上がりながらネオショッカー大首領は巨人を睨み付ける。

 

「貴様ァ………何者だ!!」

 

「俺か?俺はゼロ、ウルトラマンゼロだ!!」

 

二本の刃を構えし巨人が高らかに名乗りを上げるのだった。

 

 






ゼロ参戦!
割とそこそこ前から伏線自体は張ってたり
本格的なのは次回からです
ゼロクロニクルやってるからって狙ったわけでは無いですよ

ネオショッカー大首領は魔改造されてます
三頭龍の因子以外にも色々加わってたりとか
大首領があっさり前線に出るのはライスピに近い事情だったり


それでは、質問があれば聞いてください
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