問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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春映画はSH大戦Z以来の白倉米村金田トリオ確定!
察しろ!だが、楽しめ!
意外にオリキャスは多いぞ!

銀河伝説第一章はほぼベリアル無双!
知ってた!
割と強いとこ見せるゾフィー!
スーツあったからモブになった海外組!

キュウレンジャーは金銀加入!
能力チートじゃね!?
次回はオレンジ参戦!

エグゼイドは研修医人格消滅!
タドルファンタジー誕生!
研修医人格復活!
タドルファンタジーヤバい!
社長が凄いサンドバックしてる!

それでは、本編です!


牛の正体と消える牛角と蠢きだす迷宮

 

白亜の石造りで出来た迷宮の中心。

世界王が異変に気が付く。

当初の目的通り”天の牡牛”捕獲に乗り出す。

 

「ふふ。迷宮の勝者は逃げ出すように這い出るのか。それとも名誉ある凱旋となるのか。楽しみですね」

 

滑らかな長髪を掻き揚げると、円錐状に広がって雅な風を吹かせる。

しかし円錐状に広がった長髪が回転と共に閉じると、少女姿の世界王は風と共に姿を消した。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

異変が起こる迷宮の中でいつの間にか現れていた影が床に転がる一つのメダルに手を伸ばす。

 

「やはり調整途中のコアメダルでは奴らを排除できませんか」

 

呟きと共に拾い上げようとした時だった。

銃声と共に影とメダルが弾き飛ばされる。

影が銃声がした方に視線を向ける。

そこには弾き飛ばされたメダルを掴む海東大樹がいた。

 

「貴様か…………ディエンド」

 

「別に君たちを邪魔するつもりは無いんだけどね」

 

「ならば、何故それを」

 

「答えは単純。これがお宝だからさ。迷宮を探しても何一つ見つからないと思ってたところに思わぬ拾い物だったよ」

 

「貴様にくれてやるつもりは無い!!」

 

影は、大ショッカーグリードは背の触手の様な六枚の翼を海東に向けて振るう。

海東はディエンドライバーに素早くカードを入れて発砲する。

 

「変身!!」カメンライド!!ディエンド!!

 

銃口から放たれたプレートが触手を弾き飛ばす。

姿を変えた海東の頭部にプレートが突き刺さる。

そのまま海東はディエンドライバーにカードを数枚入れて引き金を引く。

 

カメンライド!!ライオトルーパー!!メイジ!!クロカゲ!!

「ネオショッカーメダルのお礼さ」

 

三体のライオトルーパー、同じく三体のメイジ、続けて三体の黒影が召喚される。

召喚されるや否や大ショッカーグリードへと襲い掛かる。

が、振るわれた触手によって即座に八つ裂きにされる。

召喚された者が光となって消える間に海東は腕を振る。

 

アタックライド!!インビジブル!!

「それじゃあ、また何処かで」

 

言いながら完全に姿を消すのだった。

大ショッカーグリードでもインビジブルを使った海東を追うのは不可能だ。

元より深追いをするつもりも無かった。

既に相当の力を手にしている物の未だに未完成には変わりない。

本気のディエンドを相手にするにはまだ時期が早いのだ。

 

「だが、いずれ奪い返してやろう」

 

呟きながら今後迷宮で起こる異変に巻き込まれない為にも銀色のオーロラを出現させる。

オーロラの奥に大ショッカーグリードが消えた後は静寂に包まれるのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

異変を感じながら牛魔王との戦いで傷だらけの十六夜は別のことに驚愕していた。

牛魔王は無傷で立っている。

攻撃を直撃させてこれである。

淡く光る内部破壊は全て察せられて回避された。

左翔太郎から渡された物は動きもしない。

加えて相手は本気を出してもいない。

だが(´´)、それらを上回る程の驚きに十六夜は包まれていた。

それは牛魔王の正体、否、牛魔王が以前化けていた姿についてである。

十六夜の知り合いで、尚且つ金糸雀の家の少年少女とも面識がある。

牛魔王が化けるに相応しく外界から箱庭に渡った可能性がある者。

そんな条件に当て嵌まるのは一人だけだったのだ。

牛魔王は十六夜の反応を見ながら芭蕉の扇を取り出して、一薙ぎ振るう。

 

「まあ、そういうわけだ。積もる話もあるのだが、此度はお開きにして……………今は急を要するようだ。今日の所は_____焔の下に飛んで行くがいいッ!!」

 

「な……………ちょ、ちょっと待て、まだ話は終わってねぇぞクソジジイ_____!!」

 

大地から吹き上げる風を受けて、十六夜の身体が宙に舞う。

流石の十六夜も地表から風が吹いたのでは踏ん張ることもできはしない。

芭蕉扇_____大地より突風を巻き起こす仙術を宿した宝貝。

本来は彼の妻である鉄扇公女の宝貝なのだが、今回の仕切り直し用の武具として預かってきたのだろう。

突風の吹くままに迷宮の彼方に吹き飛んで行った十六夜を見送った牛魔王は、棍棒をひょいと担ぎ上げ、精霊列車の方角を見て呟く。

 

「………………本当なら俺も駆け付けてやりたいが、焔達にはまだ合わす顔が無い。後は頼んだぞ、十六夜」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

時を同じくして、アルジュナと御門釈天の戦いにも決着が付いていた。

とある理由で弱体化していた釈天はアルジュナに追い詰められていた。

そこに帝釈天の神格が預けられている黒ウサギが救援に駆け付ける。

それによってアルジュナは撤退し、黒ウサギと釈天も迷宮から脱出する。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

焔が真実を口にした途端、アステリオスの牛角が砕けた。

同時にケラヴノスは威光を失い、アステリオスの手から転げ落ちる。

彼は激痛と衝撃に襲われ、その場に膝を突いた。

 

「グ、ッガ……………!?」

 

言葉を紡ごうとしても上手く出てこない。

聞きたいことも問わねばならないことも山の様にあった。

激痛の苦しみよりも言語を発せない苦痛の方が今は大きい。

西郷焔の口にした言葉。

あの真意を問いたださねば、死んでも死にきれない。

 

”_____お前は、ミノタウロスじゃない”

 

では、此処にいる己は(´´´´´´´)、一体何だというのだ。

怪牛ミノタウロスとは迷宮に巣くう食人の魔獣ではないのか。

クレタ島の王子ではないのか。

記憶にある地中海の潮騒と空は、偽りの記憶なのか。

 

 

星と雷光の名を持つ少年_____アステリオスとは、一体何者なのだ………………!?

 

 

答えの無い煩悶に捕まったまま、謎の少年は地に臥して動かなくなった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

白亜の岩塊は迷宮の中に溶け込み、鼓動を響かせ始める。

鳴動し始めた迷宮は瓦礫さえも地表に飲み込んで巨大な突起物を造り始めた。

岩肌に脈を打つ姿は生命体を彷彿させる。

或いは正に生物だったのかもしれない。

頭蓋を造り、腕を生やし、牛角を造り出す白亜の怪物。

其れが何者であるのかを把握するのは容易かった。

______”牛頭の人喰い迷宮(ミノア・ラブリユス・ラビリントス)”。

生贄を欲する牛頭の魔人が、白亜の鎧を身に纏って吼える。

 

『GEEEEEEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa_______________!!』

 

焔たちの下へと急ぐ晴人へも牛頭の群れが襲い掛かる。

四方八方全てが敵だと思える大軍だった。

だが、その全てを砕き散らして進む。

 

「こんなもので俺を止められるかよ」

 

オールドラゴンのままである晴人は全身に強力な魔力を纏っているに等しい。

さすがに直撃すれば衝撃を受けるがダメージそのものはほとんど無い。

一回転し、ドラゴテイルで周囲の牛頭を吹き飛ばし、ドラゴウィングの風で瓦礫を牛頭に放っていく。

前方にドラゴスカルからの熱線を放ち、消し飛ばして道を開く。

道を埋める様に現れる障害をドラゴヘルクローで砕き散らしていく。

同じように襲われているであろう焔たちを思い浮かべ一気に大火力で吹き飛ばそうとした時だった。

指を鳴らすような音が場違いにも響き渡る。

 

「え?」

 

直後に晴人の周囲が一変する。

迷宮にいたはずの晴人は何処かの客室に居た。

武装を解いてフレイムドラゴンの姿で様子を窺う。

警戒しながら振り向くとそこには女王の姿があった。

 

「一体何の用でしょうか、女王様?」

 

「その態度は別にいいけど。わざとらしいと機嫌を損ねると覚えておきなさい」

 

「分かってますよ」

 

言いながら晴人は力を抜いて変身を解く。

女王の姿を見たことで大体察した。

これが女王以外の仕業だったら慌てていただろうが女王の場合は意味合いが異なるのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

精霊列車がスカハサの”影の城”に包まれていく。

その周囲では牛頭の群れが次々と姿を増やしている。

鈴華と少年は既に中にいる。

焔と彩鳥も一旦退く為に走っていた。

彩鳥は焔のことを考えて意を決して足を止める。

 

「っ、先輩は先に行ってください!!ここは私が____」

 

食い止めます、とは続かなかった。

彼女が決死の覚悟を決めたその直後、激しい風が吹き始める。

突然の強風を受けて精霊列車に体をぶつけた焔は、足を止めてその場に膝をついた。

 

「っつ、やべ…………………!!」

 

すぐに体を起こす焔だが、その隙を見逃さなかった一体が焔に襲い掛かる。

風は尚も強く、しかし突風が運んできた飛来物が、牛頭を頭から叩き潰した。

 

「________んの、クソジジイがああああああああああああああああああッ!!」

 

ズドガァンッ!!と、ド派手な爆発音と共に飛来してきた彼____逆廻十六夜は、着地と同時に白亜の迷宮の地盤を突き破るほどの勢いで拳を叩き付ける。

加えて淡い光が線となって地面を奔る。

周囲の牛頭が次々と内から砕け散っていく。

如何に再生し続ける牛頭の怪物といえど、木っ端微塵に砕かれては簡単に修復できない。

焔は破片に頭をぶつけて星を散らしたが、すぐに頭を振って十六夜を見る。

 

「イ、イザ兄!?なんで此処に!!しかも前回よろしくピンチのタイミングってどういうことだよ、どっかから見張ってたのかアンタ!?」

 

「なわけあるか!!コッチはこっちで事情があるんだよ!!」

 

いつかの様に反射的に言い争う兄弟二人だったが、状況が状況だ。

彩鳥は予想外の救援に感謝しつつ、十六夜に向かって叫ぶ。

 

「いざよ____ああえと、先輩のお兄さん!!一つ向こうの客車まで走ってください!!そこの窓から精霊列車に乗り込めます!!」

 

「ああん?」

 

不機嫌そうに彩鳥を見る十六夜。

見慣れない金髪少女だと思ったのだろう。

年齢からして焔と同じ学生か___と、その時だった。

蛇蝎の連接剣を見た十六夜は、目が点になるほど意外そうな視線を向けた。

 

「あれ……………その連接剣って、」

 

「つ、積もる話は後にして、早く走ってッ!!」

 

脱兎の如く精霊列車の客室に走る彩鳥。

内心で「一番気付かれたくない人に気付かれた……………!!」と半泣きになっていたが、後の祭りだ。

そもそも晴人に気付かれた時点で手遅れではあった。

”影の城”の防備は既に半分まで迫っている。

十六夜は状況に混乱しながらも、焔を肩に抱えてその後ろに続くのだった。

 

 





色々と合流するのでした!
あと残りは二話と言ったな
アレは嘘だ!
決着とエピローグでもう二話必要になりそうです!

晴人と女王に関しては次回なり!

海東はネオショッカーメダルを入手するのでした

それでは、質問があれば聞いてください
活動報告にて設定纏め公開中です
質問はそちらでも!
感想待ってます!


あ、仮面ライダーゲンム最新話配信開始されてますよ!
ただし最終話は玩具買え!パターンだけどな!
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