問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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ラストエンブリオ四巻四月に発売決定!


それはともかくジュウオウジャー良かったですね!
一年楽しめましたね!
ジニスの正体は驚きましたがそれはそれでありですね
あれだけ余裕だった敵の正体がコンプレックスの塊という
オチは笑いましたね
まさかの世界融合という

エグゼイドは社長マジ外道
パラドの離反フラグ立ってますね


それでは、本編です


蠢く怪牛と足裏の弱点と収束する悪の怨念

「迷宮と聞いて先回りしたけどどうやらお宝は無さそうだね。いや、クリアしないとお宝が現れないタイプかな?何はともあれ今の僕には無駄足だったようだ」

 

迷宮の出口付近にて海東が呟く。

彼は対峙するアヴァターラの面々と十六夜と釈天を横目に見ながら上空から落ちてくる列車を見る。

 

「まぁ君たちには期待してるよ」

 

それだけ言うと銀色のオーロラを出現させて何処かへと消えていくのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

白額虎と申公豹はペストの指示でアステリオスを置いて迷宮から撤退していた。

十六夜と釈天も精霊列車へと向かおうとして立ち塞がったアヴァターラの面々とぶつかり合っていた。

十六夜は牛魔王と、釈天はアルジュナ(´´´´´)と戦闘を始める。

 

「動くな、転移能力者」

 

そして、焔達の前にそれは現れた。

瓦礫の向こうから”疑似神格・星牛雷霆(プロト・ケラヴノス)”を手に持ったアステリオスが現れたのだ。

それゆえに彩鳥すら下手に動けなくなる。

一振りで迷宮ごと吹き飛ばされる。

ゆえに鈴華も彩鳥もスカハサも動けない。

アステリオスは西郷焔を見つけると問うた。

 

「其処の男。俺に_____”ミノタウロス”に、何か言うべきことは無いのか?」

 

問われた当人である焔は驚愕した瞳のまま固まっていた。

アステリオスがミノタウロスの正体だと知ってから、焔は硬直したまま顔を強張らせている。

 

「________マジ、かよ」

 

信じられない、と。

アステリオスの問い掛けとは無関係の言葉を呟く。

アステリオス自身の疑問を解く鍵を握っているのかと考える。

雷霆を傾けてアステリオスが再度問う。

 

「どうなのだ?お前は、俺の何を知っている!?俺のこの少年の姿は何だ!?俺は………………クレタ島の怪牛・アステリオスではないのか………………!?」

 

隠していた本心が焦りと共に零れる。

最後通牒の意図が込めた視線で問う。

焔は視線に気付いていたが、答えはすぐに返さない。

己が納得する答えが出るまで言葉を発さない。

だが、地鳴りが遠く響き、雷光が迷宮に満ちている。

それほど時間が無いことにようやく気付いた焔は、突然顔を上げた。

 

「アステリオス。…………………落ち着いて聞いてくれ。多分今から、恐ろしいことが起きる(´´´´´´´´´´)

 

予想外の言葉だった。

傍聴していた彩鳥達でさえ訝しげに顔を見合わせている。

何を示唆しているのかすら判断に困る言葉だった。

焔も言葉を選ぶように逡巡した後______最後の勝利条件を。

”雷光を掻き消せ”を口にした。

 

 

「アステリオス。お前は_______ミノタウロスじゃない(´´´´´´´´´´)

 

 

その真実を口にした途端。

真なる食人の怪物が、迷宮に鼓動を響かせ始めた。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「ガァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キギンガーが自身の足から根を張り、そこから大量の樹木を生み出す。

それらを操ってバースデイとビーストハイパーに襲い掛からせる。

更にその隙間を縫うようにヘビンガーも身を捻じらせて迫る。

加えて背後から釵を構えたドラゴンキングがアリコマンドを引き連れて退路を塞ぐ。

 

「背後は任せたぜ」

 

「そっちは任せるぜ」

 

視線を交わして互いに動き出す。

仁藤は腕の装飾物を鞭のように振るい、樹木ごとヘビンガーを弾き怯ませる。

そこから振り返りドラゴンキングとアリコマンド達にミラージュマグナムから弾丸を放ちながら向かっていく。

伊達はカッターウィングとキャタピラレッグの出力を最大にしてキギンガーに突っ込んで行く。

ドリルアームを接続したクレーンアームを振り回しながら樹木を弾き飛ばしていく。

零距離まで詰め寄るとショベルアームでキギンガーを掴み取り、カッターウィングで宙に浮かぶ。

抵抗の為に根を強めるが焼け石に水だった。

ブチブチと根は千切れ、地面から離される。

キギンガー本体から離された樹木はたちまち腐り落ちる。

ヘビンガーが右腕と頭部の蛇を伊達に向けて放ってくるがキギンガーを盾とする。

 

「ガァァァァ!?」

 

「ぬぅ……………」

 

「欲しいなら返すぜ」

 

キギンガーを投げ飛ばし、ヘビンガーを怯ませる。

その間に間合いを詰め、キャタピラレッグを押し付けて肉を抉りながら蹴り飛ばす。

仁藤はミラージュマグナムを振り回すようにしながら発砲してアリコマンド達を撃ち抜いていく。

 

「数が多いから助かるぜ」

 

「雑魚を倒したくらいで調子に乗るな!!」

 

釵を両手に構えたドラゴンキングが斬り掛かる。

ダイスサーベルで受け止め、ミラージュマグナムを撃ち込む。

身を捻らせて回避すると手首を狙って釵を振るう。

両腕の紐を振って対応する。

慌てて釵で防いだところにミラージュマグナムを撃ち込まれる。

距離を詰めてダイスサーベルで上段から斬り込む。

釵を重ねて受け止める。

そこで仁藤はダイスサーベルのサイコロ部分を回転させる。

ハイパーリングを差し込んで停止させる。

 

3!!ハイパー!!セイバーストライク!!

「オラァ!!」

 

至近距離から大量の動物状の魔力が放たれる。

回避などできるはずも無く吹っ飛ばされる。

余波によって周囲のアリコマンドは残らず消し飛ぶ。

 

「我が盾がぁ!?」

 

そこに凰蓮に押されるジャガーバンが転がり込んでくる。

盾は砕かれ、剣にもヒビが広がり満身創痍なのは一目で分かった。

そこにキギンガーとヘビンガーも転がり込んでくる。

 

「そっちも終わりみたいだな」

 

「あぁ、後はトドメだ」

 

「それじゃあ、纏めてトドメといきましょう」

 

伊達、仁藤、凰蓮が並び立つ。

ネオショッカーの怪人はこの四体が最後だった。

伊達はブレストキャノンに全エネルギーを集中させる。

仁藤はハイパーリングをミラージュマグナムに差し込む。

凰蓮は戦極ドライバーのカッティングブレードを倒す。

 

「ブレストキャノンシュゥゥゥゥゥゥゥゥト!!」

 

ハイパー!!マグナムストライク!!

「メインディッシュだ!!」

 

ドリアンスカッシュ!!

「ハァァァァァ!!」

 

ブレストキャノンに集中させられたエネルギーが解放される。

ミラージュマグナムから獅子の頭部のごとくの巨大魔力弾が放たれる。

ドリノコに集中されたエナジーが刃型になって放たれる。

 

「我らが倒れてもいずれ………………」

 

断末魔を残してキギンガー、ヘビンガー、ドラゴンキング、ジャガーバンは爆散した。

伊達はバースデイから通常のバースへ戻る。

 

「さて、後は残党か」

 

「食い残しは無しにしないとな」

 

「仕事はキチンと完遂する物よね」

 

三人は残るアリコマンド達を狩っていくのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「ストロングコロナァゼロ!!」

 

ゼロは姿を赤く変えると拳に炎を纏わせてネオショッカー大首領に殴り掛かる。

影を操り防ごうとするが関係無しに殴り飛ばす。

 

「グゥゥゥゥ……………効かぬ!!効かぬ!!効かぬわぁ!!」

 

後退させられながらも火球をお返しとばかりに放つ。

衝撃は受けてるようだがダメージは変わらず薄いようだ。

ゼロは火球の中を走り抜ける。

無造作に振るう腕で火球を弾き、ある程度まで距離を詰めると右手にエネルギーを集中させる。

 

「ガァァァァァァルネイトバスタァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

至近距離から高熱のエネルギー弾を放つ。

だが、ネオショッカー大首領は陰で炎を反らしながら耐えていた。

それも想定済みではあった。

ゼロは更に距離を詰めると掴み掛かる。

 

「ウルトラハリケーン!!」

 

持ち上げ、回転させ、竜巻の如く上空に投げ飛ばす。

ネオショッカー大首領は虚を突かれながらも即座に勢いを殺して体勢を立て直して翼を広げる。

 

「あまり調子に乗るなぁ!!」

 

「ぐっ!?」

 

念力によってゼロを地面に押さえ付ける。

その間に特大の火球を生成する。

しかし、黙って見ているゼロではない。

今度は身体を青く染める。

 

「ルナミラクルゼロ…………」

 

声色がはっきりと変わる。

普段とは変わり、落ち着いた様な雰囲気を纏わせる。

超能力特化の姿であり普段より強化されたウルトラ念力でネオショッカー大首領の念力を打ち破る。

 

「今更遅い!!消し飛ぶがいい!!」

 

「フルムーンウェーブ」

 

ネオショッカー大首領が放った特大火球を異次元へと送る。

ウルトラゼロランスを構え、更に超能力で増殖させたゼロスラッガーを周囲に浮かす。

そこで地上で魔神提督と戦うフィリップが叫ぶ。

 

「奴の弱点は右足の裏だ!!」

 

ゼロは無言で頷くとゼロスラッガーを放ちながらネオショッカー大首領へと向かっていく。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「貴様!!余計なことを!!」

 

魔神提督の剣とメタルシャフトが鍔迫り合いする中で魔神提督が叫ぶ。

踏み込もうとしたところで危険を察知して後退する。

先程まで魔神提督がいた場所をメテオストームシャフトが貫く。

更に貴虎が斬り込む。

魔神提督は剣に稲妻を纏わせて弾き飛ばそうとするが電磁バリアに阻まれる。

更に大振りの隙を突く様に流星が蹴りを入れる。

 

ルナ!!メタル!!

 

ルナの力によってメタルシャフトが鞭のように撓る。

変則軌道の攻撃を弾きながら近接で攻めてくる流星と貴虎を捌く。

捌く限界が近付くと魔神提督は目付きを変える。

そこに何かを感じた貴虎と流星が後退した途端に魔神提督を中心に衝撃波が放たれる。

 

「おい、いきなり力が増幅してないか?」

「何かしらのエネルギーを吸収してるようだね」

 

「じゃあ、止めた方が良いな」

「止めれるかは分からないけどね」

 

言いながらメタルメモリをダブルドライバーから抜いてメタルシャフトに差し込む。

メタルシャフトを回すとWの周囲に黄色い円のエネルギー体が出現する。

 

メタル!!マキシマムドライブ!!

「「メタルイリュージョン!!」」

 

無数の円盤が魔神提督に襲い掛かる。

全てを纏めて防ぐことは出来ない。

直撃し、その姿が爆煙に包まれる。

 

「やったのか?」

 

「いや、たぶんやれてねぇ」

「今ので倒せるなら苦労はしないよ」

 

「だろうな」

 

「当たり前だ!!この魔神提督が貴様らごときに敗れるはずが無い!!」

 

土煙を斬り裂いて魔神提督が姿を現す。

その身は妙なオーラを纏っていた。

 

「ネオショッカーの怨念こそが我が力!!貴様らへの呪いが我を強くするのだ!!」

 

見れば戦場のあちらこちらから何かしらのエネルギーが魔神提督に集まっていた。

ネオショッカー大首領の血とガイアメモリを取り込んだことによってネオショッカーの怪人の怨念をその身に吸収する力を得たようだ。

それでもライダー達は動じない。

やることは何ら変わりは無いのだから。

 

 




ネオショッカーとの決戦も残るは幹部と大首領になりました

魔神提督は戦場に残る怨念吸収以外にも血肉を吸収して自身の血肉に変えてたりします

ネオショッカー大首領は三頭龍取り込んでも弱点は変わらず
フィリップの前では弱点は隠せない的な


それでは、質問があれば聞いてください
活動報告にて設定纏め公開中です
感想待ってます!


ちなみに土曜九時からゼロクロニクル放送中です
ついでにジュージューバーガーは本日発売!
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